2019年06月17日 23時30分

大阪・神戸ぶらり旅(4)六甲ライナー。

六甲アイランドに出かけた目的はまた後日として、今日は六甲ライナーのことを少々。

新交通システムの分岐器。この後、右方向に進むのですが、これだと分岐器の構造が分かり易いですね。

これまでちゃんと見たことが無かったのですが、たまたま一番前の席に座れたので虎視眈々とこの瞬間の訪れを待っていました。これが直進だと実はあまり目立たない。(そう思うのは私だけかも…)

マリンパーク駅近くで撮り鉄。新交通システムって地上から撮影するのは難しいですね。今更ですが…。

マリンパーク駅に進入する電車を撮影。神戸らしさと言う点では昨日UPした一枚目の写真の方が、山並みが迫っている風景で“らしい”と思っています。

ところで最近、これまで乗った路線も含めて写真をちゃんと撮るようにしています。

何故って平成2年(1990年)3月4日にこの線に乗っているのですが写真が残っていません。理由は不明ですが。そんな乗り鉄生活を送ってきた私なので、「鉄道の記録写真」の再履修を地道にやってみようと今年の2月1日(年金生活のスタート日)に心に誓ったのです。

2019年06月16日 23時28分

大阪・神戸ぶらり旅(3)六甲アイランドへ。

6月9日(日)、2つ目の目的地は神戸新交通六甲アイランド線(六甲ライナー)に乗ることではなく、住吉からそれに乗って終点マリンパーク駅下車約5分の場所。

住吉駅にはオブジェあり。ちょっと変わったイメージ。

六甲ライナーは6分間隔で走っており、すれ違いは多いのですが、無人運転の最前列に陣取っても、上下線を隔てる柵に阻まれ、何だかすっきりしない写真しか撮ることが出来ません。

2019年06月15日 20時50分

大阪・神戸ぶらり旅(2)昭和の電車で令和を走る。

新大阪駅1・2番線ホームで電車の出発を待っていたら10:18頃、ホームで数名の方がカメラを構えている。現れたのはEF66113+DE101743が牽く貨物列車。思わずシャッターは推したものの、状況が飲み込めない私。

昭和生まれの国電に乗り、平成最後に開業したおおさか東線を、令和元年に乗る醍醐味。3つの時代に想いを馳せるひと時。

と言うのは後付けの話で、令和になってから乗ったのはたまたまの巡り合わせで、そもそもこの日、大阪・神戸巡りをするのを決めたのはその週の頭。いろいろ行きたかった所を、この日なら一網打尽に出来ることが分かり、勇猛果敢に攻め込みました。

途中、鴫野(しぎの)駅から放出(はなてん)駅までの間は、片町線の線路もあって一見複々線ですが、実際には複線の片町線と複線のおおさか東線の重複による4線区間です。

放出駅が見えてきました。私のおおさか東線の未乗区間は放出までなのでここにて下車。

おおさか東線乗車後は折り返し片町線~JR東西線経由で神戸市に向かう予定でしたので、事情を知らなければ途中の鴫野で下車していたと思います。もっとも当初はそうするつもりでした。ところが調べてみたら、何となくの予感がビンゴで重複区間の存在に気付き、ちゃんと乗っておくことにしました。

2019年06月14日 20時45分

大阪・神戸ぶらり旅(1)ひかりは西へ。

ひかりは西へ。新幹線岡山開業時のキャッチフレーズです。

6月9日(日)、まずは名古屋発9:08、ひかり461号岡山行きに乗車。大阪方面に向かう際に、のぞみとかこだまでは何も思う事はないのですが、ひかり号岡山行きだけは私にとっては別格です。

東海道新幹線開業は私がまだ小学生の時で、まだ鉄道に目覚める前の出来事。しかし岡山開業は大学受験の歳で、まだ全国の鉄道に乗ってみようという野心はありませんでしたが、所謂地域の足の開業とは異なる日本の背骨となる大動脈の開通に、『成長した私』の心が躍っていたのであろうと思います。

そして到着した新大阪駅。この日最初のイベントは3月16日に開通したおおさか東線/新大阪~放出間の乗車。10:17に直通快速奈良行きもあるのですが、ここは後続の10:19発久宝寺行きを選択。その心は…。

201系。東京・大阪エリアでは本当にこれでもかと言うくらい見て、乗ってきた電車ですが、今や希少価値のある電車になりました。かくいう私は、この日は敢えて201系を選択。まあ先を急ぐ旅でもないので、やはりここはこの電車に乗るしかない。

2019年04月03日 21時23分

近江の地酒電車(8)駅長がちゃこん。

3月24日の近江の地酒電車。大満足の一日。同行の4名ともども来年度も参加を熱烈希望。というか参加決定!

