2015年02月24日 12時00分
「不妊企画」今年も放送します
先日、あるシンポジウムの取材に行ってきました。
テーマは「着床前受精卵遺伝子スクリーニング(PGS)について」
この「着床前受精卵遺伝子スクリーニング」とは
受精卵の染色体の異常を広く調べ、正常なものだけを子宮に戻す方法です。
受精卵の染色体異常による流産や不妊で悩む人たちにとって
実際、どの程度、効果があるかどうかを調べるため
今月、日本産婦人科学会が臨床研究を承認。
出産率が向上するかどうかを検証することになりました。
不妊治療を受ける人は年々増え、高齢化しています。
学会によると、体外受精を受ける年齢で最も多いのは39歳。
高齢になるほど遺伝子異常は増えるということもあり
今回の決定は、出産の高齢化が進んでいることも背景だと考えられます。
私も現在39歳。
同じく不妊治療を受けている経験から実感を持って取材を進めています。
今週25日(水)の「キャッチ!」では
去年から特集を組んでいる「不妊企画」第3弾を放送。
この「着床前受精卵遺伝子スクリーニング」をきっかけに
不妊治療を受ける人、仕事との両立で悩む人を取り上げ
不妊治療をとりまく現状をお伝えします。
ぜひごらんください。