2014年03月26日 20時24分

ぎふローカル鉄道博覧会/養老鉄道(5)

目的地は西大垣駅隣接の養老鉄道大垣車庫なのですが、とりあえず大垣まで向かいました。

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そうすると揖斐からの電車と大垣駅直前で併走。電車は手振れ+ピンボケですがまあ雰囲気という事でお許しを。

時刻表をよく見るとこのシーンはありえないことではないものの運が良さそうな感じがしました。

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11:14、大垣に定時着。JRへの乗換口をちらと見て外に出ました。

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大垣へは仕事や樽見鉄道の運転体験だったりで何度か通っており、その際、養老鉄道の駅舎自体は何度も見ているのですが、この前撮ったのはいつだったっけ?

さて大垣まで行った理由…ネットで調べたところ、西大垣駅前で昼食を摂れるところが無さそうだったので昼食を食べるためでした。

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大垣駅発11:45に乗り、西大垣へ。一見複線での行き違いの様ですがそんなことはなく、よく見れば電車の尾灯がついており、この線が引き上げ線だと分かります。

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この写真は西大垣駅の「大垣行き」ホームから「大垣方面」(下り方面)を撮影したモノ。下り線から本線への合流は何とホームを切り欠いて分岐器が設置されていました。面白い線路配置だと思いました。

2014年03月25日 21時27分

ぎふローカル鉄道博覧会/養老鉄道(4) 高田純次さんと美濃高田駅。

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上り桑名行きの到着を待って出発進行!

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養老駅から一駅進んで「美濃高田駅」。

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その駅名標は養老鉄道でもここだけ(のはず)の何やら楽しげなイラスト版。これは中京テレビの「PS三世」と養老鉄道をのコラボレーションにより実現したもので、レギュラー出演者の高田純次さんの67歳の誕生日企画によるものでした。勿論デザインしたのは高田さん本人です。何故この駅だったのかについては言うまでもなくご理解頂けたと思います。ただこの駅名標は3月23日(日)までの期限付きで、今は無いはずです。

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養老鉄道きっての難読駅と言っても過言ではない「美濃青柳駅」。普通に読めば「みのあおやぎ」ですがここでは「みのやなぎ」と読みます。「青」い「柳」をただの「やなぎ」と読む理由は分かりません(私が調べていないだけです)が、普通は読めないと思います。

2014年03月24日 19時33分

ぎふローカル鉄道博覧会/養老鉄道(3) 養老駅。

養老駅の駅名標はひょうたんのオブジェ風。

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昨日は植物名という事で「ヒョウタン」とカタカナにしましたが、これは「ひょうたん」とやはり平仮名が似合いますね。養老町の地名の由来とか説明しないと何故ここにひょうたんがあるのかは分かってもらえないでしょうがそこはご容赦を。

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養老駅の駅舎は、今の利用客数を考えれば随分立派に見えますが、自家用車の時代が到来する前の時代、東海地方きっての観光地「養老の滝」に向かう人たちは、観光バスでなければここに降り立っていたはずで、それを考えればこの大きさと風格のある駅舎が必要だったと思われます。

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さて10:51発の大垣行きに乗るべくホームに出たら足元に自転車のマークがありました。養老鉄道では、自転車を乗せられるサイクルトレインがあるのは知っていましたが、自転車の乗降口が一か所に決められていることは知りませんでした。扉は一杯あるんですけど、全部の扉から乗り降りさせるようにしなかったのは良い選択だったと思います。

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さてひょうたんのぶら下がる養老駅に電車が到着しました。

2014年03月23日 20時38分

ぎふローカル鉄道博覧会/養老鉄道(2)のんびり鉄旅。

地方ローカル線でもロングシート車が珍しいことではなくなりました。鉄旅を続ける者にはあまり嬉しいことではありませんが、まあ仕方ないでしょう。JRの青春18きっぷで旅をする方も多いですが、ロングシート車で長時間の移動をするのは旅気分がそがれませんか?と聞いてみたい気がします。

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さてここは多度駅。両開きドアとワンマン運転用の運賃箱の組み合わせは時代の流れですが、ドアの向こうには昭和の駅風景が待ち受けていました。(除く、自動販売機他いろいろますが…)

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養老山地の山裾に沿って進む養老鉄道。進行方向左側には付かず離れずいつも山が寄り添っています。

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進行方向の右側には田畑が広がっています。春景色とは言えないまでも厳寒の時期は終わったようです。季節は私の暮らす街でも着実に春を迎えているのですが、それには気付かず、日常を離れて初めて感じ取っています。

 

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養老駅に到着。プラットホームの屋根にこれほど多くのヒョウタンがぶら下げられているとは知りませんでした。単に「養老線」だからここで降りたのですが、新しい発見です。一つ一つのヒョウタンはそれぞれが個性的で、もっともそれをじっくり鑑賞する人はいないでしょうが、あまり見かけないだけに楽しいと思いますよ。

2014年03月22日 21時07分

ぎふローカル鉄道博覧会/養老鉄道(1)桜から桑名へ。

今日(3月22日)は、ぎふローカル鉄道博覧会No.14「養老鉄道 運転&車掌体験」に参加しました。まずは名鉄桜駅から出発。

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まずは毎年恒例、3~4月に書いている名鉄「桜」駅の一本桜情報。

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まだ10日くらいかかりそうです。また報告します。

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養老鉄道のイベントなので、とりあえず桑名から養老鉄道に乗車。たまには、、、ということで起点の桑名駅は西口を撮影しました。この駅は知る人ぞ知るですが、東改札がJR東海、西改札が近鉄の管理となっています。

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9:25発の大垣行きに乗車。イベントは12:00集合なので、2本あとの10:45発でも間に合うのですが、そこはそれ昭和45年(1970年)9月23日以来の乗車とあって、まずは名前の由来である養老駅を目指しました。

 

2014年03月21日 22時50分

三陸鉄道 全線運行再開!

