2014年03月01日 19時40分

南アフリカの鉄道(4)謎のSL列車。

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ケープタウン/テーブルマウンテンから喜望峰に向かう途中、ケープタウンとサイモンズタウンを結ぶ郊外電車の線路を発見!それにしても海が近い。

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と、そこに電車登場。この風景の中をSL牽引の観光列車が走ったら楽しそうだなとか思っていました。

そして喜望峰からの帰りに事件は起きました。

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何気なく外を見ていたらいきなりSL列車が目に飛び込んできました。油断していたのと観光バスの通路を挟んだ反対側に座っていたので完全に出遅れました。ケープタウンの現地ガイドさんによると以前運行されていたのが最近復活したのだそうですが、ただあまり運行されてはいないとのことで殆ど見かけることはないそうです。今年1年間の運を使い切った気分でした。(いやいやまだまだこれからだ!)

おまけ…上の写真を撮影した近くに暮らす野生のペンギンたち。

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2014年02月28日 21時35分

南アフリカの鉄道(3)ケープタウンのロープウェイ。

南アフリカの大都市、ケープタウン。その観光名所の一つに「テーブルマウンテン」があります。

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この写真で左側の“テーブル”のような山がその名の通りテーブルマウンテンです。そこにはロープウェイがあり、山頂まで一気に上れます。

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最初「ケーブルウェイ」という文字を見つけた時は、ケーブルカー?と思ったらロープウェイだったという落ちなのですが、この巻取り部分はちょっと良い感じ!私だけ?

あっ、前の写真に戻りますが、このロープウェイは何と、キャビン内が回転式です。つまり中空の回転展望台(もしくはかつて中日ビルにあった回転展望レストランのような感じ…名古屋の一定年齢以上の方、限定の例え)となっており、乗車位置によらず皆がパノラマを楽しめます。

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山頂から見た「ケープタウン駅」。次回(チャンスがあれば)は、あの『ブルートレイン』に乗ってこの駅に降り立ちたい!(もしくはここから乗りたい!)

2014年02月27日 21時26分

南アフリカの鉄道(2)ビクトリア・フォールズ駅。

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南アフリカには世界が認めた「超豪華列車」が2本あります。その一つがロボスレイル。と言ってもその列車に乗った訳ではなく、その列車が発着する「ビクトリア・フォールズ駅」をチラ見しました。

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世界三大瀑布の一つ、ビクトリア・フォールズのヘリコプター遊覧のついでに撮影。体がつい反応!

仕事でヘリコプターに乗ったことは何十回とありますが、プライベート(旅行)での搭乗は初めて。一番前の席だったのでこんな写真も撮れました。

あっ、こちらは観光バスの車内から撮ったスナップです。

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最後にビクトリア・フォールズの写真もUPします。虹が綺麗でした。

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2014年02月26日 21時20分

南アフリカの鉄道(1)ボツワナ/チョべ国立公園

国内外に関わらず、私の「旅」はいつも「鉄旅」ということではありません。今から40年前の大学生の頃の「鉄道」は旅の手段であり、必ずしも「目的」ではありませんでした。とはいっても「鉄」分が相当に濃かったことは、間違いありませんが…。その頃、離島ブームだったこともあり、実は有人島の日本最南端「波照間島(沖縄県)」、日本最西端「与那国島(沖縄県)」を始め「対馬(長崎県)」「隠岐諸島(島根県)」「飛島(山形県)」と結構島巡りもしました。また会社に入ってからはダイビングをしたこともあり、場所は異なるものの、今月事故のあったインドネシア・バリ島沖で潜ったこともあります。(当時は地元の漁師も使っているようなアウトリガーの小型船で沖に出ました)

そんな旅好きな私が行きたくてもまだ行けていない観光地は山ほどあります。その一つが南部アフリカ。

野生動物に囲まれた時間を過ごし、南アフリカの喜望峰で世界史に出てきた「バスコ・ダ・ガマ」に思いを馳せたいというもので、それが先月末に実現しました。で、今日は1月23日に撮影の動物の写真を中心にUPします。場所はボツワナのチョべ国立公園です。なお、明日からは少しだけ真面目に「鉄」系(あくまでも“系”)の写真をUPします。

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2013年09月29日 22時36分

トーマスクック/ヨーロッパ鉄道時刻表の思い出。

フランクフルトから上海・浦東空港までの機内。

モニターを見ていたら、何故か飛行経路がジグザグになっていました。

機内では全く気づきませんが、風の影響を受けたりして、きっと本当にこんな風に飛んでいるのでしょうね。(だったら楽しいですね)

