この日、目指すは第9積込所。もはや勝手知ったるいつもの道。グーグルマップで大体の位置関係をおさらい。歩いて行くルートを表示していますが、線路に沿って自転車で通れる道があります。虎尾駅から9キロ弱というのは大差ないでしょう。
※9:54~撮影。
へろへろの線路が好きです!
多分、朝一番で積込所に行った列車の戻り。推測ですが、朝一番の列車が一番奥の積込所まで行き、2番は途中の積込所で作業をしているようです。線路に沿った道路を移動しているのでいつ列車が来ても大丈夫なように行動していました。
※10:33~撮影。
虎尾糖廠を10:30頃に出てくる列車があるよ!と聞いていたのでそれを待ち受ける。
先頭の機関車は分かると思いますが、貨車の方はと言えば畑に埋もれて分かりにくいでしょう。実はこの画面の右端に最後尾の貨車がいます。どれだけ長いのだと
※10:41~撮影
更に10:40頃にやはり虎尾糖廠を出てくる列車があるとも聞いていたのでそれを待ち受け。
午前中に積込所に向かう列車は一応これで終わり。
この日の目的。昨日撮影していない積込所での作業の撮影。アラカンが自転車移動であまり奥まで行くのはしんどいので一番手前の9号積込所で手を打ちました。
サトウキビ満載のトラックが到着。
2月10日。今回の旅の目的の一つに、昨年天候に恵まれなかった南廻線「太麻里」での《台湾鉄道と太平洋》撮影の再チャレンジがありました。
しかし、日本を出発する頃から太麻里辺りの天気予報は雨もしくは曇。2月9日に最終的に行くことを断念しました。列車の指定席は取れていたのですが、青くない空と煌かない海が背景では何ともなりません。
※実は往路の自強号は取れたのですが、帰路の自強号は満席で、ベストではないベターな選択の莒光号(きょこうごう)を予約していました。
旧正月(春節)を迎え、縁起の良さそうなホテルロビーの神様にお願いしてもダメなモノは駄目。
エレベーターホールも我々を祝福しては頂けないようで…。
結局、朝一番の天気予報で、台湾南部で唯一「晴れ」だったのは「虎尾」周辺のみ。これは呼ばれていると考え、天の声に従うこととし、この日も台湾新幹線に乗車。
台北から延伸した「南港」ってどこにあるのよ?って突っ込みながら乗車。
旅と言うより殆ど新幹線通勤気分。
※9:41~撮影
この日は少しゆっくり目のスタートで、虎尾駅で自転車を借りてから撮影を始めました。
踏切番の方に時刻を聞いたら前日とは予定ダイヤが異なる模様。相変わらずおおまかな目安ですが、教えてもらえるだけで有り難い。
なおこの列車は朝2番で積込所に行った列車の戻り。
サトウキビを満載して、轟音を鳴り響かせながら通り過ぎて行きました。
今朝(4月10日)の名鉄桜駅の桜。
満開をかろうじて維持。
今日は駅の裏側でお花見。
ホーム側より裏側の方が勢いがあります。
ところで私が子供の頃、当時はこの駅から歩いて10分くらい、大人になった今なら5分強で歩けるところに住んでいました。当時は電車しか見ておらず、桜の記憶はそもそもその当時からこの桜があったとしても記憶にありません。
何せ桜駅を出て少し歩いた桜本町1丁目界隈には、当時もそして今も桜並木があり、その空を覆わんばかりの春の息吹にいつも圧倒されています。桜駅の桜を撮影するようになったのは多分5年前からで、たまたま桜の開花時期にこの駅から電車に乗り、気付きました。今住んでいるところからはちょっと距離があり、特段の理由がなければこの駅はほとんど利用していなかったからです。
そして自分が撮影するようになったのがきっかけで、私の周りの撮り鉄の方がこの桜を撮影しているのを知り、自分も今は「記録」としてこうして撮影をするようにしています。
新営駅に戻りここから台湾鉄道に乗車。
16:48発の自強号に乗車。高雄に戻ります。
台湾の列車は普通列車を除き全席指定。これがまたよく混んでいて、最悪「無座」(立ち席券)で乗ることになるのですが、今回も座ることが出来ました。長距離を乗る場合は席が無くても、比較的短い乗車距離であれば取り易い印象があります。
乗る列車は125列車「屏東」行き。経由に「山線」と出ていますが、新営から先に「山線」「海線」があるわけではなく、もっとというかはるか手前に2つのルートがあります。
それゆえここ新営に至ってどうしてこのような経由表示がされているかの理由が知りたいと思う今日この頃です。
かつて山陰を走っていた「急行さんべ」や「急行しんじ」のように、山陰本線、山口線、美祢線をまたにかけていた分割・併合列車がありましたが、それよりは東京と東北間に東北本線経由と常磐線経由で優等列車が雁行していた時代でも、例えば上野発の列車が仙台以北にあっても「東北本線経由」とかアナウンスしていたのでしょうか?
