2016年10月06日 20時10分

「桃太郎ラッピング列車」登場。

吉備線(桃太郎線)を行くキハ403004+キハ403005は桃太郎ラッピング列車

2016_09_10 ノスタルジー車両_51

JR西日本の2016年1月28日のニュースリリースによれば「キハ40系車両2両に、桃太郎伝説をおとぎ話風の作画で描いたデザインと、伝説のモチーフとなったとされている「温羅伝説」の世界を漫画家、出口竜正氏が書き下ろしたデザインを対比したラッピングを行います。」とのこと。

※「温羅」は「うら」と読むようです。

2016_09_10 ノスタルジー車両_61

最近は津々浦々で見かけるラッピング車両ですが、その存在については人により好みがはっきり分かれると思います。

2016_09_10 ノスタルジー車両_58

ただ私はこうした地元密着型のイラストは好きでして、「当たり!」とばかりに写真を撮ったりします。

2016_09_10 ノスタルジー車両_49

今回はこれに乗る時間はありませんでしたが、地元に伝わる伝説に身を委ねながら吉備路を行くのも一興と思った次第。

2016年10月05日 20時09分

ノスタルジー車両(4)タラコ色も好きです。

2016_09_10 ノスタルジー車両_37

福渡発14:03の快速「ことぶき」を待つ。僅か20分ほどの時間が半日にも思える。でもその時間は何もしていないのに、そしていつもなら早く列車が来ないものかと時にいらっとすることもあるのだが、ただ待っていられるのは何故だろう。

2016_09_10 ノスタルジー車両_41

朱色のキハ47形。ノスタルジー車のツートンも良いけど、この色ももう長く見ているので、これはこれで馴染んでいる。でもこの色っていつから始まったんだろう。昭和の末期にはあったはず。

2016_09_10 ノスタルジー車両_43

タラコ色とか言って揶揄する人もいるけど、そんなに言わなくても良いんじゃないかな?もっともツートンと朱色のどちらが好きかと聞かれれば、ちょいと悩んだりする。いやいやツートンに軍配かな?

2016_09_10 ノスタルジー車両_46

岡山行きの3939Dは日本の風景の中を快調に飛ばして行く。

そして予定通りの14:37に岡山着。

2016年10月04日 20時07分

ノスタルジー車両(3)福渡駅にて。

2016_09_10 ノスタルジー車両_32

福渡駅発13:41の「ノスタルジー車両」を見送り。

改めて昭和の風景だと思う。

2016_09_10 ノスタルジー車両_34

駅を出ればお約束の駅舎の写真。

2016_09_10 ノスタルジー車両_33

街並みを見る。静けさに包まれる。

2016_09_10 ノスタルジー車両_35

今も残る木のベンチ。暫しセミの声に耳を傾ける。

2016_09_10 ノスタルジー車両_39

ただこの日は暑かった。何もしないでボーっと過ごす。

2016年10月03日 20時04分

ノスタルジー車両(2)キハ47形との比較。

2016_09_10 ノスタルジー車両_56

ノスタルジー車両ではない津山線のキハ47形の車内。

2016_09_10 ノスタルジー車両_57

窓周りもスッキリしており、こちらはこちらで何故かしっくり来ます。

2016_09_10 ノスタルジー車両_55

確かに栓抜きはついていない。

ところで私が全国の鉄道をただただ乗りまわっていた昭和40年代~50年代でも、キハ40系は間違いなくポピュラーな存在のはずなのですがあまり乗った記憶が無いのです。ゼロではないものの不思議。

キハ10系、キハ20系(52形を含む)、キハ55系(25形を含む)、キハ58系(28形を含む)は記憶にあるものの、40系のグループはなぜかここ数年の乗り直しで乗るようになったものの、といった感あり。

もっとも昭和55年(1980年)頃から平成22年(2010年)頃までは、新規開業路線があればそこへ直行・直帰してはいても、旅を楽しんではいなかったのでそうなっているのでしょう。

