2017年05月03日 16時43分

沙崙線(4)台湾新幹線も平常運行。

浮世ではゴールデンウィークとやららしいが、私は家で蟄居し、ひたすらのんびり。たまにはこんな過ごし方も良いと思う。

さて、沙崙(Shalun)線沙崙駅。

コンコースにはおしゃれなオブジェ。台湾鉄道のみならず、台湾の鉄道の駅では時々こうした素敵な出会いがあります。

2月11日の大地震の交通機関への影響はなく、高雄国際空港も問題なく離発着しているとの情報も入り、安心して旅を続けています。

ところで台湾鉄道では、その時に応じて自動券売機や窓口を使っていますが、台湾新幹線はまず自動券売機を使っています。それも英語の画面ではなく中国語の画面。

同じ漢字(日本人には馴染みのある旧漢字)を使う国なので、雰囲気で次の画面に進むことが出来ます。

1点。私が最初、慣れなかったのは、数字を押す(テンキー)画面の右下にある確認ボタン。乗車駅、降車駅、乗車列車等の情報を入力後、支払い画面に移るのですが、その時の確認はタッチパネル画面ではなく、テンキーの画面で確認することになります。

習うより慣れろとは名言です。

2017年05月02日 20時40分

沙崙線(3)沙崙駅。

この沙崙線に限りませんが、台湾鉄道と台湾高鐵の接続駅は同じ場所にあろうがアクセス線だろうが台北市内の南港、台北、板橋駅を除き異なっています。名鉄の「新羽島」のように何となく新幹線との接続駅だと分かる駅名ならばとか毎度思います。ということでこのプラットホームの案内は「沙崙」と「高鐵台南」との併記。

路線案内の平面図もこんな感じ。事業体が異なるとは言え、地元の人以外は使い勝手が今一つだろうと思ってしまう。もっともアクセス線があるだけで良しとするか…。

沙崙線のホームには台鉄弁当の段ボール箱の山。どこに行くのだろう?団体さんようかな?

9:27発の列車到着。

車内のマナー啓発ポスター。歩き(ながら)スマホは止めましょう。ストレートな表現で、よく伝わります。

沙崙駅到着9:37。これで台湾鉄道の南半分は完乗。

高雄の地下鉄(MRT)もほぼ乗っているはずなのですが、チェックリストが現在家の中で行方不明。

2017年05月01日 20時38分

沙崙線(2)中洲駅。

別に特段の意味のない写真。日本なら「くすのきあずさ」という鉄道むすめが誕生しそうと思っただけ。

台南市の台南駅から南へ3駅目の中洲(ジョンジョウ)駅。沙崙線への分岐駅。福岡の中州ではありません。日本には「中洲川端駅」はありますが「中洲駅」はありません。

駅には壁画があり、絵柄がとても縁起が良さそう。桃源郷・理想郷とはこういうところ?前日に原信太郎氏のゆかりの品を見たせいか、氏が「シャングリラ鉄道」と謳っていたのをふと思い出す。

跨線橋にも壁画あり。これは沿線にある長栄大学の学生さんが描いたもの。

このブログで紹介と言うより、そもそもトイレの中を撮影することはほとんど無いのですが、あまりにも可愛かった(&掃除も行き届いていた)ので撮影した男性用トイレの子供用小便器。これなら子供たちも楽しく使えそう。ここは男の子のパラダイス。

2017年04月30日 16時10分

沙崙線(1)地震発生。

少しお休みした台湾シリーズを今日から再開。最後の1日です。

2月11日、午前1時12分頃。台湾南部・台南市の近海を震源とする地震発生。

飛び起きました。そして直ぐにテレビを付けましたが速報などはなく、10階の部屋から外を見ても特に変わった様子無し。夜が明けてテレビで確認。

高雄で震度4ですが、震度6の台南も含め被害はけが人が数人出ただけで建物や交通機関への影響もないようなので一安心。

ちょうど1年前にもこのエリアで大きな地震があり、100人以上の犠牲者が出たことは記憶に新しかっただけにドキッとしました。

また揺れた直後は、今日は日本に帰れないかもと覚悟をしたのも事実です。国内に限らず海外でも事件・事故・災害に巻き込まれる可能性はあるわけで、そうした場合、どんな行動をとるべきかなどは、何もなければ考えはしません。今回のような場合、自然現象に起因する飛行機のキャンセルは、せいぜい次の便への振り替えくらいしか手当されません。もっともLCCの場合はそれすらありません。旅の危機管理を考えすぎれば、旅に出ることすらできなくなります。さて次回の旅は…。

日本に帰るこの日は、正に午前中は台南に行く予定だったので、まずは高雄駅で交通障害の有無の再確認。少なくとも在来線(台湾鉄道)は平常通りの運行ということでしたので出かけることにしました。

目的地は台南市の沙崙線沙崙駅。台南市内と新幹線の高鐵台南駅を結ぶアクセス線の終点です。台湾鉄道はほぼ乗っているものの、数少ない未乗路線の乗りつぶしです。

その沙崙駅までの乗車券の購入にちょいと手間取りました。台湾鉄道の自動券売機は近郊の全駅が押しボタンにあるはずなのですが、台南駅近くにそのボタンがあるのであろうと思いこんでいて大失敗。

右下のところに沙崙線の駅がまとめてセットされてしました。と言っても2駅ですが…。

再度、駅の案内表示を確認。定時運行、OK!

