ドバイ・メトロに乗っていった先の話はまた後日ということにして、一旦時間を巻き戻します。
1月7日(土)の2つ目の鉄活は、世界最先端のシステムを備えた路面電車「ドバイ・トラム」。ドバイ・メトロの「ジュメイラ・レイクス・タワーズ(Jumeirah Lakes Towers)駅と、ドバイ・マリーナ(Dubai Marina)駅の2駅で接しており、現在は10.6キロが開通しています。
今回は「ジュメイラ・レイクス・タワーズ」駅で下車し、まずはメトロとトラムを結ぶ歩道橋から撮影。
アラビア語の発車案内。
そして英語の発車案内。8分間隔で走っていることは分かります。英語とアラビア語の違いから、時間を表示する場所が違うのが興味深いですね。
ところでこのトラム、何が最先端かといえば全線架線レスの運行に加え、全駅が酷暑対策もあってと思うのですが完全空調による密閉式。鉄道好きにとっては十分「プレミアムなドバイ」なのですが、それは同行者には伝わらない。
などと言いつつ、何はともあれこの電車は次の目的地までの“足”であり、更に途中駅で乗り換えるモノレールこそがこの日最初の「プレミアムなドバイ」でした。
イブン・バットゥータ駅で1列車やり過ごし、ちょいと撮影。ドバイの高層ビル群は、市街地全体にまんべんなくあるわけではなく、名古屋で例えれば、名古屋駅界隈、栄界隈、金山界隈と言ったようにエリアごとに林立していると思ってください。ただそうしたエリアの高層ビルの密集度が桁違いです。
今回のツアーの参加者の方が「名古屋駅の高層ビル群なんてたいしたことないねえ」と仰っていましたが同感です。
お次は世界最大と言われるドバイ・モールの最寄り駅、ブルジュ・ハリファ/ドバイ・モール(Burj Khalifa / Dubai Mall)駅を目指します。この進行方向なら先頭車の先端以外に私の居場所はありません。
因みにこの写真を撮影したエリアに高層ビルはありません。
高層ビルが立ち並ぶ風景の中ですれ違いが撮れないものかと粘ってはみたもののそれほど上手くはいかないのが世の習い。
折角ブルジュ・ハリファが見える場所にやって来ても肝心の電車が来ない。下車駅が近づきここでギブアップ。電車が混んでおり、満員の車内の少し離れた座席で一人ぼっちの同行者を救出に向かいました。
こちらは自動改札機横の表示。分かり易いです。ドバイに熊さんはいないと思いますが、熊の縫いぐるみが子供の象徴なのですね。
ドバイ・メトロは無人運転です。そして昨日の写真でご確認頂きたいのですが、一般的に乗務員室のある場所は客室となっており、列車の両端は展望席。あたかもパノラマーに乗っている気分です。新交通システムではないこのサイズの鉄道では珍しいのではないでしょうか。
この写真は一番後ろの車両の『展望席』からの撮影。
参考までにこの反対側の先頭車はゴールドクラスとなるため、そのチケットの無い私は立入り禁止です。
ジュメイラ・レイク・タワーズ(Jumeirah Lake Towers)駅構内はアートだった。色遣いが素晴らしい。日本ではアートな鉄道駅は少数派。何も無かった土地にゆとりを持って作られたドバイだからこそかも知れません。
で、ここまでは午前10時までの話。
ここからは12時半からの話です。その間にトラムとモノレールに乗っていますがそれはまた後日。
イブン・バットゥータ(Ibn Battuta)駅。鉢植えの花の向こうの瀟洒(しょうしゃ)な駅舎。
目的地はイブン・バットゥータ・モールの中にある世界的なコーヒーチェーンのお店。アラビアンナイトの世界に彷徨(さまよ)い込んだ気分。
検索で「ドバイ」「世界一」で出てきたお店。
それにしても1月7日(土)の昼下がりに、なんと私たち以外にも日本人がいた。(驚)
プレミアムなドバイを一つクリア。
(余談)
知人にこのコーヒーチェーンのマニアがいますが、彼はこの店を知りませんでした。ただ写真を見せたところ、世界一という表現は「なるほど」と仰っていました。
私家版ドバイの歩き方に登録。
1月7日(土)。鉄分ゼロの同行者に、ツアーで最初から入っている観光地だけではなく、いろいろプレミアムなドバイを楽しみましょうと持ち掛け、限りある自由時間を使って鉄活。いいえ、鉄活ではなく、鉄道はあくまでも移動の手段です。
さてドバイには4つの鉄道があり、1つ目は2路線合わせて75キロとなる世界最長の全自動・無人運転の鉄道「ドバイ・メトロ」。メトロと言っても都心部は地下ですが、大部分は高架で、その駅の壮大さは日本で言えば新幹線の駅並み。駅前でまず目を引くのが駅に向かう歩道橋。完全密閉で冷房完備。さすが灼熱の国です。こうしたタイプの歩道橋はドバイでは珍しくはありません。広い道路を横断する歩道橋は見た限り同様の設備でした。
モール・オブ・ジ・エミレーツ(Mall of the emirates)駅。同名のモールの最寄り駅で、宿泊したホテルの最寄り駅でもあります。デザインが凝っていますが、私は浅草のアサヒビールの巨大オブジェを思い出していました。
長い長い跨線橋には動く歩道あり。この駅だけではなく、結構見かけたので、これがドバイ流なのでしょう。楽ちん。
おっと、電車がやってきた。まずはジュメイラ・レイク・タワーズ(Jumeirah Lake Towers)駅を目指します。
5分間隔で走る電車。因みに中東ですので、金曜日は午前10時からの運転です。
またドバイ・メトロにはゴールドクラス(グリーン車的なスペース)と女性・子供専用車があり、これは女性・子供の乗車位置。
世界一の高層ビル。
ブルジュ・ハリファの高さは圧巻です。
高さ828メートルのビルの展望台は452メートル。絶景ですなぁ。
下から見上げていた高層ビル群もここからだと全て眼下。天下を取った気分。話は飛びますが、岐阜城や犬山城から見る城下町が好きです。高所恐怖症でなくて良かった。
ドバイ・ファウンテン(Dubai Fountain)。世界最大の噴水ショーがここで繰り広げられます。ここのショーは昼間に見ましたが、夜も見たかった。もっともドバイ初心者向けに観光が目いっぱいついているのでそれは叶わず。
それにしてもこれだけ『観光』に時間を使ったのは久しぶり。いつ以来なのだろう?
