2016年12月07日 20時36分

根室本線の臨時列車・代行バスに乗る(4)列車待ち。

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メロンの風薫るメルヘンのまちで臨時特急の出発までしばし待ち。

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25分の待ち時間は北海道にあっては「あっと言う間」の世界。

かつて「トマムサホロエクスプレス」とか「アルファコンチネンタルエクスプレス」と言ったリゾート列車が走っていた頃に『トマム』行きがあった記憶があるものの、この『トマム』行きは別の意味で感無量。

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駅外に出てみる。

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動輪が雪を被っている。

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水飲み場は使用不能?いやっ、凍ってなければ使えるのかな?確かめていないのでその辺りは不明。

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暖かい駅に戻り1枚の掲示に目をやる。

この駅は、平日は有人だけれども日曜・祝日は無人との由。11月5日は駅員さんがおられ、それだけでも安心感がある。

北海道の現実。

2016年12月06日 20時32分

根室本線の臨時列車・代行バスに乗る(3)追分駅。

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追分駅の構内信号が見え始めたのは8:11。

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広い構内はかつての栄華を髣髴(ほうふつ)させますが、今乗っているのはキハ40の単行。

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8:13の定時着。それを待っていたかのように千歳行きの普通列車が出発。

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石勝線の普通列車はどうも「優駿浪漫」仕様車で統一されているのかな?

2016年12月05日 22時22分

根室本線の臨時列車・代行バスに乗る(2)キハ40に乗る。

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雪の中を快調に飛ばしていきます。(最後尾から撮影)

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ただ前面展望は降雪でままならない。

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11月上旬にして雪の原野。流石に早すぎる。

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トンネルがあるとつい撮影してしまう闇の向こうに見える小さいけど明るい景色。イメージとしては何だか“希望”を感じるんですよね。現実世界でそこにあるのは白い大地。

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暖かい車内。1ボックスに一人が腰かけている位の乗車率。半分が地元客で半分が旅行者でしょうか?僅か21分で下車するのが勿体ない。

2016年12月04日 21時57分

根室本線の臨時列車・代行バスに乗る(1)雪の大地。

11月4日(金)。

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仕事を終えたその足で中部国際空港に向かい、札幌/新千歳空港行きの乗客となりました。

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新千歳空港ではこの看板がお出迎え。祝!!北海道日本ハムファイターズ!

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JR千歳駅前のホテルで一夜を明かした11月5日(土)は朝から雪景色。さぶい。

この後11月6日になるとこの雪の影響で新千歳空港は欠航が相次ぎ、相当に混乱したようですがそんなことはこの時点では当然分からない。

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千歳駅。寒い寒いとは言いつつワンコのように駆けずり回りたくなるのは名古屋在住だからだろうか?

乗車券

この日の目的地は釧路。その理由は後日にまた書きますが、根室線橋りょう流出・路盤流出に伴う臨時列車・代行バスに乗ることも今回のミッションの一つにしていました。

それは実際に臨時列車・代行バスがどう運行され、どれほどの利用客があるかが気になっていたからです。そもそもこの件での報道が少ないというのもあります。勿論、プライベートのいわゆる旅行であり取材ではありませんので旅人の視線でのリポートです。

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前日に釧路までの乗車券・特急券を購入しており、何れにしても千歳までは移動が必要ですが、どうせならと思って、千歳発7:52の追分行きの乗客となりました。

で、乗ったのが日高本線向けの「優駿浪漫」仕様車。このタイミングでこの車両に出会っても、気持ち的にラッキーとは思えないのが残念…。

2016年08月04日 20時28分

北海道新幹線(8)H5+W7の時代。

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新函館北斗から17:04に東京駅22番線に着いたH5系の出発時間は17:20。

お隣の21番線ホームには17:12にあさま622号。折り返し17:24発かがやき513号。実はこの車両W7系。JR北海道とJR西日本の新幹線車両の貴重な並びなのです。

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手前にH3編成。奥にはW9編成。証拠写真が撮影できるのを同行者が気付いて私にアドバイスしてくれました。(多謝)

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ハっと気付くとのぞみ55号の出発時間が迫っておりあわてて移動。最後はN700ラージAで名古屋まで。

名古屋駅には19:12に到着で、12:44に始まった6時間28分の新幹線の旅が終わりました。

昭和の時代、北海道の往復には「急行十和田」、「急行八甲田」、夜行の「青函連絡線」を使っており、名古屋駅に降り立った時にはそれほどの感慨が無かったものの、名古屋駅から乗り換えた名鉄電車から町の明かりを眺めていたら、ふとかつての北海道という地へのあこがれであったり想いが蘇りました。

