2015年09月03日 20時18分
展望車ならではの最後尾からの風景(動画)。
大井川を渡る40秒弱ですが、しばしお楽しみ下さい。
平成27年8月1日(土)。ビール列車は17:16に新金谷駅のホームに入線。
ただ金谷からのビール列車接続電車(金谷発17:40)が到着しないとホームに入れないので、駅外から撮影。
東海道線のダイヤ乱れから接続列車も到着が遅れ、それでも10分遅れの18:10に出発しました。ところで今回はこの展望車が私たちの宴会場。
「乾杯!!!」同席の方たちはうちの社員。奥の2人はただの陽気なおじさんで手前左側の方は私と同類です。
なおこの席は展望車の中にある個室。今回は鉄道友の会名古屋支部の方が中心となり、展望車を1両貸しきってくれたので、こんなところで呑む機会に恵まれました。
展望車に乗ったら体験したかったこと。窓からの川風を感じて旅を楽しむのではなく、車外で直に川風を感じること。最高!!
平成27年(2015年)8月1日(土)。
この日は大井川鐵道の『納涼 大井川「生ビール列車」』の日。私にとってここ数年皆勤賞なのは豊橋鉄道の「おでんしゃ」と「生ビール列車」だけです。
生ビール列車は
【往路】
新金谷18:00→ビール列車→19:13千頭
【復路】
千頭19:30→ビール列車→20:44新金谷20:50→乗継電車→20:54金谷
こんなダイヤになっており、私はつまみの買出しもあったので一応17:00に新金谷到着を目指していました。
さて前日東京に宿泊していた私は、午前中は私事都合で過ごし、新横浜発14:46のこだま663号で静岡(15:50着)を目指しました。その車内で知人から東海道線の用宗~焼津間で線路内に放置された自転車と電車が接触し、東海道線が止まっているとの連絡。新幹線車内でも案内があり、静岡から在来線に乗り換えて金谷に向かう私はドキドキしながら下車しました。
15:53頃の静岡駅の掲示板。14:01発がまだ到着していない模様。ただ動いているのはわかったのでただひたすら待つしかないと覚悟を決めていました。
15:56頃に電車が到着。乗降が終わって直ぐに出発となり、もともと乗る予定だった16:01発よりも少々早く静岡駅を離脱することが出来ました。途中、用宗駅を過ぎた踏切でJRの保線の方と思しき方々がおられそこが多分、事故現場。藤枝駅では6連の電車が側線にいてそれが多分、事故にあった電車。と上り線をEF64が牽く東京メトロ車の甲種輸送。全て写真にとれず残念。そんなことより早く金谷に着きたいという気持ちがはやっていました。(甲種輸送は撮影した知人あり)
結局16:30には金谷駅に無事到着。となれば大井川鐵道/新金谷の車庫見学に十分間に合いそうと言うことでタクシーでショートカットしました。歩いても歩けない距離であり、ひょっとして大井川鐵道も東海道線のダイヤ乱れに合わせてダイヤ調整を行っているかもしれないということはあったもののそこは割り切りました。
C11190。
C12164。車庫見学の前にポチっと撮影。
鉄道ダイヤ情報400号記念イベント「鉄夜博」。私の当選番号は364。18:30開場とのことでしたが、とにかく暑い日だったこともあってか10分ほど早く中に入ることができました。
今回の2度目の訪問ですが、何せ人が少なくゆったり気分。
腹が減っては戦が出来ぬとばかりに事前に申し込んでいた「鉄カツダイヤ弁当」でまずは夕食タイム。
パンチの効いた海苔のデザインだけでも十分にノックアウトされました。
私にとっても今回の目玉はやはりEF551。ムーミンの名で親しまれているこの機関車ですが、恐らく、いや間違いなく私が見たのはこれが初めてです。今回はこの機関車が戦時中に機銃掃射を受けたこともあるという話も聞くことができ、有意義な時間を過ごすことが出来ました。
最後に鉄道ダイヤ情報/助川編集長と2ショットで記念撮影。いい思い出が出来ました。(ブログ掲載許可済み)
最後に「鉄夜博」参加記念のタオル。「SLダイヤ情報」創刊号の表紙を飾ったC58365が描かれています。
実はもらった時に直ぐにピンと来ず、間を置いて「創刊号」だと気付きました。どれだけの方が「オっ」と思ったかは分かりませんが、C58と言えば「SL銀河」のイメージが定着しているのでそう思った人もいるかも…。
それも含めて1つの鉄道趣味誌の大きな節目に立ち会えたことは感慨無量で、有給休暇を取って遠路はるばる大宮まで来た甲斐がありました。
岳南電車を終えた後はひたすら大宮を目指します。
14:34発の熱海行き。これも混雑しており、夏休みだからかどうかは分かりませんが、今回も私は座れたものの立っている人多数。また三島当たりで新幹線に乗り換える人が下車するかと思いきや、それと分かる人もいたものの乗ってくる人も多く、通勤電車並みの乗車率で丹那トンネルを抜けました。
