今日からゴールデンウィーク!ですが、このブログは通常運行です。私個人としては5月5日(土)に丸栄の「第15回鉄道模型展」に行くのは決定していますが、このイベント、来年はどうなるのでしょうか?私は模型鉄ではないので、毎年行っていたわけではありませんが、今回が最後かと思うとやはり淋しい。
2月23日(金)に始まった今回の台湾/鉄道の旅。25日(日)に主たる目的は終えているもののそれで直ぐに帰国とならず、27日(火)に帰国することに。
その理由は
1)台湾新幹線を完乗する。
2)台湾鉄路管理局(台鉄)の未乗区間2線区を乗り、完乗するという目的達成のため。
で、その前にDT668の彰化機務段(彰化機関区)への戻しの回送を撮影すべく台南へ。自強号の乗車券は当日購入。立ち席とならず一安心。
台南駅にはほぼ定時で到着。ホームの屋根が何とも懐かしい風情。日本でも少し前まではどこでも見られましたが、これだけの規模の駅ともなると最近はあまり見かけないと思う。
画面の中央にあるコンクリート製の“構造物”は蒸気機関車時代の名残の給水塔。今回、トラベルライターの白川淳さんに教えてもらいました。今も残っているのですね。
台南駅でも地下化工事が始まっています。昨年の11月に始まり、完成は2021年の予定。
工事を行うための壁には工事についての案内とともにかつての姿の写真も展示されていました。もっとも「かつて」と言っても、今も現役の駅舎です。
タクシー移動で高雄駅到着。台湾はどこでもタクシーが使いやすいので、高雄に限らず有効利用しています。
さて到着した高雄駅の地下化工事は着々と進んでおり、この風景もあと少し。今回が見納めかな?この感想はほとんど日本国内の鉄道と同感覚。何度も利用しているが故ですね。
ところで高雄駅の北側と南側(が正面です)は、一般の道路で行こうとするともの凄く大回りで、また時間がかかります。そのため、入場券(月台票)を買わずとも高雄駅構内を無料で行き来できるようになっています。その案内自体は前からあったのですが、今回、日本語、ベトナム語、インドネシア語の案内を発見。インターナショナルですね。
その日本語の案内。「駅」が「驛」なのはご愛嬌として、多分、初めてここに来てこれを読んでも理解できそう。
2008年に初めて高雄駅の北側に宿泊した時にはこうした案内はなく、そもそも無料通行が出来たかも不明。そして「月台票」を買おうにもそんな用語を記したガイドブックは存在せず、片言の英語で「ホームを通り北側に行きたい」と説明し、やっとこさで通り抜けた記憶あり。当時、「ホーム」が「月台」は分かっていた記憶がありますが、日本語の感覚で「駅の構内に入る」ことをどう分かってもらおうかと苦戦し、「ホームに入る」という説明が思いつきませんでした。
地下駅となった時の新駅舎。その全容が分かるようになってきました。
一方で、台湾南部の屏東線(潮州~枋寮)、南廻線(枋寮~台東)電化工事による夜間運休、バス代行の案内。
※屏東線の内、高雄~潮州間は電化済み。
その地図を見て、前日私たちが移動してきた行程を再確認。全ての駅名があるので分かりやすい。宜しければこれを参照して2月25日にどの辺で撮影していたかを照らし合わせてみて下さい。
平成30年(2018年)2月26日(月)の台湾に戻ります。
朝一番は高雄捷運環状軽軌(高雄ライトレール)の撮影からスタート。何せこの鉄道の目の前にあるというだけの理由で選んだホテルに泊まったのですから、これをせずに次に向かうことは出来ません。とは言っても動き出しは朝の9時。どれだけノンビリしているのだ!と自問自答。
こんなショットの撮影できる路面電車は世界広しと言えどそうはないはず。(私が知らないだけかも)
電車だけが浮き立っている。
なんのキャラクターかは分からないけどそこにあったモニュメント?見かけたら取り敢えずシャッターを押す。楽しい旅の思い出。これもこうしたブログをやっているから撮影するし、記録として書くことも出来る。
ところでこうして路上に展示されている作品を私はモニュメントという言葉で一くくりにすることが殆どです。昭和の時代なら『街で見かけた彫刻、銅像』あるいは『美術作品』で良かったのですが、今街で見かける“作品”は様々です。ただ「モニュメント」と言うと、今回の場合には大仰すぎですね。別段、単に「街で見見かけたキャラクター」と書いた方が分かり易そうな気がするものの、造形物になったものを「キャラクター」と呼ぶのは少し違う気がして…。
DT668の撮り鉄報告の最後は加祿/Jialu駅の出発です。
迫力ある動画の世界をご堪能下さい。
今回の撮影行でDT668の動画撮影はここだけ。
他の場所でも撮りたかったのですが、欲張って共倒れになるのは避けたかったので、時間と場所に余裕のあった1回だけ挑戦しました。
もう1点。撮影機材はコンデジでこれは問題ないのですが、三脚はいわゆる旅行用の軽量で小さいタイプ。脚の長さにも限界があり、思うような高さに調整が出来なかったことも撮影できなかった理由です。
今日は、2月23日(金)から出かけた台湾の旅で撮影した動画編。
2月24日(土)の南廻線下見時にコンデジで撮影した映像です。
まずは金崙(Jinlun)駅を通過する自強303レ(新佐営/Xinzuoying発花蓮/Hualien行き)。
続いては金崙(Jinlun)駅近くでの撮影。列車は自強372レ(台東/Taitung発~彰化/Changhua)行き)。
太麻里/Taimali駅~金崙/Jinlun駅間。自強371レ(台中/Taichung発~台東/Taitung行き)。
太麻里/Taimali駅~金崙/Jinlun駅間。莒光704レ(台東/Taitung発新佐営/Xinzuoying行き)。南国を走る客車の雰囲気をお楽しみいただけましたでしょうか?
