2018年03月28日 15時41分

台東旧駅の思い出。

DR2000形の向こう側にある高い建物。

これは2000年に撮影したその建物、そうっ!その2000年に泊まったホテルです。当時、泊まったホテルの写真はまず撮っていないのですがここは別格。

台東新駅から台東駅に向かう列車は本数が少なく、台東新駅に列車が到着する毎に台東駅まで無料の連絡バスが走っていました。5月22日、バスから台東駅に降り立ったものの既に日が暮れており、宿を探すにもそれらしき建物はここ1軒だけ。えいやっ!とばかりに飛び込んで空きを聞くにも、中国語は話せないのでどうしたものかと思っていたらフロントの女性から「いっぱく?」と日本語で助け舟。無事、台東でちゃんと寝ることが出来た次第です。

個人旅行では国内外を問わずホテルはネット予約をし、飛び込みで探すことはもう何年もしていません。時代ですね。

泊まったホテルの部屋はよもやのトレインビュー。今はどんな風景が見えるのでしょうか?

2018年03月27日 15時40分

2月24日(土)の晩御飯。

2月24日(土)の晩御飯は、ホテルの隣の鍋屋さん。

翌朝が早いこともあり、手近に済ませることにしたのですが、地元客の人気店。鍋の出汁の種類を選び、肉(牛・豚・羊)などを基本に、あとはバイキングスタイルで食材を選ぶという日本ではあまり見かけないタイプのお店。

ソーセージやつみれ?の類。

海鮮。

デザートは豊富。

出汁が少なくなるとこのやかんで足します。

大満足の食事を終え、店の外に出た所でバイクのヘルメット置き場を発見。土地柄でしょうね。ところでビールを飲んでいたのは私達、日本人のグループだけでした。

2018年03月26日 15時38分

かつての台東駅(5)台東×三重。

台東旧駅の駅舎の中。

そこに三重県の物産の展示を発見!

「台東×三重」。三重県と台東県が交流していることを台湾で知る地元メディアの従業員。

「てんぷにうまい松阪牛カレー」とありますが、「てんぷ=びっくりするほど」だとは知らなかった。

駅舎の自動ドアは驚きの日本語。何も違和感の無かった私。ドアを出た所で気付いて撮影した一枚。

台東旧駅は、今は台東市を中心としたエリアのバスターミナルとなっています。因みにこの台東旧駅のあるエリアが市街地で、2月23日に晩御飯を食べた夜市はこの駅にほど近い場所。ホテルもここから徒歩圏内です。

2018年03月25日 15時36分

かつての台東駅(4)残照。

時間の流れは残酷で、線路を植物が覆っています。でもそれを必要以上に整備していないのは台湾流でしょうか?もっともこの光景は、私は嫌いではありませんし、こうした残し方もあると思います。

この地の一角にはターンテーブルも残っています。

木が覆っていますが、これを悲しいと思うかどうかは意見が分かれるところでしょう。日本でこれだけの方が訪れる施設でこの状況だと、いろいろな雑音が出るのでしょうが、ある意味平穏な南国の一風景と言えます。

夕方の5時半過ぎ。もうすぐ日が暮れます。

それでもここではまだまだ遊び足りない子供たちの姿を見かけます。平和だなあ。

かつては列車が行き来していたこの駅。夜のとばりがおりても近隣だけではなく夜行列車も出ていた台東(旧)駅。残照。

2018年03月24日 15時34分

かつての台東駅(3)2000年の台東駅。

ホームは今もそのまま残されています。

かつてこの線路を多くの列車が行き交っていました。

2000年5月23日。出発を待つ自強号。この日、朝6:15発の1052レで台東線~北廻線を北上しています。台湾の乗り鉄をしていた私にとってこれで無事台東線を完乗。枝線を乗り残すと大変なことになるのでホッとした次第。ところでこの自強号では、台東/Taitung~蘇澳新/Su’aoxin駅間を乗車しており、それはそれとしてここでは当時の乗車券の話。2000年の台湾鉄道はオンライン発券で、端末があればどの駅でどの区間の乗車券も購入可能だったのですが、高雄駅で台東~蘇澳新の乗車券を買おうとしたところ満席。一瞬4時間立ち席かよ!と覚悟は決めていましたが、ひょっとして??と思って南廻線の列車を降りて直ぐ、台東新駅の窓口で台東新~蘇澳新の空席を聞いたら予想通りあるとの返事。駅で持っている乗車券(※)があるとは聞いていたのでそれを確認したのですが、因みに台東~台東新駅間は結局立ち席承知の乗車券。もっとも台東新から取ってあった席には結局誰も来ることはありませんでした。

