2009年07月01日 17時14分
八重山でも「オニヒトデ」
石垣島の漁師さんに、気になる話を聞いた。
今年は「オニヒトデ」が大量発生していて、このままだと
あと2~3年で、八重山諸島のサンゴは死滅してしまうかもしれない・・・。
先月、串本のオニヒトデを取材したときに、
沖縄地方でもオニヒトデが大量発生している、という話を聞いていたが
ここまで深刻だとは思わなかった。
地元でオニヒトデの駆除をボランティアでやっている団体
「八重山コーラルリーフセイバーズ」の方も
この状況をもっと多くの人に知って欲しい、と話していた。
「温暖化によるサンゴの白化は、人の力で防ぐのは難しい。
でも、オニヒトデによる被害は、人が駆除することで食い止めることができる。」
実際、串本では、5年間かけて駆除活動をした結果、
劇的にオニヒトデの数は減少した。
世界で最も美しいといわれている八重山のサンゴ。
何とかして守りたい、と思った。