平成の世も28年経ち、私自身の仕事も一段落し、家庭生活も落ち着いてきて周りを見る心の余裕によるものだとも思っていたりします。

2016年10月02日 20時40分

ノスタルジー車両(1)キハ47形。

平成28年9月10日(土)の鉄旅第2弾。

2016_09_10 ノスタルジー車両_2

キハ47形2両編成を改造した「ノスタルジー」車両です。臨時列車で運転されない時に、津山線で定期運用に入っているということで乗りました。

2016_09_10 ノスタルジー車両_3

今年の夏季(7~9月)は、毎週土曜日に1日3.5往復。今回は岡山発13:05の「快速ことぶき」に乗り込みました。朱色とクリーム色の復刻カラーは私達の世代にはグッときます。

2016_09_10 ノスタルジー車両_25

モケットの色はやはり青色だよね。

2016_09_10 ノスタルジー車両_20

栓抜きもあったよね。

2016_09_10 ノスタルジー車両_21

扇風機はJNRに限る!

等と郷愁に浸る余裕が全く無いほど岡山駅を出た時の車内は混んでおり、最初の停車駅である法界院では乗るお客もいて差し引きゼロ。2つ目の金山でやっと余裕が生まれて写真を撮ることができました。

2016_09_10 ノスタルジー車両_29

福渡には13:40着。実は今回の鉄旅第3弾の都合もあってここで岡山に向けて折り返しです。まあ雰囲気だけということで…。

話は変わりますが、今回の鉄旅のスケジュールを組んだ時にそのルートの選択肢は2つありました。

1つ目の選択…名古屋から姫路まで新幹線で向かい、そこから姫新線で津山へ。津山まなびの鉄道館(旧津山扇形機関車庫)を堪能して津山線経由で岡山に向かうルート。

※ただ津山線で「ノスタルジー車両」には乗れない。

2つ目の選択…今回の旅のルートです。

9月10日(土)のメインは、この後、岡山を15:21に出る「アンパンマントロッコ号」のため、それを軸にどこに行こうか考えた末の結論でした。

では最終的に何が決定打になったかと言うと、この日は津山まなびの鉄道館の転車台イベントが無かったことによります。まあまたいつか行こうかと思っています。

2016年10月01日 20時12分

ラ・マルせとうち(9)213系C-02編成。

9月10日(土)に乗車した「ラ・マルせとうち」シリーズの続きです。

宇野発11:38の茶屋町行きは213系C-02編成。

2016_09_10 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)_98

この並びを見ると同じ形式の電車で、カラーリングが異なるだけといえばその通りですが、中身は全くの別物です。

2016_09_10 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)_109

C-02編成の乗務員室と両開きドアの間はワンマン対応のためこの写真の様になっていますが、「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」編成ではサイクルスペースになっており、上手く使ったものだと感心。最初からサイクルスペースのアイデアがあったのか、JR西日本の担当者さんに聞いてみたいところです。

2016_09_10 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)_108

客席スペースも原型をこうして見れば、変われば変わるものだと成程納得。イメージを具体的に車両として変化させていく行程を知りたくなりました。

2016_09_10 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)_115

茶屋町着12:02。暫くして下りホームに115系の児島行きが到着。

2016_09_10 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)_116

児島行きは12:07に出発。それと入れ替わる様に琴平始発の岡山行きが到着。この国鉄電車天国はいつまで続くのでしょう?

2016_09_10 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)_119

12:09発の115系に乗車。土曜日の昼下がり。3扉両開きの電車で『旅気分』が高まる日が来ようとは昭和世代にとっては隔世の感。

2016年09月30日 20時17分

EF652139+14系+12系 甲種輸送。東海道を行く最後の客車列車?

2016_09_29 甲種輸送 5ということで(何が?)笠寺駅に移動。

ここでは10:05着の10:11発。

2016_09_29 甲種輸送 6最初からヘッドマークをメインに撮影するつもりでした。それにしても特急色、赤色ナンバープレートの2139を、14系・12系客車のこの列車に当てるとはJR貨物もやるなあ。人が集まるのも納得!