無事8:32発の斗六行き区間車に乗車。

2017年04月29日 15時52分

プライベートの南田裕介さん。

今日からゴールデンウィーク。

鉄活に励まれる方も多いと思います。ということで今日は、南田裕介さんとのプチ撮り鉄。

4月23日のイベントの帰途は南田さんと名鉄上小田井駅から名鉄名古屋駅までご一緒。

電車が来れば取りあえず撮る。南田さんに限らずまあ一般的行動。

上小田井駅を17:36の準急中部国際空港行きに乗車。「栄生駅の南端は知られた撮影スポットですよ」と話したところ途中下車して撮影タイムとすることにその場の流れで決定。(笑)

大の大人が並んで撮影中。線路を埋める電車群とはなかなかいかない。

夕刻なので私はJR側で流し撮りの練習。もう少しギラリとなるのを期待していましたがそうそう上手く事は進まない。

沈みゆく太陽を入れ込むのはやはり難しい。もう少しシャッター速度を落とすべきだった。

これ以上絞ると電車が真っ黒になるし…とか悩んでいるうちに終了。

栄生駅の乗車位置の関係で、南田さんと名鉄名古屋駅で別れたあとも先頭車の一番前の座席に陣取る。考えてみれば名鉄名古屋駅を越えてこの席に座ったのはいつ以来なのだろう?

これもある意味、南田効果。

2017年04月28日 20時44分

杉浦さん@mozo wondercity[モゾ ワンダーシティ]

4月23日。mozo wondercity[モゾ ワンダーシティ]に「中京テレビ人気番組の出演者大集合!」なるイベントが上陸。

そのイベントにて「芸能界鉄道研究会」鉄道エンタメトーク&LIVEも行われ、私もこのパートの構成をさせていただき、久々に“現場”を楽しみました。やっぱりいいですね。「現場」という響き。

※出演者…スギテツ/杉浦哲郎さん、ホリプロマネージャー/南田裕介さん

さてショーのオープニングは杉浦さんと南田さんの異色コラボによる「線路は続くよどこまでも」の演奏。

実は南田さん、中・高とブラスバンド部でクラリネットを担当していたということで、それを知っていた杉浦さんが南田さんに話を振ってこのステージが実現した次第です。

でその後、会場の最寄り駅が名鉄「上小田井駅」であることから「名鉄トーク」がスタートです。

常に前のめりの南田さんの超マニアック話にも関わらず、鉄系とは思われない観客の方達もついてきているのにはビックリ。それも意外や意外、女性陣の受けがよくこれは発見でした。いやっ、この話は決して盛ってはいません。南田さんの身振り手振りのアクションの大きい話し方はともかく、内容は分かり易く噛み砕いており、それが功を奏したことは間違いなく、私にとっても今後の参考になりました。

で、次の演奏はアントニン・ドヴォルザーク作曲「新世界より」第2楽章。「タータタ タータタタ…」と書いてもメロディーはさっぱり分かりませんが、歌詞がつけられ「遠き山に日は落ちて」「家路」という曲にもなっており、聞けば「家に帰ろうかな」という気分にさせてくれるはずです。

なぜこの曲かというと、なんとドヴォルザークは鉄道を愛していたことで知られており、ところどころに鉄道をモチーフにしたメロディーも入っています。

杉浦さんと南田さんの2ショットだから実現した「うんちく」話でした。

(余談)

杉浦さんと司会の松岡アナウンサーが笑っているのはそれなりにということでお察しください。

南田さんのこれまで見たことのない緊張感は、16日の小倉沙耶さん以上でした。(個人的な感想です)

この後、やはり最寄り駅である「城北線小田井駅」に因む城北線話があり、最後は南田さんも参加しているアルバム「JNR to JR」にまつわるトークを展開。〆は杉浦さんのピアノでアルバムにも入っている『ダブルコンチェルト「寝台特急 月光」 (30th Anniversary version)』の演奏。

こうして予定通り(?)30分の予定が15分の遅延。

2回目は「もう少し、短くしましょう」とか言いつつ、曲とテーマは2回とも同じながら、トークの内容を変えていたため、これまた大遅延。それでも途中で席を立つお客さんもおらず、何とか楽しんで頂けたようです。

