中京テレビ

2015年01月16日 20時11分

集集線の旅(2)集集線といすみ鉄道の姉妹提携。

彰化駅でいすみ鉄道の鳥塚社長と合流。台湾鉄路管理局「集集線」といすみ鉄道は2014年10月28日に姉妹鉄道提携をしており、11月30日の朝一番の目的地はその集集線でした。

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ここから6:53発の莒光号に乗車。

※「きょこうごう」は「ジューグアンハオ」と読むようです。

2014_11_30 台湾・集集線_15

車内では姉妹鉄道締結記念ヘッドマークに参加者全員でサイン。私は真ん中の下の方にささやかに書いています。

2014_11_30 台湾・集集線_25

集集線への乗換駅二水駅には7:32に到着。ところでヘッドマークは2つあり、サインを入れたヘッドマークとは別に一回り小さなヘッドマークもあり、これが実際に乗車する集集線の列車に付けるものでした。

そうそうっ、サイン入りの方にはこの場で二水駅の林駅長にも名前を書いていただいています。(台湾の可愛い民族衣装のイラストの下)

2015年01月15日 20時09分

集集線の旅(1)彰化駅のピクトグラム。

1日おいて台湾シリーズ再びです。

平成26年11月30日(日)、まだ夜が明けきっていない午前6時半少し前の彰化駅です。

2014_11_30 台湾・集集線_2

ホテルを出た時は真っ暗でしたが、駅につく頃には明るくなり始めました。

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ここからの写真は11月30日ではなく平成20年(2008年)8月25日に撮影した彰化駅のコンコースです。この案内表示を今回は撮影しませんでしたが今もあり、視覚に訴えるピクトグラムとして床面を利用した例としては「いいね!」だと思っています。

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何より線路のイラストが駅ならではで面白いの一言に尽きます。

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話しが飛びます。今回確かめなかったのですが、2008年当時はこんな風に公衆電話が並んでいました。時代の流れで今はもう無いのかもしれませんね。

2014年12月28日 22時44分

台北メトロ24時間乗車券(5)路線の入れ替え。

台北MRTは、信義線と先に書いた松山線の開通で、路線の整理が行われました。(次の図はMRTの路線図をトリミングしたものです)

路線図編集

例えば現在、信義線は淡水線との直通で淡水新義線として運転されていますが、以前の淡水線の電車は、中正紀念堂で新店線と直通していました。そうっ!新店線と言えば今は松山線と直通している路線です。例えが難しいのですが、名古屋で言えば鶴舞線の上小田井~赤池間を結んでいた電車が、桜通線の開通で、上小田井~野並、中村区役所~赤池の運用に変更されたようなものです。

2014_11_29 台北MRT8

写真の駅は淡水信義線と中和新蘆線の接続駅「東門」。私の乗っている電車は淡水信義線で、ホーム反対側が中和新蘆線です。つまり東京メトロの赤坂見附の様な構造で、しかもそんな駅が台北メトロには複数あり、乗り換えの利便性を高めると共に、先に書いたような路線の切替が出来るようになっていたようです。但し、日本の乗り換えの常識を台北に持ち込むと相当に戸惑います(案内表示をちゃんと見ないと迷います)のでご注意を!(私の今回の本物の経験談です)

そんなことをしている内に、しかも台北メトロを24時間乗り尽くす前に私の台北メトロ散歩は終了の時間を迎えました。

2014年12月27日 22時40分

台北メトロ24時間乗車券(4)エキナカ芸術。

MRTの路線図では「淡水信義線」、いわゆる信義線の終点象山駅。

2014_11_29 台北MRT1

昨年の11月に開通した路線で、信義線の全線/中正紀念堂駅~象山間は当然の事ながら初乗車でした。

2014_11_29 台北MRT1-2

それにしてもフルタイプのホームドアの路線は、乗っていて一番楽しくないパターンで、まあ義務的な感は否めません。だったら乗らなきゃ良いのですが、台北のMRTは一部区間を除いてほぼ乗っているのでやはりここは我慢の為所です。(矛盾した気持ちが輻輳しています)

2014_11_29 台北MRT2

象山駅を一歩外に出たらそこは大都会の風景。でも今私が立っている場所を振り向けば緑豊かな公園です。

2014_11_29 台北MRT3

その象山駅のコンコース壁面のモニュメント。抽象画の様な味わいがありますが、私は「カエル」がモチーフかな?などと勝手に考えていました。まあ人それぞれの感性で楽しめそうです。なおこのモニュメントは写真の一点ものではなく、他にもずらりと並んでいます。

2014_11_29 台北MRT4

一方、地上と地下を結ぶエスカレーターと階段のある場所にはこんな可愛い絵がズラリ。

2014_11_29 台北MRT5

小学校に上がる前の子が描いたのかな?

色が鮮やかで良いですね。アートな地下鉄駅は好きです。そうそうっ、名古屋市営地下鉄の特に桜通線の駅にもアートが溢れていますが皆さんご存知ですか?

