2014年11月27日 19時18分

きんてつ鉄道まつり2014(6)トラバーサーとフォークリフト。

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高安車庫で見ようと思ったメインがこれ。トラバーサーの実演です。

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そこには架線が貼られていてそれも3線。三相交流だとすれば鉄道会社でこのように見られるのはもの凄くレアだと思います。

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建屋から車両が押し出されてきました。今、ここに入っている車両なので、工事中感たっぷり。これも見所の一つかも知れません。

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そして驚いたのが押してきたのがフォークリフト!だということ。これを見られただけでも幸せな気分になりました。

2014年11月26日 19時14分

きんてつ鉄道まつり2014(5)高安車庫に移動。

「五位堂」から「高安」に移動。高安臨時停車の急行に乗れば12分程度なのでちょちょいのちょいで到着。もっともいつも近鉄を利用している人は、五位堂でどっと乗って高安で下車する人の多さにびっくりだったでしょうね。

さてここからは「きんてつ鉄道まつり2014」高安車庫編です。ただ私の中ではここは「車庫」と言うより「工場」です。てなことは50代以上の年齢の方にしか分からないかもですね。

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さて車両の目玉はこの2両。「復刻塗装車両15200系あおぞらⅡ」とアーバンライナーです。

※アーバンでは運転台見学を行っていました。

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で、写真を撮っていて気が付きました。「あおぞらⅡ」の向こうに「かぎろひ」がいました。往路、五位堂が終点なのにいないなあと思っていたらここにいました。確かに五位堂には留置しておく場所は無かったかも…。もっとも気付いて写真を撮っている人は見かけませんでした。

2014年11月25日 17時33分

きんてつ鉄道まつり2014(4)つくつくぼうしⅣ。

近鉄のマルチプルタイタンパー、略称マルタイは「つくつくぼうしⅣ」の愛称があります。

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何と顔出し看板があったのはビックリですが、これがまた意外と親子連れに人気で、もっともパパ鉄が撮りたかっただけかも知れませんが…。(笑)

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近畿日本鉄道の公式サイト内にある「近鉄資料館」~「鉄路の名優」にも掲載されていない数少ない本線走行車両(と、敢えて言いたい)。それにしても用途の目的を考えると「つくつくぼうし」の名前は座布団1枚では足りず、5枚はあげても良いと思いました。

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さてその実演。まずは「つく」部分が下りてきて準備完了。

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そして枕木を挟むように砕石を突いていきます。よく出来ていますね。初めて見ましたが、このマルタイの実演は、今回の鉄道まつりで絶対に見ようと思っていたイベントの一つです。皆さんも一度ご覧あれ!

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ところで車体から飛び出たようになっている何だかカバーの様な部分ですが、今回はイベントとあって肝心な部分を見せる必要がありこの位置にあるのですが、本線で使用する場合は、これを地表すれすれまで降ろし、深夜の騒音対策の一つにしているそうです。

もう40年も前ですが、西武池袋線沿線(線路際)に住んでいた友人宅に泊まった際、その日に何とマルタイが動いており、作業が終わるまでまんじりともせずに一人悶々としていた記憶があります。もっとも友人は「慣れだよ」と言って爆睡していました。トホホ。

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最後は、オーストリア製の「つくつくぼうしⅣ」を込みにした鉄道まつり典型写真で締めくくります。

2014年11月24日 17時32分

きんてつ鉄道まつり2014(3)パンタグラフが上がる!!下がる!

小技ですが私の心の琴線に触れました。

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それはパンタグラフの昇降体験です。子供たちが順番にやっていましたが、これは「子供たち」が楽しいかどうかはともかく、鉄道まつりらしいいいアイデアですね。

畳んだ状態から…。

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上げる。んっ?上がる!

ただそれだけですが、使用前・使用後ではなく、、、何と言えば良いのか?まあそんなところです。日本語になっていないですね。

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膨大な数の台車。写真を撮っているのはある一定の年齢以上の方で、少なくとも「おー、凄い!」とか言っている子供はいませんでした。当たり前。

2014年11月23日 17時29分

きんてつ鉄道まつり2014(2)デボ1形の見学ならず。

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五位堂検修車庫に入った直ぐのところに保存されている「デボ1形」。この日は車内の公開もあったのですが、私が到着した11時過ぎにはとっくに定員に達しており残念ながら見る事は出来ませんでした。「かぎろひ」ツアーでの到着時間の関係で、このほか、会場で予約する見学・乗車等は全て諦めざるを得ませんでした。(勿論お弁当を買う前に、会場について真っ先に行きました。…です。)

あちら立てればこちらが立たず。もっとも想定の範囲内でしたので、地団駄を踏むということはありませんでした。

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それはそれとして排障器(救助網)が印象的なこの電車は、正に「古典」といえる存在です。ビューティフォー。

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ここは検修車庫ということでドック入りした電車が並んでいます。こうした風景を見る事は車庫見学の醍醐味の一つでしょう。

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手間の車両から、ドアの開き具合が段々狭くなり、最後は閉まっています。偶然なのか意図的なのか?いや、意図的だとしたら「やるじゃん!近鉄さん」と思った次第です。

※かつて「やるじゃん!中京テレビ」というキャッチフレーズがありました。もうみんな覚えていないかな?

