西方駅で6136Dと交換。(6136Dの西方発は13:43)。くまモンとはこの駅で本当にお別れです。
※こうした写真を撮影していること自体、鉄ちゃんの証。でも観光客も興味津々の様子。さすがくまモン。(←あなたも観光客です)
人形岩。「薩摩川内観光物産ガイド」のホームページによれば「地元では、この岩は子供を抱えた母子の姿に見えることから、漁から帰らぬ夫の無事を祈り続けたまま息絶えた母子を不憫に思った海底の守り神が、岩の塊に変えてしまったという伝説が語り継がれています。※人形岩の伝説には諸説あります。」とのこと。
車内でも同様の案内放送があり、それで撮影した1枚。
薩摩高城(さつまたき)駅到着。急なカーブにある駅のため車両とホームの間に大きな隙間があり、こうした渡り板が用意されています。決して東武鉄道浅草駅ではありません。ここは鹿児島県です。
※薩摩高城は難読駅名です。今回の肥薩おれんじ鉄道の旅では駅名にルビを振っていますが、ここのような明らかな難読駅だけではなく、八代、日奈久温泉、佐敷、津奈木、水俣、出水、阿久根の各駅も、知らないと読み方を間違える駅だと思ったのがその理由です。
巣箱が取り付けられている。
薩摩高城駅は13:48着で14:05発の17分停車。その時間を使い、海岸を目指す。
途中で振り返ればそこには駅がある。周りには何も、、、ない。
阿久根駅のお土産。
いずみ鶏のパン粉焼き(チーズとハーブ)熟成トマトソース。伊佐米。本日の漬物。薩摩汁。
阿久根駅出発直後の13:08撮影。はっきり言ってコース全体では女性で完食するには量は多いと思います。もっとも満足感は十分にあります。
何枚写したか分からない海の景色。でも、岩の上に鳥居を見つければそれは別。ここにはどんな歴史があるのでしょう?参考までにネットで検索すると「すみっ瀬」という名前が出てきます。
牛ノ浜駅。ここで約10分停車。運転停車なので扉は開きません。6333D(牛ノ浜発13:23)に先を譲ります。
信号が変わり13:28に出発。こうして撮影していると旅番組のロケ気分。「時間がゆっくり流れているのを、各駅停車の列車に追い抜かれることで表現…」とかね。
平成30年(2018年)の最初の鉄活。1月6日(土)の『おれんじ食堂2便(下り)飲食付きパッケージプラン SPECIAL LUNCH[スペシャルランチ]』は13:27に撮影したこのデザートで終了。
「おれんじ食堂」の旅も残すところ約50分。
肥薩おれんじ鉄道の八代~川内間は116.9キロ、運賃は2620円。第3セクターでは一番の長距離路線。そしてこの路線を各駅停車で乗りとおすと全線で2時間半程度はかかります。などなどランチが終われば結構現実的なことも考えている私。
「あった」と過去形で、その存在は知っていた「あくねツーリングSTAYtion」。一般的にはライダーハウスと呼ばれるオートバイなどで旅をする人を対象にした寝台列車を改装した宿泊施設。
「なは」の文字が読み取れる。
「見学ご希望…」との表示があるので、多分、中を見ることが出来るのでしょう。(2014年に営業を止めたらしい)
オハネフ25 2209。「DUET」とある独特な窓の配置。
オハネフ25 206。
こうした寝台車改造の宿泊施設には停まったことがありません。そもそも20年以上前に、寝台特急さくら号で名古屋から小倉まで乗車して以降、夜行列車そのものに乗ったのが平成27年(2015年)2月27日の「北斗星」まで空白期間があり、食わず嫌い状態だったとも言えます。今更ですが、動く寝台列車だけではなく、こうして動かない寝台列車にも興味が湧いている今日この頃。
雨ざらしの実物の寝台車を見るにつけ、残念さとこうした施設運営の難しさを感じた次第。
なぜかここだけ説明あり。理由は不明。
おれんじ食堂の停車時間は、貴重な鉄道遺産(と言ったら叱られるかな?)巡りをすると時間が足りない。
出水発12:21。この駅を出ると食事が始まります。
駅での手を振っての見送りを受けながら、こちらは熊本県水俣市の地ビール「不知火海浪漫麦酒」からスタート。
同行者は桜島小みかんクラフトチューハイ。
太刀魚入りの茶碗蒸し。
細かいメニューの内容はここでは省略しますが、茶碗蒸しを撮影したのが12:22。この料理は12:30の撮影。そして最後のデザートが出たのが13:29ですから、ほぼ1時間のランチタイムとなっています。
で、食べ始めた直後、「クロヅルがいます」のスタッフの方の案内で示された方向を見れば確かに大きな鳥がいる。「あっ!」と思いつつその方向にカメラを向けてシャッターを押したものの…。
冬の出水では常に窓外に注意すべし!これが今回の教訓。必ずではないもののツルの姿を見かけることはよくあるそうです。
海の景色もこの辺りともなれば見慣れた風景。外は寒くともおれんじ食堂の中はヌクヌク。この暖かさの中から外の風景を楽しみながらの旅は、冬場では大切なポイントです。20代、30代の頃は寒さには強かったと思うですが、齢(よわい)を重ねてすっかり耐性がなくなっています。
2・3番線ホームにはツルのオブジェあり。
この旅の同行者は小学生の頃にここ出水に来たことがあり、その時にこれらのツルが駅にいたことを覚えているとのこと。そんな歴史のあるオブジェなのですね。
ある意味シュールではあるものの、町の象徴としてそれだけ大切にされているという事でしょう。さてこのツルたちですが、今回のおれんじ食堂の乗客で記念写真を撮影していたのは私たちだけ。もっと宣伝しても良さそうな気がしました。
ところでここ出水は、「鹿児島県のツル及びその渡来地」として国の特別天然記念物にも指定されています。最初、ツルが飛んでくるので“飛来地”と言うと思っていたら“渡来地”でビックリ。出水市や鹿児島県のHPでは“渡来地”となっている一方、その他の観光情報は“飛来地”です。日本語での使い分けはあるようなのですが、私にはハードルが高すぎてこの話はここまで。
隠れた出水駅名物と言って良いのでしょうか?銀河鉄道999の顔出し看板。おれんじ食堂のスタッフの方に教えてもらいました。
これは2010年から2015年まで運行していた「銀河鉄道999」ラッピングの『さよならキャンペーン』の一環でここ出水駅に設置されたそうで、それが今も残されており、「銀河鉄道999」ファンの方は一度ここで顔出し写真に挑戦されては如何でしょう。
車両基地があれば必ず撮影する一枚。
ここ出水駅には新幹線の駅もあり、そのデザインは舞うツルだそうです。確かに!