2010年03月01日 13時00分

釧路のナロー(1)

(写真は、海底力モニター体験会参加時に撮影)

北海道・釧路に石炭鉱山があるのをご存知でしょうか?
日本で唯一の炭鉱で、太平洋炭礦から引き継いだ
「釧路コールマイン」という会社が
石炭を掘り続けています。
※因みに日本の電力の4分の1は「石炭火力発電」だそうです。

ここに今回、私が釧路に向かった最大の目的である
ナローが走っているのです。
軌道の間隔は610ミリメートル。
もうそれだけで心がワクワクします。

「やっと会えた!」感動の一瞬でした。

2010年02月28日 23時30分

さらば500系のぞみ

本日、「500系のぞみ」がその使命を終えました。

写真はこの24日に名古屋駅のホームで撮影したものです。

本当はこの話題は避けて「北海道シリーズ」で
行こうと思ったのですが、さすがに避けて通れないのが
「500系のぞみ」の終焉です。

「究極の機能性、それは美だ」と
あえて言いたくなるほど素晴らしいフォルム。
日本の鉄道車両デザインの最高傑作の一つとさえ思っています。

正直言うと、仕事で乗る身にとっては、
車内が決して広くないこともあり
登場時こそ選んで乗っていましたが
700系が登場してからは避けていました。
(500系ファンの方、申し訳ありません)

できれば1編成(勿論16両)を残して
夏休みにでも走らせられないかと…。

すいません。妄想です。

2010年02月28日 20時30分

石炭列車(3)

太平洋石炭販売輸送のDE601号。
(春採駅にて)

『DE』というところからもわかるように
日本では珍しい電気式ディーゼル機関車で、
スノープラウにある可愛い「絵」が人気とのこと。

デザインも日本離れしたアメリカタイプであり、
見ているだけでも飽きない機関車でした。

2010年02月28日 9時30分

石炭列車(2)

今回も釧路の石炭列車。

私は「乗り鉄」であり、本来、写真を撮影することに
あまり重きを置いていませんし、
まして貨物は興味の対象外でした。

このツアーに参加したのは
「乗れなくても近くで見たい」ものがあったからですが
(近日公開)
こうして「石炭列車」を撮影しているうちに
この番組「鉄研」でタックインの三根さんが
『貨物』にはまっているというのが
理解できるようになりました。(^_^;

ところで先回の写真と合わせ、
この列車が前後に機関車が付く
プッシュブルトレインと気づいていただけましたでしょうか?

2010年02月27日 23時15分

石炭列車(1)

今や日本でも北海道・釧路だけの石炭列車。
正式名称は「太平洋石炭販売輸送臨港線」。
元は「釧路臨港鉄道」として開業した路線です。

今回、北海道へ行ったのは「JR北海道釧路支社」と
「くしろ圏広域観光推進コンソーシアム」が共催した
『冬のSLと石炭のマチ・釧路』というツアーです。
日程はこの2月19日(金)~21日(日)の2泊3日。

このツアーの運営を「釧路臨港鉄道の会」という
地元の鉄道を愛する方たちの会が、
ボランティアとして行っており、
それだけに「ツボ」を心得たポイント満載。

そして釧路商工会議所や釧路市役所などが
このツアーをバックアップしており、
それゆえに一味も二味も違う濃すぎる内容に
仰天!の連続でした。

2010年02月27日 9時00分

SL冬の湿原号3

復路の「SL冬の湿原号」緩急車から撮影。

緩急車にはオープンデッキ部分があり、
C11を真正面から拝めます。
ナンバープレートと同レベルという高さは
なかなかお目にかかれません。

但し、氷点下の寒さと煤煙に耐える事が
必要条件ですが…。
でもその価値はあると思いませんか?

2010年02月26日 23時30分

SL冬の湿原号2

「SL冬の湿原号」のサボ(行先票)は
丹頂鶴が飛んでいます。
サボ以外にも丹頂鶴のイラストがあしらわれているモノがあり
何か所あるのかなと探すのも
観光のための特別列車ならではの楽しみです。

2010年02月26日 18時30分

SL冬の湿原号

2月21日の日曜日、北海道・釧網本線の「SL冬の湿原号」に
乗ってきました。

写真は釧路運輸車両所の出庫を捕らえたもので
この場所は撮り鉄の方にとって最初の名所です。
ところで今年は「SL冬の湿原号」10周年ということで、
例年以上に撮り鉄の方が渡道しているような気がします。
沿線では多数のカメラが並んでいましたが、
残念ながらここでも「注意喚起」の汽笛が鳴らされていました。

車内は釧路湿原をテーマにした装飾がされたり
石炭ストーブがあったりで旅情が満喫できます。
因みに私は往復とも「SL冬の湿原号」を堪能しましたが
往路は韓国人のご夫妻と同席、
復路は中国からの団体客の真っただ中と
図らずも国際的な列車の旅でした。

では又。

2010年02月26日 18時00分

500系ラプソディー

初めまして。中京電鉄「鉄研」駅長の稲見です。これからしばしお付き合いください。
今日の写真は何の変哲もないJR東海エクスプレスカードの利用票です。よく見ると…、「のぞみ6号」。そう残すところあと3日となった『500系のぞみ』のチケットです。今週水曜日に東京出張があり、ホームに行ってびっくり。カメラを持った人が鈴なりで、しかも沿線ではカメラを持った人たちが待ち構え、東京駅のホームはカメラの放列で、まるでお別れ列車の到着シーンのようでした。
私は偶然(多分、誰も信じてくれないでしょうが)乗れて「神の思し召し」に感謝した次第でしたが、名残の写真を撮影される方はくれぐれも自身の安全と電車を止めないようにしてくださいね。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!