2014年11月22日 17時06分

きんてつ鉄道まつり2014(1)まずは弁当を食べる。

昨日から引き続き近鉄電車の話題です。

平成26年11月2日(日)、きんてつ鉄道まつり2014を開催している「五位堂検修車庫」に行きました。

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とりあえず鉄道まつりらしい感じを一枚。

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ところで私と同行者(同好者)は、時間も時間なのでまずは昼食としました。折角ということで選んだのは「元祖特撰牛肉弁当」と「特製しまかぜ弁当」。

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中身はこんな感じ。牛肉は「松阪牛」ではなく「黒毛和牛」使用となっていました。松阪牛の名称の使用は現在、様々な条件をクリアしたものに限られており、そのような表示となっており、そのあたりの解説は弁当カバーの裏面に詳しく書いてありますので商標等に興味のある方は是非ご覧下さい。私は仕事の関係で成程と思いながら読んでいました。

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昼食を食べる(もしくは休憩の)場として、留置電車の車内が開放されていました。CTY号の「CTY」は三重県四日市市に本社のあるケーブルテレビ局で、奈良県でこの電車を見るのは不思議な感じですが、検査入場だったのでしょうか?わざわざここに持ってきていたとしたら近鉄さんに拍手です。

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因みにこちらは平成24年(2012年)9月22日、近鉄八田駅で撮影したCTY号です。

さて話を五位堂に戻しますが、休憩場所にも関わらず優先席を使用することに多くの方にはばかられた様で、60歳を超えた2人組はそんなスペースでゆったりのんびりしていました。

2014年11月21日 20時44分

和歌山・奈良探訪の終わりに(2)近鉄特急3連続乗車。

でも結局、近鉄「吉野口」~「橿原神宮前」~「大和八木」~「近鉄名古屋」の特急3連続乗車の旅を選んでしまいました。

近鉄・帰り

近鉄名古屋着は20:52で約20分遅い時間です。

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吉野口発18:30発はその少し前に姿を見せました。フィルム時代には考えらないデジタル時代の産物の写真です。

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橿原神宮前での乗り継ぎ。ここで夕食を買いました。構内のパン屋さんが開いていたのでサンドウィッチを選択。名物「柿の葉すし」のお店もあったのですが、何せ昼に食べたものですから…。

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大和八木からの特急は何と満席。もっとも名張で1/3の方が下車しました。さて次回の近鉄は何に乗るのでしょうか?

4連続特急は是非、再チャレンジしたい!!!

2014年11月20日 20時42分

和歌山・奈良探訪の終わりに(1)105系電車。

帰路は五条発17:59に乗り、まずは吉野口へ。

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考えてみれば「ボンネットバスで行くさよなら五新鉄道」は思いっきり昭和なツアーでした。それを終えて昭和の電車で家路につくなんて、まあ4扉ロングシートでも許しちゃおうと思いました。

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「吉野口」で近鉄に乗り換え。

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駅の外に出て夕闇の中の吉野口駅を撮影。

ということをしなければ実は少し早く家に帰ることが出来ます。その場合は、

五条発17:59、吉野口着18:11

吉野口発18:16、橿原神宮前着18:32

橿原神宮前発18:39、大和八木着18:45

大和八木発18:49、近鉄名古屋着20:29

こんな感じだったはずです。

2014年11月19日 20時41分

ボンネットバスと五新鉄道(7)さよなら五新鉄道。

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この場所が専用道の入り口と言うか出口です。

ここでバスを一旦止めて最後の撮影会です。でも…。

バスの後ろにはオートバイが停まっています。このバスを追っかけて撮影してきた人が、そこに放置してこの辺りで撮影しているはずでした。当然、写りこむ場所だったため怒声が飛んだのですが誰もそこには戻りませんでした。そもそもバス専用道であり、オートバイは「車」です。

最後にそんな残念なこともありましたが、それはさておきこのツアーの満足度は200%。これがあったからこそ今回の和歌山・奈良探訪を決めたのですが、「来て良かった」と心底思っていました。

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最後になりましたが、運転手さんも車掌さんも本当に素敵な方たちで、また参加者の方もマナーが良く、皆さんに感謝しつつ名古屋に戻るため「“五條”駅」で下車しました。

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廃線跡巡りは数度経験したことがありますが、未成線巡りは初めて。もっとも考えようによっては数日早い「葬式鉄」とも言える訳で、「鉄」か「バス」か、「廃線」か「未成線」か…等々少々ややこしいツアーでしたがそんなジャンル分けのできない旅はもう二度となさそうです。

サヨナラ五新鉄道。

でもこのボンネットバスはこれからも走り続けます。一層のご愛顧を!(by 奈良交通)

2014年11月18日 20時39分

ボンネットバスと五新鉄道(6)リクエストストップ。

その昔、「田舎のバスはおんぼろ車…」という歌が流行りましたが、Wikipediaでは1955年発売とありましたから私が生まれた頃の話しだったんですね。

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「田舎のバス」は当時、勿論ボンネットバスで、ただ戦後と言う言葉がまだ現役の時代にあって、その歌は“田舎”を揶揄していたのは間違いないのでしょうが、ただ一方でそれ以上の愛情があったと子ども心に感じていたような気がします。で、正にこの光景は「田舎のバス」です。でもこの日乗ったバスはもう一世代後の車のはずです。

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正に「やりたい放題」と言う言葉がこれほど似合うツアーを私はかって体験したことがありません。

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一般道ではなく専用道だからこそですが、人気が出た理由がよく分かりました。

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道路と道路の交差点に「遮断器のある踏切」があるという事実は、実はこの日、初めて知りました。

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かって現役だった遮断器の名残りが今もありました。

そんななんやかやで今日は「リクエストストップ」を題してみました。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!