2015年06月25日 19時41分

上田電鉄別所線/まるまどりーむ号(Mimaki号)。

別所温泉13:06発はまるまどりーむ号(Mimaki号)。

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駅舎の水色と電車のカラーリングがマッチしています。

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丸窓ラッピングは思いのほか雰囲気を出しており、乗客に柔らかい印象を与えているのではないでしょうか?

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車庫のある下之郷駅で途中下車。狙いは側線に停まっている6000系電車。の、はずだったのですが、何故かその6000系が別所温泉方面のホームに停まっている。私の乗ってきた電車は、この駅での交換は無いので頭の中が???

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でもそこには間違いなく6000系が停まっている。

2015年06月24日 19時38分

上田電鉄別所線/別所温泉駅。

駅舎の屋根にあったシンボル。

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真ん中の彫り物は社章だと思われますが、上田交通、上田丸子電鉄はたまた上田温泉電軌の何れの時代のものでしょう?少なくとも上田電鉄ではなさそうです。

まあそれはともかくデザインはどこかアジアの遺跡で見かけるような感じ。

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昭和の歴史を刻んできた駅の玄関。

出入り口というより『玄関』という言葉が似合います。

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ウェブサイトでも確認できる「本日のラッピング電車運行予定」。ウェブサイトは臨時の変更には対応しにくいこともありそうなので、きっとここで最終情報を出しているのでしょう。私にとって“初”の経験ですが、面白いサービスですね。たまには色々な鉄道に乗るものです。

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時代がかった駅待合室内の扇風機。

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木製のラッチの向こうには、今は使われていないホームも見えます。昭和の歴史遺産ともいえるこの駅。国の登録有形文化財に登録できそうな気がします。

2015年06月23日 19時34分

上田電鉄別所線/モハ5250形。

別所温泉駅。1980年(昭和55年)8月15日以来35年ぶりの訪問。

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昔の写真。

別所温泉駅

写真は変色してしまいましたが、恐らく何も変わらない風景。

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私が乗ってきた電車は12:33に上田に向けて出発して行きました。

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そして私が乗るのは13:06発。それまでの時間を使い、モハ5250を見学。

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昭和3年生まれはいい顔をしています。

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外付け式の前照灯ははっきり言って好きです!

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肝心の丸窓は見るのは良いのですが、(反射が多くて)撮影しづらく車内を覗き込んでこんな風に切り取ってみました。

それはともかく(地元の人にも)人気があったのがよおく分かる美しさです。

2015年06月22日 19時31分

上田電鉄別所線/まるまどりーむ号(Mimaki号)と交換。

まるまどりーむ号(Mimaki号)がやってきました。

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分岐器番数が如何にも小さそうなだけあり、その分、進入速度も遅く“おもむろ”に姿を現すという表現がしっくり来ます。

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私にとって丸窓と言えば上田温泉電軌デナ200形電車~モハ5250形であり、上田「電鉄」というより上田「交通」の電車のイメージです。

その『まるまど』電車がこうして今も上田盆地(上田平)を走っているのは、地元企業による地域貢献として特筆すべきものと考えます。

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中塩田駅には保線車両が留置されています。スノープラウ(除雪装置)が付いているので、この辺りでは時に、それが必要な程度の雪が降るのでしょう。

取りあえず目に付いたモノはこうして写真に撮っていますが、上記の感想は家に戻ってから写真の整理をしている時に考えていることです。

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いよいよ終点の別所温泉。保存されている元祖「丸窓電車」が見えてきました。最後の勾配を昇るのにもう一踏ん張り。

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12:26の定時着です。昭和レトロ感満載の駅。

2015年06月21日 19時28分

上田電鉄別所線/自然と友だち2号。

上田11:57発の別所温泉行き。

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「自然と友だち2号(1003-1103号車)」です。

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上田電鉄のウェブサイトには車両運行表がUPされており、

1)1000系(1001-1101号車)

2)自然と友だち1号(1002-1102号車)

3)自然と友だち2号(1003-1103号車)

4)まるまどりーむ号(Mimaki号)(1004-1104号車)

5)6000系(6001-6101号車)

6)まるまどりーむ号(7255-7555号車)

の6編成がどのダイヤで運転されているかが一目で分かるようになっています。

原田泰治さんのデザインによるラッピング電車。何だか良い感じ。

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カラフルですがそれが1000系の車体と上手くマッチングした感じで、その外観から乗るだけでも楽しい気持ちにさせてくれそうです。

