5月31日(金)。毎月レギュラーのインターネットラジオ「Voicy 野月・南田のエアトレインch.」https://voicy.jp/channel/798の収録日。収録そのものは17:30から中京テレビ/東京支社で行う日程のため、その前の時間の有効活用。
で向かったのは“大人が集う街、巣鴨”。
巣鴨と言えばとげぬき地蔵尊曹洞宗萬頂山高岩寺。参拝客の年代は、“大人”だけではなく、青年も多く、また海外からの参拝客がいたのも新鮮。ここまでインバウンドの波が押し寄せているとは驚き。
昼食は商店街の食堂(というフレーズが使いたくてそういう店に入りました)でサバの味噌煮。
やや小ぶりなものの丸ごと一匹は珍しいと思う。旨かった。
巣鴨地蔵通商店街を抜けて都電の庚申塚(こうしんづか)電停に到着。ここから都電の旅がスタート。ところで都電荒川線を「東京さくらトラム」と言うようになって2年が経ちましたが、この愛称、定着とは相当に遠いように見受けました。
「新名古屋駅」が「名鉄名古屋」に改名したレベルとは異なり、発表された当時、謂わば山手線を東京グリーンラインとでも改称した気分で、どうだろう?と思っていたら『やはり』の状況のようです。
同じく、都電荒川線「梶原」停留所付近です。
昨夕の写真は、正にこの踏切の真ん中に仁王立ちで
撮影したもので、その8800形が
やっと梶原停留所までやってきました。
この写真は、ちょっとスピード感があるような
雰囲気を狙ってみました。
実際には、遮断機の直ぐ右側が停留所なので
スピードは全然出ていません。
最新鋭の8800形はまだ乗った事が無かったので
この写真を撮影して直ぐ、踏切を渡って乗り込みました。
車内レイアウトは他の車両と変わりませんが
新形式の車両への乗車はやっぱ気分が「ウキウキ」しますね。
最新鋭の路面電車は全国どこへ行っても
ヨーロッパのトラムのように本当にお洒落になりました。
一方で、以前のように一目でどこの町を走る電車かが
わかるような個性が減っているような気もします。
(私の認識力が落ちてきた?)
それがちょっと残念です。
『都電もなか』を買った帰り道、
ちょっと「撮り鉄」気分を出してみました。
●店を出て徒歩20秒、荒川線「梶原」停留所(早稲田方面)の
東側にある踏切から「荒川車庫前」停留所方面を望む。
ここは平坦な直線区間が長く、架線柱の並びのシンメトリーが
なかなか面白かったです。
架線柱マニア(がいるかどうかは分かりませんが)には
たまらないのではないのでしょうか?
ただ、電車のタイミングがあるので、
本当はこの写真の逆、向かってくる電車が手前で
三ノ輪橋に向かう電車が奥にある構図を
狙ったのですが、あまりの暑さでギブアップしました。
※ひょっとして、8800形のすれ違い写真は珍しい?
私は、都電撮影の名所を知らないので
ここでも結構大満足でした。
なお、写真は踏切の真ん中に立って撮っています。
安全第一、運転士さんに不安を与えないことに
留意して撮影しました。
9月1日の続きです。
さて都電に乗って「梶原」停留所で降りた理由は、
この『都電もなか』を買うためです。
停留所から直ぐの「菓匠明美(かしょうあけみ)」さんという
和菓子屋さんが作って売っているもので
都電形の最中が、都電形のパッケージ(全5種類)に入り、
それが10個入るパッケージは、何と車庫形と言う
何とも「鉄」向きの和菓子です。
※10個入りで1450円(税込み)。
たまたま以前、新聞記事で見つけ「いつか行きたい、
食べたい」と思っていました。
皮の中は求肥(ぎゅうひ)と粒餡ぎっしりで
食べ応え十分で美味しかったです。
このお店、地元の大人気店で、お客さんは引っ切り無し。
和菓子屋さんでお客さんが多い店を
最近見かけることがあまりないだけに意外でした。
因みに売れていたのは『都電もなか』だけではありません。
◆『都電もなか』は東京土産として
都内のデパートでも臨時出店して
販売することもあるようです。
とても良いみやげ物と思いました。
私はお酒を嗜みますが、甘いものも得意です。
「ぶらり都電、途中下車の旅」を堪能した半日でした。
都電のみならず、運転士さんは普通は手袋をして
運転されていると思います。
ところで今回乗った都電の運転士さんは軍手を加工し、
マスコンにすっぽりはめて、素手で運転されていました。
このパターンは私にとっては『初』で、
興味深く運転を眺めていました。
別段これで運転のし易さや安全の度合いが変わるものでもなく
単に運転士さん本人の選択のようでした。
◆考えてみれば、軍手を手にはめるか、
マスコンにはめるかの違いで、実質は同じでしょうか…?
まあ、深読みすれば、今年の夏は暑すぎるので
手袋を嫌ったのかも知れません。
ただ写真に撮ってみたら、結構いい味だったので
ここにUPしてみました。
(自己満足です)
8月のとある日、東京出張に出かけた時の昼下がり。
打ち合わせが終わったあと、
久しぶりに「早稲田」から都電に乗りました。
◆東京メトロの「早稲田」と都電の「早稲田」とは
正直言って同じ名前を名乗らないでほしいと思うのは
私だけ?
10分歩くと知っている私でも今年の夏は体に堪えた。
で、都電に乗ったのは「早稲田」ですが、
下車したのは北区の「梶原」停留所。
(「王子駅前」から「三ノ輪橋」方面に2つ目)
理由はおって…。
ところで「出張の時に『乗り鉄』することはありますか?」と、
社内でもたまに聞かれます。
その時、私は「あります」と正直に答えています。
但し、「乗る」場合は全ての仕事が終った後。
東京なら、帰りの新幹線に乗る時間を調整して
「新規開業区間」等に乗ったことは何度かあります。
※地下鉄半蔵門線が「水天宮前」まで開業したときに、
私の「乗り鉄」に付き合ってくれたスタッフがいました。
その時の彼の感想は皆さんのご想像の通りです。
何せ、業務上「選択肢が無い」中で乗車した鉄道でも
「『趣味と実益』を兼ねている」と言われる私です。
◆ベルギーへ取材に出かけた際、諸般の事情と所要時間で
成田空港から「エアフランス」を利用したのですが、
「エアフランス」の場合、パリ~ブリュッセル間は、
飛行機ではなく何と『タリス』連絡なのです。
※航空券で列車に乗る!
このことは、チケットの購入時に「エアフランス」から
説明を受けて初めて知ったのです。信じてください。
◆この後、数年に渡ってその時の出演者・スタッフから
『タリス』に乗るために「エアフランス」を
選択したと言われ続けました。
きっと「タリス」を空港駅で待っている間や乗っている時の
表情が必要以上に“ウキウキ”していたのでしょう。
まあ、しょうがないですね。