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家に帰り、夕食に新函館北斗駅で買った駅弁「鰊みがき弁当」を食す。

また明日から仕事を頑張ろうと決意表明。

2016年08月03日 20時22分

北海道新幹線(7)東京駅到着。

東京駅到着は17:04ということで後は寝るだけ。で、その前にシードルで乾杯。

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そう言えばシードルを前回飲んだのは平成24年10月11日。東北新幹線はやぶさ3号「グランクラス」の座席でした。

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東京駅に定時着。電車から降りた時にはすでに「はやぶさ29号 新函館北斗行き」に方向幕が変わっていました。早い!それにしても東京駅でこのH5系を撮影している人は見当たらず。例外は私達。

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H5系@東京駅を象徴する1枚。

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東京駅。北海道から電車に乗ったまま、しかも新幹線で東京駅に到着する時代が来ようとは夢にも思っていませんでした。

瞬間ではありましたが、駅名票を見上げて感動。

「北斗星」で上野駅に着いた時とはやはり別モノですね。

2016年08月02日 20時19分

北海道新幹線(6)恒例!盛岡駅での儀式。

盛岡駅は14:44着で14:50発。ここでお馴染みの儀式の撮影。ただビール、日本酒、ワインのはしご酒&八戸駅での出会いと別れを経て寝落ち。同行者によれば私は起こすのも憚られるほどの状態だったとのことで已む無く(本当かいな?)一人で外へ出たそうな。

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しかし私は目覚めたのだ!

10号車ということでドアを一歩出れば儀式の現場という地の利に助けられました。

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お約束のショット。H5系。

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H5とE6が近づきます。

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そしてドッキング!

それにしてもこの光景は相変わらずの人気で、結構な人だかり。と言っても譲り合いながらこうして撮影が出来ました。

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E6側から見たフォルムの美しさ。

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H5側からも一枚。日本の列車の中でも、この編成美は私のお気に入りです。

2016年08月01日 20時17分

北海道新幹線(5)八戸駅でH2編成を捕獲。

はやぶさ22号は14:15着。そしてこの駅で行き違うはやぶさ17号新青森行きは14:14発。これが何とH5系。

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運がよければその姿を撮影できるであろうと考え、狙っていました。

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やったー!!!H2編成の文字もGET。

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H5系であることの大きな目印、北海道もGET。鉄道写真としては「まあね」ということになるのですが、旅の記録としてはやっぱり嬉しい。何やってんだかねえ。まあこうした遊びも重要な旅の要素です。

2016年07月31日 20時12分

北海道新幹線(4)奥津軽いまべつ&新青森駅。

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奥津軽いまべつ駅。以前の津軽今別駅。快速「海峡号」でここに降り立ったのは一体何年前だろう?

津軽今別

ということで今から14年前の平成14年6月16日の津軽今別駅。懐かしい風景。

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陸奥湾が見え始めれば新青森駅まであと少し。

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青森市のランドマークの一つ、青森ベイブリッジが見えています。それにしても北海道新幹線の北海道エリアの防音壁は思いのほか高くなっており、なかなか景色を楽しめませんでしたが、本州に入ってみればこんな感じ。

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新青森到着。これで北海道新幹線完乗!

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それを祝ってワインで乾杯!どれだけ呑むのかと自分でも呆れるばかり。本州に入ったので(かどうかはともかく)長野産のワイン。

2016年07月29日 20時06分

北海道新幹線(2)H5系だがね。

何度も書きますが、新函館北斗駅12:44発の「はやぶさ22号」は「H5系」です。

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このマークが撮影したくてこの列車を予約したことは間違いありません。万に一つも運用が変わる可能性はゼロではないもののそれはそれで諦めがつくというものです。いや、そんなことは絶対に無いですね。悔し涙で外の景色がぼやけた4時間20分を過ごすことになったはず。そうならなくて良かった、良かった。

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何度か見て乗ったE5系と同じ形ながらH5系となればそれは気分が高揚しています。

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この時、ホームでは乗客の皆さんによる撮影大会状態となっており、「乗り遅れないように」というアナウンスが何度もホームに響いていました。で、「H3」編成の証もちゃんと撮影。

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やったー!グランクラス乗車。人生2度目。

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更にもう一度ホームに出て撮影。出発2分前に車内に戻りました。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!