2018年09月08日 17時19分

真岡鐡道D51運転体験(10)D51 168が走る。

最後は動画。運転体験参加者だけが撮影できるある意味特典映像。D51は歩くのと変わらないスピードで走りますが、何せ至近距離での撮影なので迫力は十分。

2018年09月07日 17時21分

真岡鐡道D51運転体験(9)乗車駅証明書と清算書。

真岡駅発16;32の真岡鐡道の列車は下館駅に16:58着。水戸線の小山駅行きは17:04に発車し、小山駅着17:25。

7分の乗り継ぎで東北新幹線17:32発やまびこ216号に乗車。

小山から東京方面の新幹線は日中、1時間に1本なのでどうしてもこれに乗りたかった。

下館駅をマナカで入場したため、本来は一旦下車しなければならないのですが、水戸線の電車が結構混んでいて、出口まで行く時間が無くなり、小山駅新幹線乗換え口で乗車駅証明書をもらって下車時に清算することに。

実はこの日、名古屋に直接帰るのではなく寄り道する予定だったのですが、これが後々まで尾を引くことに。

大宮駅で新幹線を下車し、その後在来線に乗り継ぎ。

そのため、大宮駅では特急券のみ清算し、乗車券(マナカ)は下車駅で清算することになりました。

私としては、一旦ここでリセットのつもりだったのですが、大宮駅清算窓口の駅員さんの判断で、改札を一旦出て、再度入場という手間を省いてくれたものと理解しています。珍しいというより私はこのパターンの清算書を初めて体験しました。

今回の行動はまあ時刻表検索サイトの出した解答のままだったのですが、しまった!と思ったのは下館駅で、下車駅までの乗車券を買っておけば良かったという事。ただ首都圏の広大な駅内を、検索サイトが導いた結果とは言え、荷物を持ってその通りに動けるかどうか自信がなく、その場合、行動パターン(目的地までの経路)が変わることを前提にしていたのでこうした事態になってしまいました。

ところで武蔵野線の帰宅ラッシュって凄いですね。武蔵浦和駅から北朝霞までは地下鉄東山線の朝のラッシュ並み。と書いても知っている人にしか分からない。キャリーバッグを持つ私はせめて体を小さくしていました。

2018年09月06日 17時19分

真岡鐡道D51運転体験(8)運転終了。

D51の運転席から前方を見る。視界は想像よりも狭い。

加減弁(自動車でいうアクセル)を少し動かしただけでも、その“加減”がよろしくないと100トン超の機関車の動輪は、いとも簡単に空転します。私は頭では分かっていたつもりでもやらかしました。

一方ブレーキですが、その重さからかD51は思いのほか簡単に止まってしまいます。それがD51なのです。

簡単に動かせるなどとは思っていませんでしたが、蒸気機関車の運転はその扱いづらさが面白い。そして圧縮空気で動いているとはいえ、大型蒸気機関車の運転の感覚は十分堪能できます。

再チャレンジを熱烈希望。

(余談)

大宮の鉄道博物館のD51シミュレーターを一度体験していますが、その面白さを再認識しました。今回、“本当に動く”D51を経験しているからこそ言えそうなのは、大宮のシミュレーターがどれだけ本物感があるかと言う事。真岡鐡道のこのD51だけではなく、大宮を再チャレンジしたいとも思いました。ところで今も朝一番で予約終了なのでしょうか?

以前、鉄道博物館で運転した時は、夕方にたまたまキャンセルが出てそれに気付いたというに幸運に恵まれた結果でした。

帰路は真岡発16:32発の下館行きに乗車。

偶然、真岡鐡道開業30周年記念ヘッドマーク付き。こういうのってちょっと得した気分にさせてくれます。

下館駅行きの車内にて、また来ると心に誓う。

2018年09月05日 17時17分

真岡鐡道D51運転体験(7)運転開始。

真岡鐵道D51146号蒸気機関車の体験運転会は13:15にスタート。

会議室で蒸気機関車の構造をまず勉強し、その後実際のD51を目の前にして動く仕組みを学びます。

14:30。いよいよ実技の始まりです。

実際の走行距離は40メートルほど。先に運転しての感想ですが、短いと言えば確かに短いです。でもその距離でD51を十分に体感できます。(私の肌感覚です)

