2014年09月22日 19時59分

スネーフェル登山鉄道(2)巨大水車。

マン島名物の巨大水車(The Great Laxey Wheel)。

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電車も一時停止をして写真撮影タイム。

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望遠でUP。世界最大の動く(現役の)水車とのことで、そう説明されればそうだろうなあと実感です。大きさもさることながら美しさも『世界一』とさえ思いました。

水車は電車の右側に見えるので、乗車するときは右側の席に座るのがお勧めです。とか言いつつ、どこでどう見ても日本人の、しかもおっさんが一人で乗っているということからか車掌さんが「右側に座ると景色がいいよ」と勧めてくれたので、たまたまそうしていただけです…。それは車内が空いていたこともありますが、途中で「ここからは左側に座りなさい」と教えてくれたりもして、その辺りは流石に観光地です。

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この登山鉄道は複線となっているのですが、何と右側通行で、途中で行き違う電車は進行方向左側に見え始め、そして消えていきました。理由は分かりませんが不思議な気がしました。

2014年09月21日 20時55分

スネーフェル登山鉄道(1)ラクシーを出発。

スネーフェル山は標高2036フィート(620メートル強)のそれほど高い山ではありませんが、ここマン島にあっては最高峰で、その頂上からの眺望は絶景とのこと。そしてそこに登るための電車・スネーフェル登山鉄道(Snaefell Mountain Railway)がラクシーから出ています。

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まずはデッカイ集電装置のお出迎え。これもビューゲルと呼ぶのでしょうが、日本の路面電車に付いていたビューゲルとは一味も二味も違います。

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運転室内の装置もどれがどういう役目なのかがよく分からないものもありますが、どれもこれも年代物には違いないはずです。

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 14:45のほぼ定刻に出発。隣にはマンクス電気鉄道のラクシーで折り返す電車の引込み線が併走しています。

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そこには私がここまで乗ってきた電車が丁度ポールの方向転換をしていました。

登山鉄道は3インチ6フィート(1067ミリ)ゲージでマンクス電気鉄道は3インチゲージ。その違いも楽しみつついよいよ急坂に差し掛かり“登山”を実感させる区間に突入です。

2014年09月20日 19時44分

マンクス電気鉄道(2)乗車そしてラクシーに到着。

ダグラス・ダービー・キャッスルを出発すると左手に車庫が見えます。

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あっ!「Electric Railway」の大看板を発見。この日からそれは私にとってはアメリカのハリウッドサイン(Hollywood Sign)を超える存在となりました。(と言ってもハリウッドサインを見たことはありませんが…)

電車の運転形態ですが、2014年8月6日(水)は、ダグラス・ダービー・キャッスル発が9:40~16:40までで、終点のラムジー(Ramsey)行きの他、途中のラクシー(Laxey)折り返しも含めて30分間隔です。(但し、12:10発はありません)

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それでも全線が複線化されており、車両は路面電車タイプですが専用軌道をひた走ります。が、こんな急カーブが続く区間もあります。

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途中でのすれ違いは、時刻表をみればほぼ計算できます。この写真も待ち構えていて撮りました。

線路幅が狭い!と気付いた方。ビンゴです。軌間は3フィート(914ミリ)です。

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かくしてラクシー駅に14:40の定時から2分ほど遅れて到着。ここで左側に停車中のスネーフェル登山鉄道に乗継です。

(追伸)

ネットでの情報です。ダグラス湾馬車鉄道は来年は工事のために運休のようで、次にお目見えするのは2年後とのこと。線路の位置も変わるようで私がUPした風景は今年で見納めだったようです。

2014年09月19日 20時42分

マンクス電気鉄道(1)古典電車との出会い。

当ブログで「ダグラス湾馬車鉄道」(2)と(3)の間に乗ったマンクス電気鉄道の話を今日から書きます。時間軸に従って3部作の超大作となってしまいました。(筆が滑っています。その理由は読んでいただければ分かりますが、最初から言い訳をしておきます)

マン島のマンクス電気鉄道(Manx Electric Railway)の起点、ダグラス・ダービー・キャッスル(Douglas Derby Castle)はダグラスの市街地の北に位置しています。

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まずは遠景で。矢印の場所に何かがあります。

2014_08_06 マン島_165 - コピー

同じ写真をトリミング。矢印の場所に注目。

「Electric Railway」の大看板がありました。

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ダグラス湾沿いに歩いていたら13:40発の電車が急坂を上って行くのが何となく見えたので撮影した一枚。矢印の場所に電車がいます。

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普段、余り歩かない生活をしているのを忘れていました。やっとの思いで着いたダグラス・ダービー・キャッスル駅。14:10発の電車にギリギリ間に合いました。写真で見知ってはいたのですが、こうして対面してみると驚きの古典電車です。

2014年09月18日 20時34分

ダグラス湾馬車鉄道(4)機回しならぬ馬回し。

終点で機回しならぬ馬回しを見物。

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まずは馬が馬車から連結を解かれ、反対側に歩きます。そのとぼとぼ歩く姿は何とも愛らしい!!!

