2015年01月18日 20時16分

集集線の旅(4)いすみ鉄道との姉妹鉄道提携記念式典。

列車が到着して早速記念式典の準備。というかツアーにこうした式典が組み込まれていること自体に大いに驚かされました。

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まずはヘッドマークの取り付け。

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これでセットアップ完了。

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次にいすみ鉄道鳥塚社長と二水駅林駅長がこの日のために用意していた横断幕を出して記念撮影。私も久しぶりに報道記者に戻った気分になりました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

最後にサイン入りヘッドマークと私たちツアー参加者も入って記念撮影。旅行写真作家結解喜幸さんに撮影していただきました。本当に良い“記念”と“思い出”になりました。ツアー会社から渡されていた日程表では流石にこれは予測できなかった!

これが平成26年11月30日(土)7:56の出来事。出発まであと4分の慌しさはありましたが、午前8時にして既に満足バロメーター大幅上昇中。。

2015年01月17日 20時13分

集集線の旅(3)二水駅点景。

7:40過ぎに一旦駅の外に出てお約束の駅舎ショット。

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駅舎のデジタル時計は7:43を指していますが、最近、日本では駅舎の時計ってみかけないような気がします。

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台湾でも夜間帯のホームは安全ではないということでしょうか?ホームを渡る地下通路にこんな張り紙がありました。

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7:48に集集線の列車が入ってきました。折り返し8:00発の車埕行きです。駅員さんが力を込めて手を方の高さに上げていますが、これには理由があります。

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それはタブレットを受け取るため。ただ私はその受け取る瞬間の撮影に失敗し、受け取った後にこの写真を撮影するのが精一杯でした。理由は…。上の写真を撮った直後に「あっ、タブレット」と気が付いたのですが、次のシャッターを押せたのがこれでした。次回があれば連写設定にしようと固く心に誓いました。(涙)

2015年01月16日 20時11分

集集線の旅(2)集集線といすみ鉄道の姉妹提携。

彰化駅でいすみ鉄道の鳥塚社長と合流。台湾鉄路管理局「集集線」といすみ鉄道は2014年10月28日に姉妹鉄道提携をしており、11月30日の朝一番の目的地はその集集線でした。

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ここから6:53発の莒光号に乗車。

※「きょこうごう」は「ジューグアンハオ」と読むようです。

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車内では姉妹鉄道締結記念ヘッドマークに参加者全員でサイン。私は真ん中の下の方にささやかに書いています。

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集集線への乗換駅二水駅には7:32に到着。ところでヘッドマークは2つあり、サインを入れたヘッドマークとは別に一回り小さなヘッドマークもあり、これが実際に乗車する集集線の列車に付けるものでした。

そうそうっ、サイン入りの方にはこの場で二水駅の林駅長にも名前を書いていただいています。(台湾の可愛い民族衣装のイラストの下)

2015年01月15日 20時09分

集集線の旅(1)彰化駅のピクトグラム。

1日おいて台湾シリーズ再びです。

平成26年11月30日(日)、まだ夜が明けきっていない午前6時半少し前の彰化駅です。

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ホテルを出た時は真っ暗でしたが、駅につく頃には明るくなり始めました。

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ここからの写真は11月30日ではなく平成20年(2008年)8月25日に撮影した彰化駅のコンコースです。この案内表示を今回は撮影しませんでしたが今もあり、視覚に訴えるピクトグラムとして床面を利用した例としては「いいね!」だと思っています。

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何より線路のイラストが駅ならではで面白いの一言に尽きます。

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話しが飛びます。今回確かめなかったのですが、2008年当時はこんな風に公衆電話が並んでいました。時代の流れで今はもう無いのかもしれませんね。

2015年01月14日 19時29分

年明けに郵便局で見つけた2題。

普段あまり郵便局には出かけないのですが正月明けの先週火曜日、郵便物の窓口に所用があって行きました。

3Dドクターイエロー縮小

まず窓口のところに置いてあったドクターイエローの3Dポストカード。1枚540円で3種類あったので速攻で買いました。調べたところ愛知県、静岡県、岐阜県内の郵便局+津中央郵便局の窓口で、2,000 枚×3 種=6,000 枚が年末の12月25日に発売されていました。鉄友の知人に聞いたのですが知っている人はおらず、もっともだから買えたということになりますが、幸せのドクターイエローと相成りますでしょうか?

因みに郵便物として使うには84円の切手が必要となります。そうそう3Dの出来はなかなか良いと思っています。

あおなみ線の切手 縮小

もう1つ。こちらは昨年の10月3日に発売された「あおなみ線開業10周年記念」オリジナルフレーム切手。

1シートあたり82円×10枚=820円で、このセットとしては1230円。限定1000セットでかつ名古屋市内9区にある郵便局限定。

※中村区、中川区、港区、熱田区、昭和区、天白区、瑞穂区、緑区、南区内の全郵便局(計164 局)

私が購入した1月8日時点でその郵便局では最後の1枚でしたが、そこで何セット発売されたかまでは確かめませんでした。

昔から郵便局では様々な記念切手を出したりしているのでこうしたものがあること自体は当然といえば当然ですが、人知れず売りに出され、知らないうちに売り切れていく「鉄道モノ」の存在は昨今ではかなりレアなケースだと思い、このブログで紹介することにしました。

 

2015年01月13日 19時55分

新営糖廠の五分車(6)中興駅に戻ってきました。

17時12分頃には出発地の街に戻ってきました。

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街中にこんな大規模な踏切もありもう感動モノです。流石、台湾の基幹産業の一つだったサトウキビ鉄道だけのことはあります。係員がいるのも意外感があって面白いと思いました。もっとも列車が通過しきる前に遮断機が上がったのは驚きでしたが…。所変われば品変わる。

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いよいよ中興駅の駅舎が見えてきました。これで初日のイベントは全て終了。やっぱりナローはいいなあ。

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で終わらないのが我がツアーの参加者。ホームに到着してもバスには直ぐに戻らず機回しを撮影。見た目は結構明るい感じですが、実際には夕闇が迫っており、そんな時にフルオートで撮影したため、それほど早く走っていない機関車がブレてしまいました。シャッタースピード優先にすべきだったと反省しても時既に遅し。残念。

新営

最後にここの乗車券。「記念票」というのが如何にも観光鉄道的で好感が持てました。

2015年01月12日 19時54分

新営糖廠の五分車(5)乗車中。

16:50発の最終列車が出発。

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私たちのツアー客もいますが、写真に写っているのは一般の観光客で、なかなかの乗車率でした。

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左にお寺があるこの場所が往路で撮影していた場所で、この列車は交換が無いため、停車せずにいいピッチで通り過ぎました。

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よくあるパターンの走行中の連結器。軽便鉄道によくあるピン・リンク式連結器を見るとついシャッターを押してしまいます。まあ習性ですね。

2015年01月11日 19時53分

新営糖廠の五分車(4)八老爺駅点景。

八老爺駅からの出発準備は完了。

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と言っても私たちが撮影地からここに到着した16:30頃には既にこの状態でした。なかなか雄雄しい感じがします。

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最後尾の方から見た五分車。このポイントは今も現役で、内燃機関車はここを通って付け替えられます。

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同じ場所から反対側を見てみました。車が通ることもあるためすっかり線路に土が入っています。ただこの一番手前あたりまでは機回しで入っているはずのところですが、運用には支障がないようです。

※機関車は小型ですのでひょっとしたらここまでは来ないかも?

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トロッコ客車の最後尾では、子供がシャボン玉で遊んでしました。ノンビリとしたここ五分車らしいと感じシャッターを押しました。

※撮影後にお母さんの了解を取りました。因みに私のカメラの液晶画面をお母さんがスマホで撮影して喜んでくれました。

2015年01月10日 19時53分

新営糖廠の五分車(3)八老爺駅。

八老爺駅(乳牛的家)。

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駅名標が立派です。

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如何にも観光鉄道の終点らしい華やかさがあり、この日も観光客で賑わっていました。

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中には廃車体を使った飲食コーナーもあり、台湾の方の身近な観光地のようでした。車で来る人もいるのかな?

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車内は日本の観光用列車でも見かける座席にテーブルを後付したタイプに見えましたが、窓割りから考えると後付っぽかったです。

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駅構内で一人カラオケ。お客さんの前で歌いチップをもらっているのかそれともただ聞いて欲しいのか?そこは不明でしたが日本では見ない光景で興味を持ちました。ただ彼の前に座って聞くのは…。

2015年01月09日 19時50分

新営糖廠の五分車(2)列車交換。

新営糖廠の特徴としてはまずその長さにあります。八老爺線「中興」~「八老爺」間4.6キロは台湾に残る(観光用)精糖鉄道では最長(台湾糖業公司のウェブサイト参照)だそうで、走る速度は10~15キロとの事ですが多分15キロは出ていないと思います。

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ここ新営糖廠は先に撮り鉄タイムで、帰りに乗車となっていました。その心は?また後で報告。

さて16時に見え始めた列車ですが待てど暮らせど近づいてきません。何せノンビリ。ところで3線区間が途中で途切れているのが分かりますでしょうか?思いもよらぬ光景に目が丸くなりました。

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16:05頃にやっと目の前を通過。小なりといえど12両のトロッコが連なるのはある種、壮観です。

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ここは交換駅。今回ここを撮影地に選んだ理由は新営糖廠名物、列車交換を撮影するためでした。しかし先に到着した中興行きが停車したのは遥か彼方。ポイントのある場所でした。予想ではそこまでは行かないと思っていたのですが…。

※朝一番の下りと最終の上りは交換が無いとの事で、帰路の列車は交換がありませんでした。

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ということで交換風景は今一つの結果になってしまいました。

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しかし、かってサトウキビ畑が広がっていたであろう田園風景を行くトロッコ列車はいい感じで撮影できました。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!