2015年07月16日 20時57分

富山地方鉄道市内軌道線(7)富山駅界隈で撮影。

富山トヨペット本社前から一旦富山駅近く(新富町で下車)に戻り、暫し撮影タイム。

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7000形の行き違い。絵になります。

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富山駅近くの配線が変更され、こんなアングルでの撮影が可能となりました。

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富山駅前改め電鉄富山駅・エスタ前電停。

かつての人で溢れていた光景がなくなりました。

そんな時代の写真をUPしようかとも思ったのですが、ここは暗い話題(乗客の大幅減)とかでこうなったわけではないですし、明るい未来へのステップによる時代の変遷と考え、昔を懐かしむのを今は思いとどまりました。

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市内軌道線の最後は富山地鉄ホテル9階エレベータホールから撮影した電車。この写真が撮りたくて今回はこのホテルの上層階を予約しました。(電車の重なり具合は、自分の中では今一歩)

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3両の電車が一同に会するチャンスは何度でもあるのですが、なかなか思う位置関係では電車が走ってくれない。

これも自分の中では今一歩ですが、この日のベストな写真です。

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最後に駅前の全景。こんな風景を見る日が来るとはほんの少し前でも思いもよりませんでした。

※この写真に写っているアルファーワン富山駅前のからの眺望も良いと聞いています。

2015年07月15日 20時51分

富山地方鉄道市内軌道線(6)富山トヨペット本社前。

富山トヨペット本社前到着直前の一枚。

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「新富山」の名前が消えてしまい、射水線の痕跡がいよいよなくなってしまったようで寂しいものがありますが、そもそも富山県外(富山市外と言っても良いか?)から来た人にとっては混乱の元になっていたかもしれないので、これは受け入れられる範囲ということになります。(上から目線で失礼します)

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こちらは2012年(平成24年)5月1日の新富山(現在の富山トヨペット本社前)付近です。大体の工事は終わっていましたがまだ旧線は剥がされていませんでした。何れにしてもこの改修工事(溝レールの採用)のおかげで乗り心地は大きく改善され、一時代前の電車といえる7000形に乗っていてもその快適さは実感できるほどでした。

そんな感じで富山トヨペット本社前まで乗ったのですが、富山地鉄市内軌道線のこの界隈のように大きな土木工事というきっかけでも無いとなかなか軌道の大改修は出来ませんが、今も頑張っている全国の路面電車の軌道に溝レールが普及することを願っています。

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ともあれ大学前まで行かず、確かめたいことは終わったのでここから富山駅方面に戻りました。その後のスケジュールにゆとりがあれば富山大橋周辺で撮影を楽しんでも良かったのですが、今日のところはこれまで。終了です。

2015年07月14日 20時49分

富山地方鉄道市内軌道線(5)諏訪川原~安野屋。

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電車内から見た諏訪川原(すわのかわら)電停付近。諏訪川原の向こうには安野屋電停も見えています。

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こうして見るともう別の電停名を名乗る必要もなさそうですが、これは富山大橋の架け替えに伴う安野屋電停の移設によるもので、以前はもう少し遠いところに電停がありました。

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こちらは2012年(平成24年)5月1日の諏訪川原付近。

当時、諏訪川原~大学前間は富山大橋の架け替えに伴い軌道の改修も合わせて行っていたのですが、そのためか配線が輻輳していました。今回はそれがどれ位スッキリしたかの確認をしたかったという理由が私をこの地へと運びました。

2012年の諏訪川原付近は、写真でも分かってもらえると思いますが、一部単線運転をしており、こちらに向かってくる電車が左側を走っています。

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変わってこちらは少し離れた安野屋付近。ここから複線に戻っていました。こうして改めて見ると、短い区間とはいえ結構複雑な運転をしていたものだと感心します。

2015年07月13日 20時48分

富山地方鉄道市内軌道線(4)完乗。

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7:15頃、富山駅に戻ってきました。7:13発の大学前行き(7023、奥の電車)、7:14発の南富山駅前行き(7017、手前の電車)が信号待ちで並んでいました。7000形の並びは如何にも日本の路面電車的で魅力を感じます。2両の電車の前にはその姿を撮影する人がいました。同好の士。親近感を覚えます。

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富山駅に向かう初乗車区間。信号の関係で、富山駅を南富山駅前行きより先に出た大学前行きを待たせて我がセントラムが入線です。

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いよいよ高架下に突入。こうして富山市内軌道線新規開業区間を乗り終えました。同じ富山県の高岡駅然りですが、駅ナカに電停があるのは本当に便利です。富山駅北側の富山ライトレールと繋がる日が待ち遠しいですね。

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セントラムとサントラムの2ショット。低床電車の揃い踏み。その右側のサントラムT102号にこれから乗車し、富山トヨペット本社前(今年の3月14日に「新富山」から改称)まで向かいます。何と中途半端な目的地なことよ。でも理由あり。

2015年07月12日 20時45分

富山地方鉄道市内軌道線(3)いざ初乗り。

富山駅電停を出て渡り線を行きます。

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初めて乗る線は、いくら目の前に見える範囲で「完乗」とはいえ、何故か胸がときめきます。

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新富町方面の電車は3線区間の中線から街に出て行きます。

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乗らねばならないとは言ってもセントラムでのグルリ一周は今回が2回目。(セントラムの乗車そのものは3回目ですが、前は中町で降りています)

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お約束の富山城をパチリ。これを見ずして環状線に乗ったとは言えない。というか自然に目に入ってきます。

