2016年05月24日 20時29分

新幹線鉄道開業50周年記念百円貨幣。

新幹線開業50周年記念百円貨幣の内、山形新幹線、秋田新幹線、九州新幹線、北海道新幹線の記念硬貨への交換が4月20日から始まりました。というかあっという間に交換終了でした。

DSC_2154

私も無事手に入れてコンプリートと、形の上ではそうなっていますが、実際のところは危うく4箇所が空白のままになるところでした。

DSC_2152今回分は、実は4月20日の朝まで覚えていたのに、通勤の電車を降りるころにはすっかり忘れており、会社に到着してから社内の「鉄ちゃん」に指摘され、「えっ」と思ったものの後の祭り。

造幣局の通信販売は申し込んでいたものの当たるかどうかは運次第。4月20日時点ですっかり諦めていました。しかし5月11日に造幣局からの「当選」メールが到着。先週、運よくこのセットを手に入れることが出来ました。

グッズ系を熱心に購入するほうではない私ですが、新幹線の開業50周年は別格です。(嬉)

 

2016年05月23日 19時21分

5月21日(土)ドクターイエローが上っていく。

5月20日(金)。知人から「名古屋駅で大阪に向かうドクターイエローを見かけたよ」の連絡。であれば翌21日(土)は東京に上るはずと思い、夕方、庄内川橋梁に出掛けました。名古屋市内の新幹線の撮影ポイントはあまりなく、夕方の時間帯で順光狙いをするならばJR笠寺駅南側の跨線橋があるのですが、金網の目が細かいためレンズ径の小さいコンデジしか使えません。

2016_05_21 ドクターイエロー_10

この場所は順光とまではいかないものの正面の顔も思ったよりも影にならないのを確認。

2016_05_21 ドクターイエロー_17

午後5時12分にこの場所を通過しました。この場所で新幹線を撮影するのは初めてだったので、今回はオーソドックスな編成写真。次の機会があれば違うアングルを探してみようかなどと考えています。

ところでドクターイエローの運行日はオープンになっていないので、私自身はネットで検索することはしていません。ただ今回の様な情報はありがたく頂いています。それにしてもダイヤ通りなら下りの新幹線が被らないはずとはいえ、まあ被ったら被ったで…という気持ちで撮影していました。

2016_05_21 N3000系_36

さてこちらは名鉄大江駅。名古屋市交通局のN3000形の甲種輸送が大江駅に到着しているとのことで、ドクターイエローの撮影後に出掛けました。

2016_05_21 N3000系_41

時間は6時半を過ぎており、流石にこの時間の逆光の撮影は苦しいですね。で、この写真ですが「窓が開いている」のがポイントです。冷房が入らないため、添乗の方の暑さ対策でこうしているようです。決してN3000形が2段窓になったわけではありません。

今日は知人の「見かけたよ」情報によるお話しでした。2つの話題は、運転日が分かればあとは毎回ほぼ同じ時間帯で列車が動くのでこんなことも出来ます。声を掛けていただけることに感謝です。

2016年04月22日 22時36分

鉄道誌を大人買い。

鉄道誌

今月は鉄道誌を大人買い。京都鉄道博物館の特集が気になるところですし、他にも各誌それぞれに読みたい記事がいろいろありました。

まず開館間近の京都鉄道博物館の紹介ですが、昨年9月のサハリン鉄旅の発起人である白川淳さんや同じく昨年1月のトワイライトエクスプレス、10月の明知鉄道きのこ列車を誘ってくれた伊原薫さんが中心になってまとめられた記事があり、この週末に熟読して実際に行く時の予習をしようと思っています。

一方DJには愛知こどもの国の蒸気機関車の記事。

2016_02_27 愛知こどもの国_10

DSC01330

本物の蒸気機関車が運行されているにも関わらず遊園地の施設とあってか今一つ認知されていないこの鉄道。私としては多くの方にもっと目を向けてほしいと思っています。実は一昨年からここのスタッフと何かイベントは出来ないかと模索しており、この写真はその時に撮影したものです。

もう一点。この鉄道ファン6月号からジェイ・ウォーリー ・ヒギンズ氏が撮影された昭和30年代~40年代のカラー写真による連載が始まりました。ヒギンズ氏は今から10年ほど前にJTBパブリッシングから写真集を出版されていますが、昨年、氏が撮影された全ての写真の所蔵、著作権の管理を私が会員となっているNPO法人名古屋レール・アーカイブスで行うことになり、今回の連載は会でデジタルデータ化した写真の初の本格活用となりました。年配の方には懐かしく若い方には鉄道史の一端を見てもらえればと思っています。

