2016年10月05日 20時09分

ノスタルジー車両(4)タラコ色も好きです。

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福渡発14:03の快速「ことぶき」を待つ。僅か20分ほどの時間が半日にも思える。でもその時間は何もしていないのに、そしていつもなら早く列車が来ないものかと時にいらっとすることもあるのだが、ただ待っていられるのは何故だろう。

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朱色のキハ47形。ノスタルジー車のツートンも良いけど、この色ももう長く見ているので、これはこれで馴染んでいる。でもこの色っていつから始まったんだろう。昭和の末期にはあったはず。

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タラコ色とか言って揶揄する人もいるけど、そんなに言わなくても良いんじゃないかな?もっともツートンと朱色のどちらが好きかと聞かれれば、ちょいと悩んだりする。いやいやツートンに軍配かな?

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岡山行きの3939Dは日本の風景の中を快調に飛ばして行く。

そして予定通りの14:37に岡山着。

2016年10月04日 20時07分

ノスタルジー車両(3)福渡駅にて。

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福渡駅発13:41の「ノスタルジー車両」を見送り。

改めて昭和の風景だと思う。

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駅を出ればお約束の駅舎の写真。

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街並みを見る。静けさに包まれる。

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今も残る木のベンチ。暫しセミの声に耳を傾ける。

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ただこの日は暑かった。何もしないでボーっと過ごす。

2016年10月03日 20時04分

ノスタルジー車両(2)キハ47形との比較。

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ノスタルジー車両ではない津山線のキハ47形の車内。

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窓周りもスッキリしており、こちらはこちらで何故かしっくり来ます。

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確かに栓抜きはついていない。

ところで私が全国の鉄道をただただ乗りまわっていた昭和40年代~50年代でも、キハ40系は間違いなくポピュラーな存在のはずなのですがあまり乗った記憶が無いのです。ゼロではないものの不思議。

キハ10系、キハ20系(52形を含む)、キハ55系(25形を含む)、キハ58系(28形を含む)は記憶にあるものの、40系のグループはなぜかここ数年の乗り直しで乗るようになったものの、といった感あり。

もっとも昭和55年(1980年)頃から平成22年(2010年)頃までは、新規開業路線があればそこへ直行・直帰してはいても、旅を楽しんではいなかったのでそうなっているのでしょう。

平成の世も28年経ち、私自身の仕事も一段落し、家庭生活も落ち着いてきて周りを見る心の余裕によるものだとも思っていたりします。

2016年10月02日 20時40分

ノスタルジー車両(1)キハ47形。

平成28年9月10日(土)の鉄旅第2弾。

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キハ47形2両編成を改造した「ノスタルジー」車両です。臨時列車で運転されない時に、津山線で定期運用に入っているということで乗りました。

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今年の夏季(7~9月)は、毎週土曜日に1日3.5往復。今回は岡山発13:05の「快速ことぶき」に乗り込みました。朱色とクリーム色の復刻カラーは私達の世代にはグッときます。

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モケットの色はやはり青色だよね。

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栓抜きもあったよね。

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扇風機はJNRに限る!

等と郷愁に浸る余裕が全く無いほど岡山駅を出た時の車内は混んでおり、最初の停車駅である法界院では乗るお客もいて差し引きゼロ。2つ目の金山でやっと余裕が生まれて写真を撮ることができました。

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福渡には13:40着。実は今回の鉄旅第3弾の都合もあってここで岡山に向けて折り返しです。まあ雰囲気だけということで…。

話は変わりますが、今回の鉄旅のスケジュールを組んだ時にそのルートの選択肢は2つありました。

1つ目の選択…名古屋から姫路まで新幹線で向かい、そこから姫新線で津山へ。津山まなびの鉄道館(旧津山扇形機関車庫)を堪能して津山線経由で岡山に向かうルート。

※ただ津山線で「ノスタルジー車両」には乗れない。

2つ目の選択…今回の旅のルートです。

9月10日(土)のメインは、この後、岡山を15:21に出る「アンパンマントロッコ号」のため、それを軸にどこに行こうか考えた末の結論でした。

では最終的に何が決定打になったかと言うと、この日は津山まなびの鉄道館の転車台イベントが無かったことによります。まあまたいつか行こうかと思っています。

2016年10月01日 20時12分

ラ・マルせとうち(9)213系C-02編成。

9月10日(土)に乗車した「ラ・マルせとうち」シリーズの続きです。

宇野発11:38の茶屋町行きは213系C-02編成。

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この並びを見ると同じ形式の電車で、カラーリングが異なるだけといえばその通りですが、中身は全くの別物です。

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C-02編成の乗務員室と両開きドアの間はワンマン対応のためこの写真の様になっていますが、「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」編成ではサイクルスペースになっており、上手く使ったものだと感心。最初からサイクルスペースのアイデアがあったのか、JR西日本の担当者さんに聞いてみたいところです。

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客席スペースも原型をこうして見れば、変われば変わるものだと成程納得。イメージを具体的に車両として変化させていく行程を知りたくなりました。

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茶屋町着12:02。暫くして下りホームに115系の児島行きが到着。

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児島行きは12:07に出発。それと入れ替わる様に琴平始発の岡山行きが到着。この国鉄電車天国はいつまで続くのでしょう?