(熱海着は15:08)
熱海では15:11発の快速アクティーにも間に合ったのですが、SUICAでグリーン券を購入すべく、1本遅らせて15:27発の上野東京ライン/宇都宮行きに乗車。(大宮着17:52)
ところでこの電車は大船で小田原始発の湘南新宿ライン/高崎行きに抜かれるのですが、大宮着は17:53で私の乗った電車の方が1分先着。東京圏の電車は本当に選択が難しいと実感しました。
15:44に金山駅の押印が入った青春18きっぷの写真をやっと撮影。考えてみればここまではどの電車も混んでおり、やっと一息。
窓外の風景を楽しむ心のゆとりも生まれていました。
本吉原まで行ったのは特別な理由はなく、その後の時間の都合で、この駅辺りが時間の限界だったことにあります。13:05に降りて、撮影できる場所を探しつつ岳南原田発14:10に乗る予定でした。
本吉原と岳南原田の中間地点に近いところにかけられた鉄橋。ここで岳南原田を13:37に出た吉原行きを撮影。実はこの前にもう1本、下りの電車が走っているのですが、それが何と想定外の8000形。2両編成と言うこともあってこの場では撃沈してしまいました。まあ単に私が思い込んでいただけで、それならそれで撮りようがあっただけに…準備は念入りに行いましょう。という教訓。
さてこの川ですが、コンクリートの護岸と工場地帯を流れる川なので、あまりきれいな印象を持っていなかったのですが、覗き込んでビックリ。流石に富士山の麓だけあり、清流でした。
うどんやさんが併設された岳南原田駅。
そこには驚きの掲示が出されていました。何と電車が2つ先の岳南富士岡から先の区間で運休中。念のため駅員さんに確認したら、次の吉原行きが終点に到着したら全線を2時間ほどストップさせて修理をするとのこと。
14:10の電車で吉原に戻るのは予定通りなのですが、ギリギリ運に助けられた気分です。
かくして岳南電車の撮影終了。
吉原駅で降り、岳南電車に乗車。私の世代ですとやはり“岳南鉄道”がしっくりきます。
岳南電車吉原駅で本吉原までの乗車券を買ったら何と硬券!で、ついでに入場券も買ってしまいました。因みに2枚買っており、1枚には鋏(はさみ)を入れていません。
東海道本線吉原駅から見た岳南電車吉原駅。JRとの専用の連絡通路があり、それを使えばほんの数分で乗り継げます。ただ私は一旦JRの改札外に出て岳南電車の駅に向かいました。
吉原着12:46、折り返し吉原発12:58の岳南江尾行き電車を吉原駅のホームで迎え撃ち。
貨物輸送が多かった時代の名残りか、貨物側線の一番端にある電車線を遠慮がちにゆっくり向かってきました。
岳南鉄道の7000形。旧京王3000系。私にとっては京王帝都電鉄井の頭線の電車としてこのデザインは頭にこびり付いています。ところでここ数年、かって乗車した路線の乗り直しをやったりしていますが、ここでの発見は7000形の顔が両方とも京王3000系の特徴あるデザインとなっていること。今更な感想で恐縮ですが、そんなことを面白いと思う私です。
静岡鉄道の次は岳南電車。ということで清水駅からスタートです。清水駅は2~3度は使っているはずですが、今はこんな橋上駅。前がどんな感じだったかは思い出せず。
12:05発の熱海行き。国鉄を感じさせる211系(SS1編成)です。この電車も混んでおり、立っている人も結構いましたが何とか座ることが出来ました。青春18きっぷの常連さんにはあまり評判の良くない静岡地区のロングシートですが、乗ってみての実感は乗客も多く、意外と途中駅での乗降も多く、ある程度は止むを得ないかなといったところです。
吉原着12:32。駅を降りる際に気付いたのですが、この駅は思いもよらぬ時間帯による無人駅。夜間帯に無人となる駅はままあるのでしょうが、昼休憩がある駅はあまり経験がないような気がしています。
春日町から11:17発に乗り、次の場所への移動。
直ぐ(11:18)に「徳川家康公顕彰四百年記念ラッピングトレイン」(1002号編成)とすれ違うのは分かっていたので車内から1枚。
続いて「リバイバルトレイン」(1007号編成)を11:22に同じく車内から確保。ガラガラの電車の先頭に陣取って写真を撮り続けるのはなかなか勇気が要ります。
最後は11:28に「劇団四季・美女と野獣ラッピングトレイン」(1006号編成)をGETして静岡鉄道の全ラッピングトレインの撮影を終了しました。
最終的に当てずっぽうで「御門台」にて下車。「ちびまる子」ちゃんを撮影して撮影終了。
新清水駅の駅舎を11:44に撮影して静岡鉄道とお別れ。
ところで来年には新型車両が投入されることで話題になっているこの鉄道ですが、乗客も多くこれからも期待したいと思っています。