2010年08月28日 17時39分

24時間テレビで3D映像、上映

24時間テレビの募金会場の一つ、
「ハウジングパークみなと」では
今日・明日の2日間、
『芸能界鉄道研究会 鉄研』イベントの一つとして
大井川鐵道・名古屋鉄道の3D映像等を上映しています。

写真は、ミュースカイの「豊田本町」駅、
通過時のシーンの上映中です。

おいでいただいた方には、
研究スタッフが説明していますが
大井川鐵道の3D映像は、2台のカメラで撮影したもの。
一方、名鉄は昨日からこのブログで紹介しています
2つのレンズを持つ1台のカメラで撮影したものです。

2台のカメラで撮影する場合は、
2台のカメラの間隔が、どうしても人間の目の間隔より
広くならざるをえず、撮影を開始するまでに
様々な調整が必要となります。

一方、1台のカメラで撮影する場合も
調整は必要なのですが、それでも作業は激減したそうですし
特に、撮影後の編集時間を大幅に減らせたそうです。

是非、3D上映会場で、その感覚の違い等
現時点での実験的な映像を
楽しんでいただければと思います。
●技術的な話しで申し訳ありません。

明日は、中川家・三根孝彦・木村裕子・南田祐介の
皆さんが「ハウジングパークみなと」に集結します。
皆さんお待ちしております。

2010年08月28日 9時03分

3D撮影の現場から、少し専門的な話で恐縮です

「ハウジングパーク みなと」で本日から上映予定の
名鉄「3D」撮影のパートⅡ。

場所を変えて「神宮前」駅の豊橋・中部国際空港方面
ホームです。(金山方面を狙っています)

「鉄」の方はメカに強いと信じて少し専門的な話しを書きます。

カメラを真正面から撮影した写真がないので
分からないですが、カメラ本体に2つのレンズが
一体となって装着されています。

そして録画方法ですが、何と、右側レンズと
左側レンズの映像を別々のSDカードに録画していきます。
※SDカードは、最近デジカメ等を購入した方には
 馴染みがあると思われます『クラス4』でも対応しており
 所謂プロ用の記録媒体である必要はありません。
※1枚が32ギガとするとHD(ハイビジョン)で約3時間の
 録画が可能です。(右側・左側それぞれ別SDカードで録画)
また、レンズの焦点距離は4.2ミリ~23.5ミリで
35ミリ換算で47.1ミリ~264ミリと
最近のデジタルカメラと比較した場合、
ほとんどワイドは絶望的です。
8月3日に、私の最初の一眼レフの焦点距離50ミリの
話しを書きましたが、殆どその世界です。
レンズのワイド化は今後に期待したいと思っています。
この点について、今回のカメラマン曰く、
放送用で使っているカメラがワイド側に強いので
『撮影手法そのものの見直しが必要かも?』と言っていました。

最近、動画(ビデオ)で鉄道を撮影する方が増えていますが
パナソニックが別売のコンバージョンレンズで3D撮影を
可能とするプロ用ではない一般向け機種の発売を
発表しており、近いうちに「撮り鉄」の名所で
3Dカメラを使う人を見かける時代の到来を予感させます。

難しい話はさておき、今回のカメラマンの一言。
「鉄道を撮影した経験は殆どありませんが、
今回初めて“本格的”に『撮り鉄』に取り組み、
撮り鉄さんたちの1枚にかける気持ちがわかりました。
今後、鉄道撮影があったら私を指名してほしい」でした。

では、朝10時から「ハウジングパークみなと」で
皆さんのお越しをお待ちしてします。

2010年08月27日 18時32分

「24時間テレビ」で『“3D”「鉄」』体験をしよう!