この日の晩御飯は再び小籠包をスタートに各種。
食べ比べをしたのですが、やはりそれぞれの店にそれぞれの味あり。美味しければ全て良し!ですね。
烏樹林糖廠から新営駅を通過し、数分走ったところにある新営糖廠。ここでも観光列車が走っていますが、平日は走りません。まあ様子見です。
※タクシーの烏樹林糖廠~新営駅間は定額制のようでした。私たちは途中で待ってもらったり、新営駅を通りすぎてここまで来ていただいたので+αを支払っています。
駅前にある蒸気機関車。
ここの特徴はやはり広い構内。
1067ミリと762ミリの3線区間のポイントは何度見ても面白い。
左側にあるのが製糖鉄道の駅。観光列車がここから出発します。
右を見たり左を見たりで忙しいですが、台湾の製糖産業の最盛期を髣髴(ほうふつ)させるには十分な光景です。
農作物であるサトウキビの刈り入れは冬場に限られ、それだけに2月だったらここをひっきりなしにナローの貨物が行き交っていたことは間違なく、そう思うだけでそれはもう夢の世界。
烏樹林糖廠に戻ってきましたが、降車ホームは乗車ホームとは別の場所にあり、また構内はループ線になっており、終点で機関車のエンドが変わったこのままで乗車ホームにそのまま着きます。先回は蒸気機関車牽引だったことと臨時の貸し切り列車のため、乗車した場所に戻ってきましたので、この風景は初見です。
観光列車のスタート時にわざわざ配線を変えたとは思えないので、恐らくサトウキビを満載にした列車もこの道を歩んだことでしょう。
台湾鉄道/新営駅方面に戻るべくタクシーを手配してもらい、その到着を待っていたら何だか乗車ホームにけっこうな人数の観光客がいる。その様子から臨時列車が出そうだと察した私たちは、タクシーに乗って暫く走ってもらった場所で下車し、撮影をすることにしました。
先ほど、観光列車に乗っていた時にコスモスの花盛りを見ており、ここで撮影したら楽しいかもね、と話していた場所です。
先回来た時には無かった花畑。季節の違いで見られなかっただけかも知れませんが、それにしてもこうしたハプニングは大歓迎。2回目ともなるとあまり食指が動かなかったこの烏樹林糖廠でしたが、これだけで欣喜雀躍(きんきじゃくやく)。やはりどこにでも何度でもチャンスがあれば行ってみるものですね。
台湾の観光用製糖鉄道は、どこも景色の変化は乏しく、それだけにより楽しんでもらおうと作ったのかもしれません。ラッキー!の一言ではもったいない気分。ところでコスモスって、日本だと秋のイメージなのですが…。まああまり深くは考えないようにしましょう。
桜駅の桜の開花に伴い、ここのところ「朝練」というほどではないものの、取り敢えず出勤前に立ち寄っています。
まずは昨日(4月5日)の風景から。
電車をどこまで入れ込むかって難しいですね。通過電車は結構なスピードが出ていますので、思う位置に被写体を置くのは至難の業。
私としてはもう少し、電車が駅名標に近いとイメージ通りなのですが…。
気のせいかも知れませんが、昨年より枝が線路側に出ていない感じ。
1000系の斜めの顔を強調してみました。名鉄らしい電車といえば、個人的にはこの1000系ということで待ち構えていました。
通過電車の窓越しで、駅名標と少しの桜を狙ったものの、肝心の桜が今一つ。
そもそもはこんな感じの咲き具合。
場所が桜駅なので、出来る限りそれが「分かる」ように駅名標を入れたいのですがままならない。
朝しか桜に日が当たらないので、天気予報を見る限り今年はこれで撮り収めになりそうです。
2日お休みした烏樹林糖廠。
列車は終点に着くと直ぐに機回し。
その間は、駅舎のお店でしばし買い物タイムとなるのですが、平日だからかさすがに開いている店が少ない。
客車。
今回、虎尾糖廠で現役の貨車を見てきたので分かった気分になっているのですが、サトウキビを運搬する貨車を改造したんですね。
南国の里をひた走る。
今は使われていない線路がそのまま残されている場所。観光列車の線路と繋がっているので、将来的には延長することも可能かも知れません。ナローファンの戯言をお許しください。
シンプルな連結器。因みにと言うほどのモノではありませんが、客車にブレーキは付いておらず機関車のブレーキだけで停止するシステムです。虎尾の貨車たちもやはり貫通ブレーキはありませんでした。その程度のスピードで走っているということです。