さてこの写真を敢えてこのブログでUPする理由。それは路面電車だから「街」を感じることを出来るということも知ってほしいからです。路面電車の価値について昨今、日本でもやっと新規路線開通に向けての検討、具現化に動き出す都市が出始めましたが、単に利便性ではなく、『街との近さがもたらすメリット』も考えて欲しいと私は思っています。

2015年07月11日 20時30分

富山地方鉄道市内軌道線(2)富山駅に乗り入れ。

平成27年3月14日。富山地方鉄道市内軌道線が富山駅北陸新幹線高架下に乗り入れました。

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昨日の写真が昼間になっただけの写真ですが、折り返し6:49発の大学前行きは、『SANTRAM(サントラム)』のウェブサイトにUPされている運行時刻予定表には無かった電車です。

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富山駅電停では、向かって右側が大学前&環状線方面の乗車ホームで、左側が南富山駅前方面の乗車ホームになっています。

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ところでこの開業により市内軌道線の路線延長が160メートル伸び、その営業キロは7.6キロになりました。ということは乗らねばならない!

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狙いをつけたのは環状線の電車、セントラム。

6:51発で再びここ富山駅に戻るのは7:16。普通に仕事に勤しむ平日にはこんな時間から動くことはまず無いのですが、どうして「鉄」が絡むと朝一番から深夜まで体が機敏に動くのでしょう?訳が分かりません。

2015年07月10日 20時23分

富山地方鉄道市内軌道線(1)夜景。

2015年(平成27年)6月13日(土)の19:45過ぎ。

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富山地方鉄道市内軌道線の「レトロ電車」が「南富山駅前」から「富山駅」に到着し、折り返し19:47発で「南富山駅前」に向かうのはウェブサイトで確認していたので、一応様子を見に行きました。流石にこの時間は「レトロ電車」狙いの観光客&鉄道ファンの姿を見かけませんでした。

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すれ違うのは折り返し富山駅19:52発のサントラム。この時間帯はまだ南富山駅前方面の電車は5分間隔なので、こうした並びシーンを待たずして撮影できました。ヘッドライトとテールランプのギラリ狙い。今一つ…。

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宿泊したホテルで「宿泊者限定」で配られている“北陸新幹線開業記念市内路面電車無料利用券”。ホテルにチェックインして知ったのですがこれは翌日電車に乗る予定の私にはあり難かった。無料券は2回乗車できるもので来年の3月31日までならいつ使ってもOKとのこと。ということで日付印も無ければ何も無い。電車を降りる時に1枚ずつ切って運賃箱に入れるシステムになっていました。

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「Rail Inn」のロゴの入ったボールペン。そう言えば以前、「Rail Inn」の記事を雑誌で読んだような記憶が…。

京急EXイン・西鉄イン・名鉄イン、静鉄ホテルプレジオ、富山地鉄ホテルといった鉄道系ホテルのネットワークが出来ているのを部屋に備え付けのボールペンで思い出しました。(一応…持ち帰ってはいません)

ということでこの日のホテルは富山地鉄ホテルです。さてその理由は?

2014年06月20日 19時08分

富山地方鉄道・レトロ電車に乗ろう!(6)レトロ電車よ、また逢う日まで。

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改装工事が進み、その姿を現し始めた富山駅を背景に撮影しました。

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更にほぼ同じ場所で後ろ打ち。

最後にレトロ電車の感想ですが、「良く出来ている」の一言に尽きます。正直外装もさることながら内装が素晴らしいです。恐らくですが撮り鉄さんにとっては特に「絵になる」電車ではないのではと思われます。しかし、乗って楽しむという視点を持てば、評価はガラッと変わるはずです。私は全国で走っている観光用の「特別車」にそれほど乗っている訳ではないので比較は出来ないのですが、それでも高評価を与えてもそうそう異論は出ないと思っています。

2014年06月19日 20時04分

富山地方鉄道・レトロ電車に乗ろう!(5)レトロ電車の車内。

報道や富山地方鉄道のHPでは知っていたのですが、その時に想像したよりはるかに素敵な車内でした。

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椅子の雰囲気もいいのですが、席の前に付いているテーブルがまた良いのです。ただ電車が混むと…と心配してしまいました。

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運転台の後ろも含めての私の印象ですがそれは「レトロ」ということもあるのですが、どちらかと言えば「和」という言葉の方がしっくりきました。

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丸窓から覗いた風景。

ところでというかやはりというか、地元の人はこの電車を意識して選んでいない人もいるわけで、その人たちの驚いた顔は結構新鮮でした。何せ電車に乗ったらテーブルが付いていたり、いつもと全く違う空間が広がっているのですから…。

2014年06月18日 20時01分

富山地方鉄道・レトロ電車に乗ろう!(4)レトロ電車入線。

南富山駅名物(?)の電車を遮断する遮断機。

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日中はタイミングが合わないと上がるのを見られないのですが、レトロ電車の出庫であれば必ず使われるだろうと狙っていました。ただこの遮断器の本来の使用目的は電車を停めるためではなく、電車線⇔軌道線の乗客が、電車線ホームと軌道線のホームを改札を通らずに直接行き来することを防ぐためと聞いています。

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ということで電車を遮る棒が上がり、いよいよ出発ホームに入線です。

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9:42発の富山駅前行は前の電車の出発を待ってホームの定位置に停車しました。ところでこのレトロ電車は特別(専用の)なダイヤで走る訳ではなく。通常のダイヤを走ります。つまり9:48発の電車は臨時電車ではなく定期の列車なのです。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!