平成26年9月27日(日)。
私は果敢(相当に大袈裟です)にも近鉄名物「特急4連続乗車」に挑戦しました。
1)名古屋線:名古屋発8:50、伊勢中川着9:51
2)大阪線:伊勢中川発9:56、大和八木着10:46
3)橿原線:大和八木発11:01、橿原神宮前着11:05
4)南大阪線:橿原神宮前発11:14、大阪阿部野橋11:51
そもそも2週間前の9月13日に購入しており、私の気合の入れ方が皆さんにも伝わるでしょうか?
伊勢中川で順調に接続。車内は空いており、隣に乗客が来なかったのをいいことに余裕で旅を続けました。
大和八木に到着。ところが、そこには信じられない光景が!!!
ホームの電光掲示板を見上げれば、そこには何か不吉な文字発見!
※「電光掲示」or「電光表示」のどちらが正解?今回、私は「電光掲示」を使います。
1行ではなく、複数行ある大形電光掲示板(こういうタイプを私は初めてみましたが…)を見ると「南大阪線…運転を見合せ…」「…一部列車の運休…」。
『緊急事態発生!茫然自失、この先はどうなる!?果たして驚愕の結末は?』番組でCMを跨ぐ時のサイドスーパーにすればこういうことでしょうか?
11月22日(金)は大阪出張。
11時半過ぎ、何故か私は大阪駅の10番線にいました。
新大阪から東海道線の各駅停車に乗り、大阪駅では環状線に乗り換えるはずが何故か迷ってしまい逆方向に歩いていました。とまあそんな訳はないはずで…。
実は「トワイライトエクスプレス」を見るのは私は初めてで、何を今更と言われそうですが、でもそうなんです。
こちらは奥羽本線を走るEF81。但し引いている列車は「日本海」です。(2010年12月6日、津軽新城駅にて撮影)
話しを戻して「トワイライトエクスプレス」。この列車もいずれ廃止になると思うと残念ですね。一度乗ってみたいと思いつつなかなか機会がありません。
その編成で気になったのはカニ24 14。
窓越しなのでこの程度でお許しを。
阪急「淡路」から15:31発の「梅田」行き普通に乗車。
何年振りの乗車かが思い出せない阪急。西院から河原町まで乗ったような…。「阪急マルーン」と呼ばれるこの独特の色はシックで品があり、本当に素敵です。どんなに急いでいても駆け込み乗車はせず、ゆったりと乗り込みたいですね。ところで「阪急マルーン」と言う言葉がWikipediaの項目にあるのを発見。流石です。えっ?何故Wikipediaを検索したかって?「阪急マルーン」という呼び方で良かったかな?と確認で検索したらそれを見つけたのです。
ホームに流れる駅のアナウンスの「OO号線」という言い方はやっぱり慣れないけど、その分、旅気分はたっぷり。
「南方」で下車し、目の前にある大阪地下鉄御堂筋線の「西中島南方」駅へ。名古屋の地下鉄で言えば、「丸の内」や「今池」の乗換よりよっぽど移動距離が短く、同じ駅名にしてほしいと思っている人は多いはず。(地元では今更かもしれません)
「新大阪」行きに乗車し一駅。
「新大阪」駅についてから「西中島南方」に停車中の電車を撮影。
「ンーッ。歩いても知れた距離だったか…」等と思いつつ、新幹線ホームへ急ぎました。
EHの「H」という事ですから動輪は8個。
その特徴ある面構えをフェンスの間にカメラのレンズ部分を突っ込み撮影。コンデジだからこそのなせる業ですが、網の影がくっきりと映り、かえって侘しさが募ってしまいました。
日が当たっていなかった方のエンド。見るからに国鉄ヘビー級チャンピオンと言いたくなる重そうな感じです。
連結部分。珍しいというか面白いというか、独時の構造となっており、棒連結器は想像していたよりに細く思えました。
この写真が私のアルバムに残る唯一のEH10。静岡県の弁天島駅での撮影で、昭和44年(1969年)の高校2年の遠足時のものです。
何でこの角度で1枚だけ残っているのかは思い出せません。
10月26日(土)の「赤川鉄橋」の話の続きの再開です。
赤川鉄橋の北側から「新大阪」に戻るには「大阪駅前」行きのバスが土手の下から出るのですが、私は徒歩で20分弱の阪急「淡路」駅を目指しました。
その途中に目的があったからですがそれが「東淡路南公園」。
ここには私と同じ年に生まれた巨大機関車EH10形機が静態保存されています。
国鉄では最大の電気機関車で、今、その姿を見られるのは日本でここだけです。どうしてこの地にこんな珍しい機関車がいるのでしょう?
私はここに10分近くいたのですが、誰もこのEH60-61号機を気にすることはなく、恐らく地元の人もこの機関車がどれほどの価値があるのかは知らないでしょう。
午後2時から2時半過ぎにこの橋を通過する1092レと3082レ~5087レは、運転本数が少ないこの線にあって効率よく撮影できる2本とあって人気があるそうです。
その待ち時間の間は、天気が良ければ下流側の風景を撮影したり、
上流側の風景を撮影したり、
時には「鉄」の構造物から空を仰いだり、
大阪・伊丹空港に着陸する飛行機を眺めたり、
でも待てど暮らせど3082レ~5087レはその姿を見せず、午後3時を回ったところでギブアップ。
18連の美しいトラス橋を後にしました。それにしても1本だけでも撮影できたから良かったのですが、撮影できなかった人もいたのでは?
ウヤ(運休)になったのかそれとも前日(10月16日)の台風の影響による大幅遅れだったのかまでは分かりませんでした。
※ギブアップを決断したのは、橋の北端にいた大型機材を持ち込んでいたテレビクルーが撤収を始めたからです。