●19580920 本町 563

ところでヒギンズ氏は全国の鉄道を回っておられ、名古屋では昭和33年にこの瀬戸電の写真を撮っています。来週の27日(水)~29日(金)の3日間、吹上ホールで行われる中京テレビ主催の「グッドライフフェスタ」の会場では懐かしい名古屋の鉄道写真の展示を行いますがその中にこの写真も展示します。天然色の写真を是非ご覧ください。

2016年02月24日 16時40分

今日から「NAGOYA-DAGAYA」展。展示方法の秘密に迫る。

2014年11月からこれまでに3回放送したナゴヤ深堀番組「NAGOYA-DAGAYA」。その番組をベースにナゴヤの魅力を写真と映像で伝える「NAGOYA-DAGAYA」展が今日から名鉄百貨店7階催場で始まりました。

NAGOYA-DAGAYA2

このイベントには私が会員となっているNPO法人名古屋レール・アーカイブスも昭和の鉄道風景の写真展示で協力しており、名古屋市電を中心に瀬戸電(お堀電車)、名鉄電車、地下鉄、東山公園のモノレール・東山湖畔電車等の懐かしいナゴヤを並べています。

NAGOYA-DAGAYA3

そうそう、一番手前には昭和36年(1961年)4月の名古屋市電の系統図とその右側には昭和37年(1962年)3月の系統図を並べてあります。たった1年で何が違うかといえば昭和36年は名古屋市電の最盛期であり、昭和37年は最後の新規開通区間である「開橋」~「昭和町」間の表示がある一方、「池下」~「星ヶ丘」が(地下鉄工事による)代行バス区間になっており、名古屋市電にとって正に時代の変わり目を象徴する2枚の系統図なのです。

3月1日(火)までの短い期間でのイベントですが、是非ごらんいただければと思います。

ところでこのイベントのもう一つの楽しみ方というか、まあこのイベントに限らずですが、写真(ビジュアル)を使った展示をする場合に、今時のデザイナーは何を考えているかということです。

名古屋レール・アーカイブスが自主イベントを行う際は、基本原則は手持ちのB1パネルに使用する写真をA4もしくはA3の写真用紙に出力し、それをパネルに並べたところでキャプションは普通紙に印刷して切り貼りしていきます。

一方外部からの委託展示の場合は、その発注者のイメージに合わせて写真・キャプションを一体でデザインし、それをB0、B1等の展示会場のレイアウトに即した用紙に1枚で出力し、それを会場に並べていくこともあります。

上記の写真パネルも1枚ごとに一体出力されているものですが、このイベントでは使用する画像及び使い方に応じて様々な出力方法を採用しています。

例えば、壁面1面分を1枚に出力しそれを壁全体に貼り付けていたり、昔の名古屋城の写真は写真用紙に出力してそれをそれぞれ1枚ごとにパネルに入れています。当然パネルに入れればそこだけ浮き上がるのでその写真は強調されて我々観覧者の目に飛び込んできます。

パネルに入れないまでも写真をボードに貼り、それを壁面に据えるだけでも立体的な感覚を醸し出すことが可能となります。限られた空間をどう利用し、どうお客さん達に楽しんでもらおうかという工夫も折角も機会ですから合わせてご覧ください。

2016年02月11日 20時04分

大学入試と乗車券。

会社の近くの大学で入試が行われています。受験者の皆さんにかける言葉は「頑張れ!」しかありませんが、地下鉄の利用者としてはここ数年、特に今年顕著になったと思ったことがあります。それはICカードの利用者が大半になったこと。

2016_02_10 マナカまずmanakaを使っている人が大半。恐らく名古屋市内に住んでいるか通っている人。

次にパラパラとTOICA利用者。

私の出勤時、改札口を通る際の瞬間だけの検証ですので正しい統計とは言えませんが、大外れはしていないと思います。一方、写真のSuicaは見かけていません。やっぱりね。ただ見慣れないカードの方もいて思わずどこのカードだろうと気になりました。

ところでICカードが普及して一番様変わりしたのは切符を買う人をあまり見かけなくなったこと。以前、ターミナル駅と大学最寄り駅の両方で、駅員さんが机を出して臨時の切符売り場を開設し、押し寄せる受験者をさばいていた記憶がある人も多いと思いますが、それも今や過去の風物詩。八事日赤駅でも駅員さんが下車する方に「お帰りの切符をあらかじめお買い求め下さい」と呼びかけているものの、それほど台数があるわけではない自動券売機に行列が出来るまでには至りません。

