2015年07月14日 20時49分

富山地方鉄道市内軌道線(5)諏訪川原~安野屋。

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電車内から見た諏訪川原(すわのかわら)電停付近。諏訪川原の向こうには安野屋電停も見えています。

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こうして見るともう別の電停名を名乗る必要もなさそうですが、これは富山大橋の架け替えに伴う安野屋電停の移設によるもので、以前はもう少し遠いところに電停がありました。

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こちらは2012年(平成24年)5月1日の諏訪川原付近。

当時、諏訪川原~大学前間は富山大橋の架け替えに伴い軌道の改修も合わせて行っていたのですが、そのためか配線が輻輳していました。今回はそれがどれ位スッキリしたかの確認をしたかったという理由が私をこの地へと運びました。

2012年の諏訪川原付近は、写真でも分かってもらえると思いますが、一部単線運転をしており、こちらに向かってくる電車が左側を走っています。

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変わってこちらは少し離れた安野屋付近。ここから複線に戻っていました。こうして改めて見ると、短い区間とはいえ結構複雑な運転をしていたものだと感心します。

2015年07月13日 20時48分

富山地方鉄道市内軌道線(4)完乗。

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7:15頃、富山駅に戻ってきました。7:13発の大学前行き(7023、奥の電車)、7:14発の南富山駅前行き(7017、手前の電車)が信号待ちで並んでいました。7000形の並びは如何にも日本の路面電車的で魅力を感じます。2両の電車の前にはその姿を撮影する人がいました。同好の士。親近感を覚えます。

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富山駅に向かう初乗車区間。信号の関係で、富山駅を南富山駅前行きより先に出た大学前行きを待たせて我がセントラムが入線です。

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いよいよ高架下に突入。こうして富山市内軌道線新規開業区間を乗り終えました。同じ富山県の高岡駅然りですが、駅ナカに電停があるのは本当に便利です。富山駅北側の富山ライトレールと繋がる日が待ち遠しいですね。

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セントラムとサントラムの2ショット。低床電車の揃い踏み。その右側のサントラムT102号にこれから乗車し、富山トヨペット本社前(今年の3月14日に「新富山」から改称)まで向かいます。何と中途半端な目的地なことよ。でも理由あり。

2015年07月12日 20時45分

富山地方鉄道市内軌道線(3)いざ初乗り。

富山駅電停を出て渡り線を行きます。

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初めて乗る線は、いくら目の前に見える範囲で「完乗」とはいえ、何故か胸がときめきます。

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新富町方面の電車は3線区間の中線から街に出て行きます。

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乗らねばならないとは言ってもセントラムでのグルリ一周は今回が2回目。(セントラムの乗車そのものは3回目ですが、前は中町で降りています)

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お約束の富山城をパチリ。これを見ずして環状線に乗ったとは言えない。というか自然に目に入ってきます。

さてこの写真を敢えてこのブログでUPする理由。それは路面電車だから「街」を感じることを出来るということも知ってほしいからです。路面電車の価値について昨今、日本でもやっと新規路線開通に向けての検討、具現化に動き出す都市が出始めましたが、単に利便性ではなく、『街との近さがもたらすメリット』も考えて欲しいと私は思っています。

2015年07月11日 20時30分

富山地方鉄道市内軌道線(2)富山駅に乗り入れ。

平成27年3月14日。富山地方鉄道市内軌道線が富山駅北陸新幹線高架下に乗り入れました。

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昨日の写真が昼間になっただけの写真ですが、折り返し6:49発の大学前行きは、『SANTRAM(サントラム)』のウェブサイトにUPされている運行時刻予定表には無かった電車です。

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富山駅電停では、向かって右側が大学前&環状線方面の乗車ホームで、左側が南富山駅前方面の乗車ホームになっています。

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ところでこの開業により市内軌道線の路線延長が160メートル伸び、その営業キロは7.6キロになりました。ということは乗らねばならない!

