2015年08月04日 20時49分

リゾートビューふるさと(5)しなの 22号は満席。

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松本駅。

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昭和52年に現役を引退した松本駅表札。今も“現役”ですが、足を止める人も少なくちょっと寂しい。

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313系もJR東管内で見ると結構新鮮。中央線の電車は松本までの直通も多いので珍しくはないのですが…。

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松本17:48着の特急あずさ21号。

E257系もその内になくなってしまうかと思えば、撮影しづらい時間帯ではあるもののシャッターを押してしまいました。

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17:51発の特急(ワイドビュー)しなの 22号到着。何故かこの日(と言っても6月14日のことなので今更感満載ですが…)、この電車の普通車指定席だけが早くから(と言ってもその週の火曜日ですが)満席となっており、危ないと思った私はJR東日本のえきねっとでグリーン車を予約していました。

えきねっとは「しなの」のようなJR東日本~JR東海の直通列車でも、座席表での個別予約は出来ないもののとりあえず“予約”は出来ます。「リゾートビューふるさと」同様、上田駅で発券しましたが、乗ってみればグリーン車も予想通り塩尻で満席。JR東日本管内を走る列車の予約をする際、みどりの窓口に行く時間が無い時はもっぱらこれを使っています。

※私が乗った「しなの」の次の「しなの」も、松本駅の案内では普通車は満席となっていました。

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晩御飯はコンビニ弁当。でも「おやき」で信州を演出してみました。

かくして充実の2日間を無事終えることが出来ました。

2015年08月03日 20時47分

リゾートビューふるさと(4)松本駅到着。

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大糸線はかつて幹線並みに特急・急行が走る大いなる観光路線でした。それだけに交換駅も多くありますが、今は行き違うのは各駅停車ばかり。

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読めそうで読めない「一日市場(ひといちば)」駅は17:02頃に通過。

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松本盆地。松本駅を一直線に目指します。

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犀川(さいがわ)を渡ればもう少しで松本駅です。

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長野行き特急(ワイドビュー)しなの 17号とすれ違い。

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いよいよ松本駅に入線です。

17:15着ということで約1時間の短い旅でしたが、結構満足度の高いひと時でした。贅沢を言えばこのまま姨捨の絶景も楽しみたいところですが、そろそろ帰らねば翌日の仕事に差し障ります。若い時ならともかくこの歳になると十分な休養が無いと仕事に取り組むことが出来ません。まあそれもありますが趣味は無理をしてまでするものではないと今は悟っています。

2015年08月02日 20時45分

リゾートビューふるさと(3)穂高駅。

2015_06_14-リゾートビューふるさと_30 穂高駅は16:40着の16:51発。ここで編成写真を撮影。実はこの時、ポツリ、ポツリときており嫌な予感がしたのですが、それで留まってくれました。 2015_06_14-リゾートビューふるさと_31 駅頭にあった人形。この地には穂高人形というものがあるとのことで、歴史の一こまを再現しているそうです。 2015_06_14-リゾートビューふるさと_32 穂高駅全景。 2015_06_14-リゾートビューふるさと_34 その一角には道祖神があります。恐らく一定年齢以上の方で、信州の旅をしたことがある人には郷愁を誘うのでしょうが若い人には何だろう?ということでしょう。 30年ほど前、信州で取材すると大抵撮影していた覚えがあります。

2015年08月01日 20時43分

リゾートビューふるさと(2)車内と車窓。

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「リゾートビューふるさと」のロゴ。季節感の作り方がGOODですね。四季を通じて風景を楽しむことの出来る大糸線~篠ノ井線を走る列車にピッタリです。

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車内は本当に空いていました。やはり梅雨時だからですね、きっと。

私の席は先頭の右側の席ですがご覧のように目の前が柱で、正解なのは1番C席でした。今後の参考にして下さい。

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展望室の後ろにはモニターがあり、前面展望をここでも楽しめます。

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が、やはり展望室から直に見るのが一番。

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大きなガラスの向こうには安曇野の美しい景色が流れていきます。