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上田原(うえだはら)駅。交換可能駅です。

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短いホームに木造駅舎。地元の人の想いはともかく地方の小私鉄の典型的な風景は郷愁を誘うと共に愛着を感じます。

2015年06月20日 20時16分

しなの鉄道しなの鉄道線「ろくもん」の指定席券。

篠ノ井駅からはしなの鉄道しなの鉄道線に乗車。

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10:54発の小諸行きに乗車。(写真右側)

写真左側の電車は10:52発の長野行き。

初めてみるしなの鉄道の115系電車。今やクラシックな部類の電車ですが、シックなしなの鉄道カラーが結構似合っている気がしました。

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坂城駅で保存中の湘南色の169系。

駅構内のどこにあるのかまでは調べてなかったので乗っていた電車の先頭車の貫通扉のガラス窓から覗くのが精一杯でした。この169系、多分急行「信州」か何かで2~3度乗車していると思います。

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さて上田に11:23着。

駅前で真田幸村が出迎えてくれました。でも実はこの写真を撮る前に向かっていたのはしなの鉄道の切符売り場。

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このしなの鉄道の洒落た暖簾も切符売り場で一仕事した後に撮影したもの。

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で、この駅で真っ先にした『お仕事』は「ろくもん」の指定席のGET。

一応2日前に空いているのは電話で確認していましたが、当日の空きがあるかどうかはある種の賭け。でも賭けに勝ちました。これでこの日のその後の予定が全てFIXしました。

それにしてもA5サイズの巨大な指定席券。比較用にしなの鉄道の乗車券と「しなの」の乗車券・特急券を並べてみました。時刻表付きはナイスですがやはり大きい。因みに偽造防止のすかしあり。

この指定席券の発券方法ですが、指定席の管理はオンラインのパソコンで行われているようで、席が取れるとプリンタからA4サイズの紙が出てきて、その半分を鉄道会社の保存用にし、半分を乗客に渡しているようでした。(だからA5サイズなのかな)

昭和の時代、手書きで指定席券、寝台券などが発行されることもあった時代とは隔世の感ありです。これならそれほどの座席数を販売しない鉄道事業者でも大きなシステムを導入する必要が無さそうで、良いアイデアと感じました。

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その「しなの」の乗車券・特急券に押された車内改札印。「ありがとうございます 名古屋運輸区」とあるのを初めて知りました。前から使っていたのかも知れませんが何せあまりJR東海の在来線特急を使わないので、見過ごしていたのかも知れません。時代は変わる…。

(追伸)JR東海のウェブサイトで、車内で乗車券等の確認を行う行為を「車内改札」ということを改めて確かめました。一方、私の頭の中は相変わらず「車内検札」のままです。このブログにUPする用語については出来る限り鉄道事業者の公式の見解に基づくように努めています。

2015年06月19日 20時06分

上田電鉄、しなの鉄道「ろくもん」そして北陸新幹線。

ドイツの鉄道シリーズは暫くお休みします。

2015年6月13日(土)、千種駅に朝7時50分頃到着。

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空が青い!

梅雨時とは思えない晴天に恵まれました。もっともこの日から2日間の旅を決断したのは6月9日(火)。週間天気とにらめっこし何とか土・日とも雨降りは無さそうと判断したからです。

この日は

1)上田電鉄

2)しなの鉄道「ろくもん」

3)北陸新館製

こんなところを廻りました。

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最初の目的地は長野県の上田市。ということで千種駅8:06発のしなの3号に乗車。まずは篠ノ井を目指します。

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見えれば良しとしていた木曽福島駅に保存されているD51775も何とかカメラにも収めることが出来ました。

それにしても振り子電車は速い!上松駅にほど近い浦島太郎伝説の「寝覚ノ床」もあっという間の通過で、かつて列車内で車掌さんが案内放送していた時代があったのを思い出しつつ、もっとも383系「しなの」で放送されても乗客の方でその地を確認することは難しいでしょう。

昭和の時代にディーゼルカーや客車に揺られていた時代は一体何だったのでしょう…と懐かしんでしました。

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この善光寺平の絶景もあっと言う間に通り過ぎます。いつかは姨捨の駅に降り立ち、じっくりと味わいたいと思いつつ未だその願いは叶っていません。

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この風景を最初に見たのは多分、15歳の時。もう46年も前のことです。夜行急行「きそ」で冠着トンネルを抜けると眼下には白一色の海が広がり、その向こうに山並みが見えていました。それが標高が下がるにつれて霧が晴れ始め、暫くすると幻想的なまでに美しい善光寺平がその姿を現し始めました。列車の速度が遅い時代だったからこそ出来た経験です。