メーター類は一部付け替えられ、安全に運転体験できるようになっています。

いよいよ私の出番。

仕事している時より凛々しく、家族といる時より幸せそうだという外野の声あり。

ブレーキ弁に手をかけ前方確認。

2018年09月04日 16時27分

真岡鐡道D51運転体験(6)9600形の思い出。

台風の最中です。既に日本海に抜けたようですが、まだまだ風の強い名古屋です

ところで最近の鉄道事業者は、運休の計画情報を早目に出すようになり、利用者もそうした情報をチェックし心の準備が出来るようになりました。

例えばですが、地元を走るあおなみ線も昨日の段階で今日の午前からの運休可能性の情報を出し、今日の昼前には公式HPに金城ふ頭発&名古屋駅発何時何分の電車から運休になると掲示していました。

大きな被害が出ないことを祈るばかりです。

さて真岡鐡道SLキューロク館。

その名前の由来となる9600形(49671)。実はこの機関車も圧縮空気で動きます。つまり真岡鐡道の蒸気機関車は、全4両の全てが動くのです。

客車スハフ4425号。

中に入れば私の青春時代。

こんな風景をかつては日本中どこでも見られました。そして私自身も見ています。

この写真は2015年4月19日にこのブログでUPしたもの。昭和48年(1973年)8月4日の唐津線車内です。45年という月日が流れても、やっていることはあまり変わりません。

2018年09月03日 17時12分

真岡鐡道D51運転体験(5)祝!若桜鉄道の谷口さん。

平成30年(2018年)6月28日(木)、11:37に真岡駅に到着。取り敢えず昼食と思いつつ、駅前を探してもそれらしき店は見当たらず。結局駅の西側に出て、チェーン店で食事。受付開始が12:50と時間に余裕があったので大丈夫でしたが、もしもギリギリの時間で到着していたら…。

食後は真岡駅探訪。この思い切ったデザインは秀逸だと思います。

正面から見れば3つの動輪。見れば見るほどよくできている。

こちらは真岡鐡道SLキューロク館。

運転体験が始まる前に、若桜鉄道の谷口剛史さんと記念写真。私は平成22年(2010年)6月19日に若桜鉄道のC12167号機の体験運転をしているのですが、その時に指導して頂いたのが谷口さん。圧縮空気を使って蒸気機関車を動態に復活させる日本の第一人者で若桜鉄道を始め、ここ真岡鐡道や全国各地で尽力されています。

その実績が評価され、鳥取県が今年制定した「鳥取輝らり(きらり)マイ☆スター」第一号に認定されました。

谷口さん、おめでとうございます。

※鳥取輝らり(きらり)マイ☆スター…全国的に極めて希少あるいは貴重な技術を有し、地域経済の活性化及び活力の再生に多大は貢献をしている者を知事が認定する制度。(鳥取県のHPから転載)

話は若桜鉄道に戻りますが、実は私にとって生まれて初めての運転体験がC12。その後、各所に運転体験に出向いていますが、若桜鉄道がきっかけになったことは間違いありません。谷口さんとの出会いは私にとってそれだけ貴重な出来事だったのです。

D51146。今は本線を走る2両の蒸気機関車より大きな扱いになっており、その期待度が伺い知れます。

D51146グッズも各種発売されています。私は手ぬぐいを購入。余談ですが、私にとって手ぬぐいは所蔵品ではなく実用品です。

2018年09月02日 17時10分

真岡鐡道D51運転体験(4)D51146。

TX×常総ライン往復きっぷの看板。快速電車の出発時間も書いてあり、意気込みを感じます。因みに下館駅~秋葉原駅間を時刻表検索サイトで調べたら、常総線快速~つくばエクスプレス快速と乗り継げば、小山駅からの東北新幹線利用と結構いい勝負をしていました。