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狙いをつけたのは環状線の電車、セントラム。

6:51発で再びここ富山駅に戻るのは7:16。普通に仕事に勤しむ平日にはこんな時間から動くことはまず無いのですが、どうして「鉄」が絡むと朝一番から深夜まで体が機敏に動くのでしょう?訳が分かりません。

2015年07月10日 20時23分

富山地方鉄道市内軌道線(1)夜景。

2015年(平成27年)6月13日(土)の19:45過ぎ。

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富山地方鉄道市内軌道線の「レトロ電車」が「南富山駅前」から「富山駅」に到着し、折り返し19:47発で「南富山駅前」に向かうのはウェブサイトで確認していたので、一応様子を見に行きました。流石にこの時間は「レトロ電車」狙いの観光客&鉄道ファンの姿を見かけませんでした。

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すれ違うのは折り返し富山駅19:52発のサントラム。この時間帯はまだ南富山駅前方面の電車は5分間隔なので、こうした並びシーンを待たずして撮影できました。ヘッドライトとテールランプのギラリ狙い。今一つ…。

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宿泊したホテルで「宿泊者限定」で配られている“北陸新幹線開業記念市内路面電車無料利用券”。ホテルにチェックインして知ったのですがこれは翌日電車に乗る予定の私にはあり難かった。無料券は2回乗車できるもので来年の3月31日までならいつ使ってもOKとのこと。ということで日付印も無ければ何も無い。電車を降りる時に1枚ずつ切って運賃箱に入れるシステムになっていました。

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「Rail Inn」のロゴの入ったボールペン。そう言えば以前、「Rail Inn」の記事を雑誌で読んだような記憶が…。

京急EXイン・西鉄イン・名鉄イン、静鉄ホテルプレジオ、富山地鉄ホテルといった鉄道系ホテルのネットワークが出来ているのを部屋に備え付けのボールペンで思い出しました。(一応…持ち帰ってはいません)

ということでこの日のホテルは富山地鉄ホテルです。さてその理由は?

2015年02月12日 20時06分

北斗星の旅(12)札幌市電ポラリスのマスコンに惚れ惚れ。

ポラリスに乗って真っ先に気になったのがこのマスコン。

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単なる思い込みなのですが最新車両にも関わらずワンハンドルではありませんでした。ネットには当初の第1編成もワンハンドルからこのタイプに換装されているという情報(自分の目で確かめてはいません。m(_ _)m)もあり、私としてはやはりこちらの方に馴染みがあって嬉しい限りです。それにしても新車だけありピカピカ!(乗車したのは第3編成です)

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車内の運転台後ろの案内用のモニター。ここには懐かしい札幌市電の写真であったり、今の札幌市内の観光案内の写真が表示されるようになっており、これも良いサービスだと思いました。札幌市電の写真ブロックは数分のことであり、見ていて飽きないのは良いもののその間、街並みを楽しみ事は出来ません。心してご覧下さい。

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車内の椅子などのレイアウトは、車体の狭さを上手くカバーして配置されている印象を持ちました。

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西4丁目電停に到着。これで「ポラリスの巻」終了です。15:32の事でした。

(おまけ)「雪ミク電車」もポラリス車内からカメラに収めてはいます。さすがにこれをちゃんと撮影する時間はありませんでした。二兎を追う者は一兎をも得ずと言いますからここは割り切りました。

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2015年02月11日 21時04分

北斗星の旅(11)札幌市電ポラリスのミニ展望席。

ところで今回札幌市電を撮影した狙いはA1200形「ポラリス」を見て、撮影して、そして乗ること。

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ダイヤは札幌市交通局のホームページに発表されているのでそれを参考にして

西4丁目13:54⇒すすきの14:39

すすきの14:45⇒西4丁目15:30

この2本に決め打ちをして動くことにしました。何せ今回の札幌滞在は時間が短いにもかかわらず撮影したい対象が多く、まるでパズルを解く気分で日程を組んでおり、心臓はいつもバクバク!!でも気分は最高!でした。

