2017年09月06日 20時17分

伊予鉄道(10)市内電車1Dayチケット。

これで本線上を走る坊っちゃん列車の見納め。この日は定期点検のため1編成だけの運転で、実は「乗り鉄」にも関わらずこの列車に乗らないという、私にしては何とも情けない松山詣でとなりました。2編成走っていたら乗ることも出来れば、どこかの終点駅で方向転換も見ることが出来たのですが…、この後の時間の都合で涙を呑まざるを得ませんでした。

さて古町まで移動。JR松山駅前からは単線です。

大手町ほど注目されていませんが、古町での市内電車と郊外電車の平面交差もなかなかです。何がなかなか?って聞かれても上手く答えられませんがそういうことです。

古町電停も道後温泉駅同様に「駅」の風格があります。

11:26。乗ってきた2002号とここでお別れ。そして私の伊予鉄道市内電車の旅も終わりを告げました。

朝の7:30から使い倒した市内電車1Dayチケット。いよてつ高島屋の大観覧車「くるりん」に乗らなかったのが心残り。実は私、観覧車に乗るのも好きです。もっともこればかりは優先順位の問題で致し方なし。

2017年09月05日 20時15分

伊予鉄道(9)坊っちゃん列車を撮る。

大街道の電停に出て、そこから市役所前まで歩きながら撮影することに。

県庁前で停車中の50形。おでこにある前照灯が埋込式ではない外付け式なのですが、これがひと昔前の電車を感じさせて私にはストライク。それも並びで見られる幸せ。

重厚な愛媛県庁と市電のショットは、伊予鉄道市内電車では定番中の定番撮影スポット(だそうです)。

平日の午前10時50分。3両の電車が1枚の写真に納まるほどの本数が運転されているのは凄いと思う。

坊っちゃん列車+松山城の撮影をするべく市役所前に戻りまずは肩慣らし。

11:04。新塗装の77号が露払い?先走り?先導車?で、坊っちゃん列車が続く。

いよいよメインのお出まし。道後温泉10:47発の古町行き。

結局無難なところで収めました。

2017年09月04日 16時12分

伊予鉄道(8)続・松山城天守から坊っちゃん列車を探せ!

10:08。そろそろかな?と待ち構えていたものの坊っちゃん列車は突然、顔を出しました。

それにしても思っていたよりスピードが速い。

画角を変えて何枚も撮影できると高を括って(たかをくくって)いましたが、とんでもありませんでした。

これで天守での撮影終了。

あの天守の最上階が私の居場所でした。と言いつつ私は城主ではありません。城を降りて次の場所に移動です。

下山はロープウェイではなくリフトを利用。リフトの方が時間はかかりますが、待たずに乗れるメリットあり。これでほんの数分ですが時間の節約。

街に下りていく気分はこちらの方が良いかな?もっとも時間があれば歩いて下りてもよさそうです。

2017年09月03日 16時09分

伊予鉄道(7)松山城天守から電車を探せ!

交差点を曲がっていく坊っちゃん列車。松山の街並みに溶け込んでいます。

さて、坊っちゃん列車はこの後松山市駅に定時なら9:39到着で、同駅の発車は10:02。大街道の通過は10:10ですのでその少し前にはここに姿を見せるはず。今回はそれもここから撮影しようと思っていたので40分弱の時間あり。

そこでタイトルの「松山城天守から電車を探せ!」をすることに。まずは古町の車庫。

続いて環状線(城北線)清水町電停付近。9:48頃。電車は2108号。

前の写真と同じ電車。清水町~高砂町間。

9:52頃。木屋町~高砂町間。2002号。

前の前の写真と同じ場所に顔を出しました。

最初はどこに線路があるのだろう?と戸惑いましたが、路線図を思い描きつつ“らしい”方向にカメラを向けているうちに慣れてきました。ただ電車は突然家陰から顔を出しますのでカメラはずーっと構えっぱなし。天守に長居をする観光客の方がおられなかったのが、精神的には助かりました。やはりそれなりに人の目は気にします。

2017年09月02日 20時07分

伊予鉄道(6)松山城天守から坊っちゃん列車を探せ!

午前9時過ぎ、一番で天守に直行。まずは西の方角。

こちらは南の方角。

東を見れば先ほど乗ったばかりの市内電車を見下ろせます。

道後温泉発9:19の坊っちゃん列車。今回のターゲットはこの松山城から見る坊っちゃん列車で9:22の撮影。前の写真はこれを撮影するための予行演習。

次の狙いは市役所前を通過する坊っちゃん列車。まずは予行演習。

坊っちゃん列車は市役所前を少し遅れて9:30に通過。小さいとは思っていたものの想像以上に小さい。あっ、言葉を間違えました。可愛いが正解です。

2017年09月01日 20時05分

伊予鉄道(5)松山城に登る。

駅を向いた写真ばかりを撮影していたのを反省し、道後温泉方面を1枚撮影。考えてみれば(考えなくとも)今回も温泉に入ることなく超有名温泉地を立ち去るうつけ者。

電車の中には「観光俳句ポスト」が設置してあるものの、粋人とは程遠い凡俗である私には投句などできるはずもなし。残念!

