2015年02月06日 20時48分

北斗星の旅(6)お立ち台/琴似駅-合格祈願。

次にやってきたのが琴似駅。

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ホームの形状から見て安心・安全で、かつ編成写真を撮影出来そうな予感がしたのでここで粘ることにしました。これは小樽方面から札幌を目指す電車。

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こちらは札幌から小樽方面に向かう電車。札幌・小樽両面とも高層マンションが線路に隣接しており、日中に撮影する場合は、太陽光線を計算に入れる必要がありそうです。

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再度、小樽方面。さてなぜここ琴似駅にいるかの理由を説明。実はこの先にJR北海道「札幌運転所」があり、札幌駅までの回送列車が多く運転されています。この電車も回送で、札幌発16:06の室蘭行き「すずらん6号」です。

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この後本命列車の到着までしばし休憩。駅の改札を出たところに「合格祈願」の看板+何かがある???

何と「すべらない砂」を無料配布中。

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「今年は2種類…」とありましたから去年までは1種類だった言う事でしょうか?

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それにしても苗穂、発寒、札幌の各駅では見かけませんでしたし、袋には「琴似駅」とあったのでこの駅だけの計らいなのでしょう。これを作ろうと思うと結構手間でしょうし、いやいや大変。でも駅の方たちの愛情はしっかり感じました。

2015年02月05日 20時07分

北斗星の旅(5)駅撮り/発寒駅-回送街道。

1日戻って1月26日(月)。駅撮りスポットの発寒駅に向かいました。

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小樽方面を望むロケーションはまずまずなのですがご覧の通りホームはやや狭く、撮影するには少なくとも黄色い線の上に立つ必要があり、撮影できるとしたら電車で出た後の一瞬だけだと感じました。

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ということで早々に諦めることにしたのですが、実際の所黄色い線の外側に立っていても快速電車などの通過電車の風圧はなかなかのもので、また居ても良い場所に立っていたとしても運転士さんから見た印象はきっと良くなかろうと思ったこともここを諦めた理由の一つです。

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お約束の駅の外観撮影。やっぱり北海道だよね!と言いたい積雪量。

2015年02月04日 22時03分

北斗星の旅(4)お立ち台/苗穂駅-カシオペア~トワイライト。

1月26日は他にも行っている場所があるのですが、先に1月27日(火)の苗穂駅近くの人道橋。実は前日、1月26日にここに来たのはいわゆる「下見」。本命の撮影がこの日でした。

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JR北海道苗穂工場の入れ替えはなかなか面白いです。これを撮影したのは9:10頃。

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そして本命の「カシオペア」。札幌駅着9:32でしたが殆ど遅れはなくここを9:32に通過しました。

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ツイン専用列車は、1人で動いている私にはハードルの高い存在ですが、いつかは乗ってみたい列車の一つであることは間違いありません。

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「カシオペア」に続いて9:50頃に姿を現したのはもう一つの本命というより大本命の「トワイライトエクスプレス」。今年の3月12日の出発便で廃止される超人気列車でチケットの取りにくさは「北斗星」以上とも言われているのは皆さんの知るところでしょう。またついこの日曜日に札幌を出発したトワイライトが約16時間遅れ、2晩かかって大阪に着いたのが乗客には「ラッキー」と言われるのもこの列車の面白さだったりします。(これについては後日談あり。それはまた日を改めて)

さてこのお手軽スポットにいたのは私ともう一人の2人だけ。平日の午前中ということもあるのでしょうが、意外なほどの閑散ぶり。天候はともかく、雪の中を行く2大寝台特急列車を撮影できただけで、私は大満足していました。

因みに撮り鉄さんに聞いたところやはりここは良く知られた場所とのことで、だからかえって人がいなかったのかもしれません。

2015年02月03日 21時58分

北斗星の旅(3)お立ち台/苗穂駅-オホーツク。

例によってタイトルの「北斗星」がなかなか出てきませんが数日お待ち下さい。。

さてさて羽田発11:00のANA61便で新千歳空港へ。

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このツアーには札幌フリーパス(2日間有効)が付いておりそれで札幌駅へ。フリーパスエリアをフルに利用したわけではありませんし、今はICカードの時代なので切符を買う手間を省くという意味では今一つといえるかも知れませんが、札幌市内をチョコチョコ移動したのでまずは便利でした。小樽まで行って新千歳空港まで使えば元はとれたのかな?

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ホテルの場所が地下鉄で2駅のすすきのだったので、時間節約のためまずはコインロッカーに荷物を預けます。JR系のICカードが使えるようになっており、TOICAを使用。何か不思議な感じです。

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この日の予定は目一杯。翌日の「北斗星」乗車までの時間を使ってプチ“撮り鉄”を楽しもうと思っていたのです。と言っても雪中行軍は避けたいので、まずはお手軽な『駅近お立ち台』狙い。行ったのは札幌駅のお隣「苗穂駅」から徒歩5分の人道橋。雪が美しい。

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人道橋を往復していろいろ様子見をしてみましたが、ここは新千歳空港、旭川方面から札幌に向かう列車の撮影に向いているようです。札幌14:45着の特急「オホーツク」。他にも何本か撮影してからここを離れました。ここに長居は出来ません。

2015年02月02日 21時46分

北斗星の旅(2)品川から羽田空港に向かう。

1月26日(月)は、関東地方で地震があり京成線のダイヤが乱れており、その影響で相互乗り入れの京浜急行もダイヤ乱れ。

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電車が確実に動いていることが分かっていてもこのボードは精神衛生上良くはありません。もっとも旅を続けられるだけでもありがたいと感謝は忘れないようにしていました。傲慢な気持ちは、いつか自分にお返しが来るということを知る歳になっているということなのでしょう。

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混乱するダイヤの中でも京急品川駅から横浜方面に向かう特急電車への増結は行われます。写真の電車はその増結用4両編成。当然と言えば当然の絶対に必要な作業ですが、増結用の電車を引き上げる線にも限りがあるので、こうした非常時の運転指令さんのご苦労が頭をよぎっていました。

※知らない方への情報…京浜急行では最大12両編成の電車が走っていますが、品川の次駅(泉岳寺)から乗り入れている都営地下鉄は8両編成がリミットとなっています。そのためここ品川で4両を切り離しまたは連結する作業が必要な電車が存在します。

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何もこんな時に撮影しなくても良かろうと思いつつ、粛々と行われる作業はやはり目を惹きます。

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さて羽田空港国内線ターミナルまで乗ってきたのは北総鉄道の7500形でしかもトップナンバー編成!まず北総車が珍しい上にトップナンバーに乗車とはラッキーでした。

2015年02月01日 21時37分

北斗星の旅(1)1月26日の旅立ちは新幹線で。

憧れの寝台特急「北斗星」。

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その「北斗星」が3月13日の上野・札幌発を以て定期列車から臨時列車となり、それも8月には無くなるとの報道が出ました。これまで積極的に「北斗星」に乗ろう!とは思っていなかった私もこうなれば話しは別です。ブルートレインの終焉はやはり私にとっても大きな節目なのです。

そしてその北斗星に乗る機会がやってきました。ということで突然ではありますが台湾シリーズを中断し、その話しを先にさせて頂きます。なお台湾シリーズは2~3週間後に再開しますのでよろしくお願いします。

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プラチナチケットと呼ばれる寝台指定券を入手しての北斗星への乗車は、軟弱にもツアーへのエントリーでした。10時たたきに参戦する根性も無い私はひたすらツアーを検索し、観光が一切無くかつ北斗星に確実に乗れるツアーを探していました。そして辿り着いたのがこれでした。

決め手はリクエスト予約ではなく、一発で決定だったこと。参考までに私が探した限りですが、多くの一発決定のツアーは観光付きで、私の希望とは離れていました。

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そして1月27日の札幌駅17:12発の「北斗星」11号車1番下段をGET!

※チケットは新千歳空港のツアーカウンターでの引換えで、号車、席番はその時に知りました。結構ドキドキものだったことをここに記しておきます。

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ただこのツアーの難点は東京発着という点。もっともそれは承知の上での選択で、名古屋駅朝7:32発ののぞみ号に乗り込みました。

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朝を感じながらの乗車。こんなに浮き浮きした気分で新幹線に乗る日が来るとは思いもよりませんでした。新幹線は出張であっても、また旅であっても私にとっては目的地までの単なる移動手段であることが多く、新規開業以外では1分でも早く着いて欲しいといつもなら願ってしまっていたのです。

2015年01月31日 19時35分

彰化機務段(彰化機関区)(3)いすみ鉄道鳥塚社長と記念写真。

私たちがここ彰化機務段に到着したのは14:10頃。転車台のパフォーマンスが始まったのが14:25頃。で、油断していました。

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突然エンジンの始動の音が聞こえたかと思ったら14:30過ぎにまたまた転車台回転が始まったのです。

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機関車が車庫から出て転車台に乗り、一回りして出ていく様子を、お立ち台では多くの方が携帯で動画撮影していました。確かに転車台は一枚写真よりも動画が面白そうですね。

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大勢の観客の前でまるでダンサーが如くダイナミックなターンを見せたR-64の前でいすみ鉄道鳥塚社長と記念写真。

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姉妹鉄道提携の記念行事といったようなそもそも鉄道事業者の行事が組み込まれたツアーと言うのを私は初めて体験しました(そもそも私はこうしたツアーがあると聞いたことがありません)が、このツアーの企画がいすみ鉄道×鉄道ダイヤ情報ということから実現したのは間違いないでしょう。

ところでネットで飛行機からホテルまで何でも手配できる今時の旅行者が敢えてツアーに参加する理由は何でしょうか?ツアー代金が少々高くても参加者が行きたいところに連れて行ってくれて、かつそこでの滞在時間は必要にして十分かつ内容が満足できると言ったような“付加価値”の作り方ではないかと思っています。今回のツアーはそこのところの味付けも良く出来ていると感じました。

ただ旅行会社の立場で考えると、こうしたコアターゲット狙いのツアーの企画の大変さは相当なものでしょう。実はこれ、ターゲットを絞った番組の企画を考えるのと同じだと思っていたので、今回、こんなことを書いてみました。

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さて彰化機務段から次の目的地に行くべく外に出たらそこには台湾の現実。11月30日(日)は台湾各地で行われた選挙の翌日で、この車は恐らく「当選御礼」の街宣と思われました。音量が凄い!ことになっていた。

2015年01月30日 20時33分

彰化機務段(彰化機関区)(2)扇形車庫と転車台の美しさ。

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大型の扇形車庫の構造美について異論を唱える人は少ないと思います。

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扇形車庫の存在に無くてはならないのが転車台。芸術的な様式美とは対極的とも言える機能性を突き詰めた中で生まれた形でしょうが、私はそこに『美』を感じています。そんな私の考え方は、少なくともこのブログを読んでいただいている皆さんには支持されると確信しています。

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彰化機務段には扇形車庫・転車台を見下ろすお立ち台が作られています。ここは観光客が集中する場所で、皆さん交代しつつでの撮影となります。

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転車台に集まる線路。何も言う事がありません。

2015年01月29日 20時26分

彰化機務段(彰化機関区)(1)転車台が回る。

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鐡道*(「火」偏に「廣」)肉飯という看板のお店。彰化機務段(日本風に言うと彰化機関区)の入り口のところにあるので多分、鉄道に何か引っかけているような気がして気になりました。もっとも単に機関区の隣だからこの名があるのかもしれません。

どうでもいい話ですが(「火」偏+「廣」)の字はIME2010のIMEパッド(手書き)を使っても出てきませんでした。

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話しがいきなり脇道から入ってしまいましたが、平成26年11月30日(日)、3箇所の目的地は彰化機務段。

まずは扇形車庫に入っていたCK101にご挨拶。ヘッドマークは集集線~いすみ鉄道姉妹鉄道提携の記念のものを置かせて頂きました。

ここではひょっとすると他の蒸気が扇形車庫にいるのではという淡い期待もありましたがそれは残念ながらの結果でした。

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扇形車庫が扇形車庫たる転車台とじっくりご対面。この写真では分かりにくいですが、家族連れからカップルはたまた女の子のグループもいたりしてここは日本の鉄道事業者の車庫開放の様子とは全く異なり、一般的な“観光地”になっていました。

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ここでは転車台に機関車を乗せて回すというまるで梅小路とか大宮同様のイベントが随時行われているようで、多くの観客の注目を浴びていました。

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この写真で若い女性が目立つのが見てとってもらえるでしょうか?それにしても日本とは安全管理の概念の違いもあり、機関車と観客の位置がとにかく近い!勿論係りの方がいて注意を促してはいるのですが、日本とのレベルの違いは一目瞭然です。

ここの方が絶対に楽しい!ということだけは言えます。

2015年01月28日 20時23分

銀河の鐵道(2)撮り鉄にチャレンジ。

お店の場所は、高鐵の「台中」~「嘉義」間にあります。時刻表があればおおよその通過時間の見当がつくそうです。

ということでまずは12:21頃撮影の台北行き。

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今回は秒15コマの撮影をしており、これは一気に撮影した内の一枚で、一番のお気に入りです。

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13:04頃。同じく台北行き。こちらは一発勝負。

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13:24頃。これも一発勝負。少しずつ店内を移動して撮影場所を探っています。

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13:28頃の高雄・新左営方面行き。これは連写の中の一枚です。

ここはこうした写真撮影が出来る楽しいレストランですが公共の交通機関では行きにくい場所です。地図を見ると台湾鉄路管理局縦貫線員林駅からタクシーで行くのかな?と思いましたが、やはりこうしたツアーに参加するのが手っ取り早そうです。もっともあればですが…。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!