2016年08月14日 20時33分

T氏がかつて「鉄ちゃん」だった頃(4)乗車券あれこれ。

指定席特急券硬券

新幹線指定席特急券に見えないけど「指定席特急券」。

指定席特急券硬券裏面

裏面に指定席が書かれているパターンは、少なくとも私のコレクションにはありません。

何を凄いって思ったかというとこの列車が「新幹線」だからです。「桶川」駅の発行ですが、こうしたスタイルの発券が一般的だったのでしょうか?

周遊券

周遊券シリーズ。

東北周遊券が1年違いで値上がりしており、そういう時代だったことを改めて実感です。

もう1点、「十和田湖」駅の途中下車印。十和田湖駅は国鉄の『駅』でしたがバスの駅で、バスだけでは無く鉄道の乗車券も発売していました。

私はここを昭和48年(1973年)9月11日に通っていますが周遊券に途中下車印はありません。多分、バスの『駅』で途中下車印を押してもらう発想が私には無かったのでしょう。

2016年08月13日 20時29分

T氏がかつて「鉄ちゃん」だった頃(3)東北・上越新幹線上野開業。

T氏のコレクションで一番心惹かれたのが東北・上越新幹線上野開業の試乗券。

東北・上越新幹線試乗記念

乗車日は昭和60年3月10日。開業の4日前ですね。

東北新幹線 試乗案内状

仰々しい招待状。こうしたものを見たのが初めてですので、いつも形態で配布されるものかどうかの判断が出来ませんが、もしもこうした書状が届いたら、それだけで気分が高揚しそうです。

東北新幹線 パンフ1

こちらはパンフレットです。

東北新幹線 パンフ2

「良くぞ取っておいてくれました」と声を掛けたくなるほど史料価値の高い内容です。(私個人の意見です)

こうした資料類ですが、意外と残すのは難しいです。やはり家のスペース問題が大きいのですが、私自身、今思えば貴重な歴史資料となり得たモノでも、その殿堂入りは写真やグッズを優先して処分した可能性があります。記憶に残っていないのが返って幸いで、もしも覚えていたら悔やんでも悔やみきれない事態に身悶えしていたかも知れません

2016年08月11日 13時27分

T氏がかつて「鉄ちゃん」だった頃(2)上野発の特急列車/上越線。

特急とき

「とき」と言えばやっぱり何と言ってもこの“ボンネット”。私に記憶(心)の中にはこの形しかありません。

特急いなほ

上越線経由の「いなほ」。

「とき」も「いなほ」も一度も乗ったことがありません。そうそうっ、昨日UPした「はつかり」は乗車経験ありです。

と思い込んでいたのですが、「とき」は昭和48年12月27日に、上野~越後湯沢間で乗っていました。その頃は乗りつぶしを始める前で、この項を書き始めて調べ直し発見しました。それでも「いなほ」はありませんでした。因みに羽越本線は急行「きたぐに」、急行「鳥海」や最近であれば特急「トワイライトエクスプレス」で通っています。

特急ひたち

本来なら昨日のグループにいれるべき「ひたち」。「ひたち」は何度か利用しており、んっ?でも何でだろう。そうか!茨城県方面の乗りつぶしを合理的にするには、やはり一番便利だったからでしょう。またつくば市に仕事で何度か行ったことがあり、いつもは高速バスで往復だったのですが、帰路は首都高速の渋滞に掛かりそうな時だけ常磐線を使っていました。

2016年08月10日 20時39分

T氏がかつて「鉄ちゃん」だった頃(1)上野発の特急列車/東北・常磐線。

私の友人T氏。転勤族で名古屋勤務時に知り合った方です。作家「太宰治」をこよなく愛し、出身地である津軽だけではなく、彼が過ごし、そして縁のあった土地を回るなど市井の研究家というのが私の中の彼の位置づけでした。そうっ、ある時までは…。

