8:47に中町(西町北)で下車。
乗り継ぎ券をもらい、南富山駅前行きに乗り換えです。
西町8:51発の南富山駅前行きに乗車。SANTRAM(サントラム)の運行時間は富山地方鉄道のHPにちゃんと乗っているので参考にしました。路面電車でもちゃんと時間通りに来るので予定が組み易くて良いのですが、考えようでは偶発的な面白味に欠けると言えなくもないですね。(贅沢!
サントラム (SANTRAM) … 富山地方鉄T100形電車の特等席がここ。運転台横の出口の所にあるシート。ただ乗降する方たちへの配慮は必要です。
参考までにこんな風景が見られます。
南富山駅には9:01に到着。丁度岩峅寺行きが到着するところでした。
5月10日(土)の夜、ホテルの窓から撮影した「富山駅前」。
まあ雰囲気という事で。ただ11日(日)に夜が明けてから外を覗いたら窓が結構汚れており、撮影を断念しました。
この日のスタートは少しゆっくりで8:34発のセントラムからです。
椅子の乗り心地もGOODです。
2010年(平成22年)1月15日以来のセントラム車内。短い路線でかつ日曜日の朝という事を考えてもまずまず乗客がいたという感じです。もう本当に定着していますね。
富山城を車内から見物。セントラムの名物ポイントです。ところで何度もこのブログで書いていますが私は路面電車に乗り、車窓を見るのが大好きです。訪れた街の風景そしてそこに暮らす人々の日々の営みを心から楽しんでいると思えることがその理由ですが、所謂鉄道であったり、まして地下鉄ではそんなことを感じることはまずありません。
今日は少しおまけの話し。
立山連峰と富山ライトレールの写真を撮影していたら、そこに観光船らしき船が到着。
何とかこれも入れ込めないものかと思ったもののやっと電車が来たときには、既に下船も終わりかけの状態と相成り、少々残念でした。(電車の位置も少々残念ですが…)
この船は「富岩水上ライン」と言い、富山ライトレールの起点「富山駅北」に程近い「冨岩運河環水公園」とここにある「岩瀬カナル会館」を土・日・祝に結んでいる観光遊覧船です。(今年は11月16日までの予定)
岩瀬まで来る船は1日2便で、岩瀬着が11:10、14;20。岩瀬発は11:25、14:35です。多少の運に左右されるとは思われますが狙ってみるのも面白いかもしれません。また「撮り鉄」「乗り鉄」の時間に余裕があれば組み合わせて行きか帰りのどちらかで70分の船旅を選択するのも面白かろうと思いました。
※写真の船は二酸化炭素を排出しない環境に優しいソーラー船「sora」だそうです。(今日は、冨岩水上ラインのHPを参照しています)
5月11日(日)の富山市の天候は晴れ!撮り鉄日和でした。
岩瀬浜駅から少し南に歩いた定番ポイントで立山連峰狙い。(それぞれの山の名前までは分かりません。ご容赦を)昨日も書いたとおり、国鉄・JR富山港線時代を入れて今回が4度目の訪問ですが、まず立山連峰がこれほどクッキリと見えたのは初めての事で、実はこの撮影も、最初から予定していたわけではなく岩瀬浜に向かう車内から立山連峰を見たことでこの撮影を思いつきました。時間は11:08で富山駅北発岩瀬浜行きの電車です。
その後岩瀬浜駅に戻り、フィーダーバスとの2ショットを撮影。こうした電車とバスの連携を行っているところは日本では例外中の例外なのが残念ですが、それはそれとして11:31発の電車に乗りました。
東岩瀬駅で旧JR時代のホームをパチリ。
振り返れば新旧ホームの揃い踏みです。
ところでこの乗った電車にはアテンダントさんが乗務していました。正確には富山駅北発毎正時(土・日・祝は10:00~16:00)の電車、そして岩瀬浜発は毎時31分発(土・日・祝は10:31~15:31)の電車への乗務で、平日の7:35~8:30の間は富山駅北電停で乗客の皆さんを迎えているそうです。このアテンダントさんの丁寧な仕事ぶりは是非自分の目でお確かめ下さい。私が好感を持ったのはその立ち振る舞いで、城川原でのアテンダント交代の際、電車の出迎えと見送り時の姿は素敵!の一言です。参考までに写真撮影は「停車中」に限りOKだそうです。私も停車中に撮影させていただき、そのままブログでUPしようかと思い、知り合いの「富山ライトレール」の方に聞いたら「富山市観光協会」の管轄との事。まあ許可を得て掲載するより、「アテンダントさんもポートラムの魅力の一つです」としておくことにしました。アテンダントさんとの出会いは私にとっては偶然でしたが、旅行に行かれるなら「狙って」乗車するのをお勧めします。
この後、福井に向かい福井鉄道「レトラム」にも出会えたのですが、今回私が楽しんだ北陸の路面電車を巡る旅のルートは自分で言うのも何ですが『お勧め』です。皆さんの参考になれば幸いです。
1)国鉄・JR富山港線乗車…昭和53年(1978年)9月28日。
2)富山ライトレール(ポートラム)乗車…平成18年(2006年)6月10日
3)富山ライトレール(ポートラム)乗車…平成24年(2012年)5月1日
そして平成26年5月11日に富山ライトレールになってから3度目の乗車を果たしました。(写真は富山駅北10:25着の電車)
それぞれ乗車した目的は異なっており、平成18年は勿論乗りつぶし。平成24年は「LRT」の勉強のため。
そして今回は、「路面電車に乗ったことが無いかも?」という知人同行の乗車です。
今回の電車のラインナップ、福井鉄道「フクラム」「レトラム」、万葉線「アイトラム」「ドラえもん電車」、富山地方鉄道「セントラム」「サントラム」「レトロ電車」と並べて見れば何となく察しがつくかもしれませんが「都市交通のこれから~未来像」を考えていきたいとしている方で、私が一度は乗っておきたい、もう一度乗っておきたい電車と合致したことで実現したのが今回の鉄旅でした。勿論電車だけではなく、それぞれの路線の現状も注目していたポイントです。
さてここは「インテック本社前」~「奥田中学校前」間にあるポイント。将来に備えているのが面白いですね。
奥田中学校前での行き違い。
そして富山ライトレールの専用線区間での最高時速60キロを指すスピードメーター。この速度が魅力的です。日本のLRVタイプの電車でこれだけ速いのはここと広島電鉄、福井鉄道くらいかな?