2016_09_29 甲種輸送 7最後尾の客車にもヘッドマーク付き。気合が入っている。前後ヘッドマーク付きの甲種輸送ってこれまでも走ったことがあるのかな?私が知らないだけかもしれません。

2016_09_29 甲種輸送 8笠寺駅で待避する列車は、ホームから遠く離れて出発信号機の手前での停車となります。

この後姿を見て思ったこと。そもそも客車列車を名古屋市内で見たのはいつ以来なのだろう?それより客車列車をこれから見ることってあるのかな?厳密には客車列車では無いのですが、しばし感傷に浸る。

2016年09月29日 15時49分

EF652139+14系+12系、秋を行く甲種輸送。

本日(9月29日)、EF652139+東武鉄道に譲渡される客車(14系+12系)の甲種輸送が行われました。

2016_09_29 甲種輸送 1実は昨夜、知人から「ネットで、明日の甲種輸送が話題になっているよ」と連絡が入り、そうした情報に疎い私は早速行動を開始(検索)。

そこに「8862レのスジ」との記述があったので、次に「8862レ」を検索。そうすると出るんですね、その列車のダイヤ!

それを参考にして撮影ポイントを一考。ある程度列車編成が分かるほうが良かろうと考え、東海道本線木曽川駅から北へ15分ほど歩いた定番中の定番スポットに決定。朝6時過ぎに起きて列車を乗り継ぎ8:20に木曽川駅到着。

2016_09_29 甲種輸送 2

8:46に狙いの列車がその姿を現しました。それにしてもよもやのヘッドマーク付き。昨晩からネットで話題になっていましたが、かつての特急を彷彿(ほうふつ)させるには十分。

頭(こうべ)を垂れる稲穂の中を行くPFと青色の客車は、ここだけ見れば昭和の情景。これだけで私はしびれまくり。

2016_09_29 甲種輸送 3この場所を選んだ理由は2つ。万が一にも下り列車と被るのを嫌ったのと、キャパがあるので時間ギリギリに着いても多分、私1人分くらいの撮影スペースはあるだろうということ。

2016_09_29 甲種輸送 4

それにしても私がここに着いたのは8:40頃で、その直前で雨は上がったのですが、それまでは結構な本降り。長時間待った方たちは大変だったと思います。もっとも私も朝起きた時は、「どこかの駅撮り」という甘い誘惑に負けそうになったのですが、天気は回復方向という予報を信じてここまで来ました。

2016年09月28日 20時56分

ラ・マルせとうち(8)宇野駅前をしばし散歩。

11:10分に着いて11:38発で岡山に戻ります。2016_09_10 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)_91

その短い時間を使って宇野駅前をしばし散歩。最初は「“海”だけは見ておこう」と思っていたもののなかなか目と鼻の先の海に辿り着けません。

2016_09_10 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)_92

少し先には「愛の女神像」(作:ドルヴァ・ミストリー)。「たまのの恋愛スポット」の看板もあり、左側のお尻にタッチして願い事をするのだそうですが、男一人ではそんな勇気は出ない…。

2016_09_10 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)_97

駅との位置関係はこんな感じ。

2016_09_10 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)_93

思いのほか時間がかかったもののやっと海を目の前にする。

2016_09_10 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)_95

「ラ・マルせとうち」の乗客の方たちはそれぞれ思い思いの場所に出掛けたようですが、私の宇野駅界隈探訪は終了。ところで連絡船はどこから乗ったのだろう???

2016年09月27日 20時54分

ラ・マルせとうち(7)宇野駅のオブジェ。

昭和50年(1975年)3月23日以来の宇野駅到着。

2016_09_10 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)_82

連絡線があった時代にきたことしかない上にそもそも写真を撮っていないこともあって記憶がなく、かつての宇野駅と今の宇野駅の違いが分からない。

2016_09_10 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)_84

ともあれ終点に到着。ぶれぶれぼけぼけの写真で恐縮ですが、右側の電柱の「津波避難」はかつてはなかったはずです。

2016_09_10 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)_103

「ラ・マルせとうち」が走り始めて設置されたと思しき装飾。ここはみなと町です。

2016_09_10 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)_89

でっかいオブジェが出迎えてくれる宇野駅。

2016_09_10 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)_99

「海からの贈りもの」(作:白井美穂)。思わず下から上までしっかり見てしまいました。何だか楽しい。



ADVERTISEMENT

電子書籍「稲見駅長の鉄道だよ人生は!!」
稲見駅長の鉄道だよ人生は!! ―各駅停写の旅―

カレンダー

2021年2月
« 7月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28  

プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!