2017年02月09日 20時51分

《豚車》@ミャンマー(3)昼食。

2016_11_27 “豚”車_113

《豚車》のピュンタサ駅発は12:30。で、その前にピュンタサ駅の近くで昼食。(黄色い看板のお店)

2016_11_27 “豚”車_110

私たちの様な外国人観光客が使う店ではなく、地元の方相手と思われる普段着の“食堂”。

2016_11_27 “豚”車_111

ガイドさんがいると読めないメニューで悩むことからは解放され、美味しい料理に出会えます。

2016_11_27 “豚”車_112

それにしてもミャンマーの食事は私の口に合います。台湾並みと言ったら大袈裟かな?いやいやそんなことはない。

2016_11_27 “豚”車_117

店を手伝う少年。私たちが呑んだジョッキを洗っているところをお店の方の了解を得て撮影。最近、日本では個人商店でも、働く子供を見かけなくなりました。

で、洗い方ははっきり言ってものすごく大雑把なのですが、この程度の洗い方というより、そもそも水に当たりしそうですが、ミャンマーでは最後までお腹は絶好調でした。きっと水が合ったのでしょう。

(参考)

ミャンマーのトイレ事情。

このお店もそうですが、概してトイレは清潔です。勿論ホテル以外はほぼ「和式」ですが、「んーっ」と唸るような局面はあまりありませんでした。

一週間ミャンマーにいてトイレで「アウト」と思ったのは出発から暫くたった列車内とか限られています。

2017年02月08日 20時49分

《豚車》@ミャンマー(2)ピュンタサで子豚と戯れる。

2016_11_27 “豚”車_22

このワゴンが私たちのお供。車の横の線路は今も現役バリバリ!!!理由は後ほど。

2016_11_27 “豚”車_28

いよいよ《豚車》とご対面。LRBE.56。

私の知人では今回の幹事の白川淳さんを始め、名古屋在住の都市交通研究家/服部重敬氏が以前、この《豚車》を撮影されており、それを見た私は「いつかは乗ってみたい…」「撮影したい」と思っており、実はこの日が私にとっての今回の旅のメインイベントだったりします。

2016_11_27 “豚”車_87

LRBE.7。今いる場所は、実はピュンタサの車庫。この車両が機関車兼客車で、後ろに写っている客車を引っ張るようになっています。何故この位置にそれぞれの車両がいるかといえば、実は機関車には片方にしか運転台がないため、ここの三角線を使って方向転換を行っているのです。ターンテーブル(転車台)があれば、、、と思うよりこの光景に魅かれる。

2016_11_27 “豚”車_98

「テーマ…子豚との戯れ」。

2016_11_27 “豚”車_103

いい大人たちが子豚の動きに合わせて右往左往。

2016_11_27 “豚”車_109

アジアの風景。

ところで《豚車》の置き換えですが、今年に入りRBE.2504 元名鉄キハ24での運用となりました。それはそれでとも言える。

2017年02月07日 16時34分

《豚車》@ミャンマー(1)いざピュンタサへ。

ミャンマーシリーズ再開。

11月27日(日)朝食。2016_11_27 “豚”車_2

もうすっかりお馴染みの店となりました。

2016_11_27 “豚”車_3

麺を2種類。

2016_11_27 “豚”車_4

「汁無し」と「汁あり」の違い。

さてこの日は仲間4人でガイドさんとワゴン車をチャーターし、まずはヤンゴンから約150キロ離れたピュンタサを目指します。その目的はミャンマーを目指す鉄道ファンにとっては憧れと謎の存在である愛称「豚車」。以前はヤンゴンから比較的行きやすい場所でも走っていたそうですが、そこでの運用が終わり、ピュンタサを起点(終点?)に、ニアウレービンを経てマダウに向かう路線で走っているとの情報が確認され向かうことにしたものです。と言っても私ではなく白川さんが調べて今回の手配してくれたものなのですが、何とそのマダウの《豚車》も今は走っていません。その貴重な姿は明日からUPします。

ヤンゴン~ピュンタサ 地図

出発は朝7時過ぎ。途中のガソリンスタンドでトイレ休憩し、10:30過ぎにピュンタサに到着。

※地図は第2の目的地ニアウレービンそして最終目的地マダウも入れてあります。参考までにご覧ください。

2016_11_27 “豚”車_9

どんなに素晴らしい景色があっても、どんなに素敵な街並みがあっても、どんなに珍しいバスが走っていても絶対に停まって降りたりしない私たちでも、踏切があってしかも列車が近づいているのが分かれば、躊躇なく停車&下車。

2016_11_27 “豚”車_14

習性というより本能ですな、これは。

2017年02月04日 20時39分

ヤンゴン環状線の旅(7)鉄呑み会2日目。

DSC_0574

私にとって11月26日はヤンゴン3日目。今回の同行者には早くもヤンゴンから帰った人あれば来る人あり。

11月26日の鉄呑み会は日本の中華料理チェーン店で5人でスタート。

DSC_0578

味は日本で食べるのと変わらない。因みにお客さんと従業員は地元の方と思われます。

DSC_0580

2次会は居酒屋さん。

DSC_0581

メニューは日本語でとてもヤンゴンとは思えない。味も日本の居酒屋さん。

DSC_0583

店内には「仰光」の駅名標あり。「仰光」は中国語での「ヤンゴン」の書き方とのこと。それにしても如何にもJR東日本的な書き方が笑えます。私は知りませんでしたが、ヤンゴンに来る日本の鉄ちゃんの間では、少しは知られた存在とのこと。

ここで1人合流して6人に。今回、泣く泣くミャンマーに来ることを諦めた方の知人で、直接リアルに繋がっている方はいなかったものの、メールでやりとりして到着。そして同好ということでいきなり打ち解けて乾杯の嵐。こうしてヤンゴンの夜は更けてゆく。

因みに2次会から参加したその方は、この日の深夜便で帰国されました。もっとも帰国された方にとっては夜行列車に乗るのと気分はあまり変わらないかも。それも含めて日本で呑んでいるのとさして変わらない。違いは外国なのでそれなりに節度を持って呑んでいること。位かな?

2017年02月03日 20時04分

ヤンゴン環状線の旅(6)旅の〆はラーメン。

2016_11_26 ヤンゴン環状線_165

13:38頃、ヤンゴン中央駅に無事戻ってきました。

2016_11_26 ヤンゴン環状線_167

停車したので記念写真。

2016_11_26 ヤンゴン環状線_173

13:43、定刻では13:40発の環状線列車が出発していきました。

2016_11_26 ヤンゴン環状線_182

さて環状線の旅の〆は駅から歩いて10分弱のラーメン屋さんを視察。

2017年02月02日 20時02分

ヤンゴン環状線の旅(5)野菜売り。

駅名標では「DANYINGON」駅。グーグルマップでは「DA NYIN GONE」と微妙に違いがある駅。

2016_11_26 ヤンゴン環状線_118

合流する線もある大きな駅で、構内は市場の如くでした。

2016_11_26 ヤンゴン環状線_127

その駅から野菜を大量に持ち込んだ方たちあり。

2016_11_26 ヤンゴン環状線_134

昨日も来たインセイン駅。

2016_11_26 ヤンゴン環状線_140

JR東日本車と行き違い。複線区間で、日常的に走る列車との行き違いを撮影するということは日本ではまず無い。

2016_11_26 ヤンゴン環状線_143

野菜を持ち込んだ人が始めた商品の準備。背中をコンコンとたたき撮影を了解してもらう。何をしているかといえば、まずは一人に販売する量に合わせた小分け。

他にも長さを揃えたりで、やっていることは普通の八百屋さん。

2016_11_26 ヤンゴン環状線_158

こちらの機関士さんと対向列車の機関士さんのエールの交換?身を乗り出しているのが私には珍しい。

2017年02月01日 20時00分

ヤンゴン環状線の旅(4)ミャンマーの踏切。

2016_11_26 ヤンゴン環状線_102

12:00頃。右回り(?)の列車と行き違い。この駅のホームは他の駅に比べ少し高くなっていました。理由は不明。

2016_11_26 ヤンゴン環状線_106

ミャンマーの踏切。私の見た限りですがほぼ有人で、列車通過前に係員が道路を遮断し、列車が通過すると遮断機を開けます。後日、1日1往復の路線の話を書きますが、そんな路線の踏切でも有人です。もっともそこは常駐ではなく、その時間だけ係員がやってくるスタイルです。

2016_11_26 ヤンゴン環状線_107

日本でもありそうな風景。

2016_11_26 ヤンゴン環状線_109

12時過ぎの車内。いつの間にかガランとしている。クッションの無い座席に1時間以上乗るのは少し辛いかも。でもそれを補って余りある乗り鉄。

突然ですが乗っている時に「何故私は鉄道に乗るか?」といった哲学的なことを考えてはいませんが、個人的な興味として日本でも海外でも同じですが、「生活」と「生活圏」に触れるといった漠としたテーマはあります。しかしこの乗り鉄ではまあそんな一人問答もしていましたが、それだけ“暇”だったこともあります。

2016_11_26 ヤンゴン環状線_110

そしてひた走る。と言っても時速は多分30キロ強かな?40キロまでは出ていないと思う。

2017年01月31日 20時57分

ヤンゴン環状線の旅(3)車内で料理の仕込み。

「PAYWET SEIK KONE」駅。ミャンマー語の駅名を見てもその読み方は分かりませんが、英語で見ても発音が検討つきません。

2016_11_26 ヤンゴン環状線_83

駅に隣接した場所で何かイベントを行っている。土曜日だからかな?

2016_11_26 ヤンゴン環状線_85

マイクを使って何かしゃべる司会者の様な方がおられ、出演者らしき方もいる。列車が停車中のほんの短い時間の出来事。私の野次馬精神が溢れ出る。

2016_11_26 ヤンゴン環状線_89

11:50頃。途中の駅でいきなりスピーカー付き天秤棒を担いだ方たちが乗車しびっくり。間違いなく食べ物の行商をされている方たち。

2016_11_26 ヤンゴン環状線_90

車内で売るのかと思いきやいきなり“仕込み”を始めました。

2016_11_26 ヤンゴン環状線_95

麺料理の具材の準備のようですが詳細不明。

2016_11_26 ヤンゴン環状線_98

10分ほど乗車して降りていきましたが、その時に思いっきりこちらを見られました。「何が面白くて俺を撮ってたんだよ?」と聞かれた気分。せめて「ありがとう」「さようなら」というミャンマー語を覚えておけば良かったと今更ながら残念に思っています。

※ミャンマーでこうした撮影をした時の別れ際、私はできる限り手を合わせてお辞儀をするようにしていました。そうすると時に相手の方も同じように返してくれることもあり、気持ちは伝わったのではと勝手ながら思っています。

2017年01月28日 14時55分

ヤンゴン環状線の旅(2)旅の始まり。

2016_11_26 ヤンゴン環状線_60

11月26日に乗れなかった環状線列車。10:45発があるはずなのでそれに乗るのを狙っていました。と言いつつやはり出発番線は不確かで、周りにいた外国人の観光客が一斉に動いたのでそれについて行っただけで、機関士さんに「サークルライン?」と問いかけたら首を縦に振ったのでそのまま乗車。

2016_11_26 ヤンゴン環状線_62

列車が10:50を少し過ぎたところで動き出し、やっとホッとする。

2016_11_26 ヤンゴン環状線_64

11:02に何か怪しいナローらしき蒸気機関車(?)を発見。何だろうと思っても正体は不明。

2016_11_26 ヤンゴン環状線_68

ヤンゴン中央駅出発時が一番混んでいると思いきやそんなことはなく、徐々にお客さんが増えていく。

2016_11_26 ヤンゴン環状線_73

それにしても車内で一眼レフをかざして『愛嬌』を振りまく日本人に、気づきながらも誰も反応してくれない。もっとも暗黙の了解ということで私は撮影しているわけですが…。

とはいうものの「ダメ」という素振りの方は今回の旅でも何人か出会っているのでそこはそれ、撮影を遠慮しています。やはり列車内に乗り合わせた人や街で出会った人といったような『人物』を撮影させていただく最低限のマナーは守っているつもりです。その土地に生きる人は観光客の見世物ではありません。

2016_11_26 ヤンゴン環状線_81

ローカル線の駅。という風情。ノンビリ、ゆったり。乗って良かった。

ところで「乗り鉄はいつも一人ですか?」と聞かれたことがあります。風景も含め“乗る”ことにどっぷり浸かるならやはり一人が良いとは思うものの、複数でも別に構いません。でも会話がある分、集中力が別の方向に向いて車内・風景で何か楽しいことを見落とすことがあるかもしれません。逆にもう一つの目があることで新しい発見があるかもだったりします。

ただ単独・複数のどちらかを選べ!と言われたら、今回に限れば一人で良かったと思っています。何をするわけでもなく、ただミャンマーの風に吹かれている幸せは何事にも代えられません。齢(よわい)を重ね、今は「OOしなきゃ」という呪縛から解き放されているからでしょう。

2017年01月27日 20時02分

ヤンゴン環状線の旅(1)混合列車。

動画撮影の前の朝食。

2016_11_26 ヤンゴン環状線_1

前日の食堂が気に入ったので再度来訪。

※写真の左側に写っていますがちょっと分かりにくいかな?

2016_11_26 ヤンゴン環状線_2

目の前に並ぶ選択肢。勿論これにメインの麺を付けています。

2016_11_26 ヤンゴン環状線_6

動画撮影の時は、それに専念しているわけではなく、同時に写真も撮っています。8:43頃の撮影。前日もほぼ同じ時間のこの光景がありましたので、ダイヤ通りということなのでしょう。

動画は、カメラがコンデジということもあり一度画角を決めたらそう簡単には微調整が出来ないのでこの間は回しっぱなし。

2016_11_26 ヤンゴン環状線_17

ふと気が付けば保線車両が近づいてきました。どこに行くかと待ち受けていたらなんと今写っている場所から右に分岐する線路に入っていきました。残念。

2016_11_26 ヤンゴン環状線_19

9:27頃に現れたローカル列車。

2016_11_26 ヤンゴン環状線_20

驚きの混合列車。ここは首都の中央駅。



ADVERTISEMENT

電子書籍「稲見駅長の鉄道だよ人生は!!」
稲見駅長の鉄道だよ人生は!! ―各駅停写の旅―

カレンダー

2021年2月
« 7月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28  

プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!