2013年6月20日(木)、上海・浦東空港は霧の中。フランクフルトからの便は(奇跡的に)着陸しましたが、着陸できない(離陸できない)便が続出していました。

9:15発予定の名古屋(中部国際)行き。

上海・虹橋空港で待機となっていた機材がいつこの空港に着いたかは分かりませんが、結局搭乗できたのは13:00頃。ただ空港閉鎖の時間が長かったこともあり離陸便が混んでおり、誘導路で更に1時間待たされました。(「1時間」というアナウンスが流れたら、機内ではトイレに行列が出来ました)

ただ5時間遅れようと「飛んだだけまし」という気分ではありました。

最後にトーマスクックのヨーロッパ鉄道時刻表。

実は2013夏・秋版では6月9日からのダイヤが掲載されており、今回の旅は正にそのダイヤ改正日から始まったのですが、残念ながらこの時刻表の発売は出発に間に合わず、買うのは止めようと思っていました。ところがその本家本元が休刊となり日本語解説版も休刊との記事が突然掲載され、その結果この号が最終となるという事で思わず買いました。

ヨーロッパの鉄旅は今回で4回目。その都度買いましたが、1グラムでも重さを軽くしたい海外旅ということもありいつも必要な部分だけを切り取って出かけていました。ということで今回買ったこの時刻表が私にとって最初で最後の無傷の保存書となりました。

(平成25年6月のドイツ「鉄」旅これにて終了。長期間読んでいただきありがとうございました。明日から国内に戻ります)

2013年09月28日 22時22分

フランクフルト空港のモノレール。

フランクフルト空港には11:40分頃到着。ロレックスの時計は腕時計をそのまま大きくした感じでクスッとしてしまいました。

搭乗まで3時間近くもありましたが、イミグレーション(出国審査)や手荷物のチェックで思いのほか時間がかかることもあると聞いたので早目にチェックイン。(昼食をゆっくり食べたかったということもありましたが、さすがに早すぎたと思っています)

そして中国東方航空のターミナルまでは“モノレール”で移動。建物のガラスに反射するモノレールが分かりますでしょうか?

この“モノレール”、日本で言えば新交通システムでしょうが、ルフトハンザ航空のHPでは『the Skyline monorail』と書かれています。モノレールというには違和感がありますが案内方式が中央案内式のため、見た感じというか雰囲気がちょっとモノレール的です。

UPにするとこんな感じ。

この写真は2両連結の片方からもう一方を撮影したもので、これが私の精一杯の車両写真でした。

最近の巨大空港では新交通システムなど鉄道系交通機関のある風景が一般的になっていますが、そうしたものにもつい反応してしまう私は何者なのでしょう?家族はとっくに諦めの境地ですが、もし非「鉄」の友人と同行の場合だとどんな反応をされるのでしょう?

先日、社員旅行に出かけた「鉄」の方が、駅で出発のギリギリまで写真を撮りまくり、上司から「電車がでるぞ!」とキツーイ一発を浴びたとぼやいていました。因みにその方は最近増殖中の女性の「鉄」です。

外国の方には、なんで空港のターミナル移動で写真を撮っているのか理解できないでしょうね。

2013年09月27日 22時17分

フランクフルト市内のトラム(2)大道芸人(?)のいる風景。

日本からドイツに旅行される方にとって、フランクフルトは玄関口として一番馴染みのある町と言っても過言ではないと思います。そのフランクフルトの市街地の交通機関としてトラムは活躍しています。

この写真の様な高層ビル+歴史的建造物+トラムの風景はフランクフルトらしい良い感じです。

中央駅からほど近いレーマー広場での撮影ですが、この方たちは何か芸をするわけでもなく、この化粧と衣装で観光客のカメラに収まり、それでチップ(収入)を得ているようでした。

もっとも私のチップが少なすぎて何もしてくれなかったのかもしれません…。

振り返ればそこにはトラムの姿が…。この2人とトラムとの組み合わせは抜群ですね。日本でもこんな風景が見られるようになればとは思うものの、公道でのパフォーマンス(チップを渡すことを含む)は市民権を得ているとは思えず難しいでしょうね。

2013年09月26日 22時14分

フランクフルト市内のトラム(1)

2013年6月19日(水)、14:40発の上海行きに乗る前に一寸散歩。

フランクフルト中央駅の駅舎の正面建屋は工事中でしたが、足場の外側には駅舎の絵が描かれていました。広告がビール会社と言うのがドイツらしいですね。

2011年11月20日の同駅。日の出前の写真で恐縮ですが、一応「絵」との比較という事で…。

ドイツと言えばプレッツェル。朝7時過ぎに開いていたパン屋さんで、いかにもドイツパンと言いたくなるサンドウィッチをセットで買い、朝ご飯にしました。

もっともプレッツェルは朝には食べきれず、空港でのパスポートコントロールの果てしない行列に並んでいた時にお腹に入りました。

ところでトラムの乗り場にあった啓発ポスター。ゴミを捨てないようにという事でしょうが、世界共通の課題の様ですね。

2013年09月25日 20時29分

ナウムブルクからフランクフルトへ(2)私の乗る列車は?