電車の中から松山城を見る。市内電車から見えるところは結構あるとは思っていましたが想像通りでした。実はこれロケハン。その心はまた後程。

大街道電停で降り松山城に登城すべくロープウェイ乗り場に直行。天守は午前9時に開くのでそれに間に合わせるべく乗車。で、そこに待っていたのはタヌキたち。何故?

松山城マスコットキャラクターの「よしあきくん」。天守の記念写真を撮影できるスポットでお出迎え。観光客の方たちもよしあきくんとの2ショット+天守の写真を撮っておられ、入れ替わり立ち代わり人がいる人気ぶり。私はと言えば…、何せ一人ですのでよしあきくんと天守の写真で松山気分を出してみました。

2017年08月31日 20時03分

伊予鉄道(4)道後温泉駅の坊っちゃん列車展示線。

伊予鉄道道後温泉駅。

小さいながらも風格を感じる駅舎。

坊っちゃん列車展示線ではこの日の運行を前に営業準備中。

平成13年(2001年)から運転を開始した復元されたディーゼル機関の坊っちゃん列車。

元々は762ミリゲージの線路を走っていた坊っちゃん列車。今は1067ミリゲージなのですが、車両の大きさに比べて線路の幅が広く見える。

道後温泉駅の風情。京都からやって来た2000形(2005)も、そもそも松山で走り始めたが如くこの街の風景に溶け込んでいます。

50形(68)と2100形(2107)の並ぶ姿は、この写真を撮影した場所が平成の時代を生きる道後温泉駅だと教えてくれるようです。

2017年08月30日 20時42分

伊予鉄道(3)松山城の城下町。

四国旅行の最終日、平成29年5月31日(水)のスタート。荷物はホテルに預け身軽になって行動。

松山駅近くで見つけた「自虐」ネタ。比較広告の真骨頂!かな?アイデアはありだと思うけど、ひつまぶしは『名古屋めし』の代表格なので、愛知と言うイメージがちょっと弱い気もする。

再び大手町駅。3000系は京王の元3000系。もっとも私が知っている3000系は京王帝都電鉄井の頭線。

お約束の平面交差。

道後温泉行きの電車から見るとこんな感じ。

市役所前で下車し、松山城を背景にした撮影開始。時間は7:50。(2107号)

左が2108号で右が2108号。2100形も10両いるのでこんな風景もある訳ですが、昭和世代の私にとってはまだまだ馴染めない感じ。

2017年08月28日 16時50分

昭和53年(1978年)の伊予鉄道市内電車。

昭和53年4月13日の伊予鉄道市内電車。

写真のような感じで乗りつぶし。

何故かこの時の訪問で撮影した1枚目の写真。環状線(城北線)から乗り始めたからでしょうがよりによって電車内からの撮影。当時は「乗った証拠」を手元に残す発想が無かったので、まあこんなところでしょう。

道後温泉駅。国鉄駅前から環状線(大手町線、城北線)、城南線を乗り継ぎ10:18頃に到着。ここでの滞在時間は4分。

その間に留置線も撮影。

当時の路線図。松山城に登城するロープウェイが『駕籠(かご)』風なのがご愛嬌。なお今回のブログの線名はこの路線図に依っています。

多分本町6丁目。

11:05に松山市駅について市内線全線乗車。それから約40年が経ちましたがこの写真に写っている電車が今も現役なのは、ちょっと嬉しい。

2017年08月27日 9時48分

伊予鉄道(2)鉄道の見えるホテル。

24時間テレビのスタッフに入らなくなって早2年。四国の旅を続けます。

5月30日(火)の晩御飯。居酒屋さんか寿司屋さんで瀬戸内三昧!に出撃する余力はなく定食。もっとも内容的には十分。

ホテルの部屋はトレインビュー。シャッター速度は1/40。ISO=6400。デジタルカメラならではですね。

煌々(こうこう)と輝く「電車のりば」の看板。市電の走る街。

このホテルの部屋にはヘルメットが常備されており、これには驚かされました。過去、旅館、ホテル、ユースホステル、民宿等々宿泊施設に何泊したか数え切れませんが、さすがに部屋の中のヘルメットは初めての体験です。意外性もありますが、宿泊者の安全対策としてはユニークな発想であると感心した次第。因みに会社の事務所には人数分のヘルメットの用意があります。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!