2012年08月08日 21時09分
「新金谷」駅に21:09到着。ガランとしたホームに旅愁が漂っています。とはいうものの、「新金谷」から「金谷」への連絡列車(「新金谷」発21:28、「金谷」着21:32)が出る前でしたので、実は奥の方のお座敷車・展望車周辺には人がいます。もっとも酔客が騒いでいる感は無く、しっとりと旅の余韻を楽しんでいる風でした。
そのホームを抜けて駅外からオハフ33を狙ってみました。私の記憶にある昭和40年代、最終列車が終着駅に着き、数えるほどしか乗っていなかった乗客も三々五々に散っていき、取り残された客車の電灯も落とされ、そしてホームの明かりが消される直前、今日一日の喧騒の余韻にしばし浸っているといったところでしょうか。
それは私自身のこの日の心象風景だったのかもしれません。
それにしても、誘ってもらわなければここにやってくることは無かったでしょうし、それが無ければ、ご一緒させて頂いた方達との新たな出会いも無かったでしょう。また「大井川」の川風に吹かれて『生ビール』を飲みたいと思ったのはきっと私だけでは無かったと思っています。