何度か呑んでいるうちに「実は…」と告白され、それが縁で元国鉄職員だった歌手、伊藤敏博さんのライブに一緒に行ったりしました。

で、今日から数回、彼の黒歴史?白歴史?の一端を紹介します。まずは昭和50年代前半の写真。

特急はつかり

新幹線無き時代、上野発の特急の代表と言えば東北本線をひた走る「はつかり」。

特急みちのく

同じく昼行特急で常磐線経由の「みちのく」。583系だったのですね。

特急はくつる

東北線経由の583系の寝台特急「はくつる」。

特急ひばり4

上野~仙台を結んだ「ひばり」。

特急ひばり

同じく「ひばり」ですが583系が運用に入っていたとは知りませんでした。やはり地元で無いとこうは撮れません。

特急やまばと

最後は山形を結んだ「やまばと」。

これらの写真が撮影された時期は私がせっせと国鉄・私鉄完乗を目指して励んでいた頃で、上野発着の特急列車にはあまり目を向けていませんでした。

それにしてもこうして並べてみると壮観です。記録写真としての価値があると思っています。

2016年03月27日 20時34分

C5766の動輪が動く(3)迫力十分!(動画)

それではC5766の動輪が動くところをご覧下さい。

この日、私は11時からの回を見ました。

お分かりになりましたでしょうか?実は動輪が動くだけではなく汽笛も鳴るという優れモノ。

この動輪の動く時間は平日11時、15時。土曜日は11時、14時、15時。日・祝日は10時、11時、14時、15時。(東京都大田区入新井西公園のホームページを参照しています)

SLの静態保存は各所で行われています。ここ入新井西公園のC57がどのような経緯で動輪が動く状態で保存されたかまでは調べられませんでしたが、今ある、そして今後蒸気機関車が保存されるなら、動態保存とまではならなくても、こうして汽笛が吹鳴し、動輪が動くだけでもの凄く臨場感が高まります。もっともこれを行うためにどれほど大田区が整備を含めて手をかけていることかということだけは感じ取れました。

東京のお勧めスポットの一つです。

※画像は少し斜めになっていますが、11時の直前に雨が降り出し、それで濡れない場所に移動したため水平を合わせる時間が足りませんでした。m(_ _)m

2016年03月26日 20時32分

C5766の動輪が動く(2)美しい!

祝!北海道新幹線開業。

今日からJR各社がダイヤ改正。皆さんは今日一日、さぞや東奔西走されたことでしょう。私としてはじっと家で我慢の子でしたが北海道新幹線はいつ乗りに行こう?

とか全線復旧した名松線にもう一度行ってみよう!

とか思いつつ明日は福井鉄道~えちぜん鉄道の直通化&福井駅前の電停の移動とこちらも目が離せません。路面電車を愛する我が友たちは、今頃福井で宴会中でしょうか。

何れにしてもこれらを一気に目指すことは出来ないので、ぼちぼち行こうかと思っています。

ここからは昨日の続き。

2016_02_20 入新井西児童交通公園_10

C5766は東海道線の線路の直ぐ横にいて、位置関係はこんな感じ。

2016_02_20 入新井西児童交通公園_6

公開されている運転台は綺麗に整備されています。前方良し!

2016_02_20 入新井西児童交通公園_7

どこからどう見ても手入れが行き届いているのが分かります。

2016_02_20 入新井西児童交通公園_8

おっと、東海道線が走ってゆく。まるで複々線が如く。と言うと大袈裟かな。

2016_02_20 入新井西児童交通公園_9

蒸気機関車が蒸気機関車たると私が思うのはこの角度から見た時が一番。

2016_02_20 入新井西児童交通公園_11

でも何故かその動輪の足元にはローラーがあります。その心は…。それは何とこの動輪が動くからです。静態保存にして動輪が動く蒸気機関車。これは凄いことなのです!

