2017年11月14日 20時46分

熊本市電寸描(1)熊本城。

10月8日(日)。この日は9:45発の「SL人吉」に乗る予定でしたので、その前に熊本市電をプチ撮り鉄。

JR熊本駅の目の前の乗り場(「熊本駅前」電停)から乗車。

朝の8:26。1201号。流石に日曜日のこの時間ではお客さんは少ない。ここから町の中心部/通町筋まで乗車。3.2キロの所要時間は20分。

平成28年(2016年)4月に発生した熊本地震で大きな被害が発生した熊本城。

修復工事は進んでいます。今回は記録としての撮影でここまで足を延ばしました。右は9704号(パト電車)で左は9202号。

8:58頃。A系統健軍町行き8503号。

A系統(田崎橋~健軍町)が日曜日の日中6分間隔。

B系統(上熊本駅前~健軍町)が日曜日の日中12分間隔。市民の足はかくあるべしと言いたくなる利便性。

2017年10月18日 15時38分

英国からのお客さま@豊橋(5)動画3題。


1)豊橋鉄道名物/井原カーブ。日本の鉄道線路の中で最も急なカーブ(半径11メートル)

2)東田坂上の渡り線

3)赤岩口車庫への入線
井原カーブはいつでも見られますが、2)と3)は貸切でなければ見られません。英国人ツアーの方達より私の方が楽しんでいたりして…。

2017年10月17日 20時36分

英国からのお客さま@豊橋(4)乗り鉄。

この日、24名の参加者の内2名から、豊橋駅から豊川駅までJR飯田線に乗り、その後名鉄豊川線の豊川稲荷から国府経由で豊橋に戻る乗り鉄に出かけたいとのリクエストがあり、それのアテンドもしました。

まずは豊橋駅から飯田線に乗車。(「JAPAN RAIL PASS」を利用)

名鉄豊川稲荷駅に移動。ここからは鉄道パスが使えないので切符は自動券売機での購入ですが、「豊橋」という漢字は読めないので、路線図で豊橋駅の位置を示し、料金を伝えました。また紙幣を入れる場所に少し戸惑ったようでしたが、海外では紙幣の使える自動券売機は少数派かも?

乗車する電車を撮影して乗り込みます。

英語の地図を参考に、1時間程度でこうしたルートが取れるだろうと考えての行程とのことでしたが、まあ少し時間があれば、私もそうしたことをやっている訳で、私にとっても楽しい時間を過ごすことが出来た次第。

2017年10月16日 20時34分

英国からのお客さま@豊橋(3)3200形の警笛。

こちらはアテンドする側の記念写真。左が知教育大学教授のAnthony Robins(アントニー・ロビンズ)氏。右が「とよはし市電を愛する会」の中野さん。そしてもう一名「とよはし市電を愛する会」の会員の方がおられ、計4名でこの地を案内しました。

ところで今回初めて知った豊橋鉄道東田本線の電車の秘密(?)。

3201号(ブラックサンダー号)と3202号(ビール電車)は元名鉄モ580形同士のいわば姉妹車。

その警笛にカバーがある無しの違いがあり、こちらは3201号。

そして3202号。網状のカバーがあります。

「METROS & TRAMS in JAPAN」という日本の地下鉄と路面電車のガイドブック。路面電車の紹介は見易くかつ分かりやすく、これを見ながら各地の鉄道を廻っているそうです。実はこの本のドイツエリア版(英語版)を私は持っており、以前私がドイツに行った際には重宝したので、多分日本エリア版も同様なのであろうと推察しています。

石畳のある風景。豊橋「駅前」に戻る時に撮影した一枚。これにてアテンド終了。

2017年10月15日 20時31分

英国からのお客さま@豊橋(2)赤岩口車庫。

英国人のグループ24名は、イングランド、スコットランド、ウェールズなど「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国(イギリス)」全土から来られているそうで、今回も数週間滞在し、日本各地を鉄道で回っているとのこと。

※イギリスと一括りにしたら、『私はイングランドではない』との指摘があったことをここで報告します。

その参加者の内、私が話をした方は指折り数えて何と7回目の日本だそうで、北海道の稚内、根室から九州の枕崎まですべて鉄道で回ったそうです。ある意味これはスゴイ!

「駅前」を14:03に出発し、まずは運動公園前に直行。日本人も英国人も鉄ちゃんのやることは同じということで親近感が大幅に増した瞬間。思わずほほが緩んでしまいました。

この後は東田坂上の渡り線で折り返し、車庫のある赤岩口へと向かいます。東田坂上での渡り線を通るのは私にとっても初めて。もっともそんな美味しい「口説き文句があった」ので今回のお手伝いに来たのは間違いありませんが…。

車内にてブログ等でこの模様をUPすることの了解を得たのですが、今回ではなく、このグループの以前の日本訪問時には新聞やテレビの取材を受けたこともあったそうで、地方私鉄を貸切電車で回っている外国人グループの存在にはニュースバリューはあるようです。かくいう私も今回は同様の気分半分。

