2010年04月09日 9時14分

「ALWAYS 三丁目の夕日」C62ナンバープレート

知り合いから電話があり、
C62のこだわりが
わからないとの指摘を受けました。

そこで、撮影時に撮影した写真を
UPすることにしました。

C622に細工をした
ナンバープレート他が分かる写真です。
(「C622」の上に貼り付けてある)

製造所が「川崎車輌」となっており
製造NOもちゃんと3155となっています。

どこから見ても本物に見えます。
ところで撮影用に作った
この「C6222」のナンバープレートは
撮影直後に行方不明となっており
「ゴミ」として始末されてしまったようです。
「取っておいてほしい」と言っていたスタッフが
泣いていました。

2010年04月09日 9時03分

「ALWAYS 三丁目の夕日」の切符?

33.12.24の日付の切符。
映画の最後で、堀北真希が演じた「六子」が
帰省の際に乗ったのが「急行北上」でした。

それをもじって映画公開(平成17年11月)後、
関係者でパーティーを開いた際に
その参加証として事前配布されたのがこの切符で、
これが無いと列車(パーティー)に
乗車できないという凝った演出。

ところが…、映画では考証を
しっかりしていたにも関わらず…。
それに私が気付いたのは、つい最近。
復刻版の時刻表(昭和33年)を読んでいて
「あれ?」と思って調べ直しました。

さて、それはどこ?

2010年04月08日 9時05分

「ALWAYS 三丁目の夕日」上野駅の中

今日は、上野駅の中のお話しです。
この上野駅の再現にあたり、
苦労したのが「昭和33年当時の色」と聞きました。
※ほとんどCGで色を付けているため。

当時の写真は、モノクロでは多数残っていたそうですが
カラーが見つからなかったそうです。
そこで上野駅の外観同様、
関係者に当たり、「色」を一つ一つ決めていき、
最終的に決定した色で映画を公開しました。

しかし、完成直後にカラー写真が見つかり
何と、1箇所だけ違っていたそうです。
※1箇所しかないというのは、
 「凄過ぎる」と私は思ったのですが…。

「記憶」頼りの限界ということですが、
製作スタッフにそれがどこかと聞いてみると
『………』でした。さて。

ほんの短い時間しかないカットですが
そんな事に思いをはせながらご覧下さい。

2010年04月07日 9時06分

「ALWAYS 三丁目の夕日」上野駅

ご存知の方もいるかと思いますが、
この上野駅は、ミニチュアを使い
それをCG合成で撮影しています。

ミニチュアとはいうものの、
ディテールには相当こだわっており
当時の上野駅の関係者に取材し、
正に昭和33年の『本物』の上野駅として
十分に見応えのある仕上がりになっています。

なお、最新情報ですが
大宮の鉄道博物館に
撮影で使用したミニチュア上野駅が
つい最近展示されました。

鉄道博物館に行かれたときは
映画の1シーンを思い出しながら
『何でこれがこうなるの?』を実感してください。
ミラクルワールド全開です。

2010年04月06日 9時00分

「ALWAYS 三丁目の夕日」 C6222号機のこと

「三丁目の夕日」に出てくる「C6222」号機は
梅小路蒸気機関車館で撮影しています。
※梅小路に「上野駅のホーム」を再現。

実際に撮影で使用した機関車は「C622」号機で
ご存知のスワローエンジェルです。

それを敢えて「22」としたのは
「2」は、東北・常磐線で走っておらず、
一方、「22」は尾久機関区のカマで、実際に上野駅に
出入りしていました。
また、製造会社銘板も「日立」⇒「川崎」に
変更し、「スワローエンジェル」のマークも
隠してあります。

映画では瞬間の出来事ですので
目を凝らしてみてください。

2010年04月05日 12時35分

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」

今週の金曜日(4月9日)に中京テレビで
「ALWAYS 三丁目の夕日」が
放送されます。(日本テレビ系列)
写真は、この映画を象徴する
建設途中の東京タワーと都電です。
(DVDボックスのジャケットから)

この映画、
鉄道好きな方に是非、見てほしい作品です。
それは「鉄道」の時代考証を
かなり念入りにやっているからです。
何故か?それは当時を知る人たちが
今もたくさんいるからです。

★実は、私はこの映画に宣伝担当として関わっており
 今だから…、という話しを、
 4~5回、このブログですることを
 お許しください。

因みに、この写真のシーンはCG合成ですが
思い出として「未だ生きている過去」を
『本物』と実感させる技術の完成度が
日本映画のエポックとなったと私は思っています。

2010年03月31日 13時38分

新幹線16号車の足元 500系

昨日(3月30日)UPした
「新幹線16号車の足元」で
『ハンドル』さんから『みんなの書き込み(コメント)』に
「乗務員室ドア用の表示と思われます」
「車掌が停止位置の確認に使っているからでは」との
ご指摘をいただきました。

写真は「500」と書いてあるもので
昨日の写真からやや離れた所にあります。
確かに「500系」では
先頭車の最前部(最後部)には
ドアがないのと
「700系」で、
数字の前に乗務員室ドアがあったことを
思い出しました。
乗客用と勘違いしてしまった
私の早とちりだったようです。

2010年03月30日 9時23分

新幹線16号車の足元

たまたま東京出張の時に
16号車の先頭から700系「のぞみ」に
乗ることになりました。

ふと足元を見ると…。
300系、700系、N700系で
微妙に乗車位置が異なっており
「成程」と思った次第です。
因みに500系の乗車位置も
未だに残っており、更に右側にありました。

で、本題はこの文字が書かれた方向です。
何故、乗車客からではなく
降車客から読みやすいのでしょう?

これを不思議と思うのは私だけ?

2010年03月29日 22時37分

JR東日本の足元

JR東日本/新宿駅、埼京線・湘南新宿ラインの
ホームにある乗車位置を示す案内です。

上側⇒電車が停まる方
下側⇒乗客が電車を待っている方

普通はこの案内の前で電車を待つことになります。

明日の朝に続く。

2010年03月29日 9時08分

銀座バーパノラマのことⅢ

月曜の朝からまたまたカクテルの話しです。

銀座バーパノラマの「鉄道」カクテルは
いろいろ種類があって
写真は、「ドクター・イエロー」。
その他にも、「あさかぜ」や
「トワイライトエクスプレス」などがあります。

先日、取引先の方と行ったときには
3人で6種類賞味しました。

20歳以上のかた限定ですが、
特に大人の方にお勧めです。

(完)



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!