2017年11月02日 20時40分

西鉄・観光列車の旅(6)「水都」に乗車。

さて10分ほど待って今度は「水都 すいと」に乗車。

先頭の顔と、

最後尾の顔のデザインが異なっているところがポイント。というか各車両にそれぞれの意匠が施されているのが楽しい電車です。

3000形「水都」仕様の車内ですが、乗客が多くてこの扉の写真一枚を撮影するのもタイミングが難しい状況。もっともお客さんは多いのは良いことです。

※3号車(灰緑色/花菖蒲)。

各号車で内装が異なる「水都」。こちらは2号車(濃藍色/花火と白秋祭のどんこ船)。

この扉の左側に乗車記念カードのケースあり。

柳川藩初代藩主「立花宗茂」ゆかりのものをモチーフにしており、2号車は「金地三日月図軍扇」。

「水都」の乗車記念スタンプと乗車記念カード。特別料金不要の一般列車としては破格の存在だと思います。また「水都」で運転される列車の時間は西鉄のホームページに掲載されているので、それ狙いで乗車される方もおられますが、西鉄二日市、西鉄久留米での乗客の入れ替わりも多く、水都・柳川への観光客が乗客の殆どということではない印象でした。

2017年11月01日 20時37分

西鉄・観光列車の旅(5)「旅人」の乗車記念のスタンプ。

最後尾の車両から先頭車まで移動したのはこの7月22日から3000形となった「水都」との行き違いの撮影。撮影モードをシャッタースピード優先にするのを忘れていてぶれています。撃沈。薬院駅と大橋駅間で撮影できたのは読み通り。

10:05、西鉄二日市着。

10:08。目的地「大宰府」に向けて出発。

駅撮り。大宰府から6050形。

「旅人」の乗車記念のスタンプ。右側の短冊は「旅人で縁結び」。願い事を書いて車内の祈願箱に投函すれば、後日西鉄電車が竈門神社に奉納してくれるそうです。

でも何事もお願いしなかった私。

2017年10月31日 20時36分

西鉄・観光列車の旅(4)ローレル賞受賞車。

9:47の出発を前に、乗客の動きが一息ついたところでの1枚。海外からと思しき観光客の方の波が去ったあとに撮影しています。

西鉄3000形は平成19年(2007年)度のローレル賞受賞車。10年経ってもエンブレムが今も輝いて見えます。

ところが製造銘板は「KAWASAKI 2009」。あれっ?ですが、3000形の5両編成の登場は2009年なので、受賞時にこの編成の製造が決まっていたのでローレル賞受賞エンブレムをあらかじめ用意しておいたとか…。

ところでこのエンブレムの存在を是非覚えておいて下さい。後日談があります。

「旅人」3号車の展示コーナー。今回、私は西鉄二日市までのわずか11分の乗車のためあまりちゃんと見ていません。大宰府までの乗車であれば27分あるのでしっかり見ることが出来たでしょう。もっとも1号車から6号車まで移動するとかしなければ時間はあります。ただ昼間の運用は西鉄二日市~大宰府間の機織り(はたおり/折り返し)で乗車時間は5分。なので、これをゆっくり見る時間があるかどうかが少し心配になったりします。

「とびらにご注意。」も「旅人」仕様。こういう細かいところまで行き届いているところが日本だと思ったりする。

2017年10月30日 19時33分

西鉄・観光列車の旅(3)ダイヤグラム式時刻表と観光列車「旅人」。

ところで福岡まで飛行機を利用した理由。運賃も選択の理由の一つですが、何よりも福岡への到着時間。

新幹線利用では西日本鉄道の福岡(天神)駅に到着するのは、名古屋駅6:20発ののぞみ95号に乗っても午前10時の少し前。一方、飛行機利用なら9:30前に楽々到着。表題の観光列車「旅人」に福岡(天神)から乗るには唯一の選択でした。

「西鉄福岡(天神)」駅。どうでも良いかもしれませんが、私が知っているこの駅は「西鉄福岡」駅。平成13年(2001年)に大牟田線の天神大牟田線への改称と同時に名前が変わっています。でも慣れません。私には「名鉄名古屋」を今でもつい「新名古屋」と言う知人たち(鉄道趣味を持たない方です)がいるのですが、世の中、まあそんなものと言う事で。

西鉄名物ダイヤグラム式時刻表。駅の案内で受け取る。係りの人は訳知り顔の笑顔。多いのでしょうね、私のような人が…。

西鉄の最初のイベントは大宰府観光列車「旅人 たびと」への乗車。9:36に入線。

この9月16日、8000形から3000形に引き継がれたばかりの出来立てほやほやの列車。

私としては珍しい新登場のぴかぴか車両の撮影&乗車。

大宰府をイメージしたラッピングには好感が持てます。

「FOUR SEAZONS OF DAZAIFU 大宰府の四季」と描かれたボディーは観光客の恰好の被写体です。

2017年10月29日 11時29分

西鉄・観光列車の旅(2)FDA301便。

FDA301便福岡行きはドリームレッド。FDAといいつつ私の予約はJAL4401便。九州旅行を決めたのが結構押し迫ってからで、FDAよりJALで予約した方が、運賃が安かったのがその理由。共同運航便ならでは事情です。

「毎日クロワッサン」付き。ちょっと嬉しい。以前(と言っても一体何年前の話だ!)、国内線でも早朝便には何がしかの軽食があった記憶あり。しかし今は無いはず。

8:47。海の中道を眼下に見れば、着陸はもう直ぐ。JR香椎線(海の中道線)を行く列車を捜すも見つからず。1時間に2~3往復走っているのですが、これまであまり見た記憶が…。

