2011年01月14日 18時01分

『manaca(マナカ)』カウントダウンボード登場。

たまにはいつもと違う場所に行ってみるものですね。
などと言うほどの大層な事ではなく
今朝、東京出張の帰りに「名古屋駅」から「本山」乗換えで
「八事日赤駅」まで地下鉄に乗ったのですが、
その名古屋駅で『manaca(マナカ)』のカウントダウンボードを
見つけました。(「名古屋駅」だけ?そもそもいつからある?)

あと“28日”とあり、考えてみれば1か月を切ったんですね。
(「考えるまでもないでしょう」という突っ込みありがとうございます)
それにしても早いものです、
まあ、これ一つとっても名古屋市交通局の力の入れようが
伺い知れる訳ですが、乗車システムを根本から変える
今回の『manaca(マナカ)』導入ですから、
周知広報の必要性の視点からは当然と言えば当然で、
「OOまでやったら合格」という線引きは出来ませんし
それゆえこのボードは、取り組みの一つとして、
評価できると思います。

また、東山線の車内でも、
『「記名式マナカ」を予約購入すると抽選で2000名様に
500ポイント』プレゼント企画についてのアナウンスがあり
“いよいよ”という実感が湧いて来ました。

さて、私は今、予約購入をするかどうか迷っています。
何故なら、私は定期券ではなく「ユリカ」で通勤しており
それを使い切るまでは“必要で無い”とも言え、
多分、2月中には購入することにはなるにしても
使わないカードを持つのも…。
ここまで書いていたら「好きにしたら」の天の声が
聞こえてきました。今日はここまで。失礼します。

2011年01月14日 9時05分

ZIGZAG RAILWAY(11)保線用車両。

線路保守用車両は、トヨタのトラックの改造車でした。
(こういう車両は「軌陸車」という呼び方だったかな?)
車種はトヨタ・ダイナ。ヘッドライトが角型の4灯であることから
5代目ダイナで、1980年代の後半から90年代前半の
製造と思われます。(「Wikipedia」を参考にしています)

車としてのナンバープレートがついていることから、
軌道専用ではなく道路も走ることが出来ますが
実際に道路を走っているかどうかは不明です。

この車、私の乗車した「クラレンス」発の列車の
「ボトムポインツ」到着後、
乗客が機関庫の見学に向けて歩いていたら、
徐(おもむろ)に機関庫の側線から動き出し、
我々を少々驚かせました。
それにしても、どういう必然性があって出発したかまでは
分かりませんでした。
(この後も一往復半、列車は走るわけですし…)

こういう保線用車両が動いている姿は、日本の本線なら大抵は、
深夜であり、日中にお目にかかるのは「ドクターイエロー」位?
それにしても前輪がとても可愛いですね。

日本の同様の車両ってどんなだったっけ?とは思ったものの
殆ど記憶の蚊帳の外。
というか、このブログをやっていなければ興味の対象外で
あったでしょう。(写真は撮ったでしょうが…)

2011年01月13日 18時03分

ZIGZAG RAILWAY(10)クラレンス駅にて。

ジグザグレイルウェイの起点(終点?)、
クラレンス駅での記念写真です。
私と一緒に写ってくれたのはこの日の運転担当、
「Roger Bilett(ロジャー・ビレット)」さんでした。
この方、子供連れの観光客にも大人気で、
居合わせた人たちと一緒にちょっとした撮影大会となっていました。

この駅には駐車場もあり、また駅にはお土産屋さんや
コーヒーショップもあって、どう見てもこちらが起点。
実際、前にも書きましたが「ボトムポインツ(ジグザグ)」駅を
出発点にした乗客は『私だけ』でした。

ところでここのお土産屋さんですが、
「ジグザグレイルウェイ」グッズもさることながら
「機関車トーマス」グッズも充実していました。
10~15分は直ぐに過ぎますので行かれる方は
その心づもりで…。

