2018年12月24日 16時17分

スコットランドで撮り鉄(13)ネス湖の怪獣。

今回のグレンフィナンでの撮影にあたり、インバネスでレンタカーを借り、グレンフィナンとの間を往復しています。そのかなりの区間は、ネス湖沿いを走ることになります。

ネス湖と言えば謎の未確認動物「ネッシー」の存在。夢とロマンがあるかはともかくネス湖周辺のお土産屋さんにネッシーグッズがあるのは確認しています。

というか折角なので、この先も旅が続くにも関わらず結構買ってしまった。

ネス湖のほぼ南端にあるフォート・オーガスタスFort Augustusの町。この写真に写っている道路に、踏切のような表示があるのが分かりますでしょうか?

ここは運河に架かった跳ね橋になっており、船が通ると車の通行は制限されます。前日、インバネスからグレンフィナンに向かう際は全部で3回、こうした運河の橋で引っかかっており、予定よりも長い時間がかかりました。そして先を急がない帰路は一度も止まることなし。そんなものですね。

運河を眺めてみる。右側の船は多分、ネス湖観光用。

ネス湖。道路からみられる絶景ポイントは意外と少なく、延々走ってやっと1枚。地図で確認すれば一目瞭然ですが、ネス湖はイギリスで最大の湖だそうですが、本当に細長く、対岸は手を伸ばせば届きそうな距離。もしも未確認動物がここに生息していたとしたら、あっという間に見つけられそうな気がします。

夢はやはり夢が楽しそう。

2018年12月23日 15時37分

スコットランドで撮り鉄((12)動画。

今年はスコットランドに行く!と心に誓っていました。今回の同行者が「秋に行くよ」と早くから声をかけてくれていたこともあり、我ながら驚きの4月に大阪まで予習でGO。

USJは人生で2度目。ハリー・ポッターのアトラクションが出来てからは当然の事ながら「初」です。

ただ出かけたのが土曜日とあってさすがの混み方。

そして映画を思い出しつつジャコバイト号の動画。

2018年12月22日 15時35分

スコットランドで撮り鉄(11)ぬかるみのグレンフィナン陸橋。

雨が降ったりやんだり。足元はすっかりぬかるみ、私も含めてですがコケる人多数。

それでもみんながやってくるハリー・ポッターのロケ地。

15:38。前日より25分遅く顔を見せ始めました。それにしても周りの人もですが、皆さんじっとひたすら待っているのはある意味、凄い!と思う。

計3回の撮影した中では一番、空気がすっきりしている印象。

撮影した3回はそれぞれ立ち位置を変えたのですが、一番低いこの場所が私の気持ち的には収まりが良い感じでした。

帰りがてらのバック運転撮影。

ところでこのグレンフィナン陸橋ですが、ドローン撮影禁止の看板が出ていました。何かきっかけがあったのでしょうか?

私自身、ジャコバイト号の通過をドローンで撮ってみたいと思ったのですが、当然、それは誰しもが考えることで、まあ残念でしたということです。

2018年12月21日 15時30分

スコットランドで撮り鉄(10)スープにもパンが付いてくる。

Station Master’s SoupとSandwichesを注文。

スープ(1人、1つ)は4.9ポンド。12月20日のレートで計算すると約700円。サンドウィッチ(2人で1つ)は6.3ポンドで約900円。

食事をする場所の選択肢が少ないこの界隈ですが、ここは手頃な値段なのがありがたい。

外が寒かったというほどではありませんでしたが、温かいスープにはホッとしました。もっともスープにパンが付いてくるとは思っておらず、控え目な注文にして良かった。

さりげなく置かれている小道具。つい目が行ってしまいます。

食後に外から一枚撮影。9月中旬にして紅葉。

2018年12月20日 15時29分

スコットランドで撮り鉄(9)ダイニングカーで昼食。

前日(9月12日)、グレンフィナン駅の構内に食堂車(ダイニングカー)があり、そこで食事が出来るのを確認していたので昼食に訪れました。

左にチラッと見えているのは除雪車で、かなりいかつい顔をしています。ということはさておき、丁度昼時に到着したせいかレストランは満席で、予約を入れて待つこと30分弱。

伝統的なイギリスの食堂車のスタイルかどうかは分かりませんが、どっしりと落ち着いた雰囲気はそそります。

メニューの表紙。夏場は毎日営業というのが如何にも観光地ですね。また平日の開店時間が朝9時と意外と早く、一方で閉店時間の午後4時半は、場所柄それより遅い時間の利用者はさすがにいないだろうと察しがつきます。

車内。

網棚の荷物は、勿論このダイニングカーのセット。でも食堂車なら荷物はそもそも座席に置いてくるのでは?とか思ってしまう心が素直ではない大人な私。ひょっとするとオープンサロンタイプの車両を改装しているのかも???

2018年12月19日 21時07分

スコットランドで撮り鉄(8)グレンフィナン陸橋。

午前のジャコバイト号。10:53に顔を見せました。遠くに汽笛が聞こえると、それが近づいて来た合図。それにしても天候が…。

グレンフィナン陸橋に差し掛かっても煙は出ているとまでは言えない。何せここは下り坂で、そもそも煙を吐く理由がない。

橋を半分ほど過ぎたところで「おっ!煙」。

2回目にして分かったのですが、どうやらこの辺りで“ファンサービス”で煙を出しているようです。実はこの日、もう1回午後の便も撮影しているのですが、やはりほぼ同じタイミングで煙が上がりました。

そう言えばJR九州のSL人吉が、球磨川第一橋梁を渡る時に煙を上げるのと同じかな?