便利な時代になったものだと思うものの、ふとした時に気付くこうした時代の変化は面白い。

2016年01月22日 13時23分

スギテツ大音楽会 ~TOUR 2016・みんなでブラボー!~

2月10日に、スギテツさんのニューアルバム「スギテツブラボー!」(キングレコード)が発売されます。クラシックの名曲に奇想天外なアレンジがされているということでまだ聞いていない私は楽しみにしているのですが、その発売に合わせて聴くだけでなく観て、さらに今回は“共演”もできるステージが全国で開催されます。

スギテツ1

ということで、今日の中京テレビ「クレママ」(10:25~、生放送)にスギテツさんが生出演。3月18日(金)に名古屋市芸術創造センターで行われる『スギテツ大音楽会 ~TOUR 2016・みんなでブラボー!~』の情報をブラボー!に伝えてくれました。今回のコンサートの大きな楽しみとなる“共演曲”は「線路はつづくよどこまでも」。早速スタジオでも篠山輝信(あきのぶ)さん、松岡陽子アナと共演。篠山さんは「楽しい!」と大喜び。皆さん、当日は楽器を持って芸創センターに集合!

イベントHPでは動画と楽譜もUPしています。お楽しみに。

スギテツ2

スギテツ3

松岡アナの出発進行にもブラボー!

2016年01月19日 20時50分

鉄道落語「えすえる」「おじいちゃんのトロッコ」。

DSC_1426『「鉄」の世界 梅團治・しん吉二人会』が正式なタイトル。

チラシの前にあるのは梅團治さんが撮影された今年の鉄道写真カレンダーで、撮り鉄と知られている方だけに渾身の作品が詰まっています。すいません!これは買ったのではなく、公演の最後の抽選会で当てたものです。

DSC_1421会場の天満天神繁昌亭は地下鉄南森町駅から直ぐの場所。南森町はかつて讀賣テレビがあった場所で、取材で2週間ほど過ごしたこともありここの商店街のどこかの居酒屋さんにほぼ毎日通うほどだったと思うものの、30年ぶりに歩いたこの地の記憶は全く無し。トホホ。

DSC_1425

公演終了後に記念写真。しん吉さん、ありがとうございました。

さてこの日の高座は3部構成となっており、前半が「趣味の演芸」と銘打った古典落語。一体何十年ぶりかに聞いたかが思い出せないほどすっかり忘れていた世界にどっぷり浸りました。

後半がこの日のメインとも言える「本気の鉄」と題した新作の鉄道落語。梅團治さんのお題は「えすえる」、そしてしん吉さんのお題は「おじいちゃんのトロッコ」。具体的な内容に触れる訳にいきませんが、会場のお客さんのほぼ全員が鉄系という本来の落語の会ではとてもアゲインストな環境ですが、この日ばかりは「鉄ならでは」の笑い声が会場にこだましていました。

落語の後には「本気のスライドショー&抽選会」。ざっくり例えると梅團治さんは広田尚敬さんに近く、しん吉さんが中井精也さん風といった感じの写真を撮られています。ちゃんと棲み分けが出来ているのが凄い。(何が…)

それはさておきこれぞ撮り鉄写真と言えるスライドの連続に会場では感嘆の声が上がると共にその解説では爆笑に次ぐ爆笑で、ここでもお二人のプロの話芸が炸裂し、確かに“本気”でした。

落語に馴染みの無い方でもこれはお勧めの「鉄」イベントです。私は次回も必ず参戦すると心に誓って帰路につきました。

とここまで書いて少しだけおまけ。

しん吉さんの「おじいちゃんのトロッコ」は三重県紀和町(今の熊野市)にあった石原産業の鉱山トロッコを題材にしたお話。今も観光客が乗れるこのトロッコを取材している我が身としては、笑いの中にも感慨深いものがありました。

ということで最後に現役時代のトロッコ(客車)の写真を。お後がよろしいようで…。

石原産業紀州鉱山モノクロ_9

石原産業紀州鉱山カラー_24

 

 

2016年01月18日 20時22分

鉄道落語。

もう昨年の話となってしまいましたが、12月13日(日)は大阪まで落語を聞きに行っていました。

DSC_141114時発のアーバンライナー。阪堺電車に行くこともなく、新幹線エヴァンゲリオンを狙うでもなく…。ノンビリとこんな時間の電車に乗りました。

この日の目的は「落語」と言っても「鉄道落語」。こんな新作落語のジャンルがあるとは知らなかったのですが、今年の1月31日に「トワイライトエクスプレス」に乗車した際に落語家の桂しん吉さんとご縁を頂き、鉄道落語のお話しをお聞きしてからいつかは聞いてみたいと思っていました。