●今回の「ZIGZAG RAILWAY」に関する私のブログの情報は、
公式HP並びにお土産屋さんで販売していた書籍である
「The Lithgow Zig Zag」を参照しています。

2011年01月13日 9時00分

ZIGZAG RAILWAY(9)絶景かな絶景かな。

ジグザグレイルウェイの“『超』絶景ポイント”です。
これだけ雄大(広大?)な美しいポイントは
滅多にあるものではありません。
特に人家が全く見えない、大自然の真っ只中というのが
如何にもオーストラリアです。
ジグザグレイルウェイの列車もここで10分近く停車し、
絶景を楽しみます。

左手の線路が「ジグザグレイルウェイ」(狭軌)の線路で、
その右下、森に隠れて分かりにくいかもしれませんが
それが「大陸横断鉄道(ブルーマウンテンズ線)」(標準軌)の
線路です。

「大陸横断鉄道」は、文字通りオーストラリア大陸を横断する
かの有名な「インディアン・パシフィック号」や、
長大な貨物列車が“頻繁”に走る
オーストラリアでも超一級の幹線で、
旅客列車こそ、最初に書いた通り2時間に1本ですが
間違いなく『物流』の大動脈です。
※ある種、アメリカの大陸横断鉄道と同様かも?

ジグザグレイルウェイの路線(旧本線と言っても良いかな)は、
この写真の位置からずーっと奥の方に徐々に下って行き、
「トップポインツ」のスイッチバックで折り返し
丁度、真ん中の線路を手前に下り、
「ボトムポインツ」に向かいます。
で、廃線となる前の線路は、「ボトムポインツ」(ZIGZAG駅)で
もう一度スイッチバック(折り返し)し、
右下の線路を丁度、山が切れる向こう側に
進む構造となっていたようです。
トンネルでこのスイッチバックを『解消』したのも
この風景を見ていると納得でした。

で、ここにいる間に、下の線路を貨物列車でも通らないかと
期待したのですが、残念ながらの結果でした。

2011年01月12日 18時00分

ZIGZAG RAILWAY(8)メカニカルな構図は美しい!

オーストラリアでは今、異常気象により、
クイーンズランド州が大雨による大洪水となっており
犠牲者も多数出ています。

ですが、このブログでは引き続き「ジグザグ」の話しを…。

写真は「トップポインツ」の信号所から伸びる
“ワイヤー”と“ロッド”です。
この構図を『美しい』などと思うのは相当な偏屈?
でも無いですよね・・・。

改めて言えば、上の写真の“ワイヤー”は「腕木式信号機」の
まさしく「信号」の部分を動かすために、信号所のレバーと
信号機を繋ぐもの。
一方、下の写真の“ロッド”はポイントを動かすために、
やはり信号所のレバーと切り替わるポイントの先端部分を繋ぎ、
ポイントそのものを動かすもの。
※多分、ポイントを動かすほうが力が要るはず。

今回、そう言えば若い世代の「鉄」の方は、
実物をあまり見たことが無いのでは思い、
急遽入れることにしました。
私のような昭和世代でも、かっては見慣れたものでも
今や日本で見かけることは殆ど無く、オーストラリアの地で
出会えたこと、そして信号機にいたっては
自分で動かすことが出来て感激でした。
ただ、どの信号機の腕木が動いたかまでは分かっていないのが
少々悔しいです…。

さて“ワイヤー”の写真が、実にしっくり来るとは思いませんか?
その感覚は、多分、レールの“間隔”からくるものです。

ここジグザグレイルウェイの軌間は1067ミリ(狭軌)。
日本と同じです。
オーストラリアの狭軌は、北東部と南西部で今も現役ですが、
ここシドニー周辺は最初から標準軌だったはず?
もともとこの区間は標準軌で開業したのですが
“保存(観光)”鉄道として復活させる際に狭軌としたそうです。
その理由は私には調べきれませんでしたが…。
このため、この鉄道では狭軌の車両を保存・活用しており
その出所は、北東部で活躍した車両が多いとのことでした。

つまり、大洪水の被害が出ている地域で活躍した車両たちです。

2011年01月12日 8時04分

桜通線新瑞橋駅の「接近表示器」が試験運用?