グレンフィナン陸橋での撮影を終えて前日同様のダッシュ。11:27の撮影。空が明るくなり始めている。

奇跡が起きた。何と思いも寄らぬ晴れ間が出現。線路を越えた場所で狙っていれば順光、、、だったのですが…。贅沢を言えばキリがありません。クラシカルな蒸気機関車が精一杯走るのを間近に見られただけで良しとしましょう。

2018年12月18日 20時56分

スコットランドで撮り鉄(7)ホテルの朝食。

2018年9月13日(木)。

朝8時を回っているのですが、他の宿泊客はまだ夢の中?

穏やかな朝の陽ざしの中でお客さんが来るのを待っている。

鉄旅で、かつ撮り鉄の旅でこれほどのんびりとした朝を迎えたのは初めてかも知れない。

この日もジャコバイト号の撮影のため、グレンフィナン陸橋へ。列車の通過時間が近づくとこんな感じ。前日(9月12日)よりも少ないかな?

朝から雨降り。

私は今回、雨降りが多いスコットランドの天候に合わせ、撥水加工の靴を履いて来ていたのですが、残念ながらの大正解。カメラを入れるバッグも、いつもは通勤でも使っているリュックなのですが、今回は雨カバーが付属しているカメラバッグ。一応万全の態勢で臨んでいます。

2018年12月16日 13時34分

スコットランドで撮り鉄(6)料理の美味しい小さなホテル。

今回の足。家でいつも乗っている車に比べ一回り大きい。そもそも私は車の運転が得意ではない方なので、結局同行者にほとんど運転してもらうような状況でした。

可愛らしい外観の小さなホテル。

グリーンツーリズムは分かりますが、スコットランドのスモールホテルというジャンルがあるんですね。こうしたホテルを泊まり歩くのはある意味、贅沢です。

このホテルの水は飲める!らしい。

ドキドキしましたが飲みました。美味しかった。

さてこのホテルを選んだのは同行者。食事が美味しいとの評判で選んだそうです。

コースではなくアラカルトで頼んだディナー。もっともスープは1人1つ。

一般的には良いイメージのない「ため息」ですが、ここは別。思わず幸せなため息が漏れてしまう至福な時。

地元産のジビエとサーモンを2人でシェア。

ボードの手書きメニューもグルメな気分を盛り立ててくれるスパイス。こうしてスコットランドの夜は更けてゆく。

2018年12月15日 13時34分

スコットランドで撮り鉄(5)小さな駅の物語。

この日のホテルはグレンフィナン陸橋からほど近い場所。あとはホテルに行くだけなので、チェックイン前にグレンフィナン駅に行ってみました。

こちらは駅の信号扱所。

駅舎とホーム。ローカル線の小さな交換駅。

名古屋エリアでは、非電化時代の関西本線蟹江駅とか永和駅に近い感じかな?もっとも両駅には中線があるので、この駅よりは広々した感じではありますが…。

この看板に書いてあるように、規模は小さいですが駅舎内は博物館とお土産屋さんになっており、また観光案内所でもあります。私はここでハリー・ポッターのロケ地ガイドの本を買いました。

時間にゆとりが出来たら、聖地巡礼で回ってみるのを良いかな?とか思っている次第。

博物館に足を踏み入れる。日本でも駅舎の中を見学施設として開放しているところがありますが、そんな感じです。長良川鉄道の郡上八幡駅「ふるさとの鉄道館」が近いかな?

駅を彩る鉢植えの花。こうした風景はヨーロッパの駅だけではなく日本でも見かけますが、スコットランドの地まではるばるやって来たという感慨があるせいか、何か特別な存在に見えます。

ところでこのグレンフィナンの地が、単に美しい景色の中を蒸気機関車がけん引する列車「ジャコバイト号」が走るだけなら、ここまで世界的な観光地になったでしょうか?確かに撮り鉄さんは来るかも知れませんが、映画のロケ地という価値の大きさには全く驚かされます。

2018年12月14日 16時04分

スコットランドで撮り鉄(4)S字カーブの魅力。

グレンフィナン陸橋を俯瞰で撮影した場所から駐車場までは歩いて約15分。結構距離があるのです。そしてその駐車場から車を出して走ることしばし。

あらかじめギリギリ間に合うのではと目星をつけてあった場所の一つ。幹線道路のすぐ横からの撮影。ぶっつけ本番。このS字カーブは想像以上にいい感じだった。

人のことはあまり言えませんが、世に爆煙好きな方は多いです。そしてそれが上り勾配に立ち向かう重連だったりしたならばそれはもう痺れまくりです。ただ私はこうした長閑な風景を行く蒸気機関車ならば、この程度の少し遠慮がちな煙も好みです。

秋の訪れを感じさせる日本でもありそうな風景。
15:40の撮影。この日の撮影はこれで終了。

そして最後にこの場所での動画です。1分14秒あります。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!