2013年12月03日 20時00分

ゆいレール2013(6)ゆいレール展示館。

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今回、どうしても来たかった場所のひとつがここ「沖縄都市モノレール株式会社」の本社。というよりその中にある「ゆいレール展示館」。那覇空港のコインロッカーにとりあえず荷物を全部入れ、カメラだけを持っていきました。(10分弱歩くため)

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お約束のシーサーのお出迎えです。

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平日しか開館していないので、「鉄」ちゃんには訪問のハードルの高い鉄道系博物館・資料館の一つです。この点は皆さんのご賛同が得られると思っています。

ゆいレール開業以降に那覇に来たのは今回で3度目なのですが、平日の日程にしたのはこの「ゆいレール展示館」のためと言ってもいい位です。

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私はここにこれがあるのを知らなかったモノの一つ、「沖縄県営(軽便)鉄道」嘉手納線の古レール。鉄くずになる寸前のレールを個人の方が保管し、ここに寄贈されたそうです。思わずレールにすりすりしそうになりました。(んなわけはないか…)

因みに沖縄にかってあった路面電車の古レールも展示されています。

『凄い』の2乗、3乗…いったいどれほどの表現をすれば私の気持ちが分かってもらえるでしょうか?

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ここにあるのだと感動しもう一つのもの。

「なは」のヘッドマーク。

これ以上書く言葉が見つかりません。

本当に来て良かったと感じていました。

※私の所要時間は1時間強でした。

2013年12月02日 20時57分

ゆいレール2013(5)那覇空港への道。

赤嶺駅からゆいレールに乗り、那覇空港駅に向かいます。

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沖縄の青い海が私を見送ってくれているようでした。

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航空自衛隊那覇基地が見えます。

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ゆいレールの車庫もご覧の通り。

同じ風景は那覇空港からの往路でも見えるのですが、何となく帰りの方が心の余裕を持って撮影できるのは何故でしょうか?

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那覇空港駅に入線。モノレール独特の構造物は決して嫌いではありません。

2013年12月01日 20時55分

ゆいレール2013(4)日本最南端の駅。

11月8日(金)、那覇発12:45の羽田便を予約していた私は、ホテルをチェックアウトする前に、日本最南端の駅を撮影していました。

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この写真は本当なら真っ青の空がバックになるはずだったのですが、モノレールが到着するまでに雲が出てきました。でも南国らしい感じが出ているのではと思っています。

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こちらはチェックアウト直後の9:50の撮影。

朝9時頃には「日本最南端の駅」のモニュメントには日が当たっていなかったのですが、モノレールに乗る直前に順光になっているのに気付き慌てて撮影しました。

このモニュメントですが、私は初めて撮影に成功しました。大げさな表現ですが、昨年の9月に赤嶺駅には降り立ったのですが、暴風雨のため、この距離が移動できず、またずぶ濡れ覚悟でカメラを出すこともためらわれ涙を呑んだことがあります。

2013年11月30日 19時04分

ゆいレール2013(3)ホテルから撮り鉄。

11月6日~8日の2泊3日が今回の沖縄旅行の日程で、日本最南端の駅である「ゆいレール/赤嶺駅前」のホテル「ホテルグランビュー沖縄」に泊まりました。

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恐らく…ではなく間違いなく日本最南端のトレインビューホテルです。

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今日UPした写真は夜撮りを含め全て非常階段から撮影しています。特に「トレインビューの部屋」をリクエストしていたわけではないので、部屋からあまり見えなかったのがその理由です。

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ただ非常階段に出るドアはオートロックで、一度外に出てドアが閉まると中に入れません。そのためホテルのフロントの方の了解を取り、10分ほどなら…とストッパーを使わせて頂きました。

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おかげで夜・朝と外に出て写真を撮ることが出来ました。

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ところでこのホテルを選んだのは、トレインビューということではありません。それは結果論です。

そもそも私が調べた限りですが、ゆいレール沿線にあるホテルで駅から一番近かったからです。そしてそれが去年このホテルを予約した理由で、その時、台風の影響で予定より1日早く帰名することになり、結局宿泊当日にキャンセルしました。本来、当日の夕方キャンセルは100%の代金が必要なのですが、このホテルの対応は「台風という事情なので、今回の代金は結構です。次回那覇に来られた時にご利用ください。お待ちしております」でした。その時の嬉しさを忘れることなく、私は今回、迷うことなくこのホテルを選びました。