DSC_1414ということでアーバンライナーの2時間はその予習時間。この本でいうと桂しん吉さんと桂梅團治さんの高座をこの日に聞くことにあるのでまずお二人のコーナーから拝読。

DSC_1415とはいうもののそこはそれやっぱり近鉄電車に乗っているのでやはりいろいろ気になります。例えばアーバンライナーの大阪側の先頭車である6号車の一番前の席は何故1番から始まるのだろうとか?

あーっ、本が読めない。

DSC_1418とかしている内に鶴橋に到着。ただ開演まで時間があったので上本町まで乗車。

DSC_1419その心は鉄道バー「駅」の確認。日曜日は定休日と分かっていたので当然お店は閉まっていたのですが、どうやらこの日は「鉄道落語」の流れで夜遅くから開店するらしかった。

2015年12月24日 16時31分

ドクターイエローを新社屋の塔屋からキャッチ!

何歳になっても嬉しいクリスマスプレゼント。きっとこれが私へのプレゼント。

本日、ドクターイエローが西へ下っていきました。ということで笹島で建設中の新社屋の塔屋に上がり狙ってみました。

11階建ての建屋の屋上でエレベーターを降りて階段を上る事、10分弱。途中で休憩を取りつつはあはあぜいぜい。やっぱり歳ですね。

ドクターイエロー1

今日の撮影の本当の狙いは、この写真で手前に大型クレーンが見て取れますが、これは現在中京テレビ新社屋の北側で建設中の「グローバルゲート」。年が明けると建設が更に進み、名古屋駅側の視界が無くなりそうだというのは何となくお分かりいただけると思いますが、そうなる前に記録としての撮影を続けています。天候の加減とか、風が強いと伊吹おろしが直撃のため塔屋での撮影は危険を伴う可能性があり、なかなかタイミングが合わなかったのですが今日はバッチリでした。

ドクターイエロー2

13;25。ドクターイエローが登場。

ドクターイエロー3

何かいいことがありそう。

ドクターイエロー4

こうして撮影するのもきっと今日が最後ですね。名古屋の街にこれほどの高層ビル群が登場するとは時代が平成になった後でも夢にも思っていませんでした。

ドクターイエロー5

名古屋駅を出発したドクターイエローを撮影していたら名古屋車両所に向かう列車とクロス。

ドクターイエロー6横たわる大蛇の向こうに米粒程度のドクターイエロー。何とか分かるかな?

2015年10月28日 22時32分

今日は新社屋の塔で撮影。

サハリン(樺太)鉄道旅はお休みします。

今日は昼過ぎに中京テレビの新社屋に行ってきました。7月29日には上れなかった塔にも上がれるようになったので、その様子見もあります。

DSC_1294

建屋の屋上(11階の上のR階)まではエレベーターで上がれるのですが、そこから上は当然のことながら歩き。途中で休憩しつつ矢印の場所まで行ったところで、、、そこからほんの少し上の天辺まで行くのは断念。風が強いのは上がる前から覚悟していたのですが、ガラスで囲われたブロックを越えた途端にそこは『台風の中継現場』かと言いたくなるほど。

命綱付きベルトも用意し、安全には配慮して高所作業する予定でしたが、ジャンパーの内ポケットのボールペンを取るためにファスナーを開けることすら躊躇するほどの風の前に人は無力。今日のところは風の影響の少ない場所で、視界の確認をした程度で撤収しました。

メモ用紙だと飛んだりしそうだったので主な列車の名古屋駅の出発時刻を手のひらに書いたりもしておいたのですが、まあ今日のところは出直しです。もっとも工事中であるため立ち合いのスタッフが必要であり、簡単に上がることは出来ませんが…。

DSC_0789俯瞰撮影の醍醐味はやはり様々な列車の競演。これで新幹線がいればと言うのは贅沢の極み。

DSC_0741

名古屋の高層ビル群を背景に行く新幹線。この場所の定番となりそうです。

この写真はこのブログで7月29日にUPした同方向を望む写真を比較してみてください。建設中のJRゲートタワーが高くなっているのが見てとれます。

DSC_0747

これもお約束の写真。

DSC_0800「ウォーリーをさがせ!」ならぬ「新幹線をさがせ!」。矢印の先にいます。さてさておあとがよろしいようで。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!