「乗り鉄」ついでに撮影する事はあっても、「撮る」ことを目的に旅をする事は恐らく40年ぶりではないでしょうか?
一眼レフを持っての旅は勿論これまでも何度もあります。しかし目的はいつも「乗る」ことが最優先。慣れない「撮り鉄」に戸惑うことも正直言って多々ありました。しかしその結果は十分に満足がいくものでした。そうなんです。実は「撮り鉄」に出かけました。その目的地はドイツ。
「撮り鉄」に出かけたきっかけはドイツ語で「Dresdner Dampfloktreffen」。日本語に訳すと「ドレスデン蒸気機関車フェスティバル」。今年は4月17日(金)~19日(日)の日程で開催されました。
このイベントは、ドイツ国内各所で動態保存されている大型蒸気機関車「01形」を中心とした機関車達がドイツ東部の町『ドレスデン』に集結し、ツアー会社によるチャーター列車も牽引するという何とも贅沢なもので、その雄姿を一目見て、そして撮影しようと世界中の大型蒸気機関車“撮り鉄”さん達が集まってくることで知られています。

ということで私もそれに参戦すべく中部国際空港から4月15日(水)9:40発のルフトハンザ航空に搭乗し、ドイツ・フランクフルト乗り継ぎ(15:00着/16:40発)でドレスデンを目指しました。

最近の座席モニターで見られるフライト状況は、航空写真にGPSで検知した位置情報を飛行機マークで分かるようにしており、これがフランフルト空港到着時はちゃんと誘導路を走っておりこれがなかなか面白い!それにしても携帯電話を機内モードにしていればこうして写真を撮影できるようになったのも時代の変化を感じます。

ドレスデン空港ビルの地下にはドイツ鉄道が乗り入れています。

30分間隔で走る電車。2階建てなのでトランクが無ければ階段を登って2階に行くのですが、そこはすっぱり諦めドアから入って直ぐの1階の座席に陣取りました。何せ今回はいつもは持ち歩かない3脚はあるはカメラは3台あるはで荷物が重いのです。
*カメラ構成…デジタル一眼レフ(APS-Cサイズ)+ミラーレス一眼レフ(予備兼用)+いつものコンデジ(スナップ+動画用)

空港から21分で到着するドレスデン中央駅。その駅舎のまん前をトラムが走り抜けていきます。駅舎を出て目の前に乗り場のある利便性はやはり良いですね。
(余談)
往路のフランクフルト空港乗継時もそうですが、帰路のドレスデン空港搭乗時も手荷物検査で引っ掛かり、バッグを開けて中身を全て出すというあまり経験したことのない念入りな確認~再チェックとなり、思ったよりも時間がかかりました。私の場合はどうもカメラを複数台持っていたことによるものと思われましが…原因は不明です。巨大空港はターミナル間の移動にただでさえ時間がかかるため心臓には良くありませんが、こればかりは致し方ありません。そうそうっ、ドレスデン空港では何と到着ロビーに出たところで係員から呼び止められ、そこにあった大型のX線検査装置に荷物を通しました。何事も経験です。
(参考)
今日から当分の間、ドイツ・ドレスデンの旅をUPします。その地名については「Google マップ」で表示されるカタカナ表記に従って統一します。そのためこれまでメディア等に出てきた読み方と若干異なる場合もあるかと思われますが、他に統一基準が作れないためあらかじめご了承ください。