下館駅舎。平成25年(2013年)にも利用しているのですが、その時は真岡鐡道からJRへの乗り継ぎだけで改札の外には出ていません。

案内に従い真岡線ホームへ。

10:49に乗車する11:10発の列車が到着。

真岡までの27分の小さな旅の始まりです。

真岡駅が近づき、目を凝らすといました!D51146。

これからこの機関車の運転です。

2018年09月01日 17時08分

真岡鐡道D51運転体験(3)下館駅到着。

真岡鐡道真岡駅に到着するのはもう少し先になります。

さて関東鉄道常総線の続き。2201が1番線に入線。

ラッピング車両。

9:51に3線が埋まる。左の3番線から9:51発の快速守谷発下館行き。この列車にこれから乗ります。

真ん中の2番線は同じく9:51発の快速下館発取手行き。

一番右に停車中なのは、恐らく10:03発の水海道発取手行き。

下妻駅。地方の小都市の代表駅を言った感じですが、映画「下妻物語」でも登場しています。当時深田恭子さんのロリータ・ファッションも話題になりましたが、もう14年前の映画なのですね。今もロケ地巡りをする人はいるのかな?

10:28下館駅到着。

これでJRの電車があれば自分としてはOKなのですが、そうは上手くいかない。

2018年08月31日 17時05分

真岡鐡道D51運転体験(2)水海道は「みつかいどう」と読みます。

右側に停車中の取手駅8:57発の列車に乗車。

複線区間を行く。キハ5000形(5004)とすれ違う。(取手駅~西取手駅間)

5010形(5012)。(小絹駅~水海道駅間)昨年登場の最新鋭気動車。5000形と5010形で塗色を変えているのですね。

久しぶりの乗車というより、体感的には“初”と変わりません。見るもの全てが新鮮。そもそも私が乗ったのは常総線がまだ単線の時代。昭和52年(1977年)に複線化が始まった時は流石首都圏は凄い!と思ったのを覚えています。

水海道駅が見えてきました。定刻の9:30に到着。

水海道駅。意外な難読駅だと思っています。読み方は「みつかいどう」で、「みずかいどう」ではありません。どうしてこの読み方なのかを調べたくなる駅(地名)の一つです。恐らく地元の人か、私鉄の乗りつぶしをしている人位しか読めないのでは?と言うか、知らなければ読めないというレベルではなく、例えば『「みずかいどう」という読み方ではありません。』と助け船を出しても、当てずっぽうですら読むことがまあ無理でしょう。

乗ってきた列車は2100形(2105)。

またまた昔話で恐縮ですが、私が知っている関東鉄道常総線の車両基地はここ水海道駅構内にありました。今の車両数からすればこの駅のスペースに入りきらないのは自明の理ですが、昭和の時代はこれで何とかなっていたというのがある意味驚きだったりします。

ところで関東鉄道では定期的に運転体験を行っており、私もいつかは参加したいと思っているのですが、それはさておき、水海道駅と現在の車両基地(小絹駅~水海道駅間にある)は少し距離があり、運転体験参加者は送迎用列車で往復することとなります。その楽しみを含めて興味があるのですが、実際の運転はまだ先になりそうです。

水海道駅舎。

自動改札機を除けば昭和の香り。関東鉄道大宝駅開運入場券を3点購入。健康、仕事、勝負。人生はまだまだこれからです。

2018年08月30日 16時55分

真岡鐡道D51運転体験(1)取手駅で関東鉄道常総線に乗換え。

平成30年(2018年)6月28日(木)は、休暇を頂き、栃木県真岡市の真岡鐡道へ。

目的はD51 146号機の運転体験。高い倍率をくぐりぬけ、見事当選を引き当てました。

さて真岡まで行くのに、東京駅~小山駅~下館駅とまあ順当に行っても芸が無いと思い、関東鉄道常総線経由で行くことに。よってまずは日暮里8:06発の常磐線の電車に乗る。

取手駅着は8:43。いよいよ実に45年ぶりの関東鉄道常総線。昭和48年(1973年)6月27日以来です。1日違えば何と45周年の記念すべき日。

乗る予定の列車まで少し時間があったので駅の外に出る。

「常磐線全列車を東京駅・品川駅へ」の看板。何だか分かるその気持ち。

下館駅までは1510円。実はここ関東鉄道常総線は、ICカードが使えるのですが敢えて乗車券を買っています。ところで非電化私鉄でICカードが使える鉄道会社って関東鉄道だけ?

下館までは直通列車ではなく、水海道で刻むことに。8:57発の列車を選択。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!