2013年11月29日 20時58分

ゆいレール2013(2)沖縄美ら海水族館。

「沖縄県営鉄道」の廃線跡巡りは11月7日(木)に1日かけてゆっくり回るつもりだったので、6日(水)は一度行ってみたかった、そして沖縄に行ったら一度は行ってみた方が良いと何人にも聞かされていた沖縄美ら海水族館に行きました。

※タイトルは「ゆいレール」ですが今日はその話しがありません。お許しを。

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自分でも「ベタだなあ」と思いつつ、行ってみたら「お約束、ありきたり」ではなく、『王道』であると気付きました。

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ゆったりと泳ぐジンベエザメの姿に、自分でも言うのも何ですが感動しました。

ところで水槽の前にいる人だかりですが、殆どは修学旅行の高校生です。

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水族館名物「ジンベエザメ」への餌やり。こんな風に立ち泳ぎ(?)で、こちらに腹を見せている姿はあまりにも油断した風で何か可愛らしく見えました。皆さん、これは必見です。(午後3時からの回を見ました)

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続いていったマナティー館。レタスを手に取って食べる(ように見えましたが…実のところは???)姿は可愛い!の一言に尽きます。

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最後にイルカショーを見るという、およそ男一人旅にはあるまじき1日を過ごしました。(午後4時からの回を見ました)

私の場合は那覇市内からレンタカーで片道2時間でしたが、路線バスを使うと3時間ほどかかるのが難点ですが、それでも行く価値は十分と思われます。

こんな風にたまには「鉄」分を補給しないこともある私です。

2013年11月28日 21時34分

ゆいレール2013(1)日本最西端の駅。

11月6日(水)から、お休みを頂いて沖縄に行っていました。目的は「沖縄県営鉄道」の廃線跡巡り。

実は昨年(平成24年)9月に沖縄に行っており、その時に訪ねる予定だったのですが台風の襲来で断念しており、そのリベンジでした。(このブログでは昨年の9月29日~30日に台風の件を書いています)

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でもその前にまずは「ゆいレール」那覇空港駅。

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日本最西端の駅のモニュメント。

何度見ての良いものですが、いつも一人なのでここで私が写った記念写真はありません。(トホホ)

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お約束の駅撮り写真。

まあ証拠写真の様なものです。

2013年04月10日 19時24分

飛行機と鉄道の関係(2)

平成17年2月26日、名古屋は終日晴れの予報が出ていました。

この日、往路は中部国際空港から出発しましたが帰りは愛知県営名古屋空港に戻る予定を立てており、ひとえにその理由は空から名古屋の風景を撮影することでした。「晴れ」るかどうかは賭けでしたが冬場なので確立は高いと思っていました。

ではなぜ「フィルムカメラ」の選択か?それは離発着時に撮影できること。ちゃんとキャビンアテンダントさんに事前に説明して撮影しています。

まずは中部国際空港の空撮。

そして中京テレビです。旧名古屋空港に着陸する飛行機は、風向きにもよりますが通常は左眼下に中京テレビの鉄塔を見下ろしながら飛行します。そのため、シートもA席でかつ翼とかぶらない位置の選択が必要となりますが、運よく狙いどおりのシートが確保できました。

何れも県営名古屋着で無ければ撮影できない写真でした。

さて表題の「飛行機と鉄道の関係」ですが、「撮り鉄」さんはともかく「乗り鉄」としては新線が開通するとそこに行かねばなりません。国鉄・私鉄の全線を完乗した昭和55年までは飛行機で乗りに行くということはありませんでしたが、その後は北海道の石勝線を皮切りに飛行機利用は度々ありました。

沖縄のゆいレールともなれば飛行機利用はマストです。(平成16年5月15日)

今から40年前の大学生の時は予算の関係で船で往復(片道2泊3日)しましたが、会社員の今は時間のほうに無理がありすぎです。そんななんやかやで九州・北海道への「鉄」旅は目的地近くまでとりあえず飛行機利用が殆どになってしまいましたが、その記録もちゃんと残していれば、それはそれで「日本の航空の歴史」の一端を垣間見ることが出来たであろうと少々残念に思っている今日この頃です。

2013年04月09日 21時13分

飛行機と鉄道の関係(1)。

古い写真を整理していると思わぬものを発見することがあります。そこで今日は飛行機と鉄道の関係のお話し。

まずは懐かしい写真をお楽しみください。

まず名古屋空港に着陸したのは東亜国内航空(TDA)のDC-9型機です。東亜国内航空という会社名はすでに懐かしい部類でしょうしDC-9という飛行機の現役時代を知っているのはそれなりの年代と言うことになりそうです。

