2017年04月18日 20時58分

高雄の職員輸送列車

2月10日、虎尾糖廠への撮影行から高雄に戻り、今回も台湾鉄道の工場職員の輸送列車(高雄駅~高雄工場、朝夕に1日2往復)を撮影。違いは、先回は朝だったのが、今回は夕方であること。

※16:19~撮影

高雄駅発は時間的に間に合わないかな?と思っていましたが、MRT文化中心駅近くの踏切でギリギリセーフ。

名古屋市の人口が230万人に対し、高雄市の人口は270万人。単純比較はしない方が良いのかもしれませんが、例えて言うなら金山辺りの国道19号線に踏切があり、機関車+青色客車1両の超シンプルな列車がそこを通り過ぎてゆくというイメージ。

※16:46~撮影

昨年の4月18日にUPしたこの列車を撮影した場所と多分、同じ場所。

違いはここで今回の同行者の友人が合流したこと。

海外に進出する鉄道愛好家が確実にいるということです。

2017年04月17日 20時15分

虎尾糖廠/シュガートレインが走る。

今日は虎尾糖廠のシュガートレインの動画。

2月9日と10日に撮影した3本の動画を編集で1本に繋いでいます。

3本目はシュガートレインの最後の貨車が通り過ぎるまでをノー編集でご覧いただきます。

※トータルで1分53秒あります

2017年04月16日 16時52分

台湾/虎尾糖廠(12)さらば虎尾のシュガートレイン。

※13:37~撮影。

そろそろお暇する時間も近づいていたので、市街地の踏切で撮影。

台湾らしさを意識してみました。

虎尾駅の中はこんな感じ。

駅のホームから見た虎尾糖廠。

高鐵雲林発14:41に乗車。佐営着は15:25。

今日も今日とて車内で遅めのお昼ご飯。安くて旨い!

さて2日間通ったので、状況はほぼ分かりました。時期によりというより、その日の作業状況で柔軟に運用されていると思います。

虎尾糖廠を出る時間は比較的定まっている感じですが、戻り時間は読めません。

また雨や雨の翌日は、刈り取り作業の都合で運転されないと聞いています。現場を見て納得です。

かつてここを訪ねた強者はバスで移動とかもしていますが、タクシー代がそれほど高くないので少なくとも高鐵雲林~虎尾、台湾鉄道斗南~虎尾はタクシー利用が圧倒的に便利です。一方で、言葉の問題もあるので、撮影地にタクシーで向かう場合は、印刷した地図を持っていくことをお勧めします。

レンタサイクルですが、時間に余裕があれば一番お気楽です。ただ一番奥の積込所までは市街地から10キロを超えるので、ママチャリではきついと思います。

撮影に適した場所の周りに何もお店がありません。最低限、水は持っていくのは必須です。

今回の心残りは新幹線+シュガートレインの2ショットが撮影できなかったこと。ただ、これを撮影出来たら一生分の運を使う覚悟が必要かもしれません。

このブログを書いている4月は、ここ虎尾のシュガートレインは既に今シーズンの運転を終えています。

来年もこの地に立てること祈るばかりです。

2017年04月15日 20時50分

台湾/虎尾糖廠(11)レンタサイクル04号。

※11:15~撮影。

11:14に9号積込所を出発。今シリーズ(8)の場所と近い場所ですが、アングルを変えました。

日本より南に位置する台湾は2月10日にして田植えの直後。

この日のお供。昨日と同じ04号。自転車に何年振りに乗ったのかが思い出せない。

※11:52~撮影

午前中に虎尾糖廠を出た列車の最後の戻り。

晴れていれば水鏡がもっときれいだったはずとは思いつつ、まずは上首尾&上出来。

土埃を上げて勇ましく走る自転車よりもきっと少しだけ早いシュガートレイン。

列車の線路に落ちているのはサトウキビ。

2017年04月14日 20時48分

台湾/虎尾糖廠(10)単機回送。

※11:05~撮影

あれ~っと思う間もなく列車が見えました。

思いもよらぬ単機回送。

9号積込所には2編成のサトウキビ満載の貨車がいたのでそれの組成。

まずは1編成を虎尾の市街地側に引き出します。

そしてもう1編成と繋ぐため押し込みます。

堂々たるシュガートレインの出来上がり。40両までは数えましたが…。ギブアップ。

2017年04月13日 20時47分

台湾/虎尾糖廠(9)貨車への積込。

積込場所にトラック到着。

サトウキビが雪崩落ちるが如く貨車に吸い込まれていきます。

トラック1杯が貨車2両分。その貨車を押し込むのはトラクター。このトラクターの出現は想像していた光景とは程遠く、唖然茫然。とまではいかないものの面白いですね。

こうして積込作業は続いていく。

そしてトラックは次の積込のために来た道を戻る。

2017年04月12日 20時37分

台湾/虎尾糖廠(8)9号積込所。

この日、目指すは第9積込所。もはや勝手知ったるいつもの道。グーグルマップで大体の位置関係をおさらい。歩いて行くルートを表示していますが、線路に沿って自転車で通れる道があります。虎尾駅から9キロ弱というのは大差ないでしょう。

※9:54~撮影。

へろへろの線路が好きです!