写真は、名鉄常滑線「豊田本町」駅のホームでの
3D撮影風景。
今回、新しい映像として皆さんに公開すべく奮闘中の
「鉄」ターゲットは名鉄電車です。

中京テレビでは、「独立行政法人 情報通信研究機構」の
各種研究の一環として、『三次元映像』の研究・開発を
行っており、今回新たに3D撮影専用カメラ、
パナソニックの“一体型2眼式3Dカメラレコーダー”
「AG-3DA1」を導入しました。(プロ用です)

このカメラの栄えある第一回目の撮影対象に選定されたのが
名鉄電車で、今朝UPした写真の大井川鐵道3D映像を
撮影したチームが、そのノウハウを最大限に生かし、
かつ撮影から上映までの時間が短いため
可能な限り会社から近い場所で選んだ
最初の撮影場所が「豊田本町」駅です。
※中京テレビへのカメラの納品日…8月19日(木)
 「豊田本町」に行った日…8月20日(金)

皆さん方に「大井川鉄道3D」を見てもらうならば
折角の機会なので、新しい作品も作ろうと
はっきり言ってスタッフ、頑張りました。

明日・明後日の2日間、朝10時から午後6時まで
「ハウジングパークみなと」でこの3D映像が見られます。
土曜日は「SKE」のイベントもあったりするので
日曜日に忙しい方は明日、会場に遊びに来て下さい。

多分、大多数の方が、映画館以外で3D映像を実際に見る機会は
まだまだ多くないはずです。
未だ実験段階とはいえ、皆様に見ていただくレベルには
仕上がっている思っています。
※上映時間は「鉄」2作品で5分程度の予定です。
 鉄道以外の3D作品は現在、最終調整中です。
 あらかじめご了承下さい。

2010年08月27日 9時09分

今週末は「24時間テレビ 愛は地球を救う」、「鉄」の方にプチ情報

28日(土)、29日(日)の2日間、
恒例の「24時間テレビ 愛は地球を救う」があります。

今回の写真は、中京テレビHP「芸能界鉄道研究会 鉄研」の
トップページ
にある『大井川鉄道 おっかけ3D映像!!』の
もので、これと『24時間テレビ』がどう関係するかを
これから説明します。

中京テレビでは、24時間テレビに連動し、
メインの募金会場の名古屋・栄「もちの木広場」他で
各種イベントを実施します。

その募金会場の一つ、名古屋市営地下鉄名港線
「港区役所」徒歩6分の「ハウジングパークみなと」では、
29日(日)に、「芸能界鉄道研究会 鉄研」の出演者が集結、
トークショーなどが予定されています。
(参加メンバー…中川家・三根孝彦・木村裕子・南田裕介)
※メンバーは、テレビ中継の司会もします。
 是非皆さん、ハウジングパークみなとにお越し下さい。

で、その「ハウジングパークみなと」募金会場で
土・日の2日間、『鉄研メンバー大集合記念』と称して
この「大井川鉄道」3D映像を
パソコン上ではなく、3D用テレビモニターで見て頂くべく、
『3D映像上映会』を開催します。
◆メガネは会場で貸し出します。
◆「鉄」以外の3D映像も用意しています。

実は今回、この大井川鐵道だけではなく
もう1本、新しく撮影した「鉄」3D映像も用意しています。
映画「アバター」で話題になり、ここのところ
家電メーカーさんも力を入れている「3D」ですが
「鉄道」と3Dの“親和性”が高いと“判断”した
中京テレビ・研究部門が渾身の作品を今、正にというか
まだというか、明日に間に合わせるべく編集中です。

2010年08月26日 18時04分

豊橋鉄道「市内電車運転体験」プラス1

豊橋鉄道「赤岩口」の車庫の片隅というよりは真ん中に、
マスコンとブレーキが置いてありました。
勿論、現役ではなく廃車体から降ろしたものです。
あらためて言うまでもありませんが
運転士さんの研修用ではありません。

マスコンもブレーキも固定してありますので
動かすことが出来ます。
※直接制御のマスコンは、動かすのに想像以上に力が必要で、
 ちゃんと固定していないとノッチは入れられません。

で、早速運転士気分。
ブレーキを緩め位置にし、ノッチを入れ、
直接制御のコントローラーっぽく
「ウー」というモーター音も1段ずつ低い音から
段々高音になって行く様を、
他の人に聞かれないように口真似して、一人遊んでいました。
※ホリプロの南田裕介さんならきっとやります。間違いない!
※この写真撮影の時は勿論、無音。さすがに小っ恥ずかしい。

