2013年04月26日 21時30分

運のいい日(6)東京新名所「KITTE」に行った。

 

「鉄」関係の人の間で最近噂になっている東京駅界隈の新しい撮り鉄スポット、「KITTE」。東京中央郵便局の所に出来た商業施設と言った方が通りがいいかもですね。意気揚々で向かったものの、……。

話題の撮り鉄スポットは「KITTE」6階の屋上庭園。しかし4月21日は、朝から強い風雨のため、エスカレーターの乗り口には無情にも「屋上庭園は天候不良により閉鎖中です。」の案内が…。

こうなったらじたばたしてもしょうがないのでこの日の本来の目的地「新橋」を目指すことにしました。この写真は山手線の車内から撮影したもので、白い建物の直ぐ上のところが屋上庭園となっています。まあこの頃には「全てが順調な人生なんてない」と悟りの境地に至っていました。(筆が滑っている)

2013年04月25日 20時40分

運のいい日(5)東横線「渋谷」(地上駅)の今。

渋谷ヒカリエをあとにし、東横線「渋谷」駅の跡を見学に向かいました。

今ここは「SHIBUYA ekiato(エキアト)」としてイベントスペースとなっています。ユニクロの期間限定店舗は、東京では話題となっていました。

私が出かけた21日は、イベントはありませんでしたがオープンカフェのようになっていました。ただこの日はとにかく寒くてお客さんは殆どおらず、逆に私と同類の見学の方の姿が見受けられました。

線路のあった場所は埋められており、「あしもとちゅうい」の場所に椅子がある光景は、一か月前ではあり得なかったですね。(当たり前です)

オープンスペースの先の線路は以前のままで、「今にも電車が走ってきそう」等とありきたりな感想しかかけない情けない私がいます。もとい素直な私がいます。

一方、車止めはしっかりと残っており、2月28日に来た時は気にもしなかったものの、こうして2度と使われることがない姿になって初めてカメラを向けました。もっとも現役時代にこの位置で撮影するのは車内からしかできなかったわけですし、最近の東急車の車内からではこんな風には撮影するのは難しそうです。

おっと「2度と使われない」というのはやや不適切な表現です。一度たりともこの車止めが役に立つことは本来、あってはいけないことでした。

まるでモニュメントのごとく存在し、一方でそこだけすっぽりと取り残された空間を見ながら私の「廃線鉄」の時間が終わりました。

2013年04月25日 18時52分

2013年2月の台湾(10)台湾新幹線。

2013年2月23日(土)、台北から台中まで新幹線でGO!

台灣高速鐵路のホームページは海外の鉄道会社にしては珍しく日本語での閲覧ができ、予習が可能です。台中まで向かった理由はさておき、3月15日にUPした東北新幹線が上野駅で折り返していた頃の雰囲気と似たような感じがしますが、台北駅から東に延伸工事が進展しており、この並びも今だけかもしれません。

ところで私が台湾新幹線に初めて乗ったのは2008年3月22日、高雄の「左營」9:30発「台北」着11:06でした。

※個人旅行ではなく、台湾新幹線に乗るのが目玉の台湾激安ツアーで、3泊4日で5万円しなかったと思う。もっともその翌年2009年の夏休みは、3泊5日全食事つきで49800円(だったと思う)のタイツアーに行っています。国内の旅行と比べるべくもない状況でした。

話しを元に戻して、今回は「台北」8:30発「台中」9:19着。

よく見ると切符のデザインが変わっています。理由は3枚目の裏面でお分かり頂けると思うのですが、日本の常識では所謂表側を上にして自動改札に入れるのですが、ここ台湾では裏面を上にして入れます。日本人だけではなく、台湾の人も間違える人が続出したのではないでしょうか?その注意書きが右側に増えていました。2008年の時はガイドさんに言われて「ヘーッ」と思ったのですは、当時、個人旅行をしていたら間違いなく『間違えていた』でしょう。

(おまけ)

台灣高鐵の乗車券は降りる時に自動改札に通すとまた手元に戻ってきます。乗車記念でわざわざ使用済み印を押してもらう必要はありません。

台中駅で下車。で、この電車に乗ってきたわけではありません。乗ってきたのは右側に停車中の電車。乗ってきた電車は9:19着の速達列車で、左側の電車は9:19発の各駅停車でした。ここでの追い抜きではなく、この先の駅での追い抜きダイヤになっていました。