それにしてもこの車両のガラスも本当に透明!その整備状況は素晴らしい。

2015年07月31日 20時37分

リゾートビューふるさと(1)信濃大町駅。

  • 上田電鉄
  • しなの鉄道「ろくもん」
  • 北陸新幹線(長野~軽井沢)
  • IRいしかわ鉄道
  • あいの風とやま鉄道
  • 富山地方鉄道市内軌道線(富山駅乗入)
  • 富山地方鉄道ダブルデッカーエキスプレス
  • 立山黒部アルペンルート

と、乗りに乗った6月13日(土)、14日(日)の2日間でしたが、最後の最後に欲張って「リゾートビューふるさと」に乗りました。

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乗車区間は信濃大町~松本間。指定席券はJR東日本の「えきねっと」で購入し、上田駅の自動券売機で発券しました。「えきねっと」で座席指定をしようとしてあまりのガラガラさに心配に成程で、でもまあ乗りたかったのでOKではあります。しかも先頭車の1番D席。が…。それはまた明日。

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さて信濃大町駅。昭和の時代には観光客でいつもごった返していた記憶がありますが、今はどちらかというと閑散。30年前の日曜午後なら東京・名古屋に向かう人で埋まっていたのでしょうが時代の流れを感じます。

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大町駅構内にいた保線車両。2両の除雪用モーターカーはここが雪国であることを教えてくれます。とか適当なことを書いていますが、実はこの車両、線路上ではなく、側線横に置かれていました。つまりこれはヘッド部分だけに実際にはモーターカーに組み付けられて使うもので、このままでは使う事は出来ません。

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大町駅名物/黒部ダム建設時の作業員のコスプレキット。若い観光客の方が記念写真を撮っていました。何年か前にもあった記憶があります。

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16:13。HB-E300系入線。

この形式は平成22年12月6日に「リゾートしらかみ」で乗っていますが、走る路線が違うとやはり趣が違いますね。

余談ですがこの写真、この位置でカメラを構えていたら目の前に若い男性が同じ様にカメラを構えて入り込んできました。私は構えていたカメラを下ろして撮影を諦めたのですが、その方と同じグループの方が私に気付いて目の前の男性に注意の一言。おかげで撮影でき、この後私はそのグループ全員にお礼の言葉をかけました。気遣い、譲り合いの精神は心を温かくしてくれます。

2015年07月30日 19時05分

中京テレビ関係者限定お立ち台。名古屋駅界隈を撮る。その2

工事現場だからということではなく、そもそも撮影できる場所が限られるのがビルの屋上です。

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まずは名古屋駅を出発する新幹線。新幹線ホームはこれ位しか見る事は出来ません。

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この撮影地の面白みはやはり行き違う列車の重なり狙いです。ただこれがなかか思うタイミングで列車が走らない。新幹線+近鉄はこの場に立てば誰でも考えるところでしょうが…。

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だから何なのかの一枚。近鉄名古屋14:00発のアーバンの「出る電」を待っていましたが、顔出しのほんの少し前に新幹線は通過していきました。「顔」+「顔」でなくとも「近鉄の顔」+「新幹線のサイドビュー」でも十分と思っていましたので私の日頃の心がけの“良さ”の結果でしょう。

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近鉄+貨物はまずまずかな。貨物は本数が少ないだけにダイヤとにらめっこしつつシャッターを押す瞬間だけは決めていたので、あとは近鉄か新幹線の電車の通過するタイミングが合うことをひたすら祈っていました。

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昨日UPした4枚目の写真のほんの一瞬前の一枚。

贅沢言えば新幹線が架線柱1本分進んでいてくれればもう少しまとまりは良かったと思っています。

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今回の最後の一枚。来年秋からお世話になるあおなみ線に敬意を表しました。

明日からは長野のリゾートビューふるさとの話を書きます。

2015年07月29日 17時25分

中京テレビ関係者限定お立ち台。名古屋駅界隈を撮る。

中京テレビでは、現在ささしまライブ(かっての笹島貨物駅跡)に新しい本社(新社屋)を建設中です。

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新幹線や関西線、あおなみ線からはその姿を見ることができますが、本日その新社屋に出向き、12階で撮り鉄をしてまいりました。その報告です。

※ヘルメットを着用し、中京テレビの工事現場担当者の立ち合いのもと、安全確認をしつつ撮影しています。中京テレビ関係者であってもいつでも立ち入ることの出来る場所ではありません。今回は事前申請、打ち合わせを行い今日と言う日を設定しました。

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まずは南東の方角です。時刻は13:34頃。やはり最初は新幹線。

