2017年01月31日 20時57分

ヤンゴン環状線の旅(3)車内で料理の仕込み。

「PAYWET SEIK KONE」駅。ミャンマー語の駅名を見てもその読み方は分かりませんが、英語で見ても発音が検討つきません。

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駅に隣接した場所で何かイベントを行っている。土曜日だからかな?

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マイクを使って何かしゃべる司会者の様な方がおられ、出演者らしき方もいる。列車が停車中のほんの短い時間の出来事。私の野次馬精神が溢れ出る。

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11:50頃。途中の駅でいきなりスピーカー付き天秤棒を担いだ方たちが乗車しびっくり。間違いなく食べ物の行商をされている方たち。

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車内で売るのかと思いきやいきなり“仕込み”を始めました。

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麺料理の具材の準備のようですが詳細不明。

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10分ほど乗車して降りていきましたが、その時に思いっきりこちらを見られました。「何が面白くて俺を撮ってたんだよ?」と聞かれた気分。せめて「ありがとう」「さようなら」というミャンマー語を覚えておけば良かったと今更ながら残念に思っています。

※ミャンマーでこうした撮影をした時の別れ際、私はできる限り手を合わせてお辞儀をするようにしていました。そうすると時に相手の方も同じように返してくれることもあり、気持ちは伝わったのではと勝手ながら思っています。

2017年01月28日 14時55分

ヤンゴン環状線の旅(2)旅の始まり。

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11月26日に乗れなかった環状線列車。10:45発があるはずなのでそれに乗るのを狙っていました。と言いつつやはり出発番線は不確かで、周りにいた外国人の観光客が一斉に動いたのでそれについて行っただけで、機関士さんに「サークルライン?」と問いかけたら首を縦に振ったのでそのまま乗車。

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列車が10:50を少し過ぎたところで動き出し、やっとホッとする。

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11:02に何か怪しいナローらしき蒸気機関車(?)を発見。何だろうと思っても正体は不明。

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ヤンゴン中央駅出発時が一番混んでいると思いきやそんなことはなく、徐々にお客さんが増えていく。

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それにしても車内で一眼レフをかざして『愛嬌』を振りまく日本人に、気づきながらも誰も反応してくれない。もっとも暗黙の了解ということで私は撮影しているわけですが…。

とはいうものの「ダメ」という素振りの方は今回の旅でも何人か出会っているのでそこはそれ、撮影を遠慮しています。やはり列車内に乗り合わせた人や街で出会った人といったような『人物』を撮影させていただく最低限のマナーは守っているつもりです。その土地に生きる人は観光客の見世物ではありません。

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ローカル線の駅。という風情。ノンビリ、ゆったり。乗って良かった。

ところで「乗り鉄はいつも一人ですか?」と聞かれたことがあります。風景も含め“乗る”ことにどっぷり浸かるならやはり一人が良いとは思うものの、複数でも別に構いません。でも会話がある分、集中力が別の方向に向いて車内・風景で何か楽しいことを見落とすことがあるかもしれません。逆にもう一つの目があることで新しい発見があるかもだったりします。

ただ単独・複数のどちらかを選べ!と言われたら、今回に限れば一人で良かったと思っています。何をするわけでもなく、ただミャンマーの風に吹かれている幸せは何事にも代えられません。齢(よわい)を重ね、今は「OOしなきゃ」という呪縛から解き放されているからでしょう。

2017年01月27日 20時02分

ヤンゴン環状線の旅(1)混合列車。

動画撮影の前の朝食。

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前日の食堂が気に入ったので再度来訪。

※写真の左側に写っていますがちょっと分かりにくいかな?

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目の前に並ぶ選択肢。勿論これにメインの麺を付けています。

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動画撮影の時は、それに専念しているわけではなく、同時に写真も撮っています。8:43頃の撮影。前日もほぼ同じ時間のこの光景がありましたので、ダイヤ通りということなのでしょう。

動画は、カメラがコンデジということもあり一度画角を決めたらそう簡単には微調整が出来ないのでこの間は回しっぱなし。

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ふと気が付けば保線車両が近づいてきました。どこに行くかと待ち受けていたらなんと今写っている場所から右に分岐する線路に入っていきました。残念。

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9:27頃に現れたローカル列車。

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驚きの混合列車。ここは首都の中央駅。

2017年01月26日 20時25分

(動画)ヤンゴン駅 JR東海11形出発風景@ミャンマー/ヤンゴン。

11月26日の動画の最後は夕闇せまるヤンゴン駅。

17:40過ぎの撮影。

こうして11月26日の撮影は終了。さあ鉄呑み会2日目に突入。

おっとその前にこの日は、朝の動画撮影後に前日乗れなかった環状線に乗っています。

10:50にヤンゴン駅を出発し、13:40頃に戻る2時間50分のノンビリ乗り鉄。さてどうなるのでしょうか?