※駅で一定数の座席を確保し、それ以外を一般発売する。

2018年に戻り、拠点駅でも跨線橋が無かった証。

腕木式信号機を切り替えるテコ。今も残っていました。

2018年03月23日 15時32分

かつての台東駅(2)今は観光地です。

台東旧駅は、現在では「台東鉄道芸術村」となり市民の憩いの場兼観光スポットとして賑わっています。

ここにはかつて「台東線」(台東駅~花蓮駅)を走っていた車両が保存されています。

ここで少しだけ台東駅/台東線の歴史。

もともと台東~花蓮間を結ぶ762ミリゲージの鉄道があり、その後、他の台湾鉄道と同様の1067ミリに改軌されました。

そのためここで保存されている気動車はそもそも762ミリゲージ時代に使われていた車両を1067ミリ用に改造したモノ。

出入り口のステップが外に大きく飛び出ているのはそうした経緯によるもの。少しだけでも歴史を知って車両を見れば、知的好奇心をくすぐります。

※DR2000形。日本の東急車両製。

2018年03月22日 15時28分

かつての台東駅(1)2018年と2000年の比較。

昨日と同じ場所ですが、少しだけ移動。機関車だけを撮影するならありかな?と…。

台東駅。と言っても今の台東駅ではありません。2001年に廃止された台東旧駅。参考までに2月23日(金)に私が下車した『台東駅』は以前、『台東新駅』を呼ばれていました。で、こちらは街の中心に近いところにある台東旧駅。

2000年5月23日の台東駅。「台東“旧”駅」が現役だった頃の一枚。その時、いずれ台東駅~台東新駅間は廃止されると言われていました。

こちらが2000年5月22日の今の「台東駅」。当時は「台東新駅」という名前。駅前がまだ閑散としていた時代。

2018年03月21日 17時18分

台東~大武間で下見(9)普快3672レ。

『台東~大武間で下見(3)』でUPした場所を下見の最後に再訪し、そこで『台東~大武間で下見(7)』でUPした知本/Zhiben駅~太麻里/Taimali間で普快の戻りを撮影することに。

本命の前に莒光号を撮影。

線路の右側の海を入れてみる。

※16:04撮影。莒光754レ(台東/Taitung発彰化/Changhua行き)

撮影中に気になった標識。多分落石注意。

青い客車が登場。

もう少し青い客車のサイドが見えると思っていたのですが撃沈の一枚。

※16:28撮影。普快3672レ(台東/Taitung発枋寮/Fangliao行き)

2018年03月20日 20時16分

台東~大武間で下見(8)台湾の撮り鉄さんに脱帽。

午後からはつい最近発行された台湾の鉄道撮影地ガイド(?で多分合っているはず)に載っていた場所に向かう。グーグルマップを頼りに、おおよその見当をつけて探すもののそこに向かう道が分からない。

多分、この道から入るのではなかろうかと目星をつけていってみたら先客数名。それでホッとしたというのは本心です。台湾の鉄ちゃんたちもちゃんと下見をするのですね。それにも驚き。

やはり絵になる機関車牽引の客車列車。

※14:42撮影。莒光52レ(花蓮/Hualien発~台北/Taipei行き)

同じ場所。

※14:59撮影。自強314レ(台東/Taitung発~新佐営/Xinzuoying行き)

翌日、ここでD51の撮影をしたいと全員が思ったのは間違いなかろうが、それにしてもよくぞこの場所を見つけたものだ!と台湾の撮り鉄さんに脱帽。

金崙/Jinlun駅と瀧渓/Longxi駅の間にあった多良駅/Duoliang。今駅としては廃止されていますが、太平洋を望む絶景ポイントということで観光スポットとなっています。

ということで“展望台”。

この場所の時刻表がそこに張り出してあったので、それを信じきって待つことしばし。おかしい?と気付いた時にはそれなりに時間が経っていました。日本ならこうした情報は基本、最新版ということですが、ここは外国。討ち死に。かつて某国のとある観光案内所で教えられたバスの時刻がダイヤ改正で変わっており、あえなく最終バスを逃したことを思い出した。

2018年03月19日 20時14分

台東~大武間で下見(7)旧型客車を狙え!

『台東~大武間で下見(3)太麻里駅近くの絶景ポイント。』でUPした写真の撮影ポイントの直ぐ近くで莒光号の撮影。太陽ギラギラには恵まれず、海の色は今一つですが、オレンジとクリームのツートンカラーがその存在感を主張しています。

※12:11撮影。莒光751レ(彰化/Changhua~台東/Taitung)

さて2月24日(土)の大本命。3両の青色の旧型客車で編成された普通列車(台湾での種別は普快)の撮影。以前、平成28年(2016年)3月21日にこの列車の折り返し、台東/Taitung発枋寮/Fangliao行きに乗っています(2016年05月02日にこのブログでUP)が、乗っているからこそ撮ってみたいと思った列車です。

※12:35撮影。普快3671レ(枋寮/Fangliao発台東/Taitung行き)

お昼ご飯。近くのコンビニで弁当をGET。店内で食す。

阿里山鉄道のパッケージが旅心(鉄心?)をそそります。

何度も食べてはいるものの何度食べても美味しいと思う。30分ほど休憩。

それにしても分刻みのスケジュールをこなしています。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!