福岡は大都会。

福岡空港に着陸してから延々と走り続ける。「そうだ!バスに乗るのだ」ということに気付いたのは、実は名古屋空港を離陸してから。何せ福岡空港着8:50にして9:12発の福岡市営地下鉄に乗るスケジュールを組んでおり、これに乗れるかどうかでは後々に響くので結構ドキドキでした。

バスを降りて速足で地下鉄の福岡空港駅にまっしぐら。無事9:12発の筑前前原行きに乗車。機内預けの荷物があったら絶対に間に合わなかった。

 

2017年10月28日 10時56分

西鉄・観光列車の旅(1)名鉄バスで栄から県営名古屋空港に移動。

この10月10日からUPした「段ボール製1/1スケールC62」シリーズの前後の鉄活話を暫く書きます。お付き合いの程お願いします。

10月7日(土)の旅の始まりは10月1日から運転が始まった名鉄バスの空港バス「県営名古屋空港線」への乗車。

栄(オアシス21 8番のりば)には午前6時20分に到着。

6時32分から1日12本の運転。

よもや栄のバスターミナルで名古屋空港への名鉄バスを見る日が来るとは思いませんでした。それにしても18分で県営名古屋空港に到着。早い!

名古屋空港から栄までならあおいバスもありますが、運行ルートの関係で栄からは今のところこれ一択です。ただ認知度がまだ低いのか乗客は3名。

FDAの機体のカラーリングは良いですね。

ライトブルーにティーグリーン。

こちらはパープルにグリーン。

2017年09月13日 20時40分

JR可部線乗りつぶし(2)あき亀山駅。

あき亀山は無人駅で、自動券売機でここに到達した記念に乗車券を購入。因みに運賃はマナカで支払っています。

駅から高台の住宅街が見えました。これから利用者が増えるのでしょう。

あき亀山駅の駅名標。この駅のシンボルは亀なのですね。

また亀のところに4本の縦線がありますが、これはあき亀山駅の線路の数かな。またその下の○が「河戸帆待川」駅で、さらにその下が交換可能な可部駅であろうと勝手に想像していました。

そんなことを考えつつ駅の構内写真を撮り直し。

あき亀山駅を16:25の電車で折り返し。

太田川の景色が見え始めれば終点広島まであと少し。

17:22に広島駅に到着し、1735発ののぞみ50号の乗客となる。名古屋着は19:53なので当然晩御飯は駅弁。広島旅弁当(たこ飯)が旅のお供。

こうして5月26日から31日までの6日間の旅が終わりました。

2017年09月12日 20時39分

JR可部線乗りつぶし(1)新設の踏切。

803M、広島発15:28発あき亀山行き。

227系電車は初乗車。レッドウィングという愛称がついているのをここ広島に来て知る「乗り鉄」な私。

可部駅16:05着。115系と交換。ここまでで交換した電車が全て227系だったのでホッとした気分。もっともあき亀山からの戻りでは115系との交換があったのでたまたまだったかも。

可部線の延長の意味は単に廃止路線が復活しただけではありません。それは踏切が新設されたこと。法律上は特例で認められましたが、それゆえかこんな目立つ形になっていました。これは驚き。

あき亀山駅16:12着。

構内は思ったよりも広く側線もあります。

駅前はまだこれから開発が進むのでしょうか。

2017年09月11日 16時37分

広島電鉄で広島駅へ向かう。

広島にやって来た訳。それはJR可部線の新線区間可部~あき亀山間、1.6キロの乗車。かつて三段峡までレールが繋がっていた昭和54年(1979年)5月29日に乗っているのですが、第3セクターに転換された路線を乗り直すことはしなかった私でも、新規開業は別とばかりに足を運ぶことにしました。それにしても手の込んだルートを考えたものだと自画自賛。

ということで広島港から広島駅に広島電鉄で向かいます。個人的にはこの元大阪市電の762号に乗りたいのですがそれは叶わぬ願い。

5系統広島駅行きは814号。5系統は連接車ではなく単行車で運転されているようで、折角広島に来ても“広島らしい”連接車に乗れないのは残念。もっとも紙屋町乗り継ぎで横川駅に出る手もあるのですが、時間がかかりそうなので諦めたという事情もあります。

乗った電車は14:32発で広島駅は15:02に見えてきました。

(オートファーカスで撮影しており、手前の運転機器にピントが合っています。m(_ _)m)

同じくピントが合っていませんが広島駅の混雑ぶり。

それにしても想像以上×2倍いや3倍?

2017年09月10日 16時36分

瀬戸内を船で行く。早い!

13:00発のスーパージェット広島港行き。その向こうを小型のフェリーが行き交い、旅心はここに来てクライマックスを迎えていました。

この船は松山観光港を出港したのち、広島県の呉港に寄り14:17に広島港着。フェリーならば2時間40分かかるところが1時間17分で到着はさすがに速い。もっとも足が遅いフェリーでも2時間台ということで、松山~広島間は意外と近いのだなあというのが私の感想。

カモメに見送られて、と思ったらアオサギ。気分的にはここはやはりカモメに見送られたかった。

呉港に入港。倉橋島と本土を結ぶ音戸大橋をくぐります。

広島港に定時到着。17分という細かい時間設定でも定時なのが凄い。船旅を満喫。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!