恩ちゃんの生きる糧：中京テレビ　アナウンスルーム

１月３１日東京でアナウンサーが大集合しました。
それは、恩師の「お別れ会」があったからです。

その方は永井譲治さん。
大学３年生の秋に通ったアナウンス学校では
発声練習、滑舌の基礎練習の授業もとても勉強になりましたが
永井さんの言葉があったからこそ、今の自分があるのだと
確信できます。

「あなたなら絶対アナウンサーになれる」
「常に謙虚な人間であれ」
「自分の隣の人を気遣えない人は多くの人を気遣えないし、
そういう人にアナウンサーになってほしくない。」

アナウンサー採用試験で不合格が続き、どうしたらいいのか
わからなくなったとき永井さんの励ましで「まだできる」
「もっとがんばれる」と次の採用試験へと切り替えができたので
今こうやってアナウンサーとしてブログが書けている訳です。
そんな永井さんが去年９月に突然亡くなったことを聞いて
大きなショックを受けました。あんなに恩恵を受けたのに
全く恩返しできていない！！

今回の「お別れ会」で同じ思いを抱えていた仲間が大勢いたことを知りました。集まった人数は８００人ほどだと思います。
参加できなかった人もいるでしょうから、もっともっと大勢のアナウンサーをこの世に送り出した方なのです。

その中から、会の後同期で撮った写真がこちら。
２０年ぶりくらいに顔を合わせた人もいるので
いきなり「大人」になっていて最初「誰だっけ？」とわかりませんでした。でもじわじわと昔の顔と重なって、しかも思い出もよみがえりました。
この縁は、再び永井さんが繋いでくれたもの。
「また集まろうね！」
好きな仕事に就けた喜びをかみ締めて・・・
感謝の気持ちを忘れず・・・
また明日からがんばろう！！