2016年03月25日 20時28分

C5766の動輪が動く(1)入新井西公園。

平成28年(2016年)2月20日。

2016_02_20 入新井西児童交通公園_1

仙台発8:16、はやぶさ6号に乗車。

2016_02_20 入新井西児童交通公園_2

このE5系に乗ったのではなく、これはお隣のホームである12番線停車中のやまびこ126号東京行き。何の話しかと言えば11・12番線は青森・盛岡方面の電車が出発するホームであって私にとっては何だか慣れない風景だということです。いつも使う東海道新幹線にこのパターンが無いからそう思うだけで、在来線とかだったらこうしたことは思わないでしょう。

何はともあれ東京駅には9:47に到着。そこから京浜東北線に乗り大森駅を目指します。

2016_02_20 入新井西児童交通公園_12

目的地は大森駅から歩いて5分ほどの入新井西公園。ここにはC5766が静態保存されており、それを見て、体感するのがこの日の最初の鉄活。

2016_02_20 入新井西児童交通公園_3

私にとって特段この66号機に思い入れがあるかワケではなく、C57は確かに好きな蒸気機関車ではありますが、だからと言って全国のC57の保存機を巡っているということもありません。

でも!私はここに以前から来たかった。

2016年02月02日 20時18分

電車のつり革盗難。

首都圏の電車の車内からつり革が盗まれる事件が相次ぎ警視庁が捜査しているというニュースが、東京で最近話題になっています。名古屋ではそんな盗難事件を聞いたことが無いのですが、一体どうなっているのでしょうか?

報道によると東京メトロ、東急、小田急などの各社で既に300個以上の被害が出ているということで、転売目的の可能性もあるとされています。つり革は何より乗客の安全に関わることなので、それが盗まれるということは絶対にあってはなりません。

DSC_1640

写真は東急5050系の車内ですが、私が先日乗車した東急、東京メトロ、西武線の車内では「つり革の盗難が発生しています。不審者を見つけたら乗務員に伝えて下さい」というようなアナウンスが入っており、それで驚いたことがきっかけでこの件を知りました。そんなアナウンスを聞く時がよもや訪れるとは思ってもいませんでしたが、早くそのようなアナウンスが流れなく日が来ることを望むばかりです。

またこの事件を引き起こしたのがせめて鉄道愛好家ではないことを願っています。

2016年01月31日 20時39分

私的昭和の鉄道/関東(12)千葉都市モノレール。

1)昭和63年(1988年)3月28日、スポーツセンター~千城台間開業

2)平成3年(1991年)6月12日、千葉~スポーツセンター間開業

3)平成7年(1995年)8月1日、千葉みなと~千葉間開業

4)平成11年(1999年)3月24日、千葉~県庁前間開業

1988_04_27千葉モノレール

ギリギリ昭和の時代に1次開業した千葉都市モノレール。昭和63年4月27日に乗っています。写真はその日の千城台駅。

1988_04_27千葉モノレール2

こちらはスポーツセンター駅。

1988_04_27千葉モノレール3

スポーツセンター駅外観。

02890007

ここのモノレールは窓から眺める景色が今も印象に残っていて、高いところから街並みを見下ろすのはなかなか気持ちが良いものです。気のせいかも知れませんが景色を楽しむなら跨座式より懸垂式モノレールの方が楽しいと思っています。

2016年01月30日 20時38分

私的昭和の鉄道/関東(11)西武山口線。

昭和60年(1985年)9月28日、西武山口線に乗っています。

1985_09_28山口線

西武遊園地発10:51、西武球場前着10:58。

案内軌条式鉄道として開通したのがこの年の4月25日で、これが初乗車となりました。

1985_09_28山口線2

ただこの線が本当に初乗車かと言えばそんなことはなく、実は学生時代に蒸気機関車牽引時代のこの線に乗っており、この時は案内軌条式鉄道としての初乗車。

蒸気機関車時代は恐らく同級生達と遊びにでも出かけたついでに乗ったのでしょうが写真が発掘できません。どこかで見た記憶があるものの…。

1985_09_28山口線3

どうみても雨降りのこの日。いつでも来れそうでなかなか来られないのがこのエリアの乗り鉄。次の機会に送るという選択肢は私には無かったようです。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!