昨日の夕刻、家路を急ぐ私の目に思わぬものが
飛び込んできました。
「いつかこの日が来る」ことは分かっていましたが…。

等と仰々しい書き出しになりましたが、
設置だけされ、以後、何とも変化がなかった
桜通線の新しい「接近表示器」。
ついに電源が入り、そしてそこには「徳重」の文字が…。

去年の11月24日、「接近表示器」の話しをUPしましたが、
もう随分待った気がします。
写真は、桜通線新瑞橋駅のモノで上が「野並」方面、
下が「中村区役所」方面です。
まあ、名城線ホームで見慣れている表示器と同じではありますが、
これも桜通線で見るともなればそれはまた別の話し。
とは言っても、写真の表示が点いたり消えたりしていただけで
他の表示は全くありませんでした。

もう一回書きます。「徳重」の文字が…。

ところで昨日から地下鉄各駅では
「マナカmanaca早わかりガイド」の配布が始まりましたが
このガイド、八事日赤駅では夕方、私が帰宅する頃には
一部も残っていませんでした。
利用客の関心の高さを感じます。

と、ここまで書いて「名古屋市営地下鉄」と一言も
書いていないことに気付きましたがOKですよね?

2011年01月11日 18時14分

ZIGZAG RAILWAY(7)トップポインツ信号所。

今朝の写真の“チラッ”と見えたホームの左側に
『トップポインツ』信号所があります。
上の写真が信号所外観。建物の雰囲気が如何にも欧米風ですね。

下の写真は信号所の中で、腕木式信号機の切り替えレバーを
操作しているのは“私”です。
このレバー、操作するのは当然のことながら
生まれて初めてだったのですが、とにかく“重い!”の一言。
下のレバーの底部の所に足をかけて
全体重をかけて初めて動きました。ふうっ。
いやーっ、それにしても「ワクワクドキドキ」の体験でした。

この切り替えレバー操作『体験』は、希望者全員が参加可能で
まずは鉄道のスタッフによる『信号所』の説明を聞き
スタッフによる見本操作を見た後で行うことになります。

最初にレバー操作を行うのは「子供」たちで
それから「大人」となります。
子供たちは大人の手を借りながら一所懸命チャレンジし、
とても微笑ましかったです。
恥ずかしがってやらなかった子供もいて、ちょっと意外でした。

何せ「信号所」の中は狭いので、最初、私は外にいたのですが
子供連れの乗客の方が私を中に呼び入れてくれ
私もレバー操作をすることが出来ました。
この写真もその家族連れのお父さんが撮ってくれました。
●一人で来ている日本人はどこからどう見ても「鉄」だと
思われたのでしょう。

「鉄」でなくとも、こうした“本物の体験”は
いい思い出になること間違いなしと感じました。
さすが“観光”鉄道ですね。

●「信号所」見学と「切り替えレバー操作」は
この日は、「クラレンス」から「ボトムポインツ」への
私にとっては帰路に行われました。
このブログでは、体験順ではなく行程順に紹介しています。

2011年01月11日 8時00分

ZIGZAG RAILWAY(6)スイッチバック。

「ジグザグ」というからにはやはりスイッチバック。

12:15に「ボトムポインツ」を出発したディーゼルは
程なく「Top Points(トップポインツ)」に到着。
※「トップ」と言っても最高地点はもう少し先?のような気が。

ここはもともと折り返しのための『信号所』だったと思われ、
手前の分岐器(以後、「ポイント」と書きます)ではなく、
向こう側のポイントがスイッチバックのための分岐で、
左側が今、上ってきた線路で、
右側が今から走っていく「クラレンス」方面になります。