2014年12月26日 22時35分

台北メトロ24時間乗車券(3)トンネル撮り鉄。

松山駅を一旦外に出て、最近できる限り撮影している街並みショット。

2014_11_28 MRT5

交差点の角に立っているのが台湾鉄路管理局(台鉄)の松山駅。松山は「まつやま」ではなく「Songshan」(ソンシャン)と読みます。私にとって台湾の最大の難敵が意外にもこの漢字で、あたら文字が分かるだけにその『読み方』を確認せずに出かけ、行きたい場所に辿り着くのに難渋したことは1度や2度ではすみません。

2014_11_28 MRT9

再び地下に戻ってホームの撮影。電車が到着した時は人がいますが、数分でこんな感じ。まだまだこれからの路線ということでしょう。

2014_11_28 MRT10

その松山駅で一応撮影。

フルタイプのホームドアのため電車の外観をホームで見ることは出来ません。ただ中山駅方面のホーム端はガラス張りになっており、こんな写真を撮ろうと思えば撮ることができます。

2014_11_28 MRT11

11月28日(金)の晩御飯は台北駅の地下街にあったお弁当屋さんの「素食」を買いホテルの部屋で頂きました。

「素食=肉・魚なし」という意味で、イメージは野菜だけの中華丼といったところでしょう。これまでにも何度も食べていますが、いろいろ体のあちこちが気になる年頃なので気を使ってこれを選択しています。…と書くとあまり美味しくなさそうですがそんな事はなく、私の好きな料理の一つです。台湾では良く見かけますが日本では見かけないですね。

2014年12月25日 22時32分

台北メトロ24時間乗車券(2)松山駅の芸術的イルミネーション。

松山駅に着いたのは17:18頃。

2014_11_28 MRT4

カメラの時計を参考に時刻を書いていますが、実は今回、またやらかしました。何かといえば時計を1時間戻すのを忘れていました。もうこれで何度目でしょうか?

どこで気が付いたかと言えばホテルの部屋。海外・国内を問わず、1日で撮影した画像データは一旦PCに入れ、それから更にメディアにバックアップするのを習慣にしており(かつてカメラを不注意でなくした事があり、それ以来気をつけています)、その途中で、撮影時間が???と分かり、いつものソフトウェアで画像ファイルの撮影時間を修正した次第です。

そんな話はともかく開通したばかりの海外の鉄道に乗る経験はなかなか出来るものではありません。

2014_11_28 MRT6

そのMRT松山駅はコンコースのこのイルミネーションで地元の人を中心に一躍注目を浴びることになりました。

2014_11_28 MRT7

その流れるような光の変化はただただ見とれるばかり。

2014_11_28 MRT8

私は結構飽きずに見ていましたが、私以上に熱心にみていたのが観光客とは思えない市民と思しき方々。カップルや女性のグループが多く、はたまた男の人が寝転んで何をやっているのかと思ったら動画撮影していたり…。

2014年12月24日 22時28分

台北メトロ24時間乗車券(1)私は何人目?

初日の平成26年11月28日(金)は私にとっては移動日。主たる参加者は添乗員さんも含めて東京発11月29日(土)で、但し朝5:30に羽田空港集合ということで地方空港発組は前日入りとなっていました。

台北への足(羽?)は中華航空155便。搭乗したのは良いのですが、到着地の台北・桃園空港が混雑のため中部国際空港の出発が遅れました。到着空港混雑が理由による出発遅れは私にとって始めての体験で、こんなこともあるのだなあと諦めざるを得ませんでした。

2014_11_28 MRT1

そして台北に到着。この日は台北到着後にマストの行き先が無く、まあね…の移動日だったのでこんなゆとりをかましていましたが、予定のある人は気が気ではなかったでしょうね。そんな訳で帰りの台北・桃園空港の出発便も、むべなるかなの到着遅れに加え更に滑走路の空き待ちで結局出発は1時間ほどの遅れ。中部国際空港の荷物のターンテーブル前では、「名古屋駅からの最終電車に…」と心配する会話が聞こえていました。

※桃園空港混雑の原因は2本ある滑走路の1本が工事中との事でした。

とまあ時間の余裕はあっても私が台北観光をするはずもなく、やるべき「鉄」事は実はちゃんとありました。

それは台北メトロの「24時間乗車券」をまず手に入れること。東京メトロと台湾(台北&高雄)メトロによる共同キャンペーンの一環としてのプレゼント企画で、その引き換えできる場所が台北メトロの「中山駅」の案内所。

2014_11_28 MRT2-1

ただ私にとっては地理不案内のため、その場所をスマホで確かめながら向かいました。便利な時代です。

●好(ハオ)好(ハオ)METROプレゼントキャンペーン。詳しくはWEBで。条件をクリアした先着2000名が対象。まだやっているのかな???

