2016年08月27日 20時08分
ここでも動画も回しています。雰囲気をお楽しみ下さい。
なお毎度ですが、シャッター音はご容赦下さい。
新金谷からレンタカーで移動。
まずはジェームス号の撮影。場所は定番中の定番スポットと言える川根温泉笹間渡~抜里間の大井川第一橋梁。
14:49。千頭を14:10に出発した列車は山中に汽笛をこだまさせつつ、その姿をゆっくり現しました。
何度シャッターを押せば気が済むのだと言いたくなるほど画角を変えながらトライ。
温泉に入っている方たちも見物しています。一応掲載禁止画像にはなっていません。確認しました。(笑)
8月6日はトーマスの運転はなくジェームスだけだったからなのか、この俯瞰できる場所にいたのは私達2人だけ。またこの位置から少し下のどちらかと言えば真横に見ることの出来る場所にも数人の撮影者がいただけです。なおその場所に、昨年の大井川鐵道/ビール列車で知り合った方がおられ、本当に偶然でオオびっくり。坂を下る途中で名前を呼ばれて、世間は狭いと実感です。
もう一つ(1人?)おまけ。川原の真ん中に点にしか見えないのですが撮り鉄さんがいます。その方が今年のビール列車の予約を取ってくれた幹事さん。ビール列車の車内で、この日の成果を参加者で確認中、自己申告で発覚しました。カメラでぐりぐり拡大してみたら確かに本人でした。皆、同じような行動パターンですね。
2016年(平成28年)8月6日。遠州鉄道の次は大井川鐵道に移動。
浜松発12:50に乗車。
金谷着13:29。当初の予定ではもう1本早く動こうかと思っていたのですが、遠州病院での撮影を入れて遅らせることにしました。
最初の狙いのジェームス号には時間があったので、まずは新金谷駅北側の踏切で撮影。新金谷着13:52の旧南海電車。
電車通過後に踏切に入って後追。駅を背景にしたこうした構図、結構好きなんです。
南海21000系通称“ズームカー”。「大運転を行っていた」とここで書いても知っている人は多分少数派ですね。そうそう、大運転とは南海高野線の難波~極楽橋の平野部~山岳区間の直通運転のことで、私は昭和54年10月13日、正に極楽橋から難波まで大運転で乗っています。ただこの時は高野山ケーブルには未乗です。まだケーブルカーの完乗を目指しておらず、その後悔しい思いをしました。もっともおかげで南海高野線の素晴らしい景色を楽しめたので、それはそれで良しといったところです。
ということで極楽橋駅での懐かしの1枚。
※急勾配が続く、急カーブが続く山岳区間と平野部との直通は車両の技術的には大変なことです。詳しいことを知りたい方は是非、自力で調べて下さい。この電車のファンになること請け合いです。それにしても「ズームカー」と名付けた人に脱帽。
本日は動画。シャッターの音とか風切り音はご容赦下さい。
まずは30形。
そして2000形。
何となく違いをお楽しみいただけたでしょうか?
