2017年03月11日 20時42分

11月30日。帰国。

2016_11_30 ヤンゴン _55

前日到着したヤンゴン国際空港の国内線ターミナル。到着時には久しぶりにアジアの喧騒に包まれ、「おっ!」と思ったものの、このターミナルは12月から新ターミナルの供用が始まり、今は使われていません。

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国際線ターミナルはクリスマス一色。仏教国でも今やクリスマスは一般的なのでしょうか。

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さらばヤンゴン。

帰りは中華航空。ヤンゴン~台北~名古屋というルートで帰るのが時間的に一番短かったからです。

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中華航空なので台湾のビール。

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「北海道」。でも実はこれ台湾製。

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台湾/桃園空港に着陸。私にとっては名古屋空港・中部国際空港以外では一番利用している空港です。さてその空港でのトランジットはわずか1時間強。

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「Short Connction」というタグを初めて見ました。

これでミャンマー鉄旅の報告は終了。昨年の12月29日から長い期間にわたりお付き合いいただきありがとうございました。

そして今、また行きたい!と思っています。

2017年03月10日 20時30分

11月30日。ヤンゴンの日の出。

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今回の鉄旅の最後は、言葉の壁が全く無い日系のホテルに宿泊。最上階に露天風の大浴場があり、大きな湯船でまったり。

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そのホテルの部屋から日の出を見る。

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地球上で日々行われている営みになぜこんなに感動できるのだろう。

2016_11_30 ヤンゴン _34

部屋の壁には窓を通した朝日が写っている。どうってことはないはずなのに…。

「ズームイン!!朝!」「ズームイン!!サタデー」という早朝番組を担当していた頃は、天気がよければほぼ毎日朝日を感じていた。

特に冬場の早朝は、気温は低いのに太陽の光を浴びるだけでなぜか体がポカポカしてきたのを思い出した。

2016_11_30 ヤンゴン _41

朝ごはんは塩サバセット。やっぱり日本の朝食だぜ。

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おまけ。このホテルにはこの地のホテルでは恐らく絶対に見かけないものあり。

2017年03月09日 20時41分

ネーピードー市内観光(7)ヤンゴンへの道。

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先にも書いたように、私はネーピードー空港からミャンマー・ナショナル航空(Myanmar National Airlines)UB122便に搭乗。

17:50に出発して18:25着。

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首都空港は大きく美しい。しかし何もない。国際空港なのに…。ここからタイ経由で帰国することも出来たのですが、もしもそうしていたらミャンマー土産はきっと無かった。

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搭乗待合室から見る夕日。

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日没まで見ていた。私一人ではなく多くの人と共に。

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予定通りに搭乗。

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35分の機内、実質はもっと短いのですが、何とフルサービスで軽食付き。その代わり離陸直後から着陸寸前まで客室乗務員は猛烈に忙しい。

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ホテルにチェックイン。窓外を見れば、シュエダゴン・パゴダがライトアップされていた。翌日、帰国するかと思いながら見ていたらこの1週間の出来事が走馬灯のように心の中を巡り…てなところまではなりませんでしたが、でも人、鉄道、自然、街並み、、、様々な出会いを思い出していたのはその通りです。

2017年03月08日 20時35分

ネーピードー市内観光(6)片側10車線の道。

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ネーピードー市内では数少ない(と、説明されました)レストランの一つ。中華料理の店です。

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豚バラ。

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青菜炒め。

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サラダ。ドレッシングがミャンマー風で、美味。

アジアでは“水当たり”対策で「サラダ」は要注意!とされていますが、外国人の利用が多い店とのことでしたので、今回は美味しくいただきました。そして何事もなく帰国。

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最後の観光は片側10車線の道路。車の少なさがあり得ない。

2017年03月07日 20時30分

ネーピードー市内観光(5)「ゴッティ橋」

ミャンマーには世界で2番目に高い橋と言われる「ゴッティ橋」があります。今はもう少しランクを落としていそうですが、335メートルの高さだそうです。(高さは公的な資料が探せていないのであくまでも参考です)