まずはお詫び。ドラえもん話を1日あけてしまいました。お詫びいたします。
さて高岡の中心地にある有名観光地と言えば「高岡大仏」。
高岡駅から歩いても10分ちょいなのですが、「坂下町」電停からは5分ほどです。丁度帰り道ということもあって立ち寄ることにしました。この日の予定は全て終わっており、後は富山駅前のホテルに入って地酒を呑みながら地元料理に舌鼓をうつだけとあって余裕の行動でした。
最後は高岡駅前の「ドラえもんの散歩道」。名前通りにポチッと散歩もして楽しい1日でした。もっともこの時点では福井鉄道「レトラム」に乗れなかった悔しさは少しはありましたが、その分、福井鉄道はのんびりと歩き回れましたし、結果オーライでまた北陸巡りするいい口実が出来た程度に考えていました。それが最終的に今回の鉄旅で最終的に「レトラム」を堪能することができるとは当然の事ながらこの時点では知る由もありませんでした。
最後に万葉線の一日フリーきっぷ。このデザインにも楽しませてもらいました。
天井にはタケコプターで飛んでいるのび太くんがいます。
唱歌「背くらべ」を思い出してしまいましたが、連結部分ではドラえもんと背くらべが出来ます。
電車に乗る時に取る整理券の発見機も見事な「ドラえもんブルー」(私の造語ですが、ご理解頂けると信じています)です。それにしてもまだまだ紹介したいことが一杯ですが、大人の方もドラえもんファンでない方も是非乗って欲しいと思いました。ここまでくればこういう言い方は失礼かもしれませんが『本物』です。やるならやはりここまですべきだという良い例だと思います。
越ノ潟から乗ったドラえもん電車ですが、終点の「高岡駅」まで乗っておらず、途中の「坂下町」で降りました。その理由はまた明日。
さていよいよドラえもん電車に乗ります。
17:22の発の電車は17:19の定時に越ノ潟に到着。(写真は到着直前に撮影したものでまだ動いています。電柱との関係でそうしています)
車内に乗り込みました。いやあ、私の年齢でも「楽しい!」の一言。越ノ潟側の運転台には「ドラえもん」。
高岡駅側の運転台では「ドラミ」ちゃんがいました。
車内は本当に細かいところまでよく出来ています。あっ、話は変わりますが、電車が空いているのはある程度狙い通りした。土曜日でも夕方なら流石に観光客も地元の子供連れもおらず、本来の「万葉線」の利用客しかいないだろと読んでいました。もっとも福井鉄道に乗ってからここ高岡に来た場合、このパターンしかないと言えばその通りですが、日の長い季節ならこの時間の電車はお勧めです。
昭和53年(1978年)の加越能鉄道新湊港線。
どのあたりで撮影したモノか分かっていませんが、それほどマメに動いて撮影したとは思えないので「米島口」か終点の「越ノ潟」近くでしょう。
終点の「越ノ潟」。今とは随分姿が変わっています。
平成26年の姿がこちら。後ろに乗船場(越ノ潟港)があり、そこから伏木・富山港を横断する富山県営フェリーに乗ると7分で堀岡港に着きます。
フェリーとの位置関係はこんな感じ(電車がかろうじて見えます)ですが、昭和の時代には、港を横断して到着する堀岡港の目の前に富山地方鉄道射水線/新港東口駅があり、その電車で富山市内まで繋がっていました。今回、地元で手にしたパンフレットによると土・日・祝日に限られますが、高岡~富山間を、万葉線~県営フェリー~海王丸パーク・ライトレール接続線(バス)~富山ライトレールによる回遊ルートが出来ていました。1日に片道4本しかありませんが2時間10分の旅が設定されています。何だか楽しそうです。