2013年04月24日 22時33分

運のいい日(4)渋谷ヒカリエから2つの「渋谷」駅を臨む。

平成25年4月21日の東急東横線「渋谷」駅(地上駅)。渋谷ヒカリエ4階からの撮影です。

ここ(渋谷ヒカリエ4階)までは「渋谷」駅(地下駅)から取り敢えず寄り道せずに直行しました。実は2月28日にもここまで来たかったのですが、残念ながら時間が足りず断念していました。

もっとも使われなくなって1か月強が経ちましたが、特徴ある建物の外観そのものは変わっていません。比較のために今年の2月28日はこんな感じでした。

当然の事ながら当時は電車が停車中ですし、また外壁には広告が並んでいました。

何はともあれ最後はお約束の東京メトロ銀座線を撮影。私がいた時間である11時20分頃はほぼこのパターンで上り下りが行き違っていました。

今回はこのパターンの写真を狙っていたのでラッキーでした。

2013年04月23日 22時09分

運のいい日(3)東急東横線で「渋谷」地下駅にGO!

品川から恵比寿に向かい東京メトロで中目黒へ。2月28日からあまり経っていないにも関わらず再訪してしまいました。

中目黒からは副都心との接続駅「渋谷」へ向かうのですが、どうせなら「渋谷」止まりに乗りたいと思っていたら偶然にも11:04発の「渋谷」行きに乗車。それにしても新規開業路線とは言い難く、さて地下化で乗りに行くかと迷ったもののやはり行くべし!と心に決めてこの場所に向かいました。

想像通りだったのが1点。先頭車が混んでいないという事。「そりゃそうだよね」と思いつつも結構新鮮な出来事でした。

渋谷での折り返し列車は4番線に到着。代官山から乗車し、副都心線をそのまま池袋方面に向かいたい人にとっては階段かエスカレータを使っての乗換なので少々不便です。引き上げ線があれば良かったのでしょうが致し方ないといったところかも知れません。

2008年(平成20年)9月22日に訪れた時はこんな感じで、既にレールも敷かれていましたが、やっとここを電車が通るようになりました。こうしてみるとホームも結構広々と見えますが、実際には思ったより狭い感じです。

2013年04月22日 20時57分

運のいい日(2)品川駅での出来事。

平成25年4月21日、午前10時34分ごろ。

品川駅の跨線橋を歩いていたら目についたのが東海道線上りホーム(5・6番線)への下り口にでかでかと貼り出されたポスターと時刻表の上に貼られた一枚の紙。

「4月21日(日) 東海道線は、新橋駅のホーム拡幅工事のため、東京~品川間で運休し下記のように運転します」ということで『0時』頃から『18時30分』頃まで全列車品川折り返しとなっていました。当然の事ながら特急も含めての全列車が対象で、上り「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」もここ品川止まりだったようです。“品川”行きの方向幕で走ったかどうかが妙に気になりました。

せめてE231系の方向幕だけでも確認しようかと待っていたのですが、残念ながら9794M(本来なら794Mなのでしょうが、『K-18』の下には9794Mと出ていました)は『回送』で入線してきました。残念、無念、がっかりでした。

私にとっては珍しい出来事で運が良かった言いたくなりましたが、利用者にとっては運が悪かった出来事でしょう。

がらんとした5・6番線ホームですが、いつもはお客さんが意外なほどいます。私も品川から新橋に向かう時は数分待ち程度なら東海道線を使うことがあります。理由は山手線と京浜東北線が方向別になっているからで、同じ考えの人は多いようです。

そのホームにあるスポーク動輪。蒸気機関車ではなく電気機関車のモノとのことですが形式までは分かりません。品川駅開業130周年の安全記念碑で、品川駅にいかれたら是非、足を運んでください。さて動輪の上の鐘は何でしょう?それも合わせてお楽しみください。

2013年04月21日 21時49分

運のいい日(1)N700A初乗車。

平成25年4月21日、本日は東京出張。

ひょっとしたらの期待を持ちつつ新幹線ホームへ。そうすると15番線に「回送」の表示が!

そうそうドクターイエローと出会うこともないでしょうし、修学旅行の時期でもないので、N700Aの試運転の可能性が一番高いと期待しつつ、あとは私の乗車する14番線に到着する列車より早く到着するのを祈るばかりです。時刻は8:47。顔を出した新幹線は私の期待通りのN700A。朝から笑いが止まらない状況になりました。

2月8日の運転開始以来、何度か新幹線は利用しているにも関わらず、乗るどころか見たこともありませんでした。何せ試運転を含めても見たことが無いので、その縁の無さは徹底しています。

そして更に待つこと暫し。顔を出した名古屋発8:53の「のぞみ214号」は『N700A』!!