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2枚目はほぼ同時刻で名鉄電車のスターの行き違い。新幹線も入っていたらベリーグッドとなったのですが流石にそれは欲張りすぎというものですね。

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北の方角はこんな風景が見られます。今は広々とした風景が広がっていますが、もう少し経つと右側で建設中の高層ビル/グローバルゲートが立ち上がってくるのでこんな感じで撮影できる日もそれほど長い期間ではありません。

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真西の方角はこんな感じ。高い建物も無く養老の山々が薄っすらと見えます。これは新社屋が完成した後も、そしてグローバルゲートが完成しても引き続き見ることができますが、鉄道写真的には・・・かも知れません。

2015年07月28日 20時17分

立山黒部アルペンルートを通り抜け(8)関電トンネルトロリーバス。

立山黒部アルペンルート通り抜けの〆は関電トンネルトロリーバス。

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黒部ダム~扇沢間6.1キロ、16分の旅です。

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華やかなラッピングが楽しいです。因みに左にいるのは「くろにょん」という黒部ダムマスコットキャラクターです。

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終点の扇沢はご覧の様なロケーション。架線が張り巡らされている風景を見るとトロリーバスが鉄道であると実感できます。

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バス降車場に1台だけ残ったバス。ポツンとした寂寞(せきばく)感に駆られ撮影。

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流石に世界的観光地だけあり、「扇沢駅」は巨大です。2台並んだバスのうち、右側が大糸線の信濃大町駅行き。バスの座席は半分以上埋まっていましたが大町温泉郷で1/3位の人が下車しており、日曜日とは言え、温泉でゆっくりする方たちが見受けられました。名古屋もそうですが東京にも余裕で帰ることの出来る時間だけに少し意外でした。

2015年07月27日 20時16分

立山黒部アルペンルートを通り抜け(7)黒部ダムの絶景。

立山黒部アルペンルート通り抜けのファイナルイベントである関電トンネルトロリーバスの私が乗ろうとしていたバスの黒部ダム発車は14;05。

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ケーブルカー「黒部湖」からトロリーバス「黒部ダム」は0.6キロ、約10分の歩き旅。

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ここまで来ればジタバタする必要もなく、やっと精神的にゆとりが生まれ絶景を楽しんでいました。

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穏やかな黒部湖。「晴れていれば良かった」などというのは贅沢の極み。この時期に雨に降られなかっただけでもめっけものです。

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黒部ダム。

黒部ダム

 

  • 1994年(平成6年)7月6日撮影。

6月下旬から10月中旬の頃にはこのような観光放水が楽しめ、天候に恵まれるとここに虹がかかります。かつてここに番組の撮影で来た時はキレイな虹を撮影しています。

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黒部ダムの場所からトロリーバスの「黒部ダム」駅まではトンネルの中を徒歩で5分ほど歩きます。そんなことはもう忘れており、バスの発車時間に思いのほかギリギリになってしまいました。

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6月14日(日)の午後2時前の気温は12度。防寒着を一応持っていったものの、歩いていることも多く長袖のシャツに薄手のベストという出で立ち(いでたち)で十分凌ぐことが出来ました。

備えあれば憂いなし。

2015年07月26日 20時14分

立山黒部アルペンルートを通り抜け(6)黒部ケーブルカー。

黒部平から黒部湖へは13:00発の黒部ケーブルカーに乗車。

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0.8キロ、5分の旅。

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日本で唯一の全線地下式ケーブルカーということなのですが、黒部平(1,828m)と黒部湖(1,455m)を結んでいるため“地下”というイメージは私の中ではあまりありません。「地の下」というより「土の下」でしょうか。

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このケーブルカーでも交換あり。

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黒部湖駅が見えてきました。

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他の乗客の方が降りるのを待ち、一枚撮影。私と同じような方が数人見えましたが、“同好の士”というより観光客と見受けました。おおっ、私も「観光客」だ。傲慢な表現を反省。

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とっその時、13:07にケーブルカーが動き出した!次の発車は13:20のはずでしたが、ロープウェイ同様臨時便が運転されるようです。

そういえばこの日は、私も立山高原バスの臨時便に乗っており、かつ立山トンネルトロリーバスも団体ではない個人客も乗れる臨時便が運転されていました。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!