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その巨大ジオラマがミャンマー国鉄の本社の前にあります。この橋はミャンマー国鉄の誇りということなのでしょう。

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ミャンマーの余部橋梁とも例えられ、確かにその雰囲気があります。以前は立入りが出来なかったとのことですが今は行くことが出来ます。ただハードルはかなり高いです。私としてはいつかは行ってみたいと思っているものの…。因みにこの橋に辿り着くまでに何度もスイッチバックして高度を稼いでいるそうで、それを聞いただけでワクワクします。今回の旅の同行者のお二人がここの実物を撮影しています。

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その近くに置いてあった古いタンクトラック。こういうのも結構好きです。昭和30年代に見かけたいすゞ風。

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おまけ。バイクタクシーです。ドライバーはこの日、私を案内した方のお仲間。

2017年03月06日 20時26分

ネーピードー市内観光(4)ネーピードー駅の展示車両。

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コンコースの蒸気機関車。「A01」と書かれた車体は美しい。イギリスからの初期の輸入車でしょうか?

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駅の庭の一角にあったオブジェ?

RBE.2540 北海道ちほく高原鉄道CR70-2であることは間違いないのですが、これがどこの場所を再現したジオラマかは分からない。。

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ネーピードー駅の駅前広場というにはあまりにも広すぎるのですが、駅前に静態保存されている機関車、YB534。保存状態は極めて良好で、運転台に上ることもできます。

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駅前にある食堂で休憩。駅に出入りする方たちの軽食&憩いの場。この若い女性は皆さんのアイドル的な感じ。

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13:22にネーピードー駅に到着するRBE.2576 松浦鉄道MR-110。単行で走るその姿は松浦鉄道時代そのまま。と言っても私は写真で知るのみ。

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日本的な言い方をすれば東京駅1番線ホーム。乗降客少なし。

2017年03月05日 20時23分

ネーピードー市内観光(3)ネーピードー駅にて。

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ミャンマー国鉄のネーピードー駅。首都の中央駅らしい巨大な駅です。

2016_11_29 ネーピードー市内_133

丁度マンダレー発ヤンゴン行きが到着。(11:51着、11:54発)

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長距離列車だからでしょうか、またネーピードーという首都であっても近くに街や家並みが土地柄でしょうかごった返すということはありませんでした。

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「タナカ」を顔に塗った少年。

どこまで行くのでしょう。

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11:54の定時に列車は出発。

ウッパタサンティ・パゴダに向かって走り去っていきました。さて私はこの日、ヤンゴンに戻ります。鉄道でなく飛行機で。

2016_11_29 ネーピードー市内_146

この列車のヤンゴン到着は21:00。多分、遅れる。

一方、私が予約したミャンマー・ナショナル航空(Myanmar National Airlines)UB122便は17:50に出発して18:25着。半端じゃない揺れに耐えなければならないことと帰国後の体力温存を考えてこの選択にしたのですが、今思えば列車でも良かったかも…。定刻で18時ころまでの到着なら迷わずそうしていたと思う。参考までに昼行の高速バスの所要時間は6時間程度。勝負にならない。

2017年03月04日 20時20分

ネーピードー市内観光(2)仏教徒であること。

今回のタイトルは「ネーピードー」市内観光。その名の通り市内を回っていますが、いつもの私の行動と違うのは“白タク”を雇っていること。

この街ではそもそも市内を走るバスの様な公共の交通機関を殆ど見かけません。市民の主な足は「バイクタクシー」(認可されたものではないと思います…)で、空港でも駅でもそれを使うことが大前提のようで、私のように荷物がある場合は白タク(今回の私のパターン)か、ホテルで車(多分、白タク)を手配してもらうことになります。それが不安な方は地元の旅行社を通して車をチャーターすることになります。

一応、事前に1時間当たりの料金を確認しておけば、降り際にそこから吹っ掛けられることはなく、その点はまだミャンマーは良い国です。

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ミャンマーは仏教国。こうした托鉢のお坊さんの行列は日常的に見られます。もっともこの写真は「Lewe」駅からほど近い昔からの町での光景で、いわゆる人工都市/ネーピードーの市街でこの光景を見ることはないでしょう。何せ広い広いネーピードーですが、ただ広いだけで行政の施設やそれに付随する施設以外には何もないと言っても良いほど。ホテルエリアというのが存在するのですが、隣接するホテルに行こうにも、徒歩で行くのはちょっと…と思えるほど。

とにかく生活感が無い街で、日本国大使館が首都に置かれていない国は珍しいのではないでしょうか?