写真は14:32頃、「山鼻9条」電停でのすすきの行き。

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そして「電車事業所前」の交差点で15:08にこれを撮影して、その足で電車(西4丁目行き)に乗り込みました。

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グッドデザイン賞のステッカーより、私は「ミニ展望席」の文字に心惹かれました。

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確かに電車からの眺めはとても良く「展望席」の名に恥じないモノでした。

さて時間に余裕があれば車庫を覗いてみたり、札幌藻岩山を背景にした写真も撮影したかったのですが、今回は欲張らないことにしていました。又の機会のお楽しみです。

2015年02月10日 22時19分

北斗星の旅(10)札幌市電を撮る。

ホテルは「すすきの」駅前の東急イン札幌。

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特にリクエストをしたわけではありませんが、眼下に札幌市電と真横に観覧車ノリア[nORIA]が見えるという絶景のロケーションの部屋が割り当てられました。ただよくよく目を凝らさないと札幌市電が見えないのはご愛嬌ということで…。

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一方こちらは朝の6:34頃。深い藍色に包まれたまだ明けきらぬ街を電車が動き始めました。コンデジでの撮影でシャッタースピードは1/8秒。建物はぶれていないのですがさすがに電車は流れています。また濡れた路面が思わぬ水鏡になっており、これは想定外でした。

(余談)ささら電車が動く様な天候だったらもっと早い時間からの始動予定でしたが、小雨模様で雪にはならないとの予報だったのでこの時間までゆったり寝ていました。

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こちらは11;45頃の撮影で、昨日UPの北斗星札幌駅入線を撮影後、荷物を取りにホテルに戻ったところでの一枚。この後チェックアウトして琴似駅に移動しています。

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一昨日UPした琴似駅でのトワイライトエクスプレス撮影後、14時過ぎからの2時間弱が札幌市電撮影に残された時間。雪がタップリあるのは撮影する側にとっては嬉しいですが、小雪でも舞っていてくれた方がありがたいというのが本音です。

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「電車事業所前」電停付近。「すすきの」から山鼻線沿いに移動し、途中で電車に乗ったりしながらここまで来ました。

2014年10月30日 19時35分

中京テレビ45周年記念「NAGOYA-DAGAYA」。

 

1972_02_29名古屋市電_11

かって名古屋の市内を市電が縦横に走っていた時代がありました。

名古屋市電・栄

名古屋駅にも栄(栄町)にも市電が走っていました。

そんな時代の話も一杯出てくる中京テレビ45周年記念「NAGOYA-DAGAYA」が11月1日(土)朝10:30~11:25で放送されます。

NAGOYA-DAGAYA詳しくは中京テレビの番組HPをご参照下さい。

名古屋の本山で育ち、市電の思い出を語ると留まることを知らない映画監督「堤幸彦」が熱く『名古屋』を語ります。

番組では私が会員となっているNPO法人名古屋レール・アーカイブスの所蔵写真とネコ・パブリッシングから「名古屋市電 上・中・下巻」を上梓したばかりの服部重敬氏が撮影された貴重写真も使われています。

是非ご覧下さい。

※上記の2枚の写真が番組で登場しません。私の“思いで”です。

2014年10月17日 20時44分

阪堺電車の堺トラムをチラ見。

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当初の予定通りなら、平成26年9月27日(日)11:51にJR天王寺駅前にあるこの「大阪阿部野橋」駅に到着するはずだった。

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およそ40分遅れであべのハルカスを見上げている私。何事も無く到着し、すんなり入れるそうならここの展望台に行こうと思っていました。

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折角の天王寺なので阪堺電車(今回は親しみを込めてこの言い方にさせて頂きます)の堺トラム1001号を撮影。まあこうして出会えただけでも良しですね。

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去り際に604号を撮影。まあお約束のコースですね。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!