2011年03月27日 10時23分

写真は「オヤ31 12」です。
現役引退後、「佐久間レールパーク」で静態保存され、
今回、ここ「リニア・鉄道館」にやってきました。
「オヤ31形」は、皆さんご存知のように『建築限界測定車』であり
新線開業等の際に、車両が安全に走行できるかどうかを測定するため、
車体から“矢羽根”を出して運用されます。
その“矢羽根”は、この展示の状態でもそれは確認できるのですが
今回は『室内展示』のメリットを最大限生かして
“矢羽根”を広げた『おいらん車』で見せてほしかったと思っています。
※なぜか『おいらん車』は漢字の「花魁」ではなく、一般的に平仮名ですね。
何故でしょう?
実は、展示車両の「解説板」にも、私の勘違いでなければ
『おいらん』状態の写真はありません。
多分、何らかの事情があっての事でしょうが、「リニア・鉄道館」では
本当に数少ない“惜しい!”です。
多分、現状のスペースでは『おいらん』全開はできないでしょうが
いつか片側の一部だけでも“広げた矢羽根”を見られれば、
この館の設立趣旨にも沿うと思うのですが如何でしょう?
「リニア・鉄道館」(完)