まあ予定の30分で収めようと思えば収められたとは思いつつ、観客の方の反応の良さにお二人のトークを止められませんでした。もっともこれが「生のステージ」であったりもします。

2017年04月27日 20時52分

スギテツさんのイベント/リニア・鉄道館vol.2

4月16日の曲目。

*私のお気に入り

*夢と想い出のミュージアム(「リニア・鉄道館」CM音楽)

*桜ソングメドレー

*銀河鉄道999

*恋

スギテツさんはこれまでプロのオーケストラから学生さんのオーケストラ、アマチュアの吹奏楽団と数々の共演をしていますが、さすがにこれは初めてであろう“チアリーダー”との共演。

始めはどうなることかと思いきや、これが楽しい!

ピアノとバイオリンの演奏で踊るのもなかなか。どういうきっかけでこのアイデアが出たかは聞いていませんが、観客の反応も良く、これはありのパターンです。

最後にチアの皆さんと記念写真。

こうした構図はきっとスギテツ史上初。チアの皆さんもお疲れ様でした。

2017年04月26日 20時46分

スギテツさんのイベント/リニア・鉄道館vol.1

4月16日(日)のリニア・鉄道館。

スギテツさんと「JR東海音楽クラブ」の皆さんとのコラボレーション。

スギテツさんとこのクラブとの共演を聞くのは2014年10月12日の「東海道新幹線開業50周年記念トリビュートコンサート」以来。

その時のコンサートとの違いは…クラブの方の制服の色が違う…ということもありますが、奥の新幹線車両が変わったことが大きいかな?「のぞみ」の時代を築いた300系と700系の並びに敬意を表します。

ただ個人的な好みとしてはこちらの背景もたまりませんですなあ。

杉浦さん。

モハ52形をバックに演奏する岡田さん。

音響はともかく、演奏を行う会場としてのリニア・鉄道館は私の好きな場所です。

もう30年以上も前の私の個人的な話ですが、オーケストラの番組を担当していたことがあり、こうして写真を撮っていると何台もあるカメラのカット割りをしている気分です。

3カメでスタンドプレイUP。なんてね。

おおっ、誰かと思えば鉄道アーティストの小倉沙耶さん。学生時代に、部活でテナーサックスをやっていたということで今回実現したスペシャルコラボレーション。

ところでこの演奏の1時間以上前、イベントへの出演等は場慣れしていて、いつもなら緊張感の中にもどこか和やかさを漂わせる小倉さんの笑顔がいつもの笑顔じゃない。

で、演奏が終わった後はいつもの『沙耶ちゃん』。

2017年04月25日 20時32分

「JNR to JR」そして「のぞみ」25周年。

今年は国鉄が民営化されて30年の節目の年。

ということでやはり買ってしまいました記念トイカ。

そしてもう一つ忘れてはならないのが右側に置いたしおりで分かるように「のぞみ号」が登場して25年であるということ。1992年(平成4年)3月14日から名古屋人には忘れがたい「名古屋飛ばし」が始まり、「のぞみ誕生」よりもそちらの方が地元ではインパクトのあるニュースになったのも今や語り草です。

それにしても新幹線で「のぞみ」が「ひかり」を凌駕する時代となるとは当時は夢にも思っていませんでしたし、今も思い返せば不思議な感じです。

さて以前にもご紹介したアルバム「JNR to JR」。その発売を記念したイベントが各所で行われているのですが、その内、地元名古屋で開催された回を明日から紹介します。

※アルバムのプロデューサーはスギテツの杉浦さん。勿論、スギテツのお二人の演奏も入っています。

2017年04月24日 20時23分

今宵も楽しい鉄呑み会。

2人旅のはずがグラスが3つ。今宵も楽しい鉄呑み会。

最初に来たのは茹でたエビ。結局、もう一皿追加。

見たことのない貝。

イカ炒め。

カキも良いですね。

唐揚げ。絶品。

考えてみれば、いや考えなくても高雄は海に面しています。これまでどうして海鮮料理に気づかなかったのだろう?

高雄にまた来ることがあれば、一晩はこの島で楽しみたい。

(余談)

ここのフェリーは、高雄MRTのICカードが使えます。つまり市内の交通ネットワークに組み込まれているという証ですね。

とはいうものの高雄駅前のホテルにはフェリー乗り場からタクシーに乗車。自転車を漕ぎ疲れ、地下鉄に乗って帰る余力なし。



ADVERTISEMENT

電子書籍「稲見駅長の鉄道だよ人生は!!」
稲見駅長の鉄道だよ人生は!! ―各駅停写の旅―

カレンダー

2021年2月
« 7月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28  

プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!