なお遠州鉄道2/1000形の動画もあるのですが、音の違いを楽しんでいただくためにこの2本にしました。
折り返し11:48発なので、結構慌しい。と、何だか2両を増結するかのような雰囲気が…。
30形と1000形は連結出来ない形式なので、昼からの増結準備だったようです。やっぱりね。
慌てて駅外に出て駅舎の写真を1枚。その後速やかかに電動車25に乗り込みましたが、その「25」の乗客はほぼ同好の方と思われます。
時間があれば車庫で休む電車も撮影したのですが、11:48発の電車で折り返す関係で時間が無く、車内からの1枚でお茶を濁した次第です。
遠州西ヶ崎駅で電気機関車ED282とホキの撮影はお約束。到着して出発までのあっと言う間にかろうじて撮影。この駅では進行方向でホームの右側に着きましたが、そういう運用なのでしょう。
積志で交換。んっ?右側通行?この写真だと良く分かりませんが、私の乗った電車は右側に向かい、ホーム反対側の電車は左側に向けて発車しました。
この駅からは列車交換を注意していたのですが、どうやら右側通行と左側通行が混在しているようでした。
本命の撮影は終わりましたが、この後30形が新浜松から折り返してくる電車に乗り込み音を楽しむ予定だったため、その出発時間までもう少しこの場で粘ることにしました。
などと私が主語で書いていますが、本当のところは「撮り鉄初心者」で「乗り鉄」である私の為に、同行者が「乗り」も組み入れた完璧なスケジュールを立ててくれていたのです。
まずはさぎの宮発11:02の西鹿島行き。
後追いで一枚。青空が気持ち良いですね。
横位置。さぎの宮11:06発の新浜松行き。
この場所での〆はさぎの宮11:18発の新浜松行き。たまにはこんなのもありかな?という1枚。
吊り掛け電車の30形はさぎの宮発11:26。
モーターのある30形(25)ではなく、モーターのない30形(85)に乗車。何でかと言えば、25が混んでいたから。85はそれに比べ空いており、ほんの少し遠いところで唸りを上げるモーター音を楽しみました。
西鹿島到着。同じホームの向こうに電車が止まっている終着駅の風景。
この日の最終的な目的は大井川鐡道のビール列車。ここ数年、毎年呑み(乗りではありません)に出掛けているのですが、ただそれだけでは勿体ないので、浜松工場の「新幹線なるほど発見デー」とスケジュールがあった年はそこに出掛けてからであったり、そうでない年は天竜浜名湖鉄道の「転車台・鉄道歴史館見学ツアー」に参加したりした後、集合場所の新金谷に向かっていました、
で、今年は同じく参加する鉄友さんに「前半戦はどうします?」と『同行したい』という下心ありありで聞いたら、「遠州鉄道で30形を撮って、大井川でジェームス・川根路を撮影の予定です。ご一緒しませんか?」とのありがたいお言葉。二つ返事でありがたく連れて行ってもらえることになりました。
ということで10:38に「さぎの宮駅」で下車。定番のお立ち台でまずはさぎの宮10:42発進浜松行きで肩慣らし。
続いて新浜松駅で見かけた30形を撮影。定期列車ではなく回送でしたが、単線で12分間隔なのに更にこんな電車が走れるなんてある意味、凄い。
さて先に「30形を撮影」と書きましたが、狙いの30形はこれではありません。
10:54過ぎ、新浜松に向かう本命の30形の編成/モハ25+クハ85が登場。この電車の運転は遠州鉄道の公式ウェブサイトでも鉄道ファン向けにわざわざ紹介されるほどで、この日の多くの鉄道ファンがこの地にやってきていました。
この電車は、モーターから車輪に動力を伝える方式が吊り掛け駆動という昭和の時代は当たり前に見られたものの、今は本当に数少なくなったタイプの電車で、外見よりは、車内に響くその豪快なモーター音が人気です。
浜松駅に10:07着。青春18きっぷではなく、マナカで乗ってきた残念な私。
313系R101編成とはここでお別れ。
遠州鉄道の新浜松駅は徒歩数分。この日は何かイベントはあるようで、その準備が行われている中を歩きます。
「あかでん1日フリーきっぷ」(1000円)を買って早速ホームへ。
おっ、30形(モハ51+九派1)が停車中。何と幸先の良いことよ。しかしその電車には乗らず2000形2001編成の新浜松10:24発西鹿島行きに乗車。
遠州鉄道は全線単線にも関わらず何と12分間隔。頻繁に対向列車と行き違います。八幡駅でも交換。
遠州鉄道は、昭和51(1976)年6月2日と昭和61(1986)年10月5日の2回乗っていますが、その違いは高架化前と後です。自動車学校前駅で高架を降り、私の知る風景が戻ってきました。
※昭和61年は曳馬までしか乗っていません。
それよりお恥ずかしい話しですが、助信駅~上島駅間が高架になったのを知りませんでした。鉄道誌をちゃんと読んでいないことが露呈しました。