2016_11_29 ネーピードー市内_54

車の中の仏さま。

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ウッパタサンティ・パゴダ。ネーピードーの仏教寺院にして数少ない観光施設の一つ。

ヤンゴンの有名なパゴダ(寺院)であるシュエダゴン・パゴダの実物大レプリカで、2009年に建てられたそうです。とにかくその巨大さに圧倒され、ヤンゴンに戻ったら本家本元のシュエダゴン・パゴダに行ってみようと思ったほど。

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仏さまに年齢の数だけお水をかけるとご利益があるということで、私もそれを信じて地元の方に交じってみました。日本では灌仏会(かんぶつえ/「花まつり」とも言います)と呼ばれる釈迦の誕生を祝う仏教行事があり、毎年4月8日に行われ、その際に甘茶を仏像にかける風習があったはずで、私はそれを思い出していました。

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煩悩を払ってくれる鐘。バイクタクシーの運転手さんに「日本では大晦日に108回鐘を突く」と説明しつつ仏教の起源に思いを馳せる。

2016_11_29 ネーピードー市内_124

熱心に拝む私の運転手さん。今回の市内観光ではガイドさん代わりですが、パゴダの中では各所で熱心に参拝されていました。なおパゴダ内は特に撮影の制限はないようですが、流石に拝んでいるところは関係者の写真しか撮影していません。

2017年03月03日 20時10分

ネーピードー市内観光(1)キハ52形。

平成28年(2016年)11月29日(火)のミャンマー。

2016_11_29 ネーピードー市内_4

実質この日が最後の鉄活日。白川さんと米屋さんはこの日の早朝、次の目的地に向けて出発しました。

私はノンビリとネーピードー観光。まずは前日のキハ52形の折り返しとなる107レの撮影。昨日も訪れた「Lewe」駅。(09:36着、09:38発)

ここで104レ(09:33着、09:43発

2016_11_29 ネーピードー市内_8

104レは少々遅れて9:42着。

2016_11_29 ネーピードー市内_14

結局のところの駅撮り。人が動くのが面白いというのもありますが、衛星写真でチェックしてもあまり撮影に適した場所が見つからず、かつ前日の乗車時に沿線を一応見てはいたのですが、ミャンマーらしい風景の場所が探しきれず一番安易な道を選びました。

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9:45。体を右に左に揺らしながら「Lewe」駅を出発するキハ52形。

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人が途切れない駅。

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104レが走り去った後、駅構内でなぜか薪割り。日常がそこにある。

2017年03月02日 20時37分

ぶらり途中下車の旅@ミャンマー(12)麺で乾杯。

2016_11_28 ネーピードー近郊_402

この日のホテル。それにしてもネーピードーのホテルはどこも大型リゾート並みの雰囲気。

※前日とは違うホテルです。実は急な予定変更に備えて1泊しか予約しておらず、結局ネーピードーで2泊することにしたものの前日のホテルに空きがなく、別のホテルを急遽予約したものです。

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広い部屋。

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ゆったりとしたバスタブ付き。これで1泊がツイン使用で$55。

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部屋を出れば広いベランダと目の前には庭がある。

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この日の夕食は近くのスーパーへ。

11月末だったのでクリスマスの飾りあり。

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麺の専門店に入る。

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ビールは販売していないので、隣のスーパーで買いこんで持ち込み。

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最後はそのお店の方の集合写真を撮影してホテルに戻りました。何だかいいなあ。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!