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いよいよ4月5日に南リアス線、4月6日に北リアス線が運行を再開します。JTB時刻表の表紙がその日の訪れを感じさせてくれました。

写真の左上は私もささやかに協力させていただいた北リアス線「野田玉川」~「陸中野田」間の三陸鉄道復興支援枕木プレートの設置証明書で、左下はクレジットカードのポイント交換で送ってもらった平成26年4月~平成27年3月31日有効の1日乗車券。遂に1日乗車券を使える日を迎えることが出来ました。早速…と行きたいところですが何とか夏までに訪問したいと思っています。

2014年03月20日 20時14分

ぎふローカル鉄道博覧会/明知鉄道(12)明鉄ツアー。

岩村から明知に一旦戻り、そこで解散となりました。

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その岩村での列車待ちの時、腕木式信号機のテコが光を浴びて良い感じで光っていたので撮ったものの、コンデジの限界ですね。

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上り恵那行きのホームはご覧の通り。実はぎふローカル鉄道博覧会「岩村盆地を駆け抜ける!【明知鉄道】チャリンコ列車 春の特別号!」がこの日行われており、岩村発15:24はそのために1両増車。かつ岩村のひなまつりに訪れたと思う観光客でご覧の通りの賑わいでした。

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さて明鉄ツアーが終了し、明智発16:07に乗り恵那経由で名古屋に戻ることにしました。SLが駅構内にいる風景を眺めつつこの地を去っていく自分を俯瞰し、一人悦に入っていました。

※運転体験の時は瑞浪までバスで出ました。昭和の時代にこの地を取材で通ったことがあり、その時に町役場(当時)の担当者に教えてもらったルートです。でも今回は列車にしました。

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最後の写真はこれまでC12が保存されていた明智小学校です。では暫し、明知鉄道とお別れです。

2014年03月19日 20時14分

ぎふローカル鉄道博覧会/明知鉄道(11)岩村の雛祭り。

今、恵那市では「明智」「岩村」「山岡」「上矢作」「串原」の各地区で「おひなさんめぐり」が行われています。

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岩村駅で40分ほどの時間が出来たので、早速岩村の街に出かけてみました。岩村は「ゆかしき里いわむら城下町のひなまつり-君なくは なぞ身よそはむ-」と銘うっており、駅から城下町一帯にかけて、家の軒先や施設などでおひなさまが見られるようになっています。

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ゆっくり歩くと時間内ではとても見きれないので、駆け足で回りました。

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屋外にもこんなおひなさまが…。

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2階の軒先にもおひなさまが…。このひなまつりは4月3日(木)まで行われていますので、「明鉄」巡りの合間に「ひな」巡りも良いと思います。

 

 

2014年03月18日 19時33分

ぎふローカル鉄道博覧会/明知鉄道(10)岩村駅の座布団。

今時、木のベンチがある駅。

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昭和の時代、私は『ステーションホテル』(要するに駅寝)を利用したことはありませんが、夜行列車待ちでこうしたベンチに何時間も体を預けたことは何度もあります。ところで可愛い座布団が並んでいますが、こうした座布団のある駅は地方の小駅では結構あったのですが、夜行列車が停まるような駅ではあまりなかったと思います。右の戸棚の中の雛人形が季節を感じます。

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一歩外に出てパチリ。日本全国どこにでもあった風景ですが、今はもう少数派になっています。

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そしてこういた昭和の駅舎には赤い丸ポストが実に似合いますね。皆さんはお気付きかどうか分かりませんでが、明智駅の駅舎の前にも同様のポストがあります。そう言えば南海の「浜寺公園」駅前にもあったのを思い出しました。

 

2014年03月17日 19時29分

ぎふローカル鉄道博覧会/明知鉄道(9)岩村駅の腕木式信号機。

明智駅発13:59で岩村駅まで移動。今回の明鉄ツアーでこの駅に初めて降り立ちました。

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その構内は昭和が残されています。

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その岩村駅には稼動できる状態で腕木式信号機が残されています。「明鉄見学ツアー」の締めくくりはその腕木式信号機を実際に動かすことでした。

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停止。

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と、進行。

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シンプルですが、単線区間では基本、これで十分でした。

 

その操作体験はオーストラリアのジグザグレイルウェイ以来(このブログでは2011年1月11日にUP)でしたが、その時に比べ思ったより軽い!というのがその感想です。なお岩村駅には2つの信号機が残されており、その2つともがこの信号扱い所での操作が可能です。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!