17時を少し回ったところでフルダ駅に到着。駅員さんにチケットを見せて「フランクフルト中央駅に行きたいのですが…」と尋ねたところ「ディスホーム.ネクストトレイン」と言われました。

とにかく乗る予定だったICEがとっくに出発していたことだけは分かりました。でも駅の時刻表では当分この駅に停車し、フランクフルト中央駅に向かう列車はなし。

と思っていたらいきなりホームにICEが到着。ホームの案内表示を見たら直前には無かった「フランクフルト」の文字が!駅員さんと目が合い、そうしたら「ディストレイン!」と大きな声で言われました。とりあえず事情は呑み込めてはいないものの万が一間違っていたとしても今日中にはフランクフルトに着けるだろうと、もうあきらめの境地の中で列車に乗り込みました。しかし、写真を撮影する余裕なし。

まずこの列車の行き先がよく分からないし、こんな時間に停車するICEがあるとはどこにも書いてなかった…。

更に列車に乗って備え付けの時刻表を見て「エっ?ありえない…」と訳が分からなくなり、暫くしてやってきた車掌さんにフランクフルト中央駅に行くことを確かめた時にやっと全身の力が抜けました。

そしてフランクフルト中央駅が見えたのは18:10でした。

因みに乗車した列車はICE79。ハンブルク発スイスのバーゼル行き。何とフルダは本来通過駅で臨時停車をし、私のような乗り継ぎ客の救済を図ったことが推察されました。

その柔軟な対応に驚かされましたが、結局この日の予定でいえば“わずか”40分弱の遅れでフランクフルトに到着できたのは奇跡とさえ思えました。

※ICE79のフランクフルト中央駅には定時だと18:00着。

そんなことがあって昨日のブログに書いた『・・・日本に帰ってから思った・・・』のくだりになるのですが、時間的には南駅での乗換とかICとICEの違いがあるので微妙なのですが、精神的には「フルダの乗り継ぎはしんどかった」が本音です。

ホテルにチェックインし、気を取り直して今回のドイツ「鉄」旅、最後の夕食へ。結局昼間と同様の豚肉にしました。ただ骨付きのワイルドさは何となく予感があったのですがこの大きさは想像していませんでした。

※主食はベイクドポテト。ヨーグルトベースのソースがかかっておりさわやかで旨かった。

2013年09月24日 20時05分

ナウムブルクからフランクフルトへ(1)列車が来ない!?

ナウムブルクから日本に帰るためにフランクフルトへ移動。

14:33発のIC2356に乗り、Fulda(フルダ)に16:42着。

16:47発のICE691に乗り換え、フランクフルトには17:44に到着の予定でした。あくまでも予定ですが…。

14:50にICEが…。

この時点で、フルダの5分乗り継ぎはどうなるのだろうと心配が募り、血圧は上がるは動悸はするは・・・。

14:52にまたICEが…。

ドイツ語の案内放送は私にはわからない…。

何故か点々ばかりの文章です。写真は撮っていますが気はそぞろ。

15:00にIC2356/フランクフルト空港駅行きがやっと到着。15:03に30分遅れで出発しました。

さてフルダでの乗り換えはどうなるのでしょう?

車掌さんにチケットを見せ「乗り換えできますか?」と聞いたら、勢いよく「ノープロブラム!」と言われました。この時は「接続のICEも遅れている…」程度に考えていました。

それにしても日本に帰ってから思ったのですが、IC2356はフランクフルト中央駅には寄らないもののFrankfurt (Main) Süd(フランクフルト南駅)は停車するのでそんな選択肢もあったはずです。などと言えるのはこの後、思わぬ出来事があったからです。

(余談)

1)このICには冷房が無く、一方外は30度を超える猛暑。乗客は窓を開けて涼んでいました。

2)IC2356は「ナローの蒸気機関車・リューゲン軽便鉄道シリーズ」のリューゲン島「Osteebad Bintz」始発で、「Stralsund Hbf」~「Berlin Hbf」を経由しており、つまり私のドイツ「鉄」旅とはかなりかぶったルートを走っています。単なる私のイメージですが、青森県の八戸線久慈駅を出て八戸で折り返し、東北本線~武蔵野線を経由し成田空港に向かう列車と言った感じでしょうか?まあ日本ではありえませんが…。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!