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「中山駅」の案内所はこんな感じ。さて私は何番目にプレゼントを受け取ったのでしょうか?何せスタートしてから既に一か月弱経過しており、それにこのキャンペーンをどれほどの方が知っているかの見当もつかず、まあ駄目元でもという気分でした。

2014_11_28 MRT2-3

手に入れた「24時間乗車券」で向かった場所は11月15日に開業したばかりの松山線(台北MRTの路線図では松山新店線)の松山駅。台湾鉄路管理局(台鉄)の松山駅との乗換駅です。

※台北MRTの路線名は以後、路線図での記載線名を使います。

2014年09月01日 20時22分

ロンドン/ビクトリア駅(2)公衆トイレは有料。

今日から通常運行に戻ります。

ヨーロッパの駅のトイレは有料が常識。というより旧国鉄系の大きな駅以外では、乗客用のトイレが無かったりあっても時間制限や何故か鍵がかかっていたりでなかなか大変です。ドイツで言えばICEが停車するような駅でも油断はできません。また地下鉄駅では、有料でもあればそれは例外中の例外といっても過言ではありません。海外鉄に出かけて思うのは本当に日本はトイレ天国だということです。一方、観光(保存)鉄道の有人駅にはトイレがあり、また無料であることが多いと思われます。

2014_08_09 ロンドン・コッツウォルズ_150

さてビクトリア駅のトイレは一人1回30ペンス。

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でも硬貨が無かったらどうしようかと心配はここビクトリア駅では無用。

何と両替機がありました。10ポンド、5ポンドの紙幣にも対応しており、勿論2ポンド、1ポンドの硬貨からの両替も可能です。フランス・ドイツの大駅にあったかどうかの記憶が無いので恐縮ですが、それでも珍しい存在だと思われます。とはいうものの私は1ポンド硬貨からの両替はしましたが、紙幣からの両替はしていません。一応、機械にそう書いてあったということでここに書いています。また写真のトイレ以外に両替機があるかの確認もしていません。ただ一箇所はあるという情報です。

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こちらはロンドン市内を移動するための必需品「オイスターカード」。

まあマナカのようなICカードなのですが、ロンドン市内のバス・地下鉄等の公共交通機関は運賃が高く、一方でオイスターカードを使うとそれが割引(都心部ではほぼ半額、それでも日本の地下鉄より割高)となるのが特徴です。またこのカードのチャージ機は驚く無かれ日本語にも対応しており、私は迷うことなく「日本語」ボタンを押して使っていました。便利なこのオイスターカードですが、私のような老眼の人には少々つらいことも。それは自動改札機で残額を表示する文字が小さいこと。地下鉄は利用者が多いので、その場所でじっくり残額を確認していることには勇気が要りました。

※カード自体はビクトリア駅構内にある公共交通の有人窓口で買いました。カードカバーは購入時にセットして渡されたもので、私はカードをカバーに入れて使っていました。マナカ同様にデポジット(5ポンド)が必要です。

2014年08月30日 19時18分

ロンドン/ビクトリア駅(1)電車の見えるカフェがあります。

2014年8月5日、まずはビクトリア駅にご挨拶。

2014_08_05ロンドン_5

駅周辺が大々的な工事中のため、このサイズがギリギリでした。

1991~ヨーロッパ426

参考までに1991年のビクトリア駅。駅舎は変わりませんがバスステーション周辺が今は工事中です。

2014_08_09 ロンドン・コッツウォルズ_151

駅構内は広々としており、またイギリスの国旗がはためいており海外旅行気分を高めてくれます。

DSC_0125

構内の2階部分から電車を撮影。この場所からほんの数歩歩くとカフェがあり、出入りする電車を見ながら食事もできます。

2014_08_10 ロンドン_8

こちらがそのお店、その名も「ビクトリア ステーション」。帰国する8月10日の朝食はここで摂りました。

2014年08月29日 19時13分

8月のイギリス(2)ロンドン市内への移動。

今回のロンドンでの宿泊先はビクトリア駅の近く。そこでロンドン・ヒースロー空港からは、鉄道ではなくビクトリア駅の近くにある「ビクトリア・コーチステーション」に向かう高速バスを利用。

2014_08_04 北京~ロンドン_12

ただこのヒースロー空港のバスターミナルに行き着くまでに空港内で少々迷い、また乗車券を買うのに手間取りました。

ヒースロー空港とロンドン市内を結ぶバスは、ガイドブックでは15分間隔~とありましたが、私が乗車した19:55発の頃は30分間隔のようで、かつ席の指定はないものの定員乗車のバスのため、必ずチケットを買う必要があります。

私の場合はそのチケット売り場に少し行列が出来ており、そのためバスターミナルに到着してバスに乗るまでに40分ほどかかりました。(私の語学力では自動券売機が使えない…)

またこのバスは意外にもヒースロー空港が始発ではなく、どこかの町を出発したバスが、ここを通ってロンドン市内に向かうようでした。「ロンドン市内行き」はまあ良いとして、「ビクトリア・コーチステーション」発は「ヒースロー空港行き」に乗るのではないため、当初バスの方向幕をチェックしていた私は危うく乗り損ねそうになったことを最初に書いておきます。正に「所変われば品変わる」で、海外は何度行ってもいつも初心者です。

DSC_0203

そうこうしているうちに「ビクトリア・コーチステーション」に到着。5分ほど歩いてホテルにチェックインしました。これから6泊お世話になります。

それにしてもロンドンのホテル代の高さはハンパじゃありません。特に8月のロンドンは観光客も多く、覚悟が必要です。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!