多分、朝一番で積込所に行った列車の戻り。推測ですが、朝一番の列車が一番奥の積込所まで行き、2番は途中の積込所で作業をしているようです。線路に沿った道路を移動しているのでいつ列車が来ても大丈夫なように行動していました。

※10:33~撮影。

虎尾糖廠を10:30頃に出てくる列車があるよ!と聞いていたのでそれを待ち受ける。

先頭の機関車は分かると思いますが、貨車の方はと言えば畑に埋もれて分かりにくいでしょう。実はこの画面の右端に最後尾の貨車がいます。どれだけ長いのだと

※10:41~撮影

更に10:40頃にやはり虎尾糖廠を出てくる列車があるとも聞いていたのでそれを待ち受け。

午前中に積込所に向かう列車は一応これで終わり。

この日の目的。昨日撮影していない積込所での作業の撮影。アラカンが自転車移動であまり奥まで行くのはしんどいので一番手前の9号積込所で手を打ちました。

サトウキビ満載のトラックが到着。

2017年04月11日 20時24分

台湾/虎尾糖廠(7)再び虎尾へ。

2月10日。今回の旅の目的の一つに、昨年天候に恵まれなかった南廻線「太麻里」での《台湾鉄道と太平洋》撮影の再チャレンジがありました。

しかし、日本を出発する頃から太麻里辺りの天気予報は雨もしくは曇。2月9日に最終的に行くことを断念しました。列車の指定席は取れていたのですが、青くない空と煌かない海が背景では何ともなりません。

※実は往路の自強号は取れたのですが、帰路の自強号は満席で、ベストではないベターな選択の莒光号(きょこうごう)を予約していました。

旧正月(春節)を迎え、縁起の良さそうなホテルロビーの神様にお願いしてもダメなモノは駄目。

エレベーターホールも我々を祝福しては頂けないようで…。

結局、朝一番の天気予報で、台湾南部で唯一「晴れ」だったのは「虎尾」周辺のみ。これは呼ばれていると考え、天の声に従うこととし、この日も台湾新幹線に乗車。

台北から延伸した「南港」ってどこにあるのよ?って突っ込みながら乗車。

旅と言うより殆ど新幹線通勤気分。

※9:41~撮影

この日は少しゆっくり目のスタートで、虎尾駅で自転車を借りてから撮影を始めました。

踏切番の方に時刻を聞いたら前日とは予定ダイヤが異なる模様。相変わらずおおまかな目安ですが、教えてもらえるだけで有り難い。

なおこの列車は朝2番で積込所に行った列車の戻り。

サトウキビを満載して、轟音を鳴り響かせながら通り過ぎて行きました。

2017年04月09日 20時31分

台湾3泊4日の旅、2日目の夕食。

新営駅に戻りここから台湾鉄道に乗車。

16:48発の自強号に乗車。高雄に戻ります。

台湾の列車は普通列車を除き全席指定。これがまたよく混んでいて、最悪「無座」(立ち席券)で乗ることになるのですが、今回も座ることが出来ました。長距離を乗る場合は席が無くても、比較的短い乗車距離であれば取り易い印象があります。

乗る列車は125列車「屏東」行き。経由に「山線」と出ていますが、新営から先に「山線」「海線」があるわけではなく、もっとというかはるか手前に2つのルートがあります。

それゆえここ新営に至ってどうしてこのような経由表示がされているかの理由が知りたいと思う今日この頃です。

かつて山陰を走っていた「急行さんべ」や「急行しんじ」のように、山陰本線、山口線、美祢線をまたにかけていた分割・併合列車がありましたが、それよりは東京と東北間に東北本線経由と常磐線経由で優等列車が雁行していた時代でも、例えば上野発の列車が仙台以北にあっても「東北本線経由」とかアナウンスしていたのでしょうか?

この日の晩御飯は再び小籠包をスタートに各種。

食べ比べをしたのですが、やはりそれぞれの店にそれぞれの味あり。美味しければ全て良し!ですね。

2017年04月08日 20時28分

台湾/新営糖廠の広大なヤード。

烏樹林糖廠から新営駅を通過し、数分走ったところにある新営糖廠。ここでも観光列車が走っていますが、平日は走りません。まあ様子見です。

※タクシーの烏樹林糖廠~新営駅間は定額制のようでした。私たちは途中で待ってもらったり、新営駅を通りすぎてここまで来ていただいたので+αを支払っています。

駅前にある蒸気機関車。

ここの特徴はやはり広い構内。

1067ミリと762ミリの3線区間のポイントは何度見ても面白い。

左側にあるのが製糖鉄道の駅。観光列車がここから出発します。

右を見たり左を見たりで忙しいですが、台湾の製糖産業の最盛期を髣髴(ほうふつ)させるには十分な光景です。

農作物であるサトウキビの刈り入れは冬場に限られ、それだけに2月だったらここをひっきりなしにナローの貨物が行き交っていたことは間違なく、そう思うだけでそれはもう夢の世界。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!