列車から見る風景を覚えていることはどちらかというと少ないのですが、何故かここの風景だけはしっかりと記憶しています。日本三大車窓の面目躍如。

2015年06月18日 20時06分

ドイツのナロー/レスニッツグルンド鉄道(8)トラムから見た平面交差。

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もう心残りがしないと思えるまで列車を見送ってお別れ。

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もう2分この電車の到着が早ければ2ショットが撮れたのだがとか悔しがってもこれだけは致し方ありません。何事も諦めが肝心です。

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電車の車内から見た平面交差。

こうして4月19日(日)の鉄活が終わりました。

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最後に市内をそぞろ歩き。名所の写真も撮影しているのですが〆はやはりトイレ。ホテルで配布されていた地図にあったので探して行ったのですが、エルベ川にかかる橋のたもとで案内看板が見当たらない。景観を壊さないためとは思うものの、ただここのおかげでこの後1時間近く散歩。

翌日は今回のドイツ旅で初めての終日ほぼ乗り鉄です。

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とここまで書いていてトイレで終わりでは寂しいので晩御飯もUP。

カルプスリュッケンステーク(Kalbsrückensteak/仔牛のステーキ)とベアラウフ(Bärlauch/香草の一種?)のリゾット添えというメニュー。

17.9ユーロ。

この選択が出来るのも2人連れのおかげ。レストラン、ビストロ等飲食店の選択の幅が広がります。豊かな朝食・昼食はイベント目白押しのため望むべくもありませんが、ともかく夜は楽しい時間を過ごしていました。

※一人旅では駅構内等のカフェで食べれば良い方で、やスーパー・コンビニでの買出し、テイクアウトをホテルの部屋で一人黙々と食べる事は多い私です。

(余談)ドイツだけではありませんが、ビールは瓶でしか売っていないお店もあり、栓抜きは私の必需品だったりします。

2015年06月17日 20時04分

ドイツのナロー/レスニッツグルンド鉄道(7)ヴァイセス・ロス駅の平面交差。

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今回のドレスデンへの旅で蒸気機関車は翌20日(月)も撮影する予定ですが、『乗る』のはこれが最後のチャンス。

往路に比べ帰路はどんどん標高を下げて行く旅の為、オールドタイマーの走りにも余裕が感じられます。

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帰路はヴァイセス・ロス(Weißes Roß)で下車し、4系統のトラムで市街に戻ることにしていたのですが、その到着直前、進行方向右側に見つけてしまいました。

とっても可愛い庭園鉄道。今猛烈に気になっています。

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何はともあれヴァイセス・ロスで下車。

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目の前をまたしてもトラムが通過していきます。

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トラムの電停で「Landesbühnen」(ランデスブーネンとでも読むのでしょうか?)と「Wasastr」(バサストラッセ???)の間にある平面交差。

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ゆったりと通り過ぎて行きます。

往路、復路とも同じ車両に乗車していた家族連れのお父さん(「乗り鉄」とお見受けしました)が手を振ってくれました。(写真には写っていませんが…)

2015年06月16日 20時56分

ドイツのナロー/レスニッツグルンド鉄道(6)機関車と客車の連結。

ラーデブルクの駅舎。

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中にはトイレと規模は小さいもののカフェがあります。この『トイレ』の存在は本当に助かります。

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客車の中に“トイレ”はありますが、鍵がかかっていて使えません。なお起点のラーデボイル・オストにもトイレがありますが、私が見た限り男女共用の1つだけですので、使われる方はご注意を!(ドイツ鉄道の駅舎にあります。勿論、有料)

※私のブログで海外の鉄話しをする時は、毎度トイレについて書いています。理由は人間の生理的欲求にも関わらず、ガイドブックや紹介本、ブログ&ウェブサイトでも記載されたものをあまり見かけないからです。

風情の無い話しはこれ位にしておきましょう。

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出発時刻が近づいた15:33。まだ何の動きもありません。ということで静かな駅風景を撮影。

おっと15:40になって動きが出始めました。これはもう数分遅れて出発が確定という事ですね。

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戻りは逆向き。

入れ替え作業も絵になります。

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機関車が客車に近づき、

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15:43に連結。出発時間を過ぎているのでここまで撮ったら直ぐに乗車。うかうかしていると置いていかれることになりかねません。(流石にそれはなさそうですが…)

と思う間もなく直ぐに出発。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!