乗車券は東京から新幹線~新潟~白新~羽越経由で酒田まで。
2枚目が東京から新潟までの特急券。最近、2列車乗り継いでの特急券を買ったことが無いのでとても新鮮に映ったこのパターン。「とき」から「とき」なので、てっきり2枚の特急券が発行されるものと思い込んでいましたが、そういうことにはなりませんでした。
3枚目は「きらきらうえつ」の指定席券。
全車指定席の「観光」快速列車ですが、乗客は必ずしも観光客とは限らず、普通の快速列車として乗っている方も結構見受けられました。ただ「観光列車」であることは間違いないので、そのつもりで乗っている私にとっては多少違和感あり。ところで何で「きらきらうえつ」に乗ったかと言えばこの電車が国鉄485系の改造車で、本年度中には新しい車両への置換が決まっているから。外観は元の電車からは想像できないまで改造されており、車内も485系の痕跡は見つけられませんでした。昭和は遠くなりにけり。
まずは「さよなら魚沼線乗車券」。
昭和59年(1984年)に廃止されたこの線に、私は昭和53年(1978年)5月8日に乗っており、このブログでは昨年(2015年)4月25日にUPしています。それにしてもこのような乗車券が発売されていたのは驚きでした。
東武鉄道熊谷線廃止記念乗車券。
昭和58年5月31日まで有効と書かれており、その通り!と思った次第。
蒸気機関車の列車に乗ったことは当然ありませんが、こちらの気動車は乗っています。
名古屋暮らしの私から見て、埼玉県という場所は、気持ち的に意外と遠かったりします。そういえば千葉県の房総半島も遠かったのですが、今は、名古屋~品川~羽田空港~高速バスのルートがあるので以前よりは身近な印象です。
最後は昭和57年10月1日発行の「全線改軌20周年記念」切符。
ナロー時代の小坂鉄道は、今も「小坂鉄道レールパーク」で保存されている蒸気機関車や客車で知ることが出来ます。
今回紹介したT氏の数々のコレクションはまだほんの一部です。昭和の時代は遠い昔になってしまったことを実感しつつ、一方で堪能させてもらいました。(T氏に多謝)
荒井着17:52で仙台市営地下鉄東西線を完乗。
駅外はもうどっぷりと日が暮れていました。
さてホテルに戻って夕食。東京まで行く時間は結果的にはあったのですが、何せ冬の北海道を旅の起点にしていたため、万が一に備えて仙台泊まりにしていました。ただ外食する余力が無かったので駅のコンコースで行われていた宮城県の物産展でまずは「金華さば寿司&炙りしめ鯖寿司」を購入。肉厚!!!
そして特上厚切り牛たん弁当。
加熱容器なので熱々を食しました。ただ駅弁とは言うものの列車の中で食べるには周りの注目を浴びそうなボリュームです。
さて買った時はある種勢いでこの選択をしたものの、ホテルの部屋で少し冷静になり食べきれるかと心配になりましたが、そんなことは杞憂。宮城の名物を堪能しました。
八木山動物公園駅。日本の地下鉄駅のデザインも最近はなかなかです。
駅に併設の巨大駐車場。平日定期券があるのが如何にもパークアンドライドを目的の一つとした地下鉄駅ですね。
可愛い2000系でも特に気に入ったのはドアの窓ガラスの形。あまり見かけないデザインかな?
八木山動物公園駅と隣の青葉山駅の間には竜の口渓谷を跨ぐ橋があります。地下鉄だからまあ駅の外形がデジタルカメラの力で何とか写れば良いやとか思っていたのを反省したのが往路でこの橋を渡った時。帰路で狙いで撮ったものの撃沈。一応、薄っすら見えたこの橋の周りがこの地下鉄に登山電車感を私に与えた感じがしています。
さて車内の次駅の案内。ハングルではよく分かりませんが、漢字になると成程。
いやいやこれは日本語の漢字ではなく中国語。
日本語では「六丁の目」となりました。最初にハングルから漢字になった時は違和感が無かったのですが、平仮名交じりになってビックリ。思わず路線図を見直して納得。まだまだ私は甘い。
平成28年2月19日。
仙台発17:01⇒八木山動物公園着17:13
八木山動物公園発17:26⇒荒井17:52
こんな感じで仙台市営地下鉄東西線を乗りました。
スタートは仙台駅から。JRから地下鉄への乗換えを案内表示通りに行ったのですが、JR仙台駅のどこからスタートするかによっては東西線のホームまで思いの他時間がかかります。私の場合、往路はしっかりと歩き、帰りはこんなもん?という感じ。
仙台市営地下鉄東西線は鉄輪式リニア。小柄な車体は結構可愛い。
車体には「祝開業」のステッカー。私も「祝開業」と心の中で呟いて乗車。
昨年の12月6日の開業なので、私にとっては開業後、比較的速やかに乗った路線になりますが、ただ当初から「札幌市電」「仙石東北ライン」「地下鉄東西線」はセットで考えていたのでこの時期の乗車となりました。などという個人的な説明はともかく先頭車のかぶりつきは意外と面白いです。
因みにそんなことをするのは私だけかと思いきや、私がかぶりつかなかった時は、代わりに非鉄らしき人が前方を注視していたので、やはり面白いのでしょう。
地下鉄と言っても地下を走り続ける訳ではありません。
この写真では良く分かりませんが、実は坂を駆け上がって行きます!と書ききっていますが、立っているだけでは今一つ分からないかもしれないものの、こうしてかぶりついていると何となくですが実感できます。またカーブも多く、まるで登山電車の地下鉄版というのが私の乗った感想。地下鉄で「前面展望が面白い!」と思った記憶が無いのでこれは画期的なことかも?
流石、標高136.4メートルと日本一標高の高い地下鉄駅を目指して走っているだけのことはあります。
女川に12:49に到着し、出発は14:59。時間的にあまりゆとりを作っていなかったので今回は駅前周辺+女川温泉ゆぽっぽでノンビリしようと最初から予定をしていました。
そのゆぽっぽの靴箱の鍵。秋刀魚です。長良川沿いの施設だったら鮎となるのでしょうか?地元の秋刀魚愛を感じます。(ここは敢えてサンマを漢字で書いています)
施設に入ったところにあった手書きの「石巻日日新聞」。このブログでその記事の内容は書きませんが、メディアに携わるものの矜持(きょうじ)を確実に汲み取ることが出来ます。読者(住民)の方たちに活字での新聞が届けられない中、どんな形であれ住民に情報を届けようとする姿勢と、一方で被災者の方たちがこれをどんな気持ちで読んだかを推し量りながら私はこの新聞を読みました。女川に行くチャンスがあれば、是非ゆぽっぽで温泉に入り、そしてこの新聞を読んで欲しいと思っています。
女川駅に停車中の13:20発小牛田行き。私が乗ってきた列車の折り返しです。駅の周りは復興途上。
駅を出て少し行ったところ。
ここ女川トンネルの入り口まで津波の影響があったとは信じられないことですが、海際からここまで歩くと多少の標高があっても津波が思った以上に陸地を駆け上がって行ったことが良く分かります。