2017年01月25日 20時22分

(動画)JR東海キハ11形@ミャンマー/ヤンゴン。

旧国鉄の一般気動車色。まさかそのままとは思っていなかった車両をよもやの動画撮影。

8:45頃からの撮影。

 

2017年01月24日 20時06分

(動画)JR東海キハ11形@ミャンマー/ヤンゴン。

JR東海キハ11形。9:10頃からの撮影。まずはラッピング車両。列車が近づいても気にせず線路を横断する人たち。。

 

 

9:15頃からの撮影。行き交う人たちがいなければ、こちらはまるでJR東海時代そのもの。

何だかのんびりしていていいなあ。

2017年01月23日 20時40分

(動画)JR東海キハ11形&キハ40系@ミャンマー/ヤンゴン。

続いてJR東海からの譲渡車両であるキハ11形とキハ48形+47形の5連。

9:13頃からの撮影で、昨日UPしたJR東日本車の通過の少し前です。

 

 

2017年01月22日 15時28分

(動画)JR東日本キハ40形・48形@ミャンマー/ヤンゴン。

今日から暫く動画@ミャンマー/ヤンゴンをUPします。撮影機材はコンデジです。

私はどこかに行く場合、国内であれば「一眼」もしくは「コンデジ」を1台持って出かけることが殆どで、何か特別な狙いがあって“撮影”に行く場合は、本命「一眼」+予備「コンデジ」といった組み合わせで持ち出します。今どきはスマホのカメラの性能が以前に比べ飛躍的に向上したこともあって、カメラ1台を持ち歩く際の予備は『スマホ』と割り切っています。その辺りは撮り鉄の方よりは随分緩くやっています。

一方海外「鉄道旅」は、一昨年から本命「一眼」+予備「コンデジ」を持って行っています。なおかつ荷物に余裕があって三脚を持ち出せれば、時間に余裕がある時にコンデジで動画を撮影したりしています。

※三脚はコンパクトな簡便なもので、一眼レフは重さの関係で使えないタイプです。またビデオカメラ(動画)用のものではありません。

さて11月26日(土)、この日は動画を撮影すべく前日同様、ヤンゴン中央駅東方に出動。ある程度編成が分かるようにしたいという狙いと、何せ本数が稼げるのがここを選んだ最大の理由です。まあ少々安易な選択ではあります。

まずはJR東日本のキハ48形(RBE.25110)が先頭の5連。時間は9:21頃で、実は前日の全く同じ時間にRBE.25110が先頭の列車が通っており、まさか同じ車両に出会うとは思ってもみませんでした。

 

2017年01月21日 23時05分

ヤンゴン鉄呑み会/11月25日の巻。

「ヤンゴン鉄道旅」のタイトルでやってきましたが、今日は似合わないので「鉄呑み会」に変更。本当に単なる呑み会です。

さて共通の趣味を持つ方たちと共に呑むのはとても楽しいです。まして旅先では尚更と思う今日この頃。歳のせいかな?いやいやそんなことは無いと思います。

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今回の旅の目的は実はそんな鉄呑み会だったりします。では何故ヤンゴンでそんな呑み会?

先に書いた通り、今ミャンマーは日本でかつて一時代を画した車両が集まっていたり、ユニークな形の車両がlいることで注目されており、愛知県に住む私の知人でも2人がミャンマーにはまっています。

そんな車両探訪のためにミャンマーを目指す人が増えていたりする中、「じゃあ乾季の一番季節の良い時にヤンゴンに行き、みんなで呑もうよ」と今回のまとめ役の白川淳さんが仲間に声をかけ、それが何と実現したのです。参加条件は1つ。自力でヤンゴンに来て帰ることが出来、誰の手助けがなくとも旅を続けられる人。まあツアーでは無いので当たり前と言えば当たり前ですが、参加するに当たってネットでミャンマーを調べてみたら、ハードルはそれほど高くは無さそうだったので私でも大丈夫そうだと判断し、手を挙げました。

でまずもって11月25日の巻。ヤンゴン在住の方が予約してくれた店へ。

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有名店とのことで日本語メニューあり。

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まずは3人でスタート。生ビールが3杯。旨い!!!

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料理1)豚肉の角煮。見た目ほどくどくはなくパクパク行きました。

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料理2)魚に野菜を詰めて焼き上げた料理。

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料理3)青菜炒め。

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料理4)納豆のチャーハン。

見た目も味も中華料理に近い感じです。そしてタイやインドのようにスパイシーではないので食べやすく、どれも美味しく大満足。

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ホテルへ戻ったところに4人目の参加者が到着し記念写真撮影。

右からヤンゴン在住の在ミャンマー日本国大使館員の古賀俊行さん。バリバリの乗り鉄さん。本も出しています。

インドネシア鉄道の旅

2人目はまとめ役のトラベルライター/白川淳さん。

一番左がサラリーマンにして撮り鉄&バスマニアの本間俊浩さん。先に書いた強烈なバスマニアの方ですが、鉄道写真では「何ミリで撮ってるんですか?」→「28mmです」、「どのくらいのスピードで切ってます?」→「1/10秒です」という流し撮りを得意にしている方です。

こうして夜は更けていきました。

ところで「25日の巻」ってどういうこと?(笑)

2017年01月20日 14時20分

ミャンマー鉄道旅(22)ラッシュのヤンゴン中央駅。

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17:30過ぎに列車が動き始め、次の列車が迫る中、多くの人たちが線路を渡る、渡る。

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はっきり言って誰も列車の接近を気にしていない?

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ふと気づけば2連の気動車の後ろにディーゼル機関車がいて、更にその後ろにやはり2連の気動車がいる。どんだけ団子運転。

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17:36にヤンゴン中央駅に到着。JR東日本とJR東海が並ぶある意味あり得ない2ショット。

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夕方のラッシュ時間なのですね。通勤客はどこからでも列車に乗り込みます。ホームがあると言っても地平なので貫通扉からの乗車もあるのでしょうが、結構衝撃的な映像。

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日も暮れた18:11のヤンゴン中央駅。国鉄ツートンカラーが映えます。

2012_05_02高山本線キハ48 3812

因みに私の撮影した『JR東海』のツートンは2012年(平成24年)5月2日、高山本線下麻生駅でのこの1枚だけです。ミャンマーに来てのこの日だけで一体何枚撮っているのだろう。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!