こんなこともあるのですねえ。見るだけではなく、遂に初乗車も果たしました。N700Aの証である車体番号785-1603をちゃんと見ながら乗り込んだのは言うまでもありません。

10:26に品川駅で下車後、「N700A」の象徴を写しつつまずは東京での1日がスタートしました。

2013年04月20日 13時21分

今更ですが名古屋市交通局N3000形

昨年の3月に営業運転を開始した名古屋市交通局鶴舞線のN3000形に、本日(4月20日)、やっと乗車できました。

乗車したのは「鶴舞」から「御器所」までのわずか2区間で、この写真は御器所で下車後に撮影しました。

いつもならカバンにデジカメが入っているのですが今日は全くの無防備。止む無く携帯カメラで撮影したのですが、携帯カメラは画素設定を低くしているので、画質としては今一つ。

なおかつ、鶴舞駅では携帯を操作していたためN3000形のホーム進入に全く気付いておらず、電車が停車して「はっ!」としました。 実は、鶴舞線に乗車する可能性がある時は、いつもカバンにデジカメを入れており、なおかつ電車の到着時はカメラを構えていたこともありました。(昨年末までの期間ですが…)

思えばN3000形に初めてあったのは2011年10月9日。JR「木曽川」駅近くの撮り鉄定番スポットでした。実はこの写真、私が生まれて初めて撮影した甲種輸送で、それだけにN3000形に出会える日を心待ちにしており、やっと本日念願がかなった次第です。

「嬉しい」というより「ホッとした」というのが正直な感想です。

最後に、甲種輸送の日の写真を一枚おまけにつけます。

※甲種輸送の写真は、2011年10月12日、13日にUPした写真と同じです。

2013年04月19日 20時01分

2013年2月の台湾(9)台北MRT/文山線?木柵線!

2013年ではなく2008年8月25日の台北MRT/文山線です。当時、文山線(中山國中~動物園)は開通していましたがその延長区間ともいえる内湖線(中山國中~南港展覧館)は未開通でした。

24時間テレビが終わらないと夏休みが来ない中京テレビに勤めている私はご多分に漏れずこの年もそれに従い世間の「夏休み」が終わるころに台湾に出かけました。

この写真は「忠孝復興」から「中山國中」方面を写したもので、ビル街の果てに山が迫っているのが見えます。

「中山國中」は当時の終点。延長が予定されていたこともあってか、頭端式ではなく通過式のホームで、将来の本線が“引き上げ線”となっていました。この写真はホームから撮影したものです。

こちらは文山線の終点「動物園」。駅を降りた目の前には文字通り「動物園」があります。

ところで『文山線』の名前は今の線名で、私が乗車した当時は『木柵線』でした。ここも引き上げ線がある方式ですが、この先に車庫があり、まあ名古屋市営地下鉄「藤が丘」の変形版といったところでしょうか。

そうそう、車両の向こうに煙突が見えますが、そこには煙突の長さを生かした愛らしいキリンの絵が描かれ、「動物園」的風景となっていますが、この煙突そのものは動物園の施設ではなさそうでした。

2013年04月18日 20時00分

2013年2月の台湾(8)文山内湖線の出発信号。

文山内湖線「大湖公園」駅。

乗車している電車の前方右側に信号らしきものがあるのに気付きました。

そこで更に2駅乗った「文徳」(文德)でその変わり目を撮ってみました。

駅に到着時はこの信号は『青』で、停車すると『赤』。そして電車の扉が閉まると『青』となりました。

ところで文山内湖線は全自動の無人運転で、先頭車の一番前に座ればご覧のようにパノラマ席となります。前の3枚(昨日も含めれば4枚)の写真もこの席だから撮影できました。そのガラスの手前には程よくフラットな場所がありますが、荷物を置くのは厳禁です。画面の真ん中にある小さな点の集合の様な赤い文字は「親愛的旅客」に始まる各種注意で、そこにしっかりと書かれていました。

画面右側のタブレット(私の持ち物ではありません)が「荷物」かどうかは微妙ですね。

*名鉄7000系パノラマカーの先頭車のボンネット部分の注意書きは「足をおかないでください」でしたっけ?既に記憶が曖昧です。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!