撮影時期はネガの前後の写真から推定して昭和56年(1981年)頃と思われます。

東亜国内航空そのものは1988年(昭和63年)に、日本エアシステム(JAS)に名前が変わっています。

こちらは中部国際空港での日本エアシステム(JAS)のMD-90型機。故黒沢明監督デザインのレインボーカラーで話題になったJASのMD-90型機ですが、7種類あったデザインの内、この機体は2番機でした。

中部国際空港の開港は2005年(平成17年)で、JAS便がJAL便になったのはその前年2004年(平成16年)。その後、機体の塗色は順次JALカラーになっていきましたが、中部国際空港になってからもレインボーカラーは残っていたんですね。(だからこの写真を撮影したはず)

ところで「DC-9」と「MD-90」の違いは、私には分かっておらず単に「似ているなあ」とそんなことを感じていました。(余談)

それと中部国際空港の写真ですがフィルムで撮影しています。撮影日は2005年(平成17年)2月26日。この日は名鉄・空港線の初乗りと福岡市営地下鉄(同年2月3日開業)の初乗りをするため、敢えて飛行機で福岡に向かいました。

さて飛行機の話に戻して、本当はJAL塗色のMD-90の写真も探したのですが、それはさすがに見つけられませんでした。そもそも空港で撮影をする習慣がないのですが、デジカメの時代なので、目についたものは撮影しておこうと心に誓いました。デジカメなら撮影日の特定で家探しする必要もありません。(笑)

平成15年にフィルムで撮影したのには理由があります。それはまた明日。

2012年12月24日 22時26分

JR九州「787系」BM-1編成。

旅の最後の「きらめき19号」。「折尾」を16:38に出発し17:10の定時に「博多」着。時間が時間だけに、811系がぶれているだけではなく、画面全体が手振れでボケています。ご容赦を。

この日の「きらめき19号」の787系電車は“BM-1” というトップ編成で、車両番号も「クモハ786-1」という滅多に九州に行かない私にとっては突然、嬉しいプレゼントが舞い込んできた気分です。

乗ろうと思ってもそうそう乗れるものではないトップナンバーですが、JR九州の車両番号は写真のように四角の括弧の中に書いてあるものが多く、ちょっとしたことなのですが“楽しい気分”にさせてくれます。

ということで長きに亘りました「九州」シリーズはこれでお終いです。『1番最後に、1番最初の話しを書く』というのは、「きらめき19号」との偶然の出会いが生んでくれた出来事です。さて明日から何を書きましょうか?

 

2012年12月23日 18時38分

10月27日、九州半周の終わりに『2枚きっぷ』。

平成24年10月27日、「博多」を9:20に出発し「日田」~「田川後藤寺」~「直方」・「筑豊直方」~黒崎駅前」・「黒崎」~「戸畑」・「戸畑渡場」~「若松渡場」・「若松」~「折尾」~「博多」と九州を1/4周し終えたのは17:10でした。

その最後の行程、「折尾」~「博多」間は『2枚きっぷ』を使用しています。勿論私にとっては初めての使用。というより、家に帰ってJR九州のHP、「時刻表」を見て、その存在を確認したほどです。因みに名古屋に戻った後、「鉄」友に話しをしたところ「『2枚きっぷ』は知っていたけど『一人で往復』でなければ使えないと思っていた」と話してくれ、2人の片道使用には思い至らなかったそうです。もっともいつも一人旅なので、「そもそも買うことはなかろう」とも言っていました…。その点は私も同じです。

ということで実は今回は2人旅。と言っても同行者は「鉄」ではなく、「乗り鉄」の私がどういう風に「鉄旅」を楽しんでいるのかであったり、「ゆふいんの森」やJRのローカル線、路面電車、渡船といったバラエティーに興味を持ってくれ、私としては是非「こちらの世界」に入ってもらおうと相務めた次第です。その結果は…。私の努力は報われていません。しょうがないかな?などとぼやくと同行者から叱られそうです…。

ところでこの『2枚きっぷ』、初めから買う気があったわけではありません。実は「折尾」駅の窓口で「博多まで『きらめき』の自由席2枚」と申し出たら、駅員さんから「200円ほどですが『2枚きっぷ』だと安くなりますよ!」と言われ、私は直ぐに反応して「それでお願いします」と返答しました。このやりとりで「JR九州」の印象は一気にUP。「サービス業の鏡」とさえ思えました。(やや大袈裟?)でも嬉しくなった私の気持ちは分かっていただけますよね。

*「折尾」~「博多」間の乗車券+自由席特急券=1410円

*「折尾」~「博多」間の『2枚きっぷ』の1枚分=1300円



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!