ここのスイッチバックは、日本では一寸例えようがありません。
パターンとしては、豊肥本線の「立野」であったり、
木次線の「出雲坂根」と同様なのですが
これらが、比較的駅から近い地点で折り返して行くのに対し
“ジグザグ”では、優に一駅分の距離を走ってから
折り返すと言っても過言ではありません。
それ故列車同士の交換設備が現在も残っており、
またそれが、仰々しい『腕木式信号機』の並びにも
繋がってくる訳です。
そしてこの『腕木式信号機』は今も現役で使っています。

左にホームのようなものが「チラッ」と見えますが
降りられるように作られており、
乗務されている方が、ポイントと信号の切り替えのために
下車しており、この後、それぞれが切り替わり
再びディーゼルは動き始めました。

またこの写真を撮影した先頭車の貫通扉の「お立ち台」は
出入り自由で、私が立ち去ると運転士さんが他の乗客を
呼び込んでいました。
勿論、その乗客は大喜びでした。

2011年01月10日 18時13分

ZIGZAG RAILWAY(5)機関庫の中は…。

左側の機関車は『1049号』。
右の客車は…、すいません。番号を控えていませんでした。

ここの機関庫は、日本の中小私鉄の機関庫を遥かに凌ぐ大きさで
スタッフの手で様々な整備が行われていました。
私は、写真を見ての通り、庫内を自由に歩いており、
かつ自由に撮影しており、ある程度、来訪者を信頼していると
思われますが、それにしても大胆と言えば大胆過ぎる寛大な
“許可”ですね。

なおかつ蒸気機関車の運転台にも上がっており、
「気を付けてください」とでも言ってくれれば、
私ももう少し緊張するのでしょうがそれもなく、
作業をしている方たちの眼中に私はまるでなく、
つまり、それほど多くの一般の見学者がここを訪れている
(中に入っている)ということのようです。
勿論、不親切ということではなく何かを問いかければ
丁寧に答えてはくれます。ご安心を。

さて写真の『1049号』、今は青色ですが
赤色の時もあったようです。
1969年(昭和44年)に本務から引退し、
1971年(昭和46年)にここに来ることになりました。
※ジグザグレイルウェイの公式オープンは1975年ですが
 その前から保存活動が始まっていた。
鮮やかなブルーは、「機関車トーマス」の
ヘッドマークが似合いそうですよね。

そうなんです。ここ『ジグザグレイルウェイ』では
例えば今月は、14・15・16・17日の4日間、
「機関車トーマス」のヘッドマークを付けた蒸気機関車が
牽引する客車に乗り、様々な「トーマス」イベントを楽しむ
「Day Out with Thomas」(「トーマスと小旅行」かな?)も
開催されます。
ということを考えつつ、客車の手前に何かが写っている・・・。

2011年01月10日 9時00分

ZIGZAG RAILWAY(4)機関庫の見学。

「ジグザグレイルウェイ」では、機関庫の中の見学ができます。

説明は『ボランティアスタッフ』が丁寧にしてくれますが
英語のため、私には“理解不能”でした。
因みに写っている方たちが「鉄」とは限りません。
というか、見た限り「鉄」は少数派と見受けられました。
なお、「説明」の時間は決まっており、
クラレンスからの列車がボトムポインツに到着し、
折り返してボトムポインツを出発するまでの間で、
9月17日(金)の場合ですと、
クラレンス発11:00、13:00、15:00
ボトムポインツ着11:45、13:45、15:45
ボトムポインツ発12:15、14:15、16:15
クラレンス着12:35、14:35、16:35
となっており、ボトムポインツ駅と機関庫は目と鼻の先なので
ほぼ20分位が見学時間に充てられているようでした。

因みに私は、11:03にジグザグ駅に到着しており
説明が始まる30分以上前から機関庫をうろついていました。
勿論、「ジグザグレイルウェイ」の方の許可を得て入り、
写真を撮影していました。(撮影の許可も得ました)

昨日の夕方の写真は気動車で、オーストラリアでは
「Diesel Rail Motor」というようですが
実は所有する車両は蒸気機関車の方が多いようです。
●公式HPのデータによればSL=8両、気動車=6両



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!