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12:09発の115系に乗車。土曜日の昼下がり。3扉両開きの電車で『旅気分』が高まる日が来ようとは昭和世代にとっては隔世の感。

2016年09月28日 20時56分

ラ・マルせとうち(8)宇野駅前をしばし散歩。

11:10分に着いて11:38発で岡山に戻ります。2016_09_10 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)_91

その短い時間を使って宇野駅前をしばし散歩。最初は「“海”だけは見ておこう」と思っていたもののなかなか目と鼻の先の海に辿り着けません。

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少し先には「愛の女神像」(作:ドルヴァ・ミストリー)。「たまのの恋愛スポット」の看板もあり、左側のお尻にタッチして願い事をするのだそうですが、男一人ではそんな勇気は出ない…。

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駅との位置関係はこんな感じ。

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思いのほか時間がかかったもののやっと海を目の前にする。

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「ラ・マルせとうち」の乗客の方たちはそれぞれ思い思いの場所に出掛けたようですが、私の宇野駅界隈探訪は終了。ところで連絡船はどこから乗ったのだろう???

2016年09月27日 20時54分

ラ・マルせとうち(7)宇野駅のオブジェ。

昭和50年(1975年)3月23日以来の宇野駅到着。

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連絡線があった時代にきたことしかない上にそもそも写真を撮っていないこともあって記憶がなく、かつての宇野駅と今の宇野駅の違いが分からない。

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ともあれ終点に到着。ぶれぶれぼけぼけの写真で恐縮ですが、右側の電柱の「津波避難」はかつてはなかったはずです。

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「ラ・マルせとうち」が走り始めて設置されたと思しき装飾。ここはみなと町です。

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でっかいオブジェが出迎えてくれる宇野駅。

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「海からの贈りもの」(作:白井美穂)。思わず下から上までしっかり見てしまいました。何だか楽しい。

2016年09月26日 20時52分

ラ・マルせとうち(6)八浜駅の駅舎アート。

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常山駅に続いて八浜駅にも11:56頃に停車。11:01まで暫し写真タイム。因みにこの「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」ではドア横のボタンを自分で押して下車します。私にとっては「まあね」の世界ですが、自動ドアしか知らない場所から来た人にとって、これはこれでイベントになりそうだと思った次第。

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八浜駅は外から見ると普通の駅に見えます。

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しかしエキナカから見ればその風景は一変。駅舎だけではなくホームもアートです。

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ゴミ箱もアート。

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電車を横から改めてしっかり見てみる。

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ドアには自転車もしっかり描かれています。

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自分の記念写真ではなく、アテンダントさんの記念写真。接客に好感が持てたので、敬意を表した1枚だと思ってください。

2016年09月25日 20時48分

ラ・マルせとうち(5)常山駅の田んぼアート。

ラ・マルせとうち チェキ

車内ではアテンダントさんがこんなインスタント写真を撮ってくれるサービスがあります。

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自分のカメラではなく、JR西日本が用意しているというのが嬉しいですね。勿論、自分のカメラでも撮影してくれます。1人ではちょっと恥ずかしかったのですが、私の以外の1人旅の方たちも喜んで撮影されていたので、ホッとしたのは事実です。

なおカウンター席も座席指定で、私はカウンター席ではなく敢えて普通の座席を選びました。瀬戸大橋を渡るルートの様な景色が楽しめる路線を走る時は選択肢としてありですね。

それにしてもカウンター席のグリーン座席は日本初?はないでしょうか。

また電車の床材はサクラ材だそうで、こうしたところも私のこの電車に対する評価が大幅にアップした要因です。乗ってよかった!

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茶屋町には10:32頃到着。ここで瀬戸大橋線(本四備讃線)とお別れです。正式には岡山からこの駅までも宇野線で、ここから瀬戸大橋を渡るのが本四備讃線となるのですが、今では、茶屋町から宇野までの間が宇野線と言った方がしっくりする気がします。

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備前片岡駅に10:42頃到着。ここで備前片岡駅発10:46の電車を待ちます。それにしても岡山は115系も含め国鉄時代を髣髴(ほうふつ)させてくれる場所なんですね。

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常山駅に10:51頃到着。1面1線の構造で、普通に考えれば通過する所なのですが、ここは停車。その心は田んぼアート。

今はハートですが、季節が移ろうと変わっていくのかな?地元の協力があってこそですが、実は帰りの電車では案内放送が無かったので誰も振り向きませんでした。地元客主体で、観光客が少なかったとはいえちょっと勿体ないというのが私の感想。

2016年09月24日 20時45分

ラ・マルせとうち(4)車内は工夫が一杯。

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車内探訪。網棚の場所はこんな感じ。

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「せとうち」を意識したオブジェもGOOD。

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カフェとおみやげのコーナー。アテンダントさんにはちゃんと了解を撮って撮影。ブログでのUPもOKとのことで流石、観光列車です。

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オリジナルグッズも揃っており、思わず2つ購入。

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いわゆるパラパラ漫画。蓮沼昌弘さん作「連絡線の物語。かつての宇高連絡船時代を懐かしみつつ、なるほどと思いつつ2度見ました。

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特に沿線風景が良いとは言えない宇野線(すいません。私の個人的な感想です)にあって、「乗る楽しみ」がいろいろ工夫されており、59分の乗車時間がどんどん過ぎて行きます。多分、私以外の乗客の方たちも同じような感想を持たれたことと思っています。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!