豊橋鉄道でも同タイプの運転装置は現役ですが、
私にとって、路面電車のノッチは何と言っても直接制御。
で、誰がこれを使っているかというと
車庫近くの中学生たちが、時折これで遊んでいるそうです。
(勿論、構内の安全第一をクリアしてですが)
私も子供の時にこんなところが近くにあったら
きっと一日中いたのではないでしょうか…。

最後にお世話になった豊橋鉄道の皆様と
今回、お声をかけてくださった日本路面電車同好会の方々に
感謝をしつつ、「納涼ビール電車」と「運転体験」の話しを
終えます。本当にありがとうございました。
とても楽しかったです。
次回は、今泉さんに「合格!」と言われるよう頑張ります。

2010年08月26日 9時00分

豊橋鉄道「市内電車運転体験」出発進行!

平成22年8月22日(日)午前11時10分、
いよいよ運転開始です。

まず最初にノッチの使い方、ブレーキのかけ方について
豊橋鉄道の今泉さん(写真の制服の方)の
手ほどきを受けました。

そしてメインスイッチ(これは誰でも出来ます)を入れ、
ノッチを2段目まで入れ…、そこまでは何とか…。
ところが、問題はブレーキ。これが意に反して上手くいかない。
※今泉さんの言葉を借りれば予想通り。
 トレイン・シミュレーターで普段遊んでいる中学生くらいの
 子供が平均的に運転(ブレーキ)が上手いそうです。
 トホホ。
確か、「一段制動、階段緩め」と仰っていたかと思いますが、
一度制動をかけ、あとは段階的に緩めるのがコツだそうです。

豊橋鉄道の運転体験は、片道50メートルを2回運転しますが
私の場合、1回目のブレーキは殆ど急ブレーキで、
「グッ、グッ、グッ、ゴン」という感じでした。
2回目はまだましでしたが、停車位置より手前に停車。

あと2回くらいチャンスがあれば『完璧』だったのにと
強がりを言わせてください。
それと昨日の『50メートル』の件、
「奥が深い」と訂正させてください。
そして一からの『出直し』を心に誓った瞬間でした。
(「出直す必要は無い」という“天の声”が聞こえそうです)

2010年08月25日 17時13分

豊橋鉄道「市内電車運転体験」いよいよ!

これが運転体験の全コースです。
手前の「停止板」から奥に電車が止まっているところまで
約50メートルです。

使用したのは3503。
今朝UPしたピットに入っていた3504と同じ時に
豊橋に来た車両です。
※3500形を使用したのは日本路面電車同好会のリクエスト。
 以前、同会で行った運転体験時の形式とは
 別の形式をお願いしたそうです。贅沢の極み!?

さて、距離は50メートル。
正直、この写真を撮った時点では「簡単」だろうと
思っていたことを先に告白しておきます。
(豊橋鉄道の皆さん、他の参加者の皆さん申し訳ありません)
また、「100メートルくらいは欲しいよね。」などと
勝手に思っていたりもしていました。

私の体験運転まであと5分。
でも、ちょっと緊張し始めている自分がいたりで
やはり「謙虚」に望もうかと誓いを新たにたてたり、
ドキドキそわそわ何とも落ち着かない。
これは年齢とは関係ありませんね、子供と一緒です。
(皆さんにはご理解頂けると確信しております)

追伸1.昨夕UPした「3102」の内容で
『豊橋のとも』さんから、貴重なご教示をいただきました。
もしよろしければ、その項の“みんなの書き込み”を
ご覧頂ければ幸いです。

追伸2.既にご存知の方もいるかと思いますが
今週の土・日は「24時間テレビ」です。
名古屋市営地下鉄名港線「港区役所」駅にほど近い
「ハウジングパークみなと」の募金会場では29日(日)に
「芸能界鉄道研究会 鉄研」出演者が集結します。
詳しくは「中京テレビHP 鉄研サイト」で。
是非、遊びに来てください。