彦根駅にいた近江鉄道のマスコット、駅長がちゃこん。個人的にはこういうキャラクターは結構好きです。

話は飛びますが、中京テレビのキャラクターのチュウキョ~くんは可愛いと思っています。商標登録をしたり、立体キャラクター化したりは私も少し関わっており、思い入れの強さは勿論あります。だからというわけではありませんが、こうしたキャラクター系はいつも愛情ある視線で見ています。

さてこの後ですが、同行の仲間たちと多賀大社前まで乗り鉄をし、それから帰途につきました。

それにしても青春18きっぷが使える期間の米原駅の椅子取りゲームは凄いですね。

まあ想像の範囲内でしたが…。

 

2019年04月02日 21時17分

近江の地酒電車(7)新幹線とのツーショット。

菰樽(こもだる)のある風景。しかしそこは電車の中。

普段は料金表のモニターには地酒電車の表示。他のお客さんとも会話が始まったりして、和気あいあいの車内。

八日市駅で折り返し、彦根に向かう途中の尼子(あまご)駅。15;15に到着し、15;37までのトイレ休憩。ここではお約束(私たちが勝手に言っています)の新幹線とのツーショット。

この写真、撮れそうでなかなか撮れない1枚。何せ近江鉄道の電車がこの駅の停車中に新幹線が通る保証はありません。しかも日中は1時間に1本しか電車が走っていないので、この光景はある意味、ドカ停(長時間停車)の地酒電車でなければ出会いないショット。20分の停車時間があるが故に簡単に撮影できました。

一方こちらもレアなショット。一見、単線区間の交換ですが、じつはこれ、水色の電車による地酒電車の追い越し。定期電車は尼子駅15:31発で、こうして奇跡の一枚をものにすることが出来ました。もっとも乗客のほとんどの方は、この光景には興味なし。でも私には貴重な一枚。

何せ近江鉄道線の定期電車で、後発電車が先行電車を追い越すことはありません。まあ臨時電車であり、かつ先を急がない地酒電車ならではとも言えます。

2019年03月31日 23時18分

近江の地酒電車(6)12種類の地酒。

近江の地酒電車の参加証は1日乗車券でもあります。この日は、彦根、近江八幡、八日市の3駅で硬券入場券を購入。ベースは同一で、判を押すだけのタイプですが、訪問の思い出として、そして近江鉄道へのささやかな応援として3枚で450円の投資。。

地酒電車の車内。この車内は想像とは異なり、何せ小さなプラスチックのお猪口が並ぶ姿はあまりにも衝撃。ではいよいよ乗車です。

最初に用意されているのは10の蔵元の10種類の純米酒。そして空欄の場所には動き始めてから2種類の大吟醸が振舞われました。

それにしてもこれほどの種類の呑み比べは我が人生史上最多。それぞれの酒は驚くほど個性的で、味比べをこれほどしっかりできるとは思ってもみませんでした。

酒の肴(さかな)、いや関西なので酒のあてと言うべきでしょうか?まずは小料理。

そしておでん。お昼ご飯の量を調整しておかないと呑めないし、食べられないだろと思っていましたが、意に反して食も酒も進んでしまいました、

 

お代わり開始。もともとその酒が入っていたお猪口を使うようになっており、味が混ざることはありません。それと今回の発見ですが、1杯目と2杯目で、味の印象が変わること。何だか少し大人になった気分。

2019年03月29日 21時38分

近江の地酒電車(5)地酒電車の方向幕。

3月24日(日)の近江の地酒電車の旅。

彦根駅発13:57ですので、少し早めに彦根駅着。8年ぶりに駅頭に立つ。

先回ここに来たのは2011年の5月4日。その頃、近江鉄道では『がんばろう東日本「がんばろう三陸鉄道(株)グッズ」販売』を行っており、東北までは応援に行けないものの彦根ならばと思い、ここを訪問しました。

奇しくも今回の訪問日である3月24日の前日、三陸鉄道に「リアス線」が開業しています。縁を感じつつ構内をこ線橋から撮影。電気機関車の姿が減っている。寂しい。

既に定期列車から引退した220形226が動いていました。運転体験をやっている風でしたが、詳細は不明。

807+1807の編成。

方向幕に描かれた発光ダイオードの「貸切 地酒電車 とっくり」。シャッタースピードを1/50まで落としてみたが、結果は流れてしまった。何やってんだか。自分でも呆れている。

2019年03月27日 16時25分

近江の地酒電車(4)700形 あかね号は今だけの装い。

11:31、近江八幡着。5分間の700形の旅。

ローカル線は短くとも、私には十分旅気分。この風景は、私にとって平成ではなく昭和の国鉄駅の片隅にある小私鉄の終点の心象風景。

自動改札ではなく、駅員さんが立っている改札口。

さて1998年(平成10年)に竣功した700形。もう20年選手なんですね。

大手私鉄顔負けのこのクロスシートは、登場時にはきっと地元で評判になっていたと思う。

車体の横に貼られたステッカー。「LAST RUN」としっかり出ています。

こちらはヘッドマーク。ここにも「LAST RUN」が入っていました。実は撮影していて気が付いた次第。近江鉄道の気合の入り方に、この電車の存在そのものの意味を感じました。

撮るなら5月6日までの今のうち。このユニークなデザインの電車は記憶に残したい編成だと思います。

2019年03月26日 16時07分

近江の地酒電車(3)新幹線の撮影お立ち台?かな。

ここ近江八幡~武佐間は新幹線も撮影できます。

16両が見通せる場所。撮ってみて思ったのは、曇りの日では車体の色がバックに溶け込み目立たないという事。ドクターイエローならきっと良さそう。

季節柄か、菜の花もあまりなく、

気を取り直して1/500で、全速で走り抜ける新幹線の先頭車が追えるかどうかの練習。

何となくいけそうな感じだったので、次は1/80で首振りの練習。

近江鉄道の電車の撮影ポイントから動いていないので、写っているものの整理はついていませんが、何せ本数が多いので練習場所には持って来いだというのでが私の感想。

次回はどこかでちゃんと狙って撮影修行をするつもり。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!