さて3日間も観光ネタにこのブログを使ったので、明日から本題です。
鉄話の前にドバイらしくまずは砂漠観光話。ツアーに最初からついている砂漠を4輪駆動車で走り回る観光ですが、60歳以上の方は承諾書が必要で、体力に自信が無い方には別の観光が用意されていました。勿論、勇気を奮って承諾書にサイン。
昼間はきっと灼熱なのだろうと思いつつ、夕刻の砂漠を裸足で歩くと実に気持がいい。さらさらという言葉では片づけられない、何かを感じた一瞬。サソリが出てきたら怖い。とか現実的なことはともかく、歩くにつれ指の間をすり抜けていく砂の一粒一粒を感じる経験は初めて。斜め上に目をやりながら大きく呼吸をした私のこの時の気持ちは、体験した人にはきっと分かってもらえると思う。
我が人生において、砂漠に沈む夕日を見るチャンスが来るとは思ってもみなかった。
刻々と太陽が砂漠に吸い込まれていく。
夕日って、人種を問わずに人を引き付けるのですね。「月の砂漠を~」と思わず鼻歌が出ましたが、月を見るのを忘れていた。というか、出ていたかどうかすら気にしなかった。今思えば実にもったいない。
今日からも海外鉄道話。お付き合いのほどをお願いします。
今年はいつもの正月とは打って変わって3が日の明けた1月4日から2泊5日で1か月前には予定の無かったドバイに行くことに。当初の予定では鉄分ゼロの本当の観光旅行。のはずだったのですが…。そこはそれ。
まあ仕事は多忙な年末に比べれば、正月明け一週間は…。忙中閑ありとばかりに勢いでツアーを予約。こんな巡り合わせの良い年は仕事を始めて最初で最後かな?で、中部国際空港からは香港トランジットでいざドバイへ。
旅の目的地として単独のガイドブックもあるドバイ。これは夜景ではなく1月5日の夜明け直前、着陸寸前の撮影。真っ暗な中に輝く街。ワクワク。
当たり前ですがアラビア文字。右から左に読むのは最後まで慣れることはありませんでした。
世界に冠たる人工都市ドバイ。それでも“かつて”を髣髴させる場所もあり、ドバイ・クリークもその一つで、高層ビルが立ち並ぶ街にあってこの周辺だけは古き良き「アラブ」を感じさせてくれます。
夏の最高気温は50度近くになるものの1~2月の最高気温は25度前後で過ごしやすく、因みに北緯は25度で台北とほぼ同じ。ちょっと意外な感じ。ここだけ見れば(ペルシア湾に面した)ビーチリゾート。
高鐵台南駅の弁当売り場で、中洲駅で見かけた弁当を発見。日本なら業者さんの車で運ぶところですが、ここは列車輸送。
10:07発の新幹線が到着。ここから高雄/佐営まで13分のミニトリップ。これで今回のミッションは全て終了です。
日本の700系にあって台湾の新幹線に無いもの。先頭車の乗務員扉。
台湾の新幹線にあって日本の700系に無いもの。乗客の乗降扉横、つまりデッキにある扉の開閉スイッチ。
佐営駅での並びを見れば一目瞭然ですが、乗務員用のドアがないのが見てとれます。これは台湾鉄道(在来線)でも同じで、例えば区間車に乗っていると、座席の横で車掌さんがドア扱いするところを目の当たりにできます。
日本と変わらないのは、清掃中なので立ち入り禁止。
帰りのピーチ便、MM36便は定刻では14:15発で関西国際空港は17:55着。
そして想定の範囲内での遅れ。往路は窓側席からの搭乗でしたが、帰路は一般的な奥の座席から搭乗。
いろいろあります。
沈みゆく太陽に、無事な旅の終わりを想う。
(台湾シリーズ 完)
浮世ではゴールデンウィークとやららしいが、私は家で蟄居し、ひたすらのんびり。たまにはこんな過ごし方も良いと思う。
さて、沙崙(Shalun)線沙崙駅。
コンコースにはおしゃれなオブジェ。台湾鉄道のみならず、台湾の鉄道の駅では時々こうした素敵な出会いがあります。
2月11日の大地震の交通機関への影響はなく、高雄国際空港も問題なく離発着しているとの情報も入り、安心して旅を続けています。
ところで台湾鉄道では、その時に応じて自動券売機や窓口を使っていますが、台湾新幹線はまず自動券売機を使っています。それも英語の画面ではなく中国語の画面。
同じ漢字(日本人には馴染みのある旧漢字)を使う国なので、雰囲気で次の画面に進むことが出来ます。
1点。私が最初、慣れなかったのは、数字を押す(テンキー)画面の右下にある確認ボタン。乗車駅、降車駅、乗車列車等の情報を入力後、支払い画面に移るのですが、その時の確認はタッチパネル画面ではなく、テンキーの画面で確認することになります。
習うより慣れろとは名言です。