2010年08月25日 9時00分

豊橋鉄道「市内電車体験運転」ピット体験

いきなりディープな写真で申し訳ありません。

全参加者が3班に分かれ、私を含む「2班」は
まずピットの見学をしました。
※1班が運転体験、3班は車庫の見学でした。

車両は元東京都電の3500形(3504)。
平成11年に豊橋に来た電車です。

当たり前ですが「ヘルメット」を被り、
なおかつ、油がついているところも多いので
それにも注意しつつの見学でした。
※ヘルメットは頭を守ってくれる。実感しました。

この角度というか、そもそもピットに入る機会は
そうそうあることではないので、豊橋鉄道の方から
各パーツの役割りなどの説明を受け、
また質問をしながらの見学タイムでした。
※配管系はけっこう燃えならぬ「萌え」ました。(笑)

何度も書いていますが私は「乗り鉄」です。
本来、ピットというかメカは興味の対象外なのですが
電車を下から見上げていたら
何故か心がほっこりしてきました。
こちら(あちら?)の世界を知ってみようと
思った瞬間でした。

2010年08月24日 18時17分

豊橋鉄道、3102の運転台

なかなか本題の「運転体験」に行き着けなくてすいません。
「3102」の運転台です。

今、名古屋市電当時のことを思い出しているのですが
マスコンとブレーキ、圧力計はあったと思いますが
右側のワンマン運転のためのボックスはもっと小振りで
それとスピードメーター、これは記憶間違いではなく
無かったはずです。

また、写真の手前に椅子が写っていますが、
私が物心付いた頃、「1400形」に椅子はなく、
運転士さんは立って運転しており、
これは多分、昭和40年前後に付いたのでは
なかったでしょうか?
※確か折り畳み式。
 ワンマンではなく車掌さんがいた時代だったはず。
 車掌さんがこれを折り畳んで乗務していた記憶がある…。
※万が一、この記述に間違いがあったら
 ご存知の方、コメントでご指摘ください。

ただ、あまりの椅子の小ささに「何のため」にとは思いました。
本当に申し訳程度で座るというより、
もたれる場所が出来た程度の印象でした。

全国、どこの路面電車に行っても
最近の車両は、乗務員の作業環境を考慮し、
人間工学に基づいた快適な運転台になっていると
実感していますが、それはそれとして
運転士さんの『技量』が問われる「“職人”の世界」は
この運転台のほうが“似合いそう”だと感じています。
私だけ?
※と、書くのは簡単ですが、
 実際の運転がどれだけプロの世界かは知っているつもりです。
 お許しください。

2010年08月24日 9時09分

豊橋鉄道「市内電車運転体験」への道

市内電車の運転体験をすべく、
「駅前」から「赤岩口」の車庫まで貸切電車に乗りました。
※「市内電車体験運転会」では往路は原則、貸切電車。
 方向幕は、この日は「団体」。他の日は?
※何と、電車に乗ったまま「赤岩口」でスイッチバックして
 「車庫」にそのまま乗り入れ。ちょっと感動。

今回、日本路面電車同好会では普段あまり見かけない
「800形(801)」を貸切電車に指名していたそうですが、
“残念ながら”「3100形(3102)」でした。

しかし!!私は『3102』で人知れず小さくガッツポーズ!
(参加者の皆さん、ごめんなさい)
ご存知の方も多いと思いますが
この車は元名古屋市電の1400形。
名古屋市電の廃止時に最後まで残っていた形式で
何を隠そう、昭和49年3月31日の全廃の日、
私が乗った最後の名古屋市電が1400形だったのです。

もっとも豊橋に1400形が来たのは昭和46年ですので、
名古屋市電の全廃時までいた車両でないのは
重々承知の上。
当時、私は名古屋市南区の「桜本町1丁目」電停から
歩いて5分の所に住んでおり、
高校の通学やどこかに出かけるときは、
市電を利用することが多く、その際、
かなりの確率でこの1400形に乗っていました。
※「31系統」笠寺西門前~金山橋(高辻車庫)
 「33系統」港東通~東新町(高辻車庫)
 「61系統」今池~昭和町(大久手車庫)
 の各系統が「桜本町1丁目」を通っていました。

何十年ぶりかの『1400形』。(あえてこう書きます)
乗ってしまえば、外の塗装も緑色と黄色に赤線が1本。
「懐かしい」というのと、
「未だ現役」という両方の思いが胸を去来し、
僅か20分強の乗車時間でしたが、ちょっと無口な私でした。
誰にも気付かれないようにしていましたが…。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!