ところでこのツアーにはご夫婦での参加が数組おられ、これは私にとっては驚き。少なくとも私のパートナーでは考えられない。

競輪場前のミニデポ(車庫)にも皆さんカメラを向けていました。

赤岩口の車庫では15:07から16:08まで自由見学。

T1000形/ほっトラムは1編成のみということで、赤岩口到着に合わせて撮影大会。参加者の方たちの安全確認をしつつ私も1枚撮影。

最後に参加者全員で記念写真。

2017年10月14日 20時26分

英国からのお客さま@豊橋(1)ブラックサンダー号到着。

豊橋の話に戻ります。

毎度お馴染みの豊橋駅舎ですが、いつもの駅前のペデストリアンデッキでも違う位置から撮影。

こうした彫刻の展示があったとは知りませんでした。考えてみれば豊橋駅に降り立ってもこの通路を通ったことは無く、やはりたまには心(時間)に余裕を持つべきですね。

私の個人的な感想…童話の世界。

13:24。ビール電車が戻ってくる時間となったのでそれの撮影。豊橋の夏の風物詩。存在感あり!撮影しているのは私だけではありません。もっとも鉄ちゃんというより市民の方。

これは花だけを撮影している訳ではなく、その後ろにビール電車が走っています。しかしその姿は判別出来ず。いわゆる撃沈の一枚。写真撮影は難しい。

13:43。ビール電車が車庫に戻っていきます。

13:49。英国の方々が乗車する貸切電車/3201「ブラックサンダー」号の到着です。

ところでこの電車が到着して「しまった!」と思ったのは、「ブラックサンダー」をキヨスクで事前に買っておけば、英国人の方々にこの電車の説明が出来たのにという事。と思ったら、今回の豊橋での案内役「とよはし市電を愛する会」の会員さんから「夏の時期はキヨスクでの取り扱いがなく断念した」と集合時に聞きました。なるほどね。

2017年09月06日 20時17分

伊予鉄道(10)市内電車1Dayチケット。

これで本線上を走る坊っちゃん列車の見納め。この日は定期点検のため1編成だけの運転で、実は「乗り鉄」にも関わらずこの列車に乗らないという、私にしては何とも情けない松山詣でとなりました。2編成走っていたら乗ることも出来れば、どこかの終点駅で方向転換も見ることが出来たのですが…、この後の時間の都合で涙を呑まざるを得ませんでした。

さて古町まで移動。JR松山駅前からは単線です。

大手町ほど注目されていませんが、古町での市内電車と郊外電車の平面交差もなかなかです。何がなかなか?って聞かれても上手く答えられませんがそういうことです。

古町電停も道後温泉駅同様に「駅」の風格があります。

11:26。乗ってきた2002号とここでお別れ。そして私の伊予鉄道市内電車の旅も終わりを告げました。

朝の7:30から使い倒した市内電車1Dayチケット。いよてつ高島屋の大観覧車「くるりん」に乗らなかったのが心残り。実は私、観覧車に乗るのも好きです。もっともこればかりは優先順位の問題で致し方なし。

2017年09月05日 20時15分

伊予鉄道(9)坊っちゃん列車を撮る。

大街道の電停に出て、そこから市役所前まで歩きながら撮影することに。

県庁前で停車中の50形。おでこにある前照灯が埋込式ではない外付け式なのですが、これがひと昔前の電車を感じさせて私にはストライク。それも並びで見られる幸せ。

重厚な愛媛県庁と市電のショットは、伊予鉄道市内電車では定番中の定番撮影スポット(だそうです)。

平日の午前10時50分。3両の電車が1枚の写真に納まるほどの本数が運転されているのは凄いと思う。

坊っちゃん列車+松山城の撮影をするべく市役所前に戻りまずは肩慣らし。

11:04。新塗装の77号が露払い?先走り?先導車?で、坊っちゃん列車が続く。

いよいよメインのお出まし。道後温泉10:47発の古町行き。

結局無難なところで収めました。

2017年09月04日 16時12分

伊予鉄道(8)続・松山城天守から坊っちゃん列車を探せ!

10:08。そろそろかな?と待ち構えていたものの坊っちゃん列車は突然、顔を出しました。

それにしても思っていたよりスピードが速い。

画角を変えて何枚も撮影できると高を括って(たかをくくって)いましたが、とんでもありませんでした。

これで天守での撮影終了。

あの天守の最上階が私の居場所でした。と言いつつ私は城主ではありません。城を降りて次の場所に移動です。

下山はロープウェイではなくリフトを利用。リフトの方が時間はかかりますが、待たずに乗れるメリットあり。これでほんの数分ですが時間の節約。

街に下りていく気分はこちらの方が良いかな?もっとも時間があれば歩いて下りてもよさそうです。

2017年09月03日 16時09分

伊予鉄道(7)松山城天守から電車を探せ!

交差点を曲がっていく坊っちゃん列車。松山の街並みに溶け込んでいます。

さて、坊っちゃん列車はこの後松山市駅に定時なら9:39到着で、同駅の発車は10:02。大街道の通過は10:10ですのでその少し前にはここに姿を見せるはず。今回はそれもここから撮影しようと思っていたので40分弱の時間あり。

そこでタイトルの「松山城天守から電車を探せ!」をすることに。まずは古町の車庫。

続いて環状線(城北線)清水町電停付近。9:48頃。電車は2108号。

前の写真と同じ電車。清水町~高砂町間。

9:52頃。木屋町~高砂町間。2002号。

前の前の写真と同じ場所に顔を出しました。

最初はどこに線路があるのだろう?と戸惑いましたが、路線図を思い描きつつ“らしい”方向にカメラを向けているうちに慣れてきました。ただ電車は突然家陰から顔を出しますのでカメラはずーっと構えっぱなし。天守に長居をする観光客の方がおられなかったのが、精神的には助かりました。やはりそれなりに人の目は気にします。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!