知本/Zhiben駅~太麻里/Taimali駅間。普快3671レ(枋寮/Fangliao発台東/Taitung行き)。
やるべきことが終わればやはり「打ち上げ」はお約束の行事。
レンタカーを高雄空港近くで返却。ガソリン満タンにすべく車を走らせていてもガソリンスタンドが見当たらない。で、地図で検索するも「高雄 ガソリンスタンド」では遥か彼方にしか出てこない。気を取り直して「高雄 gas」で検索したらOK!また一つ知恵を付けました。それはさておき高雄国際機場駅からMRTに乗り飲食店の多い美麗島駅へ。余談ですが、ここは美しい駅で知られています。ところが駅を降りたのは良いのですが、日曜日の夜とあって開いている飲食店が少ない。しかも閉店が早い。
やっと見つけた夜市の屋台風のお店。
メニューには日本語もあるので、観光客も入るのでしょうが基本、地元の方向けの印象。で、ここが大正解。
乾杯&追加のビールは近くのコンビニで買って持ち込む台湾の屋台スタイル。この手法は今回の旅で完全にマスター。
早い、
安い、
旨いの三拍子揃っており、全員すっかり上機嫌。
店を出る時には夜9時を回っており、既に朝一番から15時間のフルコース。翌朝、台湾鉄道の工場職員輸送列車を撮影しに行こうかと話をしていたものの、全員集合は一応中止。少なくとも私はホテルライフを楽しむことにしました。
DT609(日本の9600形)。保存蒸気機関車と最新式の電車の並びは日本では見られないですね。
夕陽で赤く染まるDT609。もう少し電車の方に日が当たっていれば申し分なしなのですが、これは致し方なし。
お約束の駅舎の写真。
夕闇迫る哈瑪星/Hamasen駅。
計らずもDT668を追いかけてきた日台撮り鉄さんたちが大集合。撮影後はここに集合という段取りにはなっていなかったのですが、たまたまの出会いです。
この中には一昨年、ミャンマーの鉄旅でご一緒させていただいたカメラマンの米屋こうじさんの姿もあります。台北から来た方は、これから車で帰ると仰っていましたが、家に着く頃はきっと深夜。お疲れ様でした。
「打狗駅」~「高雄駅」~「高雄港駅」と変遷を重ね、今は高雄鉄道博物館/旧打狗鉄道故事館となっている場所。
かつての広大なヤードは、市民の憩いの場として開放されています。この写真ではほぼ分かりませんが、無数の凧(たこ)が空を泳いでいます。
この画像の方が、凧が良く分かりますね。それにしても線路を外していないのはやはり驚き。子供が転んで怪我をしたら、日本なら施設管理者の責任となりそうですが、ここでは自己責任なのでしょう。線路のある場所で遊ぶ以上、それで良いと思います。
その一角にある高雄捷運環状軽軌(高雄ライトレール)の哈瑪星/Hamasen駅。高雄MRT橘線西子湾/Sizihwan駅との接続駅です。
終点らしい電車の並び。
静態保存されているCT259は日本でいうC55形。
大きなスポーク動輪は躍動感がありますね。ボックス動輪も良いのですが、見た目はこちらが好きです。
昔、ズームイン!!朝!という番組に「花とおじさん」というコーナーがありました。
ということで「花と電車」。と言っても「花とおじさん」ってどんなコーナーだったっけ。自分で作っていないコーナーだったのであまり覚えていない。
ちょっと一息。架線のないスッキリした風景の中を利用者が線路を渡っていく。
「花と電車」パートⅡ.
花から少し離れた所から望遠で狙っていたら、その間を自転車が通り抜けて行った。こんなこともあります。自転車の方からすれば私はただのしゃがんだオジサン。カメラにも気付いていないはず。
こういう写真は、普通ならUPしない(失敗作として)のでしょうが、ここはそれもこれも旅の思い出。まあブログならではでしょうか?