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反対側のエンドに連結。

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こうして出発準備が整いました。

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8月6日に泊まるホテルの近くで下してもらったら丁度ここですれ違い。思わずシャッターを押しました。

こうしてダグラス湾馬車鉄道の旅は終わりました。

※馬車の車掌さん(?)にホテル名を告げたら、その前で馬車を停めてくれました。

2014年09月17日 20時29分

ダグラス湾馬車鉄道(3)いよいよ乗車。

馬車鉄道は全線で2.6キロ。片道の所要時間はおよそ15分強。この区間を歩こうと思ったのは終点が湾の向こうに見えていたからですが、40~50分で行けそうだと思ったのもその理由です。

またマンクス電気鉄道の14:10発ラクシー(Laxey,グーグルマップの読み方に従っています。ネットではラグジーと書いているものもあります)行きに間に合うともろもろスケジュールが楽になると計算できたこともあります。

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で、結局『電気鉄道』駅から馬車鉄道に乗ったのは、マンクス電気鉄道(Manx Electric Railway)でダグラス・ダービー・キャッスル(Douglas Derby Castle)からラクシー(Laxey)まで乗り、更にスネーフェル登山鉄道(Snaefell Mountain Railway)でラクシ―(Laxey)~スネーフェル山頂(Snaefell Summit)間を往復してDouglas Derby Castleまで戻ってきてからで、既に17:00になっていました。

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鉄道なのですが、何とも不思議な空間がそこにありました。

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振り向けばこんな感じ。道路上を走っていますが架線がないのが新鮮です。

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2つの起点を同時出発なので、当然の事ながら真ん中で行き違います。これが遊園地等を走る遊覧鉄道ではなく、公道を走っているのは本当にワクワクしました。

2014年09月16日 20時26分

ダグラス湾馬車鉄道(2)メルヘンな鉄道。

40分もここにいると時間がきつくなりそうだったので、馬車鉄道の終点でマンクス電気鉄道(Manx Electric Railway)との接続駅となるダグラス・ダービー・キャッスル(Douglas Derby Castle)まで歩くことにしました。

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馬車との遭遇!(13:49頃)

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そのまましばらくすると海を背景に通過。

それはメルヘンな風景ですが…。

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3フィート(914ミリ)のゲージが可愛いですが、そこにはやはり落し物がありました。(笑)

2014年09月15日 22時25分

ダグラス湾馬車鉄道(1)ダグラス湾。

平成26年8月6日(水)。マン島蒸気鉄道ダグラス駅を午後1時過ぎに歩き始め、ダグラス湾馬車鉄道(Douglas Bay Horse Tramway)のビクトリアふ頭(Victoria Pier)駅を目指します。

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地図を見る限りそれほど遠い感じもしなかったので、のんびりブラブラです。歩くこと10分少々。

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やがて海が見えてきました。

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ヨーロッパの街並みが美しいですね。

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さて肝心の馬車鉄道。9:20~17:40の間の運転とのことで「フムフム」。とここまでは良しとしてさてダイヤはどうなっているのかな?

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「ガーン!」。ここに着いたのは13:21。何と13:20に出たばかり。しかも基本20分間隔の馬車鉄道が40分間隔の時間帯。そう言えば目の前を馬車が走り去るのを見ていました。

それほど急ぐわけではないのですが取り敢えずマン島の主要4鉄道には乗りたい!で、時刻表を調べ直し。馬車鉄道の時刻も分かったのでこれで完璧に組み立てられます。

2014年09月14日 17時44分

鉄呑み会の巻。

昨日(9月13日)は恒例の「鉄吞み会」。

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名古屋市東区のこじんまりした点心のお店の2階を貸切りました。と書いたものの幹事は私ではなく、写真で一番左の方。今回の参加メンバーは、「芸能界鉄道研究会 鉄研」の出演者陣「タックイン 三根」さん、「スギテツ 杉浦さん」、「ZIP FM 森野さん」&「東海ラジオ 源石和輝アナウンサー」、、、要は鉄道好きな面々の集まりで、これでCBCの***アナウンサーとか某局の何とかさんがいらっしゃれば在名放送局の主要メンバーが勢ぞろいだったのですが、流石に皆さん忙しいので時間の都合がつかなかったようです。かくいう私もこの「鉄呑み会」は久々の参加です。

何の話をしているかと言えば「大井川鉄道の機関車トーマスの今後の展望」などから、2011年2月11日にサービスを開始した「マナカ」をネタに、その当日、源石さんが「源石和輝 モルゲン」で(メインキャスターにも関わらず)スタジオを飛出し、朝から名古屋市内の電車を乗りついでリポートを行うという“暴挙”に何故か、ここにいる面々もラジオに出ていた…とか、そのあたりまではまだ良しとして、そこからは多分、鉄ちゃんでなければ何の話をしているかわからない…というより「ショウもない話し」を延々と4時間に渡ってしていました。!(^^)!

DSC_0127ところで皆さんが手に持っているのは「名鉄創業120周年記念」のポッカの缶コーヒーです。やっぱり名古屋ですので今はこれがお約束ですね!

あっ、この缶コーヒーは幹事さんがお土産に用意してくれたものです。

DSC_0129最後に杉浦さんからお知らせ。手に持っているのは10月1日、キングレコードから発売予定の「東海道新幹線開業50周年トリビュートアルバム」の宣伝資料。実は・・・まだここでは書けないのですが、思いもかけないことが起きていました。それはまた後日。

 

 

2014年09月13日 20時05分

英国/マン島蒸気鉄道(6)ダグラス駅に到着。

列車は5分ほど遅れて12:55頃に終着のダグラスに到着。もっとも5分は誤差の範囲で、これで「遅れた」という人は皆無でしょう。

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最後尾の客車から降り、そこでほんの数分駅構内を撮影していたら、何と既に機回しが始まっており、あわてて振り向きざまに撮影したのがこの写真です。

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さてダグラス駅はこんな感じ。

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駅の構内はカフェになっており、ランチも食べられます。この写真は翌8月7日に撮影したもので、実はこの日の昼食はここと前日から決めていました。(料理の写真はありません)

またここからホーム側の外に出るとそこはオープンカフェになっており、天気がよければそこで食事をしたり、お茶を飲んだりしつつ列